1. 詩吟日本一による「声を鍛えるラジオ」
  2. 【詩吟ch】骨組みの上達に実は..
2025-02-06 17:00

【詩吟ch】骨組みの上達に実は欠かせないのは◯◯<後半:夜雪>

夜雪 / 白居易
已に訝る 衾枕の冷ややかなるを
復た見る 窓戸の明らかなるを
夜深くして 雪の重きを知る
時に聞く 折竹の声
 
★2024/7/12更新!!「詩吟の教科書」が耳で聴けるようになりました😊
私の声で朗読した本書は、以下のURLからご購入頂けます。

『詩吟の教科書 -初心者編-(オーディオブック版)』

Amazonオーディブルなら無料の聴き放題対象です。
【申込リンク↓↓】
https://www.amazon.co.jp/b/ref=adbl_JP_as_0068?ie=UTF8&node=5816607051&tag=heyheyshigin-22

オーディオブック版の単品購入はこちらからも可能です
https://amzn.to/4bE7i4b


◆詩吟業界初!?読みやすく分かりやすい「詩吟の教科書」を出版ています😊

『詩吟の教科書-初心者編-』
URL: https://amzn.to/3Mkz5Oe

僕の吟歴25年の経験値をふんだんに詰め込みました。
詩吟歴1ヶ月〜10年までの方なら、間違いなく役立つと思ってます!

もしよければ、Amazonへの感想も書いて頂けると泣いて喜びます😂

◇kindleの読み放題プラン<kindle unlimited>への申込はこちら

1ヶ月~3ヶ月間※、月額980円が無料です(※時期による)
URL: https://amzn.to/3rzVvkl



◆第三者の詩吟のアドバイスが欲しい!すき間時間で詩吟を勉強したい、という方へ】

YouTube内のメンバーシップにて
「YouTube詩吟教室」を行っています。

詩吟の録音データを送ってもらい、僕が音声と動画で返信する、新しいタイプの詩吟教室です(※対面式ではありません)

決まった時間に参加する必要は無く、隙間時間で収録してくれればOKです。他の方のアドバイスも見放題!

