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2022-05-03 12:05

【詩吟ch】GW中に挑戦しよう!滑舌を超鍛える「外郎売(全文)」

外郎売の全文は調べたらすぐ出てきますよ♪

参考サイト↓
https://www.benricho.org/kotoba_lesson/Uirouri/shinkana.html

#ういろううり
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詩吟の魅力を発信する、詩吟チャンネル
おはようございます。こんばんは。詩吟チャンネルのheyheyです。
このチャンネルは、詩吟歴の長い長い私、heyheyによる、詩吟というとてもマイナーな日本の伝統芸能の魅力を分かりやすく、ザックバラにお話ししていくチャンネルです。
週に2、3回、ちょっと最近頻度落ちてますけれど、やっているので、ぜひ楽しんで聞いていてください。
今日はですね、あのゴールデンウィークの僕は10連休、幸い10連休なので、3日目になります。
天気が良くてですね、だいぶ気分が良いですね。
ただ、あのちょっと今、車をいろいろ修理に出していたりドタバタしているので、なかなか詩吟の練習あんまりできていないんですけれど、
今日はせっかくゴールデンウィークなので、それにちなんだない、ちなんだじゃないな、いつもとちょっと違った内容にします。
あの昔から僕の配信を聞いてくださっている方は、何度か聞いたことがあるかもしれませんが、
詩吟においてですね、やはりあの言葉を正確に聞きやすく伝えないといけないので、この滑舌、滑舌トレーニングが重要になってきます。
じゃあこの滑舌、どうやって鍛えればいいのか。
まあよくやるやつは、あいうえおあおとかいうやつですね、あいうえおあお、かけきくけこかこ、こういうのもやっているんですけれども、
僕はですね、一度だけかな、一度だけ先生に勧められて、たぶん半分冗談半分、冗談半分だったんですけれども、
そう、これやってみたらいいんじゃないかと。
アナウンサーがよくやっている滑舌トレーニングとしてウイロウリっていう落語があるよと言ってくれたんですね。
やる気があったらぜひ一度やってみたらどうかということを言われてですね、その時僕はまだ高生の時の4,5年生とかかな、まあ高校生みたいなもんですね。
その時に聞いて、なにくそ、そりゃやってやるぜということで頑張ったんですよ。
もっと先はもっと後かな、でやっていました。
このウイロウリ、今日はですね、これを全文、完全な暗記で改めてやりたいと思います。
まあちょっとしたきっかけで間違えたりする可能性もなくはないんですけれど、それなりに自信があります。
このウイロウリですね、途中に早口言葉が入ってくるはとにかく長いんですよ、長い。
原稿用紙8枚分だったと思いますね。
いいテンポで話し続けてもだいたい丸5分かかるという代物で、丸暗記するだけでも僕も3,4ヶ月はかかったような気がしますけれども、
ぜひですね、まあ今日はちょっとそのウイロウリのどっかpdfのリンクとか貼っておきますんで、
それを印刷しながら今日の内容をですね、聞いて、ここ一文字間違ってるじゃないかよとか思いながら聞いていただければと思います。
詩銀やってる方でこのウイロウリまで練習してる人は僕は今のところ見たことがないですね。
03:04
それをやるだけで、やり続けるだけでだいぶ滑舌が良くなると思いますので、
このゴールデンウィークを機に紙見ながらで全然いいと思うんですけれど、ぜひやってみてください。
不慣れな場合でもまあ1回10分ぐらいですね、でも10分ですよ。
1日の中の10分これをウイロウリでしっかりやれたならば、
それをもし毎日続けられたならば段違いに滑舌が良くなると思いますので、
聞きながらチャレンジしてみてください。
よし、じゃあ楽しんでいきましょう。
ウイロウリ
拙者、お館と申すはお立ち合いのうちに御存知の方も御座りましょうが、
お江戸を経って二十里上形草州小田原石木町を過ぎなされて、
