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詩吟の魅力を発信する、詩吟チャンネル
おはようございます。こんばんは。詩吟チャンネルのheyheyです。
このチャンネルは、詩吟歴の長い長い私、heyheyによる詩吟という、とてもマイナーな日本の伝統芸能の魅力を、分かりやすくザックバラーにお話ししていくチャンネルです。
週に1、2回の今ペースですけど、やっているので気楽に聞いていってください。
最初からちょっと雑談、プライベートですいませんけれど、
今日はですね、ものすごくストレスが高くてやばいですね。
あと、あと1、2時間後ぐらいに、社長と2回目の面談かな、2回目の面談をして、育休を半年、最低半年くださいという打ち合わせがあります。
昨日いっぱいちょっと法律とか調べて、奥さんともちゃんと理論武装したんですけれど、
ダメですね、昨日一昨日ぐらいからかな、いや今週からかな、ずっとなんかストレスが頭にもやかかってるような気がします。
そしてあとはですね、もう引っ越し、引っ越しも迫っているし、詩吟の大会も今もうだいぶ直前に来てるんですよね。
だからまあそれも練習しないといけないけれど、今日になってですね、最初の予選の音楽を聞くと、あれなんか今練習してる音楽と違うなっていうのに、
今になって気づくっていう、本当の正しい伴奏はどれなのか、前回の予選の時は間違われて流されたんじゃなかろうかとかですね、
あれ本番は今までろくに練習してこなかった伴奏で吟じることになるのかとかですね、
色々考えて、やばいですね、だいぶ今日はテンパっております。
ではですね、今日はサクッと詩吟の役に立つ話一つと、自分の決意の詩吟を一つやって終わりたいと思いますね。
では今日お話ししていくまず本題ですけれども、詩吟の良し悪しはですね、吟じ出す前に決まっていると、噛んでしまいましたけど、吟じ出す前に詩吟の良し悪しが決まっているというお話でいきたいと思います。
詩吟はですね、そもそもこの最初の希少転結のキクの方で8割方決まると言われております。
そこを聞けばだいたいその詩吟の良し悪しがもう8割ぐらい、詩吟の大会においてでもですね、点数が決まるよと、僕もよく審査員やってた先生からしょっちゅうそういうことを言われたので、間違いじゃないかなと思います。
僕もいろんな人の詩吟を大会とかで聞く際にも出だし聞いて、だいたい頭の中でこの詩はこんな感じなのかなっていうのを本当に8、9割方決めます。
だからそこで微妙だなと思ったらもう後半だいぶ眠ってしまうというか、そういうような感じになってしまうんですね。
なのでこのキク、希少転結のキクが大事なんですけれどもですね、このキクの良し悪しを決めるのもですね、この吟じ始める前、この前まだ声に出していないタイミングから決まっているというお話をしたいと思います。
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これは何かというとですね、ちゃんと息を吸っているのか、ちゃんと間を取っているのか、ちゃんと息を溜めているのか、このまあ3つかな。
まあちょっと似たような内容ですけれど、ここがポイントになります。
例えばまあ、川中島、不思議案かな。不思議案、キザンを打つの図に大巣、雷三陽、弁政。こういうふうな出だしになるわけなんですけれども。
この弁政、弁政のこの入る直前、ここの銀大作者を言った後のこの間ですね、ここがめちゃくちゃ重要なんですよ。
むしろここ失敗したら、今後そこからより良くなることはないんじゃないかなって僕は思うぐらい、それほどにこの音のないこの時間が大事なんです。
僕はここで何をしているのかというと、雷三陽って作者を言った後に、まず息をしっかりと吸います。
ゆっくり吸っていたらさすがにダメなんで、スッとスッと、まあ音を出さない方がいいんですけどね。
スッと吸って、サッとたっぷり吸って、一度溜めるんですよ。で、溜めてお腹をキュッと固める感じですね。
お腹の圧をグッと、なのでまあ丹田で言うと、内側に凹ませるというか、溝落ちに向けて押し上げるというか、そういった方が正しいかもしれないですね。
スッと吸ったらまあお腹あたりに空気が溜まるんですけれど、それをグッと押し込んで圧を固める。固めて固めますと。