現在、女性も男性もいて(女性がやや多め)、30代〜70代、吟歴3ヶ月〜20年まで幅広く在籍されてます。

時間がなくても、吟に自信がなくても大丈夫です。

月額990円で気軽に参加できるので、新たな詩吟仲間のご参加、お待ちしてます😊

YouTube詩吟教室への僕の気持ちは「第214回」を観てください↓
https://youtu.be/7p91no1o0dc

入会の手順については「第216回」を観てください↓
https://youtu.be/czKnH25I2ts

実際に入会された方の感想は「第238回」をどうぞ
https://www.youtube.com/watch?v=QtsClx6azL8



◆腹式呼吸で悩んでる人に書いた、僕の初書籍です

『自分の声に自信が持てる!!本当の腹式呼吸』

腹式呼吸に特化して、本質的なこと、よくある勘違い、鍛え方について執筆しました。
この本を読めば、腹式呼吸について遠回りすることなく取aaり組めると思います😊

・電子書籍版(Kindle)
【URL】 https://amzn.to/3uMn6QC

・僕の声のオーディオブック版(Audible)
【URL】 https://amzn.to/3pJyB8H
---
stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。
https://stand.fm/channels/5f18a737907968e29d7a6b68
00:01
詩吟の魅力を発信する、
詩吟チャンネル
おはようございます、こんばんは。詩吟チャンネルのheyheyです。
このチャンネルは、詩吟歴20年以上の私、heyheyによる
詩吟というとてもマイナーな日本の伝統芸能の魅力や吟じ方について
わかりやすくザックバラにお話ししていくチャンネルです。
皆さんいかがお過ごしでしょうか?
今日は2025年の1月、違うな、2月
2月5日、5日ですね。
5日、水曜日の配信になっております。
いつもその日に配信、朝配信して、翌日の早朝に、朝4時過ぎとかですね。
その時に編集しているみたいな感じで、投稿しているっていうそういう流れですね。
昨日はもう娘がもう可愛くて可愛くて、もう2歳2ヶ月かな、2歳5ヶ月ですね。
になっていて、節分の保育園でお面を作ってきてですね。
それがすごくよくできたみたいで。
家に着いたらですね、お面を自分でかぶって、
鬼だぞーっつってて、鬼だぞーってやってきてですね。
鬼はーそうとーとか言ったら、わーとかって後ろに逃げていったりするんですけど、
そうしたら今度は鬼パーンチとか言ってパンチされてですね、
わーとか言ったら、今度は鬼のお面を僕の方にかぶせてくるんですよね。
なんかなかなか斬新なルールだなーとか思って、昨日は楽しんでおりました。
もうその動画を一部始終撮れたんで、僕はそれだけで、
あーもう今日は満足だなーとかって勝手に思ってます。
ということで、今日も話していきたいと思います。
今日お話しする内容はですね、士銀における骨組みですね。
骨組みを鍛えるのに、実は欠かせないものは丸々という、
そういうもったいぶったテーマでいきたいと思います。
まず、士銀における骨組みですね。
まあ明確な定義がちゃんとどこにでもあるかというと、そうでもない気はするんですが、
まあとはいえ大会の判断基準としてある程度あるので、そんなにずれてはいないと思います。
士銀における骨組みというものはですね、発音、発声、アクセント、音程、
まあこの4つが基本となります。
まあそれに合わせて言葉運びが来るかなというところですね。
で、市場表現とか、緩急強弱とか、間合いとか、これはちょっと難しいレベルなので、
それを僕は肉付けというふうに定義しています。
骨組みがあって肉付けをするから素晴らしい作品ができるというものですね。
このお祭りとかで作る、あんどんとかあるじゃないですか。
あれやっぱ地元の方にもお祭りあるんですけど、
あれも骨組みがしっかりやって、
その上に和紙の無紗絵とかを綺麗なものを貼り付けることによって美しいあんどんができるんですね。
だからこの骨組みがあって、そこからようやく市場表現とかが意味がなしてくるということになります。
03:05
で、この骨組みです。
骨組みをしっかりと確固としたものにするというのが、
やはり銀を始めたばかりの人から銀歴10年ぐらいまで、
人によってはそこを直さないとですね、悪い癖のまま骨組みが歪んだままになる可能性もあるので、
10年20年と骨組み作りに時間を費やすことになるかと思います。
じゃあどうやってその骨組みを鍛えていけば良いのかということなんですけれども、