青物町へ上りへおいでなされれば、
乱寒橋虎谷遠江門、ただいま提発致して煙災と名乗りまする。
岩町より大都合森までお手に入れまするこの薬は、
昔鎮の国の当人ウイロウという人はが町へ来たり、
御門へ三大納履からこの薬を深く込め置き、
用える時は一粒ずつ冠の隙間より取り出す。
よってその名を御門より唐珍香と賜る。
すなわち文字にはいただき、すく、においと書いて唐珍香と申す。
ただいまはこの薬ことのほか世上に広まり、
方々に偽看板をいだし、
いや小田原の、這田原の、三田原の、清田原のといろいろに申せども、
ひらがなをもってウイロウとしるせしは、
親方遠征ばかり。
もしやお立ち合いのうちにあたみか、
遠野沢へ当時においでなさるるか、
伊勢御三宮のおりからは、
必ず門違いなされまするな。
お上りならば右の方、
お下りなれば左側、
八方が八宗、表が三宗、玉堂を作り、
不安には菊に霧の塔の御門を御赦免あって、
敬図正しき薬でござる。
いや最善より亀への自慢ばかり申しても、
ご存知のない方には、
精神の故障の丸呑み、
白河四舟、さらば一流食べかけて、
その気味合いをお目にかけましょう。
万ずこの薬を佳養に一流舌の上にのせまして、
腹内へ納めますると、
いやどうも言えのは、
一心肺患が健やかになりて、
君風飲んだより来たり、
甲虫微量子をずらがん落とし、
魚腸、きのこ、綿類の食い合わせ、
その他万病即効あること神の落とし。
さてこの薬、第一の奇妙には、
舌の回ることがゼニゴマが裸足で逃げる。
ひょっとしたが回り出すと、
いやもう盾もたまらぬじゃ。
そりゃそりゃそらそりゃ、
回ってきたは回ってくるわ。
泡や喉、さたらな舌に陰差し音、
浜の二つは唇の形状、
06:01
介護を爽やかに、
赤刹那浜やらはお子外のホモよろ。
一つヘギヘギにヘギホチ恥かみ、
ボン豆ボンゴメボンゴボ、
厚み豆積み立て積み残しを、
諸田山の左生女、
小米の生神、小米の生神、
根小米の小生神、
手術秘術手術出身、
親も家兵、子も家兵、
親家兵、子家兵、子家兵、親家兵、
あまがっぱかばんがっぱか、
貴様の家犯も川家犯、
我らが家犯も川家犯、
漆蚊ばかまの尻尾ころびを見張り、
針長にちょっと縫うて、縫うて、
ちょっとぶんだせ、
河原なぜしこの赤地区、
野良如来、野良如来、
身野良如来に無野良如来、
ちょっと先のお子ぼどけに
おけつまづけるな、
細どぶに土樹如来、
今日の生だらなら生真夏を、
ちょっと四五感め、
お茶だと茶だちょ、
お茶とたと茶だちょ、
青でけ茶千にお茶茶とた茶、
来るは来るは何が来る、
荒野の山のおこけら小僧、
狸百匹橋あくぜん、
天目百杯棒八百本、
ぶぐばぐぶぐばぐみぶぐばぐ、
あわせてぶぐばぐむぶぐばぐ、
きくくりきくくりむきくくり、
あわせてきくくりむきくくり、
むぎごみむぎごみみむぎごみ、
あわせてむぎごみむむぎごみ、
あの投げしの長なぎなた、
他が長なぎなたぞ、
向うの駒柄への駒柄か、
真駒柄か、
あれこそ本の真駒柄、
がらぴーがらぴーかさぐるま、
おきゃがれこぼし、
おきゃがれこぼし、
ゆんべもこぼしてまたこぼした、
たーぽぽぽたーぽぽぽ、
ちりからちりからつたっぽ、
たっぽたっぽいっちょうだこ、
落ちたら煮て食お、
煮ても焼いても食われぬものは、
ごとくてきゅう、
かなくま童子に、
いしぐまいしもち、
とらくまとらきす、
中にも当時の羅正門には、
茨城童子が腕ぐり五号をつかんでおましる、
最高のひざもとさらず、
ふなきんかんしいたけさだめて、
ごだんなそばきりそうめん、
うどんかぐどんなこちんばち、
あ、こだなのこしたのこうけに、
こみそがこあるぞこちゃくし、
こもってこすくってこよこせ、
おっとがてんだ、
ここらへたんぽの川崎かながや、
ほどがやとつかは走ってゆけば、
やいとうすりむく、
さんりばかりか、
ふじさはひらつか、
おおいそがしや、
こいそのしくを、
ななつおきして、
そうてんそうそう、
そうしゅうおだわら、
とちんこう、
あれあのはなをみておこころを、
おやわらぎやという、
うぶごはうこにいたるまで、
