00:03
おはようございます。詩吟チャンネルのheyheyです。
この詩吟チャンネルは、詩吟歴20年以上、準詩班の資格を持っていて、全国大会も優勝経験のある私、heyheyが、詩吟というとてもマイナーな伝統文化のその魅力をですね、全く知らない方に伝えようとするチャンネルになっております。
この騒音からも分かりますように、これは車の中から配信しております。
基本的に平日毎日私の通勤時間を使っていますので、どうかこういった雑音、ウインカーの音であったり入ったりするかもしれないんですけれども、それに負けないようにですね、詩吟で培ってきた肺活量と滑舌でですね、カバーしていきたいと思いますので、どうかよろしくお願いします。
いつも通りですね、前半に詩吟に関する小話、後半に毎日違う吟を紹介して吟じていきたいと思います。
それでは、内容の方に移りたいと思います。
今回はですね、声量をアップするための呼吸法といったところで話していきたいと思います。
詩吟に特化した呼吸法というわけではないんですけれども、結構大事なところですね、大きな声を出すためには、やはり呼吸がもう一番最初、ファーストステップになります。
それをどうやればいいのかということ、それについて説明していきたいと思います。
それはですね、とてもシンプルに言えば、めちゃくちゃ息を吸うんですよね。
そのためにはめちゃくちゃ息を吐いて、そこから思いっきり吸うということなんですけれども、そこでですね、僕ももちろんそれは小さい頃から当たり前に聞いていたんですけれども、結構有益だなと思う教えがあったので、それをご紹介したいと思います。
まず、吐き切るというところはですね、皆さんもできるのかなと思います。
例えば4吐く、4吐くで思いっきり吐く、でその吐き切ったなと思ったらさらに4吐く、追い打ちで吐き続ける。
そこまでしたらようやく腹の中が空っぽになるということになります。
そこでですね、その吐き切った後にどのように息を入れていくのか、ここがポイントになります。
それはですね、若干、少し前鏡と言いますか、猫背気味になるんですね。
少し猫背気味になって、ゆっくりゆっくり呼吸が、息が入っていくようにします。
そしてその入る先はというとですね、腰回りの背中の方です。
背中の方に呼吸が入るイメージを持つんですね。
実際にそこ、背中の方から少し膨らんでいくようなイメージを持って、スーッと膨らませていく。
後ろの方はですね、だんだん上の方も背中の上の方も広がっていって、そこからだんだん次第に前の方に息が入ってくると。
そうすると、お腹回りが背中から前からパンパンになってきます。
その状態ですね。電車に乗っている方も聞いているかと思うんですけれども、そういった方でもやれるので、ぜひやってみてもらえればと思います。
背中の後ろ、腰回りの後ろの方から入っていって、次第にそこがパンパンになってから前の方に入っていく。
03:04
そこまで明確になるわけではないんですけれども、イメージとして持っていって実際に実践してみようと、試みてみる。
これだけでですね、全然違ってきます。
そうすると、もうお腹の中、胸も含めて体中がパンパンになってきます。
その状態で、2、3拍ためるんですね。
お腹をちょっとだけ力を入れてためる。
ただボフッと出すと、風船が空気が抜けたような感じになってしまうので、グーッとやってためる。
で、ためた後、よしやるぞって感じで、オーッと思いっきり出す。
いうことはですね、そこまでやるとですね、出だしの気迫が全然変わってくるんですね。
こいつちゃんとためたな、グッとくるなみたいな、そういった出だしのインパクトが第一印象といいますかね、それが変わってきます。
正直ですね、死銀でここまでたっぷり息は吸いません。
ただですね、舞台に立つ時とかの第一声、これは呼吸をする時間がありますので、それを意識してですね、最初ぐらいは思いっきりそこで吸うと。
その後はですね、死銀は正直一瞬で吸うことを結構美徳とされていて、
素人目にはいつ吸ったかわからないぐらいのタイミングで15秒ぐらい伸ばせるぐらいの息を一瞬で吸うと。
そういった技術もあるんですけれども、そこはちょっと上級者向けすぎるので、今回はここの出だしのところのたっぷり吸う方法、これについて話してみました。
4拍吐き切って、そこからさらに追い打ちで4拍吐く。
で、辛いと思ってからゆっくりですね、ゆっくり背中の後ろの方から入れて空気を入れていって、パンパンになるまで入れていくと。
で、そこからですね、2,3拍待って声を出すと。
そうすると全然違うというお話でした。ぜひ試してみてください。
それでは後半の方に移りまして、本日の銀の方ですね、いきたいと思います。
今回はですね、万術という詩でですね、作間翔山という方が作られた詩になっております。
かつ、改修とかが活躍した幕末の頃の時代の方ですね。
いろいろ有名な話はあるんですけれども、それはググったりして実際に見てみてください。
詩文自体はですね、とても分かりやすくて、特にこのSNSなどのたくさんの情報で流されやすい、自分とかにとってはですね、結構なるほどなと、いいことを言うかもなという風に感じる詩だったので、紹介がたら吟じてみたいと思っています。
ではまず詩文から読んでみます。万術作間翔山。
そ知る者は汝のそ知るにまかす。
わろう者は汝のわろうにまかす。
天公もと我を知る。他人の知るを求めず。
内容はとても分かりやすいかと思います。
私をそ知る、あざけたり馬鹿にするような人は勝手にそのままにしておけばいいと。
笑ったりするやつもそれに勝手にしておけと。
06:02
天のみが私のことを知っていてくれると。
他人が自分を知るということをそんな求めるもんじゃないよと。
ということで、天のみが知るということで、人に惑わされず自分を持っていこうという話になるのかなと思います。
ということで、吟じていきたいと思います。
万術作間翔山。
そ知る者は汝のそ知るにまかす。
わろう者は汝のわろうにまかす。
天公もと我を知る。
他人の知るを求めず。
いかがでしたでしょうか。だいぶ分かりやすい内容だったんじゃないかなと思います。
僕も周りに流されないようにこれからも頑張っていきたいと思います。
本日は以上になります。平日毎日配信していきたいと思いますので、明日も楽しみにしていてください。
どうもありがとうございました。