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【ゼロから詩吟を学べる詩吟チャンネル】
はじめまして、こんにちは。詩吟チャンネルのheyheyです。
このチャンネルは、詩吟歴20年以上の私、heyheyによる、詩吟というとてもマイナーな日本の伝統芸能の魅力や吟じ方について、わかりやすくザックバラにお話ししていくチャンネルです。
みなさんこんにちは、heyheyと申します。
今回は、詩吟とは一体何ぞやと、詩吟がそもそも全くわからないという方に向けて、これから10回とか15回ぐらいに分けて、1回10分に収まるぐらいの内容で、わかりやすく配信していきたいと思います。
いろんなところで、詩吟というものを触れたことがあるかと思うんですけれども、そこをですね、あまりインターネットで調べても情報が出ていないので、私が人生の3分の2以上詩吟を費やしてきたわけなんで、私の目線でもっとわかりやすく噛み砕いて、詩吟に関して話していきたいと思います。
どうかですね、肩肘張らずにリラックスして、最後まで聞いていただければと思います。
ではですね、このゼロから学べる詩吟チャンネル第1回になるんですけれども、今日はですね、詩吟って一体何なのという、もう本当の一番最初の疑問ですね。
これについてわかりやすく回答していきたいと思います。
では、詩吟とは一体何なのか。これはですね、詩を吟ずる、これが詩吟というものですね。本当にあのシンプルです。
では、この詩っていうものは一体何なのか。これはですね、寒詩、和歌、俳句、これが主に吟ずる、詩吟で吟ずる対象になります。
寒詩というのは、中学校とか高校で漢文で習ったかと思うんですけれども、
旬眠暁を覚えずとか、紅緑にして鳥いよいよ白くとか、国破れて惨がありとか、多分習ったことあるんじゃないでしょうか。
こういったものですね、五言絶句とか七言絶句と言われるものを主に吟ずることが多いです。
そして2つ目、和歌ですね。和歌は百人一首とかですね、これやこの行けば帰るも別れては知るも知らぬも大阪の席だったかな、とか覚えましたよね。
ああいう百人一首とか、まあそれになくても他にも万葉詩とかいろいろ百人一首ありますんで、それも詩吟として吟ずるものが、吟ずることが多いです。
あとは俳句も吟じますね。吟じている詩はちょっと多くはないんですけれど、古い家や蛙飛び込む水の音とか、まあそういったものがあるかなと思います。
この詩文、詩吟で吟ずる詩文とは、寒詩、俳句、和歌、まずはこれを押さえておけば良いかなと思います。
本当広げればもっといろんなものもあるんですけれども、とりあえずこれだけですね。
では2つ目と言いますか、この吟ずるの方です。吟ずるって一体何なんですか?
これはなかなか細かく話そうと思うと、いくらでも話してしまう難しい内容なんですけれども、まず言っておきたいところはですね、歌うのとは違うんです。歌うのとは違う。
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歌う場合ですね、例えばあのふるさと歌う場合に、歌う場合と吟ずる場合、ちょっと2種類やってみますね。
うさぎおいしかのやま
まああのこんな感じが歌う。これを吟ずる場合、うさぎおいしかのやま
まあこんな感じの違いになります。具体的に何が違うのかというとですね、歌う場合は響きを重視するんですね。
鼻とかおでことかこの顔の上あたりに響かせて優しい響きをわわわわと響かせる。これを重視するのが歌うということになりますね。
一方この吟ずるというのは、地声で声量を強く力強く声を出すというのがこれが吟ずるということになります。
もっとレベルを上げていくとですね、胸元を響かせたりとかまた丹田を使ったりとかいろいろあるんですけれども、まずは地声をがっつりと使うのか響きを重視するのか
まあそれが歌うと吟ずるの違いというふうに簡単に知っておいていただければまずは問題ないのかなと思います。
これも今後ですね、1回かけてしっかりと話していきたいと思います。
ということでまあ詩吟とは一体何ぞや本当に簡単に言うと詩を吟ずるというもの。そして詩というのは漢詩、和歌、俳句。
そして吟ずるというのは地声で力強く声を出すというものが吟ずるということになります。
ではですね、詩吟をやってますというと真っ先に聞かれる質問がですね、あの芸人さんのエロ詩吟って詩吟なんですか?
本当にあのこれめちゃくちゃ聞かれるんですよね。それに対して回答しておきますと、じゃあ詩吟は何なのか?
女の子とイチャイチャしてとかですね、あれは果たして詩吟なのか?
私の定義の中ではちょっと定義は広げすぎたくないのであれは詩吟ではないかなと思います。
では吟ずる、あれは吟じているんですか?と聞かれるとですね、あの声質では吟ずるにはならないと思うんですよね。
まあ一般向けにああいう歌い方にしているかと思うんですけど、あれはやはり歌うとかになるのかなと思います。
もっと吟ずる場合はですね、女の子とイチャイチャして、たぶんこんな感じになると思います。
それがまあ私の見解です。詩吟という言葉が増えたのはとても嬉しいことなんですけれども、まあそういう感じになりますね。
詩吟とは詩を吟ずるというもの。今回は本当に繰り返しになりますが、それを知っておいてください。
今後はですね、本当にまあ1回10分ぐらいに収まるように、詩吟とは一体何なのか?
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じゃあ詩吟って一体何が魅力なの?そもそも何が楽しいのか?どうやったら吟じれるようになるのか?
そういった内容をお話ししていきたいと思いますので、ぜひぜひ楽しみにしていってください。
では毎回後半にですね、一つ有名なわかりやすい詩吟をですね、一つずつ吟じていこうかなと思います。
ということで、第一回なんですけれども、これは徒歩作、絶句、こちらを吟じていきます。
まず詩文を読んでいきますね。
絶句、徒歩、
どういった意味か。
山の木々は青々としていて、その中に咲く花は燃え盛るばかりに赤く美しい。
さて今年の春もみるみるうちに過ぎ去ろうとしているが、自分は一体いつになったら故郷へ帰れるのであろうか。
このまあ、追句がとても美しい詩文で有名なものかなと思いますので、こちらを今回は吟じていきたいと思います。
絶句、徒歩、
山の木々は青々としていて、その中に咲く花は燃え盛るばかりに赤く美しい。
今春みすみすまた明日いずれの日か
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壊れきにならん
こういう風に吟じるとこんな感じになります。
どうやったら吟じて生きるようになるのかとか今後話していきたいと思いますので、ぜひぜひ第2回目を楽しみにしていってください。
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ではでは今日は以上となります。
ゼロから詩吟を学べる詩吟チャンネルどうもありがとうございました。
バイバイ。