このういろうのごひょうばん、
ごぞんじないとはもうされ、
まいまいつむり、
つのだせぼうだせぼうぼうまゆに、
うすきねすりばちばちばち、
ぐわらぐわらと、
はめをはずして、
こんにちおいでのいずれもさまに、
あげねばならぬ、
うらねばならぬといきせいひっぱり、
とうほうせかいのくすりのもとじめ、
やくしんよらいもしょうらんがれと、
ほほううやまって、
ういろうはいらっしゃりませんか、
ふぅ、
えー、
うん、だいたい、
たぶんだいたい5分ぐらいですね、
えーそう、こんなかんじで、
ぼくもきほん毎日かな、
毎日、
そう、これをつづけて、
もう何年たったやら、
だいぶ、
うん、10年近くたったかもしれないですね、
09:00
うん、そう、そんなかんじでやっており、
10年はいい過ぎた、
うん、だいぶそんぐらいかな、
うん、やっています、
これあのー、
まああのー、
インターネットで、
YouTubeとか調べると、
まあそれなりに出てくるんですけれども、
みなさんですね、
すごく身なりのいいアナウンサーの言い方ばっかりするんですよ、
せっかく、せっかく落語なんですから、
落語なんですから、
このリズムとかですね、
それを楽しみながらやってみるほうが、
ぼくは楽しいし、
楽しいから継続できるし、
で、あのー、
あとはですね、
そんな機械的にしゃべるんじゃなくて、
その気持ちがのった物語なんですから、
それに合わせて、
緩急、強弱、
つけてみたり、
間合いをたくさんとってみたり、
速度を変えてみたりとかですね、
あのー、いろいろ、
何度も何度もやっているうちに、
それが次第に分かってくるんですよ、
そう、だから、
あのー、
これ楽しいんですよね、
いくらやってもやってもつきないし、
やり終わった後に、
疲れたというよりは、
はー、すっきりみたいな、
楽しかったみたいな感じですね、
よくこの感情表現とかが
うまくできませんっていう人もいるんですけれども、
この落語をですね、
このウイロウリをこういう、
まあ今僕やったみたいに、
できるだけ感情をマックスに表現するようにして、
えー、繰り返しやっているとですね、
えー、
普段眠っているこの感情の筋肉みたいなやつが、
だんだんと目覚めてくるような感じがします、
現にぼくもたぶん、
えー、
最初の時よりも若干テンションが高くなって、
いると思うんですけれども、
そう、
そういう効果があるんですよ、
下手にあのー、
何度も試吟を朝から練習して、
喉をガラガラにするよりは、
えー、
これを一回やるとですね、
一回やると、
おー、
優しく、
喉に優しく、
えー、
結構、
声が起き上がってくるということで、
僕はー、
やっぱり、
できるのであれば、
これを、
おすすめ、
したいです。
ただこれあれ、
誰にでもそんなできるもんじゃないし、
えー、
うん、
いやでもですね、
本当にー、
丸暗記っていうのはやっぱいいですよ。
いつでもどこでもできるっていうのもありますし、
丸暗記したからこそ、
えー、
完全に暗記したからこそ、
あの次の表現方法に、
えー、
意識が向くんですよ。
おー、
頭に入っているからこそ、
あ、こここういう風にやったら楽しいよなーとか、
あ、いろいろ情景を浮かびながらとかですね、
そういう風にー、
えー、
自然になり始めると思うので、
えー、
できれば、
丸暗記、
チャレンジしてみてください。
いや僕が今の歳で、
これ丸暗記してくれって言われたら、
やらないなー。
せっかくの、
このゴールデンウィークなので、
えー、
一度、
そう印刷して、
えー、
向き合って、
読んでみてはいかがでしょうか。
だいぶですね、
あのー、
うん、
滑舌が、
あー、
確然と、
格段と上がるかと思います。
よし、
うん、
ではでは、
えー、
こんな感じで、
今日は以上となります。
詩吟の魅力を発信する、
12:00
詩吟チャンネルどうも、
ありがとうございました。
ばいばい。
12:05

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