1. 詩吟日本一による「声を鍛えるラジオ」
  2. 【詩吟ch】三国志好きですか?..
2021-10-25 11:18

【詩吟ch】三国志好きですか?<八陣の図>

八陣の図 / 杜甫
功は蓋う 三分の国  
名は成る 八陣の図
江流るるも 石転ぜず
遺恨なり 呉を呑むを失す

#漢詩 #詩吟 #三国志
---
stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。
https://stand.fm/channels/5f18a737907968e29d7a6b68
00:02
詩吟の魅力を発信する、詩吟チャンネル!
おはようございます。こんばんは。詩吟チャンネルのheyheyです。
このチャンネルは、詩吟歴の長い長い私、heyheyによる、
詩吟というとてもマイナーな日本の伝統芸能の魅力を、
分かりやすくザックバランにお伝えしていくチャンネルです。
いつも通り、一つの吟をご紹介して、吟じていくというスタイルで進めていきます。
週に2、3回のペースで配信しているので、興味があれば聞いていってください。
今日はですね、三国志関連の漢詩をご紹介したいと思います。
八陣の図というもので、徒歩が作った詩ですね。
ゼックを作られた有名な詩、詩歌になりますね。
今日これをご紹介するんですけれども、三国志がですね、僕が大好きだからなんですよね。
三国志、読んだことありますかね。
吉川英二さんの小説も有名ですけれども、横山光輝さんの漫画が多分一番有名なんじゃないかなと思います。
あとは蒼天航路とか漫画で、これも結構読んだ人いるんじゃないかなと思います。
結構数え切れないほどに三国志、今三国志演技も結構ごっちゃにしていっていますけれども、
この三国志が大好きで大好きで、特にですね、この横山光輝さんの漫画三国志。
多分ネット上にいろんなコラージュされたようなとかですね、結構使い勝手の良い画像が使われているので、
よく目にすることもあるかと思います。
この三国志、全部で60巻あるんですね。漫画が60巻あります。
そしてこれを僕は小学校6年生から中学校2年生ぐらいかな、それぐらいの間にブックオフに通ってですね、
全部お小遣いを集めて60巻全部まとめました。
それを段ボールに詰め込んで、もう何回読んだかわからないですね。
何周したか60巻。それほどに大好きだった三国志なんですけれども、
もちろんそこにもですね、出てくるのがこの八人の図というものです。
この八人の図、実際に真偽のほどは定かではないんですけれども、
劉備がゴを攻め込んだんですね。関羽の弔い合戦かだったと思うんですけれども、
攻め込んだ時にですよ、もうだいぶ気持ちが流行っているわけですから、
03:00
諸君の劉備がですね、勢いよく攻め込むけれども、
ゴの軍師、リクソンですね。リクソンがやはりそちらの方が賢くてですね、
あっという間にもう策にハマって蹴散らされてしまう。
劉備が蹴散らされてしまうんですね。
そして、あわやもう打ち取られてしまうみたいな。
そんな状態になった時に現れたのがこの八人の図という、
諸葛亮公明が作った図が、八人があるんですね。石で作られた、
石が並んだような場と言った方がいいんでしょうかね。
場所というか。そこに入り込むと、前後左右がわからなくなってしまって、
迷子になってしまう。かわいく言うと。
そこに兵が所々隠れていて、わからなくなったところで少しずつ打ち取られていく。
それに恐れを成して、結局リクソンは劉備を追うことをやめて、
なんとか命からがら、劉備は逃げ返ることができたというものです。
なので、これを作った諸葛亮公明が何と恐ろしいものかと、
後のリクソンが恐れおののいたというエピソードがあります。
多分、いろいろ正しいエピソードがあるんでしょうけれども、
僕の中の三国宣義の漫画における知識はこんな感じですね。
この八人の図、こういう背景をもとに聞けば内容はわかりやすいかなと思います。
では、次はこの詩を読んでいきたいと思います。
八人の図 徒歩
功は王 三分の国
名は成る 八人の図
功 流るるも 石 転ぜず
威懇なり 豪 飲むを 失す
功は王 三分の国
この諸葛亮公明の成したこと、異形というか、素晴らしさ、功ですね。
功はこの三国全てを覆う、それほどに大きい。
覆うって言うんですけれど、
覆うになるんですけれども、実際に吟じる場合は、覆うのまま伸ばすんですね。
だからここ結構吟ずるのが難しいんですよ。
功は王
これ適当にやると功は王で終わってしまうんですけれども、
そうならないように覆うっていう風に言わないといけないのがちょっと注意点ですね。
次は行きましょう。
名は成る 八人の図
功は王 三分の国 名は成る 八人の図
諸葛亮公明の名はこの八人の図をもってして完成された。
06:00
とても有名になったということです。
功 流るるも 石 転ぜず
こっちの功はですね、長功のことを指していますね。
中国を流れる一番雄大な川、長江。
長江が流れているけれども、
このように時代とともに流れていくけれども、石転ぜず。
この八人の図というのは、この八人というのは石でできているんですね。
石で作られた陣なんですよ。
この石というものが決して変わることはない。
つまりこの諸葛光明が作った八人の図という素晴らしいものは変わる、決して変わることがないということです。
以今なり 功のむを失す
これほどに優れた諸葛光明がいたんだけれども、
何よりも以今残念で仕方がないのは、
この時に業を攻め込むことができなかった、倒すことができなかった。
劉備がですね、流行ってしまって、先走ってしまって、結局業を打ち滅ぼすことができなかったと。
そればっかりが残念であるというような内容になっています。
こんな感じですね。
吟じていく際にはやはり難しいのが、功は応。
ここが難しいですね。
あとは何かな。
功、流るるも、石、転絶。
ここら辺は普通かな。流るるも、流るるも。
ここら辺でですね、結構巻き舌になる場合があります。流るるも、流るるも。
こんな風になると巻き舌は詩人の世界ではNGですね。
正しい日本語を美しく発音する。
これが詩人の正しいやり方なので、巻き舌はダメです。
無意識にしろ、意識的にしろアウトですね。
最後、意困なり。業、飲むを、失す。
業、業っていうところも、この言葉が短いのが難しいですね。
業、何もなんかざっくり言うと、業、飲むを、失す、になるんですけれど。
業、業、飲むを、失す。
ポンポンと言葉が2つ入るように意識して伝えないといけないですね。
業、業。やりづらいな。たぶんこれはやりづらい。
僕も結構前に、わー三国志だと思って先生に教えられて結構ワクワクしながら吟じたんですけれども、
実際にいざ吟じると結構吟じにくくてですね。
んーやだなーと思った記憶があります。
まあ文句はそれほどにしておいて。
ではこちらの吟を吟じていきます。
八人の図。徒歩。
三分の国。
09:09
なわなる。
八人の図。
こながるも
いし
てんぜず
いこんなり
のむを
失す。
いかがでしたでしょうか。
やっぱり難しいですね。難しい。
吟じていくのは難しいんですけれども、なんか場面がですね、想像できたりするとやはり吟じていて気持ちが入りやすいから、
そういった意味で何となくでもいいからイメージが持てるもの、少し知っているもの、興味が持てるもの、そういったものをですね、
まずは詩吟の題材にして口ずさんでみるところから始めてみるのがいいんじゃないかなと思います。
ということで今日はこの辺で終わりますね。
また次は2日後3日後ぐらいかなにやりますのでぜひぜひ楽しみにしていてください。
詩吟の魅力を発信する詩吟チャンネル今日は以上です。ありがとうございました。バイバイ。
11:18

コメント

スクロール