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2022-11-13 18:28

【詩吟ch】吟詠中に音程のズレを修正できるのか?<漫述>

漫述 / 佐久間象山
謗る者は 汝の謗るに任す
嗤う者は 汝の嗤うに任せん
天公本 我を知る
他人の 知るを覓めず
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詩吟の魅力を発信する、【詩吟ch】
おはようございます、こんばんは。【詩吟ch】のheyheyです。
このチャンネルは、詩吟歴20年以上の私、heyheyによる、詩吟というとてもマイナーな日本の伝統芸能の魅力や吟じ方について、分かりやすくザクバラにお話ししていくチャンネルです。
皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
私は、今日は特にこれといったところはないんですけれども、やはり娘がよく寝てよく食べる。
食べるというか、全部母乳なんですけどね。
急に泣き始めたと思ったら、あれ、1時間前にあげたばっかりなのにという、もうすぐに泣き始めると。
でも、僕はもうおむつ替えしかやりようがないんで、とりあえずおむつを書いて、それから奥さんに渡して。
でも、その間にギャンギャンギャンギャン、泣き始めるということなんですけど。
やっぱり自分の娘なのか、いい声してますね。
どんなふうに育っていくのかなとか、もっと歌の楽しさとか教えてあげたいなとか思うんですけれど。
あまり親がレールを引きすぎないように、うまいことやりたいなとか勝手に思っております。
さて、今日の本題ですけれども。
今日のお話しする内容は、吟じている最中に音程の音程を是正することが、音程を正すことができるのかどうかというテーマでお話ししていきたいと思います。
これも質問に回答する形なんですけれども。
youtubeの方でNOさんから質問をいただいております。
音程というのが主音で始まり主音で終わりますけれども、吟じ終わると半音高く終わっていると指摘されたり、出だしもそもそも主音で吟じ始められているのか不安です。
揺り止めや大揺りでも同じです。
確認したり是正する良い方法はありませんかというご質問です。
こちらですね、これはなかなかに難しい内容です。
今日はあまりしっかりと頭がまとまっている状態ではないんですけれども、とりあえず自分の中で今どういうふうに考えているのかをですね、それをお答えしたいと思います。
まず、結論から言ってしまうとですね、吟じている最中に自分で音程を確認するというのは基本厳しいんじゃないかなと思っております。
そうではなくて、何か答えがあるというよりはですね、僕としては一歩一歩着実に踏み固める、そして自信を持つというところが一つ鍵になるのかなと考えております。
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ちょっと歯切れが悪くて申し訳ないのでどんどん補足説明していきますね。
音程っていうのは全部の積み重ねなんですよ。
最後に半音ずれていたということであればですね、どこかすごく苦手なところで一気に半音がずれた場合もあればですね、いろんなところで8分の1、8分の1、8分の1と本当にわからないぐらいの音程が少しずつずれていって積み重ねていった場合もあります。
それが吟じている最中の音程のずれである可能性もありますし、言葉のアクセントが雑でですね、そこで音がずれている場合もあります。
さらに言うとですね、本人が自信がなくなって少しキーが低めになっている場合もあれば、舞い上がって上ずってしまって声が高くなってしまっている場合もあるんですね。
それが全部ギューッと最後に答えが出てくるのが、吟じ終わってからだいたい茂野先生が確認がてらコンダクタでピーって音を出して首をかしげるんですね。
なんかちょっとずれてますね。
ということなんです。これ本当に吟じている最中に気づくっていうのはなかなかに難しくて。
そしてですね、ついついわかりやすい対策としてですね、完全にコンダクターと常にまったく一緒に吟じていくという手も思いつきはするんですけれども、それをやったからといってですね、音程が確実に身につくかというと僕は疑問を持っています。
そうするとですね、なんか常に補助輪がついているような状態で補助輪を外してようやく自由に自転車を漕げるのに補助輪がある状態で吟じているとですね、やはりまあなくなったときにダメなんですよね。
巣が出てしまうということで、音がずれてしまう場合、機械的に考えれば自分がどこでずれやすいのかを見つけるっていうのはやっておいていいと思います。
