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詩吟の魅力を発信する、【詩吟ch】
おっはようございます。こんばんは。 詩吟chのheyheyです。
このチャンネルは、詩吟歴20年以上の私heyheyによる、
詩吟という、とてもマイナーな日本の伝統芸能の魅力や吟じ方について、
分かりやすくザックバラーにお話ししていくチャンネルです。
皆さん、いかがお過ごしでしょうか?
今日もいい天気ですね。
今日は午前中は奥さんと娘と3人で気持ちよく公園に散歩していたんですけれども
お昼にですね何か近線に触れてしまったようで
なんか妙に怒られてしまったんで
僕も理屈に合わない叱られ方は断固として反対するっていう形で
お互いがとりあえず距離を置こうということで
収録行ってきなよと言われたんで
今日は来ました
もうダメですね
これ男女差なんかわかんないんですけど
男の方はですね
感情を元に戻すのに
すごい時間がかかるんじゃないかなって勝手に思ってます
女性の方はですね
なんか急にパッと切り替えられるイメージが勝手に持ってます
電話がかかってくると
いくら喧嘩していても
急に通常のトーンで話せるみたいな感じなんですけど
僕はそういうのできないんですよね
なので今日はいつもにも声がへこんでるような感じがしなくもないんですけれども
どうかご了承ください
さて今日お話しする内容ですけれども
マリコさんからいつもコメントくださっている
マリコさんからの質問いただきました
声を膨らませたり
しぼませたりするそういうコツはないですか
という質問になりますかね
相談になります
特にその声をしぼませようとすると
キーが音程が低くなってしまいがちで
という悩みもあってというところです
つまりはこれ
死銀における強弱の表現になるのかなと思います
膨らませたりしぼましたり
僕が今出だしやってる死銀チャンネルも膨らませたりやってますよね
死銀
こんな感じ膨らませていて
チャンネル
ということでしぼませた後に
さらに膨らませてるみたいな
多分このことを言ってるんじゃなかろうかと
勝手に推察してそれに回答させていただきます
いやーこれはですね
あのなかなかどう答えたものかなと
結構悩みました
どこまで言語化できるだろうかというところで
悩んだんですけれども
そうですね
今思いつくポイントは3つあるかなと思いましたんで
それからお話ししていきたいと思います
一つ目はですね
このまあそのコツの一つ目ですけれども
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弱くやらないですね
強くするのか
さらに強くするのか
ということです
弱くはやらないですね
そして2つ目のコツなんですけれども
あれはこれ何しようかな
2つ目のコツはですね
押すか押さないかで考えるということですね
そして3つ目は距離感
距離感で強弱をつけるっていう
まあその3つでお話ししていきます
まず一つ目ですね
これその強弱のつけ方になっていくわけなんですけれども
ついついですね
強いところは強く声を出して
弱いところは弱く声を出すという風に考えがち
というかまあそれが普通だと思うんですけれども
これはですね
本当にあの弱くやろうとしちゃダメです
ダメですね
よほどのお腹の鍛え方が素晴らしい方
お腹の腹式呼吸のコントロールが素晴らしい方でない限りは
弱く吟じようということを考えない方がいいです
だいたい失敗します
これはなぜかというとですね
そのお悩みであった通り
キーが下がりますね
音程がまず下がります
勢いも弱くなって
声の張りがなくなってしまっていいことが一つもないんですね
弱く吟じるっていうのは正直めちゃくちゃ難しいんですよ
なので結構そこは諦めて僕は諦めてですね
というか先生からもそういう風に指導されたんですけれども
強く出すのか
さらに強く出すのかその違いですね
なので僕は今
シギンチャンネルとか弁清宿
こういう風にやってますけれども
基本全部強く出そうとしてるんですね
基本全部しっかりと強く
なので僕の場合丹田が結構硬い状態を維持されていて
その状態をキープするのはもう大前提なんですね
つまりは強い状態を維持する
