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詩吟の魅力を発信する、詩吟チャンネル
おはようございます。こんばんは。詩吟チャンネルのheyheyです。
このチャンネルは、詩吟歴20年以上の私、heyheyによる、詩吟というとてもマイナーな日本の伝統芸能の魅力や吟じ方について、
分かりやすくザックバランにお話ししていくチャンネルです。
皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
昨日はだいぶ、関東の北部の方なんですけど、結構ゲリラ雷雨がですね、最初はぶつからないかなと思ったんですけど、
ヒットしてですね、大変だった感じです。奥さんから動画送られてきたんですけど、いやー本当にもう嵐ですね嵐。
だから今日から帰る時間がちょうどヒットしそうなんで、雨戸を閉めていかないといけないなというところです。
まあ幸い浸水するようなところには引っ越しはしていないんで、そこはまあ安心なんですけれども、これから気をつけないといけない季節になってきました。
大体そんなところかな。ちょっと今、体調は若干良くなくてですね、なんかじわじわと頭痛が来てるんで休まないといけないかなとは思いつつも、
まあついつい頑張っちゃうんですよね。土日しっかり休みたいと思いますが、
僕よくこういうことをですね、すぐさらけ出しちゃうんですけど、あれなんですよ、声に出ちゃうんですよね。
全部声に出ちゃうから、もうどうせ声に出るならなんかあの下手に空元気を出さない方がいいんじゃないかって、
僕の中では結論づけているので、もうありのままを出そうと思っています。
ではまあでも話しているうちにですね、楽しくなってくるので、今日も元気よく話していきたいと思います。
では今日のお話なんですけれども、今日はですね、保存版みたいなとても大事な内容にしようと思っております。
詩吟を学ぶ上でですね、遠回りしないために、遠回りしないために必ず覚えておいてほしいこと、そういうようなテーマでお話ししていきます。
ちょっと話そうと思ったきっかけはですね、昨日のYouTube詩吟教室の方、メンバーシップ限定の中の配信で、
吟力3ヶ月の方に対してアドバイスさせていただきました。
3ヶ月の方にはすごく声がよく出ていてですね、いいんですけれども、やはりまだまだですね、もっと骨組みのところをしっかりと鍛えていった方が良いかなという、そういう段階になります。
それでですね、僕は当たり前に言っているんですけれども、多分詩吟教室でそんなに強く言われていないんじゃないかなということが、まずこのことですね。
詩吟を鍛えていくためには骨組みをしっかりと作り込んで、その上で肉付けをしていくということですね。
これはもう今日必ず覚えておいてほしいことになります。
骨組みとは何なのか。骨組みとは発音、発声、アクセント、音程ですね。
先生によってはもうちょい違うかもしれないんですけれども、大まかには間違っていないと思います。
発音、発声、アクセント、音程。
で、肉付けとは何なのか。
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こっちの方がいわゆる詩上表現とか、緩急強弱とか、間合いの取り方とか、言葉運びも入ってくるかな。
そこは微妙かもしれないですね。
というところになります。
言葉運びは骨組みに入るかもしれないんですけれども。
詩吟は骨組みをしっかりした上でないと、肉付けをいくら頑張っても、これは間違いなく遠回りになります。
お祭りであんどんとかがあったとして、自分の実家の方では竹ひごで作った骨組みがあって、それに対して武者絵を貼り付けていくんです。
中に明かりをつけるとその武者絵が夜にぽーっと綺麗に浮かぶわけなんですけれども、骨組みがぐちゃぐちゃであったら、その上にどれだけ立派な武者絵を貼り付けたとしても、残念な形になるんですよ。
逆に骨組みがしっかりしていたら、その武者絵のところに、仮に子供の描いたアンパンマンの絵とかが貼ってあっても、とても素晴らしく見えてくるんですよ。
それほどに骨組みがあって肉付けなんですよ。
ついつい私銀をやっているとですね、この意識が本当におざなりになっていきます。
いやーもっと市場表現の方を頑張った方がいいんじゃないかとかですね、しゃくりとか、環球強弱の表現とか、そこをもっと頑張りたいなぁとか、それは本当に僕は実体験してきたからよくわかるんですよ。
多分それをやってきたせいで、どれぐらいかな、銀今25年経ちましたけど、7年から10年ぐらい僕回り道してきたんじゃなかろうかと本当に思います。
ようやくですね、ここ数年で戻るべきところまで戻って、改めて基礎をやって、なんかの血に足が付いたなというふうに感じております。
