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2022-10-08 11:14

【詩吟ch】声は出す前に既に決まっている2つの理由<楠公を詠ず>

楠公を詠ず / 日柳燕石
日東に 聖人有り
其の名を 楠公と謂う
誤って 干戈の世に生まれ
剣を提げて 英雄と作る

#詩吟 #漢詩
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詩吟の魅力を発信する、詩吟チャンネル
おはようございます。こんばんは。詩吟チャンネルのheyheyです。
このチャンネルは、詩吟歴20年以上の私、heyheyによる、詩吟というとてもマイナーな日本の伝統芸能の魅力や吟じ方について、
わかりやすくザックバラにお話ししていくチャンネルです。
皆さんいかがお過ごしでしょうか。
今日は三連休ですね。久しぶりに朝起きて外を散歩して、ちょっといろいろとですね、やりたいことがまたふつふつと出てきたので、また一個ずつ、
いろいろチャレンジしていきたいと思っております。
さて、今日お話しする内容はですね、だんだんネタ切れしてきて、どういうふうに話そうかいろいろ悩んではいるんですけれども、
これだということですね。
これですね、どういうふうにテーマにしようかな。
声は出す前に全て決まっている。
そんな感じに話そうかなと思います。
声を形にする、声を出す前に、実はどんな良い声が出るのかどうかというのは、
すでに決まっていると、そういうお話にしたいと思います。
これ、どういうことかというとですね、
やはり声というものは、なかなか目に見えないものだと思うんですよ。
なので実際に声に出しながら音程を調整したり、発音とか発声とかを意識したりしていくかと思うんですけれども、
実はですね、こういうふうに聞こえる状態の声にしなくても、
むしろそのする前から大体もう準備はほとんど決まってるんですよと、
体制は決まっていると言った方がいいのかなというお話です。
その理由はですね、2つあります。
1つ目は人間、意識できていないものはできないということですね。
意識できていないものはできない。
そして2つ目は準備できていないものは良いものが出せないという、
もう至極真っ当な話になっていきます。
これをちょっと深掘りしていきたいと思います。
まずですね、意識していないとできないということなんですけれども、
全部市議に関してお話ししていきますね。
市議においては、例えば弁政粛々、夜川を渡る、いつも例に出しているんですけれども、
この弁政粛々、これはですね、まずアクセントを意識していないとですね、
そもそもアクセントをつけることができないんですね。
弁政粛々、こういうふうにアクセントをつけようと意識しない限りはできません。
なので、声に出す前からその意識があるかどうかですね。
そして2つ目は口の形ですね。
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口も、唇というものもある意味その筋肉ですので、
ここをこういうふうに口を動かそうというふうに意識しない限りはですね、
そういうふうにより綺麗な、くっきりとした発音、発声ができないわけなんですね。
なのでアクセントを意識しよう。
そして弁政だったらこのえっていう口の形、弁政ですね。
これをちゃんと口を動かそうというふうに意識しない限りは、
いい発声とかにはならないんですね。
ということでシンプルですけれども、先に意識しているかどうか、
それはもう声を出す前から決まっているということになります。
そして2つ目ですね。
準備できていないとどうしようもないという話なんですけれども、
これもですね、声は何もないところから急にポンと出てくるわけじゃないんですよ。
声というのはあらかじめ吸った息があって、それを溜め込んでというか圧縮して、
そして喉で変換してようやく響きとなって声に現れるわけなんですけれども、
だから大元をたどればこの呼吸なんですね。
息を吸っているのかどうか、たっぷり息を吸っているのかどうかですね。
息がほとんどない人がいい声を出すっていうのはもうそれは極限みたいな話になるんで、
もう何も力のない人こそ、まずエネルギーとなる息を吸わないと話にならないわけです。
意外とここをですね、おろそかにしている人が多いなという印象ですね。
そしてもう一つ、もう一つは吸った息をこれいつも言っている話なんですけれど、
吸った息をちゃんと溜めているのかどうか、吸ってボフって出すのではなくて、
