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2020-11-03 10:13

第50回:丹田の筋力と意識を鍛えるトレーニング方法、「佳賓好主」

腹式呼吸には丹田のコントロールと筋力が欠かせません。
そのトレーニング方法について説明しました!#詩吟
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詩吟の魅力を発信する、詩吟チャンネル!
おはようございます。詩吟チャンネルのheyheyです。 この詩吟チャンネルは、詩吟というとってもマイナーな日本の伝統芸能の魅力と、
詩吟を培って得ることのいく、和の発声方法、 腹式呼吸とかそういったところを伝えていくチャンネルにしております。
私は、詩吟歴20年以上、準詩班の資格を持っていて、 全国大会の優勝経験があるということで、
これらの経験を持って、詩吟を全く知らない人にも、 その魅力であったり、良さであったり、わかりやすく伝えていこうとしております。
基本的に、平日毎日配信しております。 あと、車の中から配信していることが多いので、雑音とか入ることもあると思うんですけれども、
今日はですね、ちょうど橋の下で静かにやれることができるので、 雑音が少ないのかなと思います。
それでは、いつも通りですね、前半は詩吟に関する話、 後半は平日毎日違う吟を紹介して吟じていくという形にしていきたいと思います。
ということはですね、今日の内容ですけれども、 この腹式呼吸に欠かせないタンデン、へその下のところですね、
このタンデンへの意識と筋力を高めるトレーニング方法、 これについて話していきたいかなと思います。
このタンデンの位置、腹式呼吸は大事、 だから腹筋を鍛えないといけないよというふうに言われるかと思います。
だからといってですね、ムキムキな人が常に良い声を出しているかというと、 そういうわけではないんですね。
自分もうまく説明できるわけではないんですけれども、 歌うときに必要な筋肉、腹筋と実際に運動するときの筋力っていうのは違ってくるんですね。
少なくとも、シギンをやっているとき、タンデンをものすごく使うんですけれども、 その時はですね、結構タンデンを手前に体の内側に締め付ける、締め付けるような力、それをずっと維持する。
そこの筋肉が必要になってくるということになります。 ただですね、ここの筋肉、やはり普段からですね、だいぶ意識しておかないとすぐ胸の方とかに意識が行ってしまってお腹は緩んでしまう。
そうなると喉越えになってしまうということになりますので、そこの意識を高めるということが大事になります。
そして歌を歌い続けるうちにですね、そこの筋肉自体が疲れてしまって、 だんだんですね、もう緩んでしまうということですね。
意識の緩み、筋力の緩み、この両方ですね、効率的に鍛えていこうという、私が続けている筋肉トレーニング、筋力トレーニングがあるので、それをご紹介していきます。
やる内容はとてもシンプルでですね、2つあるので、ぜひやってみてください。
1つはですね、寝っ転がって、仰向けに寝っ転がってですね、足を上げるんですね。
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足を上げる。で、結構90度ぐらいにまで足を上げて膝を曲げていく。 そこでですね、その状態で自転車を漕ぐように、
ひたすらぐるぐるぐるぐると回していく。そういう運動なんですね。 時間にして、それはもちろん人によっていいんですけれども、
10秒にしたり20秒にしたり30秒にしたり、そういった形でいいんで、無理のない範囲でですね、
布団の上とかで全然いいので、それでですね、ぐるぐるとずっと回していくということが、まず1つのトレーニング方法としてあります。
これをやっているとですね、普通の腹筋、寝っ転がって状態を起こすような、あの腹筋の場合ですと結構腰とかですね、
負荷がかかってしまって、僕も30歳過ぎてきたんですけれども、ちょっと腰を痛めやすくなるということがありますので、
やはり寝っ転がってですね、やる方が腰は痛めにくいということがあります。 そしてその運動によってですね、結構断続的にずっとこの鍛錬のところがですね、結構きつくなってくるんです。
失礼しました。ということでですね、こういう運動が結構やりやすくて継続しやすいということがあります。
そしてもう一つはですね、特に筋力というよりは意識を高める方法の方が割合としては近いんですけれども、
立ち上がってですね、大股に一歩踏み込んだ状態にしてください。 キレス腱の大きいような形ですね。
でその状態で、別にキレス腱を伸ばす必要はないんです。両方の足を曲げてもらって全然いいんですけれども、そのまま腰をゆっくり息を吐きながら下ろしていくんですね。
スーッと、ゆっくり低いところまで下ろしていくと、そういうふうにしていくとですね、まあ意識はもちろん鍛錬の方に持つようにしていただきたいんですけれども、
そうしていくとだいぶ鍛錬の意識を持ちやすいんですね。 息を吐きながらずっとゆっくり下ろしていく。
で吐き切ったらまたゆっくり吸ってそのまた腰を高めていく。 でもう一度吐くときにスーッと下げていく。
それを繰り返すんですね。できるだけゆっくりであればゆっくりであるほどいいです。 そういうふうにしていきますとですね、とにかくまあ
鍛錬のところがですね、意識がじっくりと入っていくと、ここをこういうふうに筋肉使っていくんだなということがありますので、このトレーニング方法もおすすめということになります。
ということですね、まあ結構簡単ではありますけれども、この2つのトレーニング方法をご紹介しました。
一つ目は寝っ転がって足を上に持ち上げてですね、自転車を漕ぐようにしていくということ。
そしてもう一つは腰を立った状態で足を一歩踏み込んでですね、それで息を吐きながらゆっくりと下げていく。
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どちらもですね、まあもちろん鍛錬を意識してもらいたいんですけれども、この姿勢の方がですね、そこに意識が向きやすいということがありますので、
毎日続けてもらえればだいぶ効果ができてくるのかな。 鍛錬に対して意識を持てるようになってくるというふうに思います。
ということで前半は以上となります。 では後半はですね、詩吟の方を紹介していきたいと思います。
これもまあ結構美しい詩吟ですね。 花瓶香酒、佐藤一輩という方が作られた詩になります。
ではまず読んでいきたいと思います。 月は梅花を問うて香酒となし。
梅は月営を迎えて花瓶となす。 花瓶香酒、二つながら壮絶。
寒涼す高根一刻の春。 春に入る頃の時ですね、
花瓶香酒、良い貧客と良い主人ということで、お客様と主人どちらも
良い関係であるととても美しい情景が現れるよと。 月とお月様と梅の花、その関係を主人とお客様というふうにしているわけですね。
月は梅花を問うて香酒となし。 これちょっと僕も理解怪しいんですけれども、お月様が梅の花の方を訪れてですね、
梅の方をとても素敵な主人と言っていると。 梅の方は月の影を迎えて良いお客様だということでおもてなすと。
この花瓶香酒、この二つの関係というのがとても美しいと。 高根一刻の春、ちょうど夕暮れ時の春のとても美しい光景だということで、
結構女性が好きそうな、女性がよく好まれて吟じる詩文になります。
ではこちらをですね、吟じていきたいとおもいます。 花瓶香酒、佐藤一輩、月は梅花を問うて香酒となし。
梅は月影を迎えて、花瓶となす。
花瓶香酒、二つながら交絶完了す。
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高根一刻の春
いかがでしたでしょうか。ちょっと出だし高めに出すぎたんで、サビの部分やべえかなと思ったんですけれども、なんとか吟じれてよかったです。
このようにですね、しぎんチャンネルでは平日毎日、今日は祝日なんですけれども、基本的に平日毎日配信していきたいと思いますので、これからもどうかよろしくお願いします。
本日はどうもありがとうございました。
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