とはいえですね、この骨組みっていうのは、いわゆるただの基礎でしょ、基本でしょ、そんな基礎基本にたくさん時間をかけていたら、そんなつまらないよとかですね、所詮基礎なんだから、さっさと次に行きたいよという気持ちもよくわかります。
わかりますが、骨組みイコール基本、骨組みイコール基礎、そういうふうにですね、なんかあまり見くびってもらいたくないですね。
骨組みをしっかりするというのは、それほどに難しいことで、それだけですね、もうずーっと何年も、何十年、10年以上ですね、それだけで頑張っても十分いいんじゃないかって思えるぐらい骨組みとは重要なものです。
そして、骨組みをしっかりするっていうのはですね、それだけで、何というかな、決して派手な面白みはないんです。
骨組みがしっかりすればするほど、急にですね、普段飲んでいた水がオレンジジュースになったみたいな、そんな嬉しい変化はないんですよね。
普段飲んでいた水が、水の味わい深さが変わってきたとかですね、ただの地味なお茶がですね、香り豊かなお茶になってきたとか、そういう地味な変化なんですよ。
だからこそ、逆にその劇的な変化じゃなくて、この地味な変化をどれだけ味わえるかどうか、ここがギンを鍛える上での本当の大事な分かれ道になっていきます。
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安直にですね、じゃあもう牛乳かけてみようかなとか、もうジュースにしようかなとか、そんな風に言っちゃいけないんですね。
この水をもっともっと純度高くしていこうとかですね、そういう方向に行ったほうが良いです。
で、いっぱい喋ってきたんですけれども、この骨組みの内容、もう少し深掘りしたいと思います。
骨組みは発音、発声、アクセント、音程ですね。
これがなぜそれほどまでに重要なのかということなんですが、発音ですね、発音。
四言というものは、四文を銀として伝えないといけないんですけれども、この四文をですね、発音が雑であれば、銀がですね、発音が雑であれば、それはどれだけ他のことを頑張っても伝わらないんですよ。
どれだけ市場表現を込めたとしても、発音がダメだったらですね、弁声がですね、弁声とかですね、いう風にやられたら、もう全然ダメなんですね。
しかも口の形が悪ければ、発音とか音程にも響いてくるという悪循環がきます。
なので発音は相手に伝えるために、これはもうアナウンサーのようにやるべきところですし、早々に意識できるところでもあります。
発音の次は発声ですね。発声。
これは一朝一夕でやるのは結構難しいんですよね。最終的にはやはり腹式呼吸を使って力強い声を、血を這うような声を出していただくことになるんですけれども、それは一朝一夕ではできません。
だからこそ、この骨組みに時間がかかるゆえんかなとは思うんですけれども、ここは丁寧に着実にやらないと発声はすべての土台になるので、
これも市場表現がどんだけあったとしても発声が悪ければですね、なんか力がないんですよね。表現も軽くなってしまう。表現の幅が全然変わってしまいますので、この発声というものは欠かせない。
アクセント。これアクセントはですね、私の流派は無アクセント派だから関係ないっていう人も結構いるんですけれども、僕はそうは思いません。
無アクセント派であれば、普段からアクセントに気をつけていた上で、あえて無アクセントとして意識して吟じるべきだと僕は思っています。
この意識してアクセント、無アクセントを切り分けられるかどうか、切り替えられるかどうかというものはとても大事です。
さらに言うとですね、このアクセントというものは、いわゆる言葉の音程なんですね。言葉の音程。
なので最後に音程がありますけれども、この節調のところの音程だけ意識していても無理なんです。
むしろこのアクセントを丁寧にしているからこそ、入り口がしっかりと音程が安定して、そこにより正確な音程の節調を加えていくという、そういう流れになるんですね。
なので音程とアクセントというものは切っては切り離せないものなんですよ。
これは結構あまりちゃんと言われないなぁと思うんですけれども、そういう意味でこのアクセント、これもあの弦始めたばかりの方から早々に多分意識できることだと思います。
そして最後音程ですね。音程。これはですね、本当にあの、四弦の世界の先生はなぜかめちゃくちゃ耳がいいんですよ。
音程はドレミファソラシドのこのあると思いきやですね、実はですね、ドとレの間に半分の音があったり、4分の1のズレの音があったり、8分の1とか16分の1とか、それだけ細かい音が混ざっているんですね。
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それだけグラデーションになっている。このグラデーションのある中から一番正確なこの主音のミとかですね、ファとかこれをヒートできるかどうか。