機械点結4分割していって、それぞれのところでどこがずれているのか、もしくは録音してずれているところを確認するというところはあるんですけれども、いかんせん、とにかく吟じている最中に音のずれを確認するっていうのは本当に困難です。
困難なので一歩一歩踏み固めていくというそういうスタンスが本当に必要です。
僕の場合それを具体的にどう考えているのかというと、主音ですね。
主音こそ弱い声で出しちゃダメなんですね。
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しっかりと、それこそあんま使いたくないんですけど、お腹を使ってというか、自信を持って地面に血を這うようにと言いますか、根付くための地面を作るかのようにですね。
このここが基準だぞという声をしっかりと出す。そこが主音なんですね。
そこがもしかしたら若干ずれている可能性があったとしても、詩吟はある意味相対音感の世界なんで、もしかしたら伴奏だけ弾いてくれる可能性もありますよね。
なのでそこの一番最初こそようやく正しい音で出しやすいタイミングなので、そこでしっかりと堂々と主音を出す。
これが第一スタートですね。そこから言葉のアクセントはやはりその丁寧にやっていかないと音がずれる原因になるので、この音を一つ一つかみしめるようにやっていくと。
そして節回し。節回しなんですけれども、節回しはですね、おっしゃる通り主音に始まってゆるゆる上がってからさらに戻った時に主音に戻るというその意識は大事なんですけれども、そこだけ抑えていてもですね、結果が良ければ全て良しみたいな形になって結果論みたいになっちゃうんですね。
そうではなくてその途中途中一音ずつ上がっていくところを確かめないといけない。ただ大揺りとかで一音ずつ確認するのも正直あまり現実的じゃないので。なので僕の場合は一番高い音がしっかりと上がりきっているのか聞かせられているのかどうかそういう感覚をですね大事にしているんですよ。
この大揺りであればこの音をこの相手に聞かせたいなと考えるわけです。夜、川。この音ですね。この一番高い。まずこの音をしっかりと勢いよく聞かせられるかどうかそこをイメージとして持っています。
ここがですねイメージを持たずにやるとなんかただ音を出しているだけもしくは自信なさげにやるともうここが低くなるんですね。川みたいな感じになっていくと本当に一番高いところをピンとしっかりと抑えておけばですねその大揺りの山とかはずれにくくなってきます。
ただ大揺りの場合はその一番高い音そして最後の2音ですねここがすごく怪しくなります。その最後1個手前の音3音手前のところで伸ばすようにするとより安定するというところ。これ前別の回で話したかもしれないんですけれどもそういうふうに大揺りに関しては高いところどこ聞かせるかまあ本当大揺りだけで3つぐらい意識しているわけですね。
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でまた主音に戻ったら主音もまた改めてその地面基準を作るためで川を渡るここが主音だという意識でですね。
これ以降は全部この繰り返しになっていきますアクセントそして伏し回し伏し回しはどこの音をどんな風に聞かせたいのかですねそれを一歩一歩本当に階段を踏みしめるかのように基準があって階段を踏みしめて踏みしめてそして突き進んでいくと。
そうして音程が安定するというところになります。だからまあ本当に吟じている最中にずれていてもですねあんまり気づくことは困難なんですよ。なのでどうせ気づけないのであれば一音一音を自分はもう自信を持って丁寧に吟じていくということです。
逆を言うとですね本当に感覚的に雑に吟じて音程がいくらやっても直らないんですっていう人はなかなか僕も直しようがないんですね。
それを僕のやり方を積み重ねていくとこの3本のこのミオミの音はこうなんだ6本のこの音はミオはこの音なんだなというのを体がだんだんと捕まえてくれる覚えてくれるようになってきます。
まあそうですねだから大ベテランの先生方はそういう感じで何十年も吟音をやっているのでちょっと今低かったかなぁとか若干高かったなぁとかっていうのがわかってくるようになるんですよ。体の中の響き具合をですねそれを感じ取るとっているはずです。
まあちょっと話それるんですけれど僕はゴスペルも歌っていてやはりこれもですねもちろん伴奏あるんですけれどもいざ歌ってみるとですねいやなんかすごく低かったなぁとかっていうことが特に低いっていうことがいっぱいあるんですね山ほどあるだから低くならないようにならないようにということを気をつけながら歌うわけなんですけれどもその時はちゃんと響きがあるのか
