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ゼロから詩吟を楽しく学べる、詩吟チャンネル!
おはようございます。こんにちは。詩吟チャンネルの平平です。
このチャンネルは詩吟歴20年以上の私、平平による、「詩吟って一体何なの?」、「どうやったら吟じることができるの?」、「もう、どこから学べばいいの?」とかですね。
本当に詩吟について全くわからない人がですね、YouTubeだけで吟じることができるようになることを目指すチャンネルになっております。
このYouTubeのサムネイル画像で、オレンジ色のもの、今回ですね、ものはこの超初心者向け、そして緑色のものは経験者向けの深い、濃い内容になっておりますので、そういうふうに聞いていただければと思います。
このゼロからの詩吟チャンネルは、YouTubeのリストで、再生リストにも作ってあるので、よければそちらを見ていただければ、1から順に今までのバーッと見れるかなと思いますので、使ってみてください。
ではですね、早速今日本題に移りますけれども、
今日はですね、詩吟って本当に楽しいの?そのテーマについて、今日はですね、熱く語りたいと思っております。
あまり大した台本も持っていないんですけれども、どうかご了承ください。
詩吟は楽しいのかどうかですね。
正直ですね、この詩吟の面白さというものは、なかなかすぐにわかるものじゃないかなと思っています。
僕は現在35歳なんですけれども、詩吟を始めた頃は10歳、だから10代、20代というちゃんとしたこの若者の世代を経て詩吟をやってきたわけでありますけれども、
議員歴はもう25年になって、そしていろんな年配の方々との交流もあってですね、そういう方たちがどういうふうに詩吟を楽しんでいるのかということで、
この若い者の視点と年配の方の視点と両方、理解はある程度できているのかなと思います。
それを踏まえてですね、詩吟って一体本当に楽しいものなのかどうかをですね、あけっぴろぎに話していきたいと思っております。
正直ですね、詩吟は最初は全然楽しいなんて全然わかりませんでした。
僕は詩吟始めたのはですね、ただ珍しいからですね、他の人がやっていないから、目立つから、本当そういう天の弱な思考ゆえでただやっていたんですね。
もう日本が大好きで日本文化を愛しているからやっているとかですね、そういうことではないんですよ。なかったんですよ。
ただ先生が教えるのは上手かったりですね、僕もやはり継続しないと意味がないというところも思っていたり、それで何とか少しずつ頑張りはしたんですけれども、
やはりですね、この10代20代の頃なんてものは他にもっと頑張りたいこと、やっていて楽しいことが山ほどあるんですよ。
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部活動もやはり頑張らないといけないし楽しいし、そしてゲームとかもですね、スーパーファミコンから僕は世代で64とかプレステとかプレステ2とかたくさんやってきましたし、
やはり詩吟をやっている時間よりもゲームやっているとか部活やっている時間とか友達遊んでいる時間の方が断然楽しいわけです。
高校生なんかももちろんそうですね、友達とカラオケに行ったり夜通しでゲームしたり、本当にそういう時間ももちろんやってきたんですけれども、
それでもですね詩吟はずっと続けてきました。
詩吟がなんでこんなに僕は詩吟を続けてきたんだろう、何が本当に楽しかったんだろうということを考えるとですね、
今本当に喋りながら考えているんですけど、一つ良かったなぁと思うのはですね、詩吟を練習していると心が現れる、心が整うって言った方がいいですかね。
やはり若い頃はいろんなところで健康をいくら害しても気にならない年頃なんでですね、夜通しで遊んだりとかするわけなんですけれども、
そしてインターネットとかですね、よろしくない記事を読んだりとかいろいろ心が汚れていくわけなんですけれど、詩吟の練習をですね週に1回しっかりとやるとですね、
心の中の姿勢が整う、体に芯が一本スッと入るような気持ちになります。
これは、吟じている時もそうですけれども、吟じ終わって今日の稽古が終わって先生にありがとうございましたと言った後とかですね、詩吟の練習に向かう時もなんですけど、
次第に心が整っていって吟が終わったら、本当に整うっていう言葉が、サウナじゃないですけど、そういうのが一番しっくりくるのかなと思います。
そういう快感、快感じゃないですね、そういう程よい心地良さがあって、継続できた理由の一つになっていきます。
あとはですね、やはり詩吟は体一つでできるので、他に道具がいらないんですよね。
ピアノはいくら上手くても、ピアノがないとそれを表現できないですし、バイオリンがどれだけ上手かったとしても、バイオリンが手元にないとできないんですね。
プロスポーツ選手もテニスがどれだけ上手かったとしても、テニスラケットとコートがないとそれを披露することはできないんですけれども、詩吟はですね、本当に自分の体一つあればどこでも表現できて、発表も練習もできるということで、
本当に自分の実力っていうのかな、自分の体にしっかりとこの銀汁という力が根付いている、培われているという、そういう感覚も嬉しいなと思いました。