で、その次に弁性、弁性に入るんですけど、まあ口の形もちゃんと用意して、用意してようやく弁性とこういうような出だしになってくることになります。
なのでですね、ここら辺をあまり意識していない方は、現代作者と言った後も、あまり息も吸わずにサラサラと溜めることもせずにサラサラと出だしてしまうんですよ。
来三葉弁性とこういう風な入り方になります。弁性ではなくて弁性とこういう違いですね。
このベの音、ここのベっていう音じゃなくて、どちらかというとベって入るこの手前の無音のところに、このくって溜まったような圧、これをいかに出すことができるか。
それが本当に大事なんですね。なかなか音に出ない世界の話になってくるので、いよいよ伝えたり、そして認識するのも難しいんですけれども、そこがちゃんとできているかどうか。
シギ音をやっている人なら、そこはもう察知できるんですよ。第6巻なのか知らないです。
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察知できるし、その後の弁性のこの出だし、出だしの音を聞いて、あーっていう風になるんです。
あー、なんかすぐ出ちゃったなーって思うんですよ。
ではなくて、来三葉弁性とこういう吸って溜めて、吸って溜めて、
ここを意識してもらえればいいかなと。多分それだけで出だしの良さが一気に決まるし、出だしの良さが決まれば、もうシ全体の良さが決まるということになりますので、
これは本当に常日頃から弦をするときに必ず意識しておいて、全く問題ない役に立つ話かなと思います。
お役に立てば幸いです。
では、後半ですね。一つ吟じていこうと思います。
まあ、覚悟、覚悟を決める決意の詩を探していたんですけれども、2つ出てきましたね。
どうしようかな。このまさにという点として壁に台す。もしくは大難航とかですね。人生限りあり、名は作るなしとかですね。
ただですが、あれなんですよね。ちょっと読んでいて気になったんですけど、
たぶん、この昔の昔っていうのは、行く急とかないんですよね。男性の行く急とかないんですよね。
だから、志を立てたならば、もう家を帰りみずに行くんだとかですね。
そういう世界だから、吟じていて詩を見て若干違和感を感じなくはないんですけれども、
ここは、夜道、自分で勝手に解釈してですね。弁学の、弁学の覚悟ではなくてですね。
この育児の覚悟、家庭を大切にするという覚悟、それに対して志を立てるという詩で、まさにという点として壁に台す。
感情の限り吟じていきたいと思います。出だしの方は今言ったところぐらいはさすがに反映してですね、やりたいと思いますんで。
今日は荒れそうだな。
まさにという線として壁に台す。
尺、結晶、断じ!
志を立てて!
共感を!
何時が来もし、
鳴る鳴くんば、
また帰らず、
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骨を埋める、
何ぞ帰仙踏んぼの地、
人間至る所、
生存あり!
いやー、これはなんて気持ちで吟じたかというとですね、もうあれですよ。
学もし、鳴る鳴くんば、また帰らず、
社長とのミーティングがですね、ちゃんと育休半年を最低でも取れなければ、その部屋から出ないぞという覚悟ですね。
骨を埋める、何ぞ帰仙踏んぼの地、人間至る所、生存あり!
もし取れなかったとしたらですね、こんな会社、たとえクビになろうとも、自分は他でも働くことができるんだという、そういう気持ちが今だいぶ入ってましたね。
こんな育休取得に向けて覚悟を決めながら吟じる人なんてもう絶対いないでしょうね。
いやー駄目ですね。ちょっと吟じながら、いやーこれはだいぶ力んでるなぁと感じました。
まあでも声を全力で出すことで若干肩の力が抜けたんで、
そう、なんか昔こんな映画ありましたね。
冷静と情熱の間、一回も見てないですけど。
でも精神状態的にはやっぱそんな感じがいいんだと思います。
表面は冷静だけれども、もう中はフツフツと気持ちがもう覚悟が沸き上がっているような状態。
それで今日は仕事、職場にちゃんと臨んでですね、ちゃんと生まれてくる子供のために、奥さんのために、ちゃんと時間を取りたいなと思います。
いやーこれを、そうですね、今日はこのとこから。
ではでは、シギンの魅力を発信するシギンチャンネル、どうか応援していてください。
ありがとうございました。バイバイ。