90点じゃダメなんですね。99点もしくは99.999点、それぐらいそういう精度を狙っていけるかどうか。これが音程の世界になります。
なので、ちょっと意識したからできるっていう、そういうものじゃないんですね。まるでスナイパーかのように本当に狭い範囲をビシッと掴みでいく。
そういうような感性が、感性を鍛えていくことが必要になります。
なので今日はざっと話したんですけれども、この骨組み肉付け、こういう順番でやらないと本当に大きな遠回りをしてしまいますよということ。
これはまず覚えていただきたくて、かつこの発音発声アクセント音程というものはですね、それぞれ個別にしゃべりましたけれども、どれも本当に欠かすことができないものになっております。
いくら感情表現を頑張ったとしてもですね、骨組みがガタガタであれば、そっちへの違和感が強すぎて、誰もですね、その市場表現に耳を傾けてくれないんですよ。
傾けてもらうためにも、この骨組みというものを決してないがしろにしないで、ただですね、本当に途中心折れやすいんですけれども、この水をより美しい水に、おいしい水を感じるように、
お茶をですね、香り豊かなお茶として感じるように、そういうようにこの地味な変化を味わいながら、この骨組みに対してしっかりと取り組んでいただければ、きっと後悔することの少ない銀歴、銀道を歩めるんじゃないかなと思います。
ということで今日は個人的にはだいぶ本当にこれこそ保存版なんだろうなと思いながらしゃべらさせていただきました。
コメントいただければ幸いです。
あとは宣伝ですけれども、私が出している電子書籍資銀の教科書初心者園、今月結構売れてですね13冊売れたんですよ。
いや本当に嬉しいですね。本当に銀を始めたばかりの方、そして銀歴10年ぐらいの方まできっと役に立つ内容になっております。
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どこですかね、車の中ももう暑くなってきたので程々にしたいと思います。やりすぎると熱中症になる。
では後半一つ吟じていきたいと思います。今日吟じるのはですね、岩谷商船柵、松島ですね。松島屋、松島屋、松島屋のあの松島です。宮城県の継承地ですね。
僕大学生の頃に仙台に住んでいたんで、松島はやっぱり何度か行ったことがあるんですけど、本当に有名な観光地と言われるだけあって、特に本当に風情がありますね。
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個人的には奥松島が特に好きなんですけれども、やっぱりあそこも東日本大震災の方で結構被害を受けたところではあってですね、
合宿とかであそこで泊まったところとかも流されたりとかいろいろあったんですけれども、本当に松島はとても素敵なところです。
あとはですね、この場所にゆかりのある銀というものはいくつか覚えておくとですね、きっと人生が豊かになると思うんです。
旅行に行った時にここはこういう詩文があったなとか、そういうのでパッと引き出しがあると人にも聞かせやすいですし、自分としても感性が豊かになってくるのかなと思いまして、
今日はこちらを選ばさせていただきました。では詩文を読んでいきます。ちょっと中身はですね、今手元に情報ないんで、今日は詩文だけ読ませていただきます。
松島岩谷商船
水時暴暴日暮の鐘
京都万丈四郷を動かす
海流岩屋に帰って均等滅す
雨は余生を送って乱象にいる
この乱象というのが乱れた松ですね、本当に松島はこんなところに松があるんだっていう風に、それがやっぱり一番の見どころで美しさがあるので、この松島の風景、僕も実際に見たのを思い出しながら弦じたいと思います。
松島岩谷商船
水時暴暴日暮の鐘
京都万丈四郷を動かす
海流岩屋に帰って均等滅す
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雨は余生を送って乱象にいる
この松島の風景、僕も実際に見たのを思い出しながら弦じたいと思います。
松島に行ったの何年前だっけな、10年くらい経ってるかも、いや奥さんと行ったことがある、10年は経ってないな、そんなにですね、7、8年くらい前かなと思いますけど、
娘が生まれたんでなかなか旅行に行けないんですけども、また仙台の行って松島をちょっと行ってみたいなとか思いました。
旅行の気分を感じれるのもいいところかなと思います。
ではでは今日はこんなところですかね、明日はどうしようかな、明日はまた限定配信にする可能性が7割ぐらいです。
天気予報みたいですけど、気分によってはちょっと変えますけれども、そんな感じで行きたいと思います。
いつも本当に温かいコメントくださってありがとうございます。相談などありましたら本当にお気軽にコメントください。
ではでは士銀のミルクを発信する士銀チャンネルどうもありがとうございました。バイバイ。