そこからさらに強調したいとこはもっと出すっていう感じなんですね
なので強弱ではなくて強強か強か
そういうさらに強いのが普通に強いのか
それで強弱を表現しましょうというところですね
そうすれば音が下がるっていうところも回避できるんじゃなかろうかと思います
2つ目ですね
2つ目なんですけれども
まあ全部同じ話につながってくるんですが
強弱はその押すか押さないか
このそこで考えていますね
まあポイントになるのは押すか引くかでは考えないですね
押すか押さないか
もしくは押すかさらに押すかっていう声の押し出しで
結構強弱を表現しているイメージを僕は持っています
普通に声出した
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これを声量を上げれば
になりますけれども
これじゃあなんかちょっと
っていうふうにちょっと違うんですね
押さない声は
押した声は
っていう風に
これちょっと音の違いであるかわからないんですけれども
目の前に壁があってそこに押し付けるように声を出すのか
通常通り出すのか
そういう風にですね
この環境
強弱かそれを表現する
これも一つのイメージとして僕は使っています
そして3つ目ですけれども
3つ目は距離感ですね
距離感で強弱を出すということです
僕が常々腹式呼吸で声を出す場合には
5メートル10メートル先に声を飛ばすように
そこに届けるようにというか
そういう風に距離感で話しています
そうすることでですね
声質が変わってくると
目の前の人にしゃべろうとしたら
こんにちはこんにちはってなりますけれど
10メートル先の人に届けようと思ったら
こんにちはこんにちはっていう風に
こういう声になってくるわけですね
なのでその距離感を意識するだけで
だいぶその強弱を表現できると思います
メインとしては僕はこれでやってる感じですね
これで強弱をつけてる感じがします
なので富士山の天空とか分かりやすいですね
雪は元祖のごとくのところですね
雪は元祖のごとく
遠くに飛ばすのかちょっと手前に来るのか
そういうイメージを持って
雪はというところで遠くに飛ばすんですね
元祖のごとくあたりは
目の前でしっかりと拳を握ってというようなイメージですね
元祖のごとくっていう時は
結構手前の方に細くぶつけるようにしてますね
遠くに飛ばしてまた引っ張ってくるというところ
コツ3つって言っちゃったんですけど
あともう一個思い出したんで
もう一つは波ですよ
波を意識する
これはもう間違いなく必要ですね
寄せては返す波ですけれども
遠くまで行ったらやっぱり戻ってくるのが自然な流れなんですね
自然というしか言いようがないんですけど
なのでまずただ僕は弱くするっていうのを基本やりたくないので
まずとにかく遠くに力強くやる
そうするとさすがにちょっと疲れてくるから
少し手前に戻ってくるんですね
自然と戻ってくる
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さらにもう一度押すという風にやると
自然な強弱がだんだんとできてくるんじゃないかなと思います
今ちょっと微妙だな
やっぱり雪は元祖のごとくとか分かりやすいですね
僕はどういう風な波を意識しているのか
今のを想像しながらやってもらえたら
なんとなく分かるかなと思います
ということで
膨らましたり絞ませたりするコツということで
合計4つお話ししました
1つ目は強弱じゃなくて強か
さらに強いか強強なのかですね
2つ目は押し出すイメージを持つということ
そして3つ目は距離感で強弱をつけるということですね
あと4つ目は波のイメージを持つということ
イメージばっかりで申し訳ないんですけれども
ただの清涼とかっていうもんじゃないんですね
強弱
膨らませるっていうのはなおさら
さらに次の次元ですから
やはり膨らむイメージを持って声を出したほうがいいんですね
遠くに膨らませるようなイメージですね
というところで
何かしら参考になりましたら幸いです
いやーこれはちょっと説明するの難しかったなと思いますけれども
とりあえずここまでです
よしでは後半のほうですね
一つ言じていきたいと思います
今日はですねあれですよ
もうストレスが溜まってしまった