自分に自信を持てるようになった、なりましたね、詩吟を通じて自分に自信を持てるようになった。
ちゃんと今自分の声から、体からこういう声が出せているんだ、声量が良くなったとか、表現力が高くなったとか、そういうことがあります。
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あとはですね、本当にこれはもっと先の話になるかなと思うんですけれども、
漢詩ですね、漢詩、漢詩というものは本当にすぐに味わえるものではないんですけれども、
年を重ねたり、いろんな経験を経てですね、改めて漢詩に触れると感じるものが変わっていきます。
だから本当に小学校、中学校、高校、その頃に難しそうな漢詩をいくら吟じたところです。
あまりよくわからないまま吟じていました。
もう本当に英語の歌をよくわからないまま歌うような感じと同じなんですけれども、
そうですね、大人になってから、特にここ30代前後になってからですね、本当にいろいろやはり感じるようになってきました。
恋愛して、奥さんと結婚して、子供が生まれて、今に至るわけなんですけど、
あとは転職も2回したかな、いろいろやっぱり山田にあるんですけれども、
そこを経てですね、改めてこういう詩文とかを、この作者は当時年齢いくつだったかなとか考えるようになったりとか、
こういう季節の移り変わりとか本当にいいなとか、
あと親孝行に対する考え方とかもですね、監修の中でいろいろ出てきます。
そういう時にですね、ただ詩文を口に出して読むだけだと味わいきれないんですよ。
本当になんというか立派なデザートがあるのに、その表面をちょっとすくうぐらいしか味わえないんですよね。
詩吟を通じて、これまで鍛錬した表現力を通じて、
体から全力で大きな声を出して、そうすることでですね、
この美味しいデザートをしっかりと奥深くまで味わうことができるんです。
そしてその深さは経験を重ねるほど、もっと奥深くまでですね、
どんどんどんどん味が変わっていく、深みになっていく感じがします。
本当に重ねれば重ねるほど、どんどんどんどん良くなっていく感じがしてですね、
別に常にこの漢詩が好きだというわけでもないんですよ。
今はこの漢詩がすごく響くなとか、そういう気持ちの移り変わり、季節にもよるし気分にもよるし、
奥さんと喧嘩して疲れた時に自分に響く漢詩もあればですね、
これから頑張るぞという時に響く漢詩だってあるわけです。
そんな感じで本当に詩吟はいろんな漢詩をですね、
しかもいろんな過去の偉人欠人が作ってくれたものを好き放題味わうことができるんですね。
だから、これは本当に楽しいのと言われたら、こういう部分がやっぱり楽しいんだなと、
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このゼロからの詩吟チャンネルの第2回でも言ったところではあるんですけれども、
やはりですね、こればっかりはたくさん続けてきて、いろんな人生経験を経て、
かつ詩吟も練習してきて、その上で味わうことができるということ。
ただその兆しだけでもですね、味わうことができればそれはどんどん増えていくしかないですから、
どうにかそこまで続けてもらいたいなというところがあります。
あともう一個ですね、なかなか触れ合える機会は少ないんですけれども、
本当にうまい詩吟をやる人っていうのは結構いるんですよ。結構いるんですよ。
なかなか表舞台に出ないだけでですね、あと詩吟業界の大会にしか見れないということはあるんですけれども、
本当に若くても、10代でもすごくいい吟をすることもする人もいるんですね。
小学生でもいるし、中学生、高校生でもいますし、20代、30代でもいて、
それこそ逆にですね、70、80、90それぐらいの方でもですね、
吟の素晴らしい人は本当に素晴らしいんですよ。
若さによるこの圧倒的な迫力、これでビリビリと来る場合もありますし、
若いのにこんな大人っぽい表現力をするのかと、こんなに丁寧に吟じるのかと、
この吐息までも味わいたいと思えるような、そういう吟もあります。
あとは声自体が美しくて、艶やかで、聴いていて本当に心地いいんですね。
そういうものもありますし、あとはですね、もう迫力はないんですけれども、
もう年配の方で、これまでの人生をいろいろ込めたような、
そういう深い、渋い、そんな味わい深いものもあります。
一方でですね、吟力の長くて、かつ今70代、80代の先生方もたくさんいてですね、
そういう先生方の吟は、この年齢なんですか本当にみたいな、
それぐらいにもう活力にあふれる素晴らしい吟だってあるんですね。
やはり僕もそういう吟を今までいくつか大会とかで聞いてきて、
これは素晴らしいな、こんな風にいつか吟じれたらいいなとかですね、
そういうので、詩吟の頑張るちょっとしたモチベーションにもなっていくということがあります。
だいたいそんなところですね、僕も今何喋ったか聞き返さないとわからないんですけれども、
詩吟って本当に楽しいのと言われたらですね、やはりそんなすぐに面白いとかかっこいいとか、
そんな風には思えないですね。
特に吟のスキルがまだ低い人の吟とかを聞いてもですね、