それが今日のテーマになります。
こういうところをですね、鍛えていくためにはやはりもう試銀をやるしかないんですよね。
銀じていくしかない、声を出すしかないんですけれども、
もう最近僕が改めて、そう今更ながら改めて感じたのはですね、
骨組みを鍛えるためには疎毒がすごく大事であるし、コスパもいいしということに気づいたんですね。
なので今日はそこのあたりをもう少し深掘りしていきたいと思います。
疎毒はですね、書いて字のごとく素直に読むということですね。
漢詩とか和歌を素直にただ読んでいくような作業になります。
ただですね、本当にこの疎毒というものは奥が深くてですね、
僕も一度もっと10年以上前かな、大会で全国大会的なやつに行った時にですね、
たまたまなんか会長、そのトップの組織の会長さんと結構差しでお話しする時間があってですね、
そこで聞かせていただいたのが、この声を鳴らすとか、説聴で聞かせるとか、
そういうんじゃなくて一番大事なのは疎毒なんだと、疎毒だと、それを何回も言ってましたね。
それは本当に未だに覚えていて、もうその会長さん亡くなられてしまったんですけれど、
結構僕ネクタイピンいただいて、未だに結構塊としてですね、持っているんです。
本当に疎毒の重要性言っていたんですよね。
それはその重要性を言っていたのは覚えているんですけれども、
それを理解しているかというとですね、やっぱり全然分かっていなくて、
それがこの10年以上経った今、改めて実感しているという、そういう背景になります。
疎毒はただシンプルに読めばですね、本当に別に何の難しいことでもないんですよ。
弁政粛々、夜川を渡るとかですね、こんな風にサラサラと言えばもう10秒も経たずに言えてしまうんですけれども、
ちゃんとやるとですね、全然大変さが違ってきます。
で、疎毒で何が鍛えられるのかというとですね、
まあほぼ全てですね、骨組みのほぼ全てがこの疎毒をやるだけでだいぶ鍛えられていきます。
例えばですね、弁政粛々、夜川を渡る、こういう風に丁寧に疎毒をしたとします。
06:05
この時に私が何を意識できているのか、何が鍛えられているのかというとですね、
弁政、この出だし、出だしを言う時はですね、もう声として僕は銀汁用の声にある意味出来上がってるんですね。
弁政粛々という風に事前にちゃんと、たっぷり息を吸わなくても声が出るんでいいんですけど、
ちゃんと溜めてから1音目を丁寧に出すということ。
そこから弁政のアクセントですね、アクセントを明確にやることですね。
弁政粛々、このアクセントというものは、僕前にも言っているんですが、言葉の音程なんですよ。
節長の音程はさすがに鍛えようがないんですけれども、言葉の音程はこの疎毒で12分に鍛えられるんですね。
むしろこの疎毒の時点でこのアクセントが雑であれば、結局その雑な感じが節長の入り口の方ですでに音がずれているからですね。
節長の方で音を合わせようとしても実は入り口ですでにずれていたということになります。
だからこの音程を鍛える上でもこのアクセントを丁寧にするというのがすごく効いてきます。
弁政粛々、次に発音ですね。発音はもう言うまでもなく鍛えられます。
特に大会とか今だいぶ僕も近々大会があるんで頑張っているんですけれども、この発音、綺麗な発音というものは疎毒でこそ鍛えられるなと思います。
疎毒の良いところはですね、吟じないところなんですよ。吟じないのが疎毒の良いところなんですね。
吟じているとついつい節長のところばかりに集中してしまうんですよ。意識がどうしても向いてしまう。
あとそっちの方が大変ですからね。本当にそうなってしまうんだけれども、だからこそですね、この節長をカットした疎毒、それをやることによってこのアクセントとか
発音の丁寧さとかにより集中してしかもテンポよく向き合うことができます。 それは結構でかいですね。でかいですね。
吟じている時に直しましょうって言っても、そんな何回も吟じる体力ないですから。 だからここがいいんですよね。
夜川を渡るで、発声、発音、アクセント、音程。
発音のことを言ったんですけれども、綺麗な発音はですね、綺麗な発声につながるんですよ。 これも先ほどのアクセントと音程とつながっているのと同じでですね、
発音がすごく悪い、もしくは口が全然開いていないとか、口がひん曲がっているとか、そんな口から出てくる発声がいいわけがないんですね。
09:03
ちゃんと鏡で自分の口を見てみてください。 口はどういうふうに開いてますか。それをですね、疎読の時にちゃんと
一音一音とまでは行かないですけれども、吟じている時以上には吐き吐きと動かす。 動かしてそれを客観的に見てみましょう。
美しい口の形から美しい発声が始まります。 ちゃんと溜めて喋っているからですね、その溜めること、
