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詩吟の魅力を発信する、詩吟チャンネル!
おはようございます。こんばんは。詩吟チャンネルのheyheyです。
このチャンネルは、詩吟歴20年以上、準詩班の資格を持っていて、全国大会の優勝経験もある私heyheyによる、
詩吟というとてもマイナーな日本の伝統芸能のその魅力を、わかりやすくお伝えしていくチャンネルになっております。
ということで、今日はですね、ちょっと難しめな中級者向けの漢詩を一つご紹介して、吟じていきたいと思います。
昨日に引き続きですね、やはり中国詩であれば李白が有名ですので、李白の漢詩、ちょっと難しいレベルのものを一つご紹介していきます。
ではその漢詩はと言いますと、春夜洛城に笛を聞くという漢詩になります。
これはですね、とにかく美しいんですね。風景が思い描いて思い浮かんでくる。
そしてとても繊細で美しい。美しいばっかり言ってますけれども、だからこそですね、吟じるのが難しいものになっております。
まずどういった内容なのか、書き下し文から読んでいきたいと思います。
春夜洛城に笛を聞く李白
他が家の玉笛か案に声を飛ばす
三時て春風に入りて洛城に満つ
この夜曲中雪流を聞く
何人か公園の女王を起こさざらむ
他が家の玉笛か誰の家で吹いているこの笛の音笛の音であろうか案に声を飛ばす
どことも知れないこの闇の中からですね聞こえてくるということですね
三時て春風に入りて洛城に満つ
この笛の音がですね春風とともにもうこの洛城洛陽洛陽というお城の中ですね洛陽城中に満ち満ちていると
この夜曲中雪流を聞く
この夜この夜この夜中にですねこの笛の音は何かというとこの雪曜流という曲なんですね
雪流という風に吟中では言ってますけれども雪曜流
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折れた柳を渡すということで別れる時にその折れた柳を渡すそうです
雪流を聞く何人か公園の城を起こさざらむ
この曲がですねとても寂しい音に聞こえてくるんですね
ですのでこの音を聞いてふるさとこれを公園のこと言ってますね公園とは古い園とか園と書きますけれど
まあ故郷を思うこの城を起こさぬものはないであろうということです
春の夜に笛の音が聞こえてきた
とても美しい音だけれどもちょっと懐かしいような悲しいような
そういう風景が思い浮かべられます
この詩吟のですね難しいところはもう聞くショークですね
出だしのところからですねこのリズムが間の取り方が難しいです
今は家の玉的か杏に声を飛ばす
結構流れるように言わないといけないんですねちょっとセリフが多いので
この言葉運びがとても難しいんですけれども
これは爪爪で言うと笛の音がですねせっかくの綺麗な笛の音が台無しになってしまいますから
流れるようにだけれどもしっとりとそういう風に吟じていくのがいいのかなと思います
ということで吟じていきたいと思います
春夜落城に笛を聞く
理伯
互いの玉的か杏に声を
飛ばす
三次手
春風に入りて
落城に
三つ
この夜
極晴
雪梨を
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聞く
何人か
声の
上を
起こさざらん
以上です
優しい吟は難しいですね難しいですガンガン出すほうが得意なんですけれども
ということで今日は春夜落城に笛を聞く理伯の漢詩をご紹介しました
詩吟の魅力を発信する詩吟チャンネル以上ですありがとうございましたバイバイ