声出してたらだんだんとストレスは発散されるんで
ここも死人のいいところだと思うんですけれども
ちょっと強めの長詩をですね
長い詩を一つ言じていきたいと思います
吉田松陰作
新潟に祝すですね
では詩文を読んでいきます
雪を這いし来たって極む北陸のほとり
日は暮れてすなわち回廊に向かって訪ず
寒風立列秦絵を盛んと欲す
曲げて来れ人に向かって相友を誇る
断じとげんと欲す放送の志
歌曲をさらに父母の憂いをなす
父母子憂うること至らざるなし
まさにさんすべし今夜いずれの週にあるかと
枕に伏し夢驚いて灯火滅煎と欲す
東西雷の如く夜悠々
長い詩文なんですけれども
新潟ですねそこの大雪の中のところにあります
古雪を這い積もった雪を踏み越えて
遠い北陸までやってきた
日は暮れてこの新潟の海近い宿に倒縮したのである
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雪混じりに吹く寒い風寒風は誠に激しく
肌をサカンとするばかりである
しかし人に対しては寒さなど意に返しないかのように
この大旅行を誇るのである
断じたる者この遠慮の願望を成し遂げようと思うのだが
故郷では両親が自分のことについて心を痛めているに違いない
親の子を思う心はあれこれと考えて
思いつかないことはないものだと聞いている
さぞかし今宵はどこにいるだろうかと
いろいろと考えていることであろう
あれを思いこれを思って夢から覚めれば
はや灯火も消えようとする真夜中である
しかし郊外から聞こえる雷のような波の音は
私の心など知らぬげに夜の深みとともに
いつ終わるともなく続くのである
もう新潟の大雪の中宿に泊まってですね
いろんな思いを発しているということです
僕も北陸地方出身なんですね
ここ新潟のこのここまでの大雪感はちょっとないですけれども
でもまあなんとなく
なんとなく共感はおかしいな
雰囲気はわかるなと思います
とにかく長石で出だしからも厳しい激しいところなんで
大変なんですけれども
今日はもうストレスをぶつけて
しっかりと吟じていきたいと思います
新潟に宿す吉田松陰
雪を這いし来たって極む
北陸のほとり日は暮れて
すなわち海路に向かって
遠ざかる
徹徹
秦へよ盛んと
曲げて来れ
人に向かって
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そう言おう
誇れ
断じ
桃源と発す
放送の志
加強
さらに
不防の憂いを
なす
不防行
売り終えること
至らざる
なし
まさに三すべし
今夜
いずれの宿にあるかと
枕に伏し夢驚いて
ともしび滅せんと
発せ
答せ
雷の如く
夜
ゆ
疲れた
疲れました
疲れましたというのと
お腹も痛いっちゃ痛いんですけれど
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やっぱあれですね
このストレスに任せて
良くないですね
なんとなく力が入りそうな気になるんですけれど
なんか本当に表面ペラのですね
浮っ面の薄っぺらい力みだけが入ってきてしまって
全然体の芯から使ってるような感じがしなくて
声がだんだんと枯れてくるということで
いやあかんですねあかん
なかなかだいぶ後半は失速というか
力尽きる感じがしました
雷の如く一番最後でだいたい調子って
一番最後でもう三段上げとか来るんで
本当にきついんですけれど
そうですね
疲れた
まあ頑張ったところはあるけれども
なかなか反省点の多いところですね
難しいですね本当にこの
強弱をつけるというところは本当に難しいなと思います
やはり体も動かさず拳も握らず
顔を微動だにせず
すんとした涼しげな顔で
だけれども銀はものすごく
ちゃんと力がこもっているというよりは
なんていうかな
魂がこもっていると言いますか
そういう姿勢で銀じるのはきっとやっぱり
いい銀になるんだろうなと改めて感じました
とりあえず汗だくは汗だくなんですけれど
これはもう気をつけたいと思います
ではでは今日はこんなところですね
いつも質問と感想といただきましてめちゃくちゃありがたいです
引き続き応援していただければ嬉しいです
資銀のミルクを発信する資銀チャンネルどうもありがとうございました
バイバイ