吸ってギュッと溜めているのかどうかですね、溜めているのかどうか。
まあ大体この吸っているのかどうか、溜めているのかどうか、
そしてまああとは息をようやく喉、声に変換していくわけなんですけれども、
じゃあどの部位を使って変換しようとしているのか、
上あごの方なのか、それとも水落ちの方なのかですね。
まあ死銀においてはやはり水落ちとか、もう舌を這うようにお腹とかですね、
そこら辺を響かせるようなイメージを持ってようやく、
ベンセイという風な声が出てくるというわけです。
なのでですね、どうもいい声が出ませんという人はですね、
もう声を出す前にできることをちゃんとやっておかないといけないことになります。
意識すること、そして準備をすること、そして意識っていうのはアクセント、
そして口の形ですね、準備っていうのは息をたっぷり吸っておくこと、
そして溜めておくこと、あとは響かせる場所をどういう風にするかとかですね、
まあこれ意識に入るかな、ということになります。
なので、吟じながら、声に出しながら調整するというよりも声を出す前に、
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声を出す前にしっかりとやるべきこと、意識すべきことをやっておいて、
それでも十分に形が整った上で発声するということですね。
そこをやれば、やはり上手い人っていうのは声に出す前からもうすでに、
この人はいい声を出しそうだな、みたいな、そういう佇まいが見えてくると言われています。
僕も先生から言われていました。
上手い人はもうその場に立っただけですでにもう上手いんだっていう風に言ってましたね。
まあ本当にその境地は相当だと思います。
それに立ち振る舞い、姿勢とかもあるとは思うんですけれども、
まずはシンプルに意識の話、準備の話、そこからやってみて、声に出す前に頑張ってみては、
多分それだけでも銀がググッと一気に上がるんじゃないかなと思っております。
よし、ちょっと休み中なんでですね、
とりあえず朝にこれからともう一本収録して、奥さんの実家に行って子供の世話をして、
もう多分デレデレになる気がするんですけれども、やると思います。
よし、じゃあ後半ですね、後半一つ銀を吟じていきたいと思います。
最近ですね、ちょっと漫画にはまっておりまして、
これがですね、逃げ上手の若気味という漫画、ジャンプでやっている漫画なんですけれど、
これ、北条時幸がひたすら逃げながら足利尊氏に立ち向かっていくようなそういう漫画なんですけれども、
その中でですよ、その中で楠木正重が出てくるんですね。
お、これが楠木正重か、多分歴史とかで見る映像と全く違うんですけれども、
すごい、すごいなんかあの、小市民みたいな腰の低いような感じで描かれつつも、
大事なところはものすごく鋭い眼光を持っていてという、
そして概念にとらわれずになんかいろんなものを武器にして戦うみたいな、
そういうなんか自由な感じのキャラクターに描かれていてですね、
いやーなんかかっこいいなというふうに、僕の中の楠木正重像はですね、
なんかいい意味で、いい意味でですね、なんか砕けて、よりなんか温かみのある感じに感じているところなので、
今日はこちらを吟じていきたいと思います。
草薙縁石作、南高英図ですね。
まああの、こういうのばっかり吟じていると、
もう昔の偉人がものすごくすべてが完璧超人みたいな感じにはなっちゃうはするんですけれども、
だからこそ漫画とかで人間味を感じながら吟じるのもきっと面白いんじゃないかなと思っております。
よし、ではこちら、五言絶句ですね。
たっぷりしつつ間延びしないようにちょっと吟じてみたいと思います。
南高英図、草薙縁石。
二等に
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聖人あり
その名を
何こと
言え
謝って
感化のように
生まれ
剣を
引き下げて
永遠となる
なんか堂々とした感じですね。
本当にすごい人だったんですね。
ちょっとこの時代の歴史ってそこまで詳しくないんですけれども、
漫画もあり四言もあり、それをきっかけにまたちょっと改めて小説とか勉強とかしてみたいなとか思いました。
では今日はこんな感じにしておきます。
引き続きコメントメッセージリクエストいただければ嬉しいです。
詩吟の魅力を発信する詩吟チャンネルどうもありがとうございました。
バイバイ。
11:14

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