綺麗な発音もやることということで、この美しい発声をやるための準備段階が12分にここで 疎読によって鍛えられていくと。
だからそれを基づいてそれに基づいていざ吟じようとした時に、 綺麗な発声になるよということです。
まあもちろんですね、やはり発声は声出してみないとどうしようもならないというところもあります。 そして切調の音程もですね、こればっかりはさすがに疎読では鍛えることができません。
でもですね、今言ったようにこの発音発声アクセント音程はものすごく、 かつ効率よく集中して鍛えられるというところがあります。
あと欠かせないのはですね、言葉運びですね。 言葉運びも間違いなく疎読の方が厳じている時よりも集中して何度も鍛えられます。
疎読をしていて自然な言葉は何なのか、不自然な言葉運びになっていないか、変なテンポにとか、 間合いがおかしくないかとか、こういうところもですね、間違いなく鍛えられます。
さらに言うと、市場表現もですね、市場表現も十分疎読の方で鍛えられます。 節調で市場表現を出そうという以前にですね、そもそも言葉だけで表現できていなければ、
それを拡張する節調を使っても、声がしょぼいのにマイクだけ性能が良いみたいな感じになってしまうので、やはりこの疎読をやるということ。
疎読の中で発音、発声、アクセント、音程、さらには言葉運びと市場表現ですね、この辺りを意識してやるとすごく鍛えられますよ。
僕は今のところ今年入ってからですけど、毎日10回この大会に向けた疎読をやっています。
1回の疎読は30秒ぐらいはちゃんとかかりますかね。 これまで教わったことを自分も先生から言われたことを意識しながらですね、
本当に何回も何回もそれをなぞるかのように疎読していくという、そういう作業もやっております。 だから吟じる練習は本当に1日1回ぐらいしか持てないんですけれども、着実に上達できているなぁという実感がありますので、
ぜひぜひですね、疎読というものをバカにせず、軽んじず、むしろ効率の良い基礎固めの練習方法なんだと認識していただいて、ぜひぜひやっていただければかなと思います。
12:08
疎読、いいですね。タイパーもいいです。コスパもいいです。っていうのはすごく軽くなるんですけど、本質的なところだと思いますね。
よし、では後半一つ吟じたいと思います。 今日吟じるのはですね、もう最近すごく雪が降っているので、夜節、夜に雪と書いて夜節、吐く虚偽が作った詩文になります。
僕も初めてやりますね。 じゃあ詩文から。
すでにいぶかるきんちんのひややかなるを またみるそうこのあきらかなるを
よるふかくしてゆきのおもきをしる ときにきくせっちくのこえ
ではどういった内容か どうしたのだろうか
今夜の夜が冷たいのは その上見れば夜であるのに窓が異様に明るい
夜もすっかり更けて雪は相当重く降り積もったことであろう 耳をすますと時々竹の折れる音は聞こえてくる
僕も北陸の方に実感があるんですね。今大雪がちょっと心配なんですけれども、ただ雪が積もっている時っていうのは子供ながら嬉しくてですね。
窓をぬぐるとやっぱりあの雪はもう2、30センチとか積もっているとですね、窓のすぐ下が雪があったりして明るいんですよ。
夜外に出てみてもその反射があってですね、なんかの結構明るい感じがするので、そうこのそうこのあきらかなるをっていうのはすごく良いなぁってよくわかるなぁと思いながら
呼んでいました。ささと吟じろってことですね。 ではちょっとなんか言葉が多いですけれども
アクセントをちょっと間違ってたら申し訳ないですね。 ではこれを吟じて終わりたいと思います。
やせつ 吐くきょい
すでに
いぶかる
きんちんの
ひややかなるを
また
みる
そうこのきらかなるを
よくして 雪の
15:18
おもきを知るときに
いかがでしたでしょうか。結構難しかったですね。 接織の、接織の声。ここらへん難しいなぁ。
きんちんのひややかなるを、あきらかなるを。ちょっと言葉多すぎですね。 とはいえ本当にあの雪の
しんしんと降り積もる感じがすごくなんかあの想像できたので、さすが素敵な詩文だなぁと感じました。
そうやっぱ雪ってなるとね、後説が真っ先に思い浮かぶんですけれども。吐くきょいのこういう詩文もあるんですね。僕も知らなかった。
はい、では今日はこんな感じで終わりたいと思います。
明日も通常配信ですね。
明後日は出張予定なんですけどなんか上司が風邪ひいたから延期になりそうかなとかいろいろあるんで。
まあとりあえず明日は通常配信になるかなと思います。
ではでは詩吟の魅力を発信する詩吟チャンネルどうもありがとうございました。バイバイ。
17:00

コメント

スクロール