もうあの明るく楽しく口もですね口角が上がって楽しく歌えているかどうかそれをですねもう確認しながらも歌うしかないんですね
というところであれ何の話だっけ
だんだんとたくさん歌っているとですね本当バシッと当たった時はですね今自分はこの伴奏にしっかり当たっているとか伴奏がなかったとしても今いい音で聞かせられているなっていうのはわかってくるようになるんですけれどもそうなるまではですね本当にアクセント言葉
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言葉のアクセント節回しの音程でどこがずれやすいのか自分の特徴も踏まえてですねそこら辺を気をつけて踏み固めていってそしてちゃんと自信を持ってですね自信を持って声を出すと自信がなくなるともう速攻で音低く低くなりますから
もうあのちゃんと待ち最初の茶間違っても仕方ないからしっかりと声を出すそれでがあってようやく踏み締められる踏み固められるのかなと思います
いや今日はですねだいぶあのぐちゃぐちゃとなんかの歯切れの悪いことをたくさん説明してしまった感じで申し訳ないんですけれども
まあちょっとこんなところになりますなかなか公約というものはないんですけれど参考になりましたら幸いです
よし今日後半の方移りたいと思います
そうですね今日吟じるのはこちらになります作魔小山作満術ですねこちら詩文からまず読んでいきます
素知る者は何時の素知るに任す 笑う者は何時の笑うに任す
天公もと我を知る 他人の知るを求めず
自分を素知る者は存分に素知るが良い 嘲笑う者は思い切り嘲笑うが良い
素知るも笑うも君たちの勝手にさせておこう
天の神様だけは私の私心のないことを知っているはずであるから 他人に理解してもらおうなどとは思わないのである
という内容です結構わかりやすいですね
そして何かいいこと言うなあという血縁B型のマイペースの僕としては思うんですけれども
ただ経歴を調べてみるとですねこの作魔小山という方立派な経緯があるんですけれども
結構いろんな方から阻止られていたというこの人また言ってるよみたいな
大言壮語を吐くような方だったというようなことも残っていてですね
実際に本当にそうだったんだなと難しいなと
そういう人だったんだなと聞くとこの自分がなんかちょっと軽い軽く感じてしまうし
意固地になっているんじゃなかろうかというふうに読み取ることもできるし
そういうのもなければなんか本当に自分を大事にしないといけないなとかも思いますし
なかなかですねこれ感じ取るのは難しいですねこのバランスと言いますか
それは本当に人に委ねるもんじゃないんですね
自分でやらないと自分で自分を信じてあげないといけないということです
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よしではこちらを吟じていきましょう
まんじゅつさくましょうざん
そしるものは
なんじのそしるにまかす
わろうものは
なんじのわろうにまかす
てんこもと
われをしる
たにんのしるえをもとめず
うんうんですね
ちょっとあまり声がちゃんと出てないというところもありますけれども
いやーなんか思いのほか思いのほか感じを込めるのがなんか難しくてですね
難しいな教訓的なまあ自分なのでこういうのは変に感じを込めずに
淡々としっかりと言葉を置いていくっていうのがまあ多分大事いつも僕は大事にしているスタンスなんですけれども
そうこういう今日はあまりお腹も使えなかったなぁと汗もあまり出なかったというところで
むむむむという自己評価ですね
特に他人の汁を求めず汁を求めずなんかここをですね変に強くやりすぎるとですね
俺はもう他人のことなんか知らないんだっていうなんかのだだを込めているような銀になりかねないんですね
なんか難しいなと
そうそうそうなんですよ
だだをこねていないけれどもしっかりと自分を信じているっていうこの表現のバランスが難しいですね難しい
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今日はちょっと歯切れが悪い日でしたけれどもまあそういう日もあるでしょうというところです
よしでは今日はこんな感じになります本当にいつもコメントありがとうございます
順々にですねすべて回答させていただきます
じゃあ引き続きコメント感想リクエストなどをいただければ嬉しいです
詩銀のミルクを発信する詩銀チャンネルどうもありがとうございましたバイバイ
18:28

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