それがすごくいいかというかっこいいとも、特に僕はやはりまだ思えないですね。
でもそこはやはりそういう表面的なところじゃないんですね。
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自分なりに基礎を踏まえて練習していったらもっと味わえることもありますし、
素晴らしい人の吟は本当に素晴らしいし、
自分の味わい方次第でもですね、考え方次第でも受け取り方で全然変わっていきます。
なので、詩吟で動画で検索して、なんかかっこいいと思えないなとか思うかもしれないんですけれども、
自分で実際に声を出してみる。
僕のこの詩吟チャンネルを通じてですね、ちょっとずつ口ずさんでみるとかですね、
車の中で大きな声をまず思いっきり出してみるとか、
そういうことをやっていただければ少しずつ、
この詩吟の楽しさっていうものは分かっていただけるんじゃないかなと僕は信じています。
そしてそれがちゃんともっともっと深くわかってもらえるために、
詩吟チャンネルでこの濃い内容もいろいろやっております。
特に直近はですね、Kindle出版、電子書籍を書いていて、
近々何とか出版する予定なんですけど、
それを通じたら、もう少しあの吟のうまくなる方法とかも分かりやすく解説していたりするんで、
そういうのでですね、本当に詩吟を10年、20年、30年、40年、生涯、
じっくり続けるためのいい感じの踏み台に僕のチャンネルをしていただければ、
とっても嬉しいかなと思っている次第です。
何度かまとまったかな。
今日は普段のゼロから詩吟チャンネルに比べてあまりまとまってはいないんですけれども、
こんな感じで詩吟の本当の楽しさというものが少しでも伝わったのであれば幸いです。
よし、ではですね、後半一つ言じていきます。
今日言じるのはですね、僕が小学校の時に姉が言じているのを聞いて、
これかっこいいなと、何言ってるか全然わからないけどかっこいいなと思いながら、
それが未だに覚えている、もう20年以上経った今でも覚えている、こちらの詩を言じたいと思います。
大華の詩、桜の花の詩と書いても、今まさにちょっと過ぎたかもしれないです。
誰が作ったかわからないんですけど、大華の詩というものがあります。
ではまず詩文を読んでいきますね。
少し長い説明になるんですけど、さらさらと読んでいきますね。
命が短いと言われている美人のような美しさを保ちながら、それでも十日ほどの命を保ち続けて、桜というものは昔から人々に愛されてきている。
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藤原の中名もなんちゃらはこの花をめでたとか、平野忠則はこの桜の花とともにいろいろ歌ったとか、
源義友も歌ったし、山桜の和歌とかも歌われたりしているし、過去にいろんな人がいろいろと演じてきた、歌ってきた。
さて南朝の天使は今どこにいるのかというと、その悲しい歴史をしのんで吉野山の方を眺めるのであるが、道が遥かに続くばかりで山を望み見るよしもないのである。
最後、こういう感じで締めてはいるんですけれども、桜は本当に古今東西というか、昔から日本で本当にめでられてきた素晴らしい木なんですね。
それが本当に鮮やかだったり、儚げであったり、いろんな表情をこの詩で味わうことができるんですね。
かっこいいところもあるんです。詩画の裏は荒れて断節ひるがえり。ここ僕一番好きなフレーズなんですけど。
ただ本当にいろんな桜の表情を感じられるような素晴らしい詩であるので、ゼロからの詩吟チャンネルとしてはとても難しい内容になっていて、とてもすぐに吟じられるものではないんですけれども、
今日は詩吟の面白さ、本当の楽しさということで、僕がすごくかっこいいと思っているこちらを紹介したいと思います。
それではお聴きください。
聖地この花を坊主、礼廷宿かる。
平らの畳のり、金に。
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風を恨む源の吉。
詩画の裏は荒れて断節ひるがえり。
奈良の都を振りて。
南朝の天使、今、何処にかわします。
荒山を望まんとほすれば
道さらに遥かのり。
いかがでしたでしょうか。
南朝の天使ですね。
ここ、高い音を出さないといけなかったんですけど、失敗しましたね。
ここピシーッと決めれば、この詩の良さ、きっちりしまったかなと思ったんですけど、失敗しました。
これは本当にかっこいいっていう言葉じゃないですね。
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桜をここまで味わい尽くすのかという、しっかり深くまで桜を味わい尽くせるような、そんな詩文になっております。
その楽しさが少しでも伝わりました。
ならば幸いです。
では今日は以上となります。
詩人全く知らなかった方もですね、何とか一言でもコメントいただければとっても嬉しいです。
こういう質問していいのかなとか、こういう相談していいのかなというか、そういうもの全然、何でも本当に結構なんで、気軽にコメントをお待ちしております。
ではでは、ゼロから詩人を楽しく学べる詩人チャンネル、今日は以上となります。
ありがとうございました。バイバイ。