1. 詩吟日本一による「声を鍛えるラジオ」
  2. 【詩吟ch】まだまだあるよ!素..
2022-09-22 15:13

【詩吟ch】まだまだあるよ!素読200回して気付いたこと<中秋無月母に侍す>

中秋月無く母に侍す / 頼山陽
此の夜を同じゅうせざること 十三回
重ねて得たり秋風 一卮を奉ずるを
恨みず尊前 月色無きを
看るを免る 児子 鬢辺の糸

#詩吟 #漢詩
---
stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。
https://stand.fm/channels/5f18a737907968e29d7a6b68
00:02
詩吟の魅力を発信する、詩吟チャンネル
おはようございます。こんばんは。詩吟チャンネルのheyheyです。
このチャンネルは、詩吟歴20年以上の私、heyheyによる、詩吟というとてもマイナーな日本の伝統芸能の魅力や源氏方について、
わかりやすくザックバランにお話ししていくチャンネルです。皆さんいかがお過ごしでしょうか。
私は妙に、ここ数日、体調が、体調がじゃないですね、気分が、なんか妙に落ち込んでおります。
なんででしょうね、きっと急に寒くなったからなんじゃないかなとか、このせっかくの秋晴れの季節に、もう雨ばっかり続いてもったいないからとかですね、いろんなこと考えているする、するんですけど、
まあ、こういう時もですね、コツコツ配信を続けていったら、きっとまあどっかで上向くんじゃないかなと、ゆるゆると思っています。
ただもう本当にあの気持ちが、声に出やすい性格なんで、奥さんから本当に言われるんですけどね、めちゃくちゃ言われるんですけど、声に出過ぎだと言われるんで、まあ今日は多分いつもよりダウナーな気持ちになってるんですけれども、ご容赦ください。
さて、今日はですね、まあのちょっと恒例的な話になりましたけれども、曽読を、曽読を200回やってみて気づいたこと、ということでお話ししていきます。
曽読はですね、1000回やったほうがいいですよという話がありまして、僕は今のところ、仕事に行く時の平日毎日1日10回やっているわけです。
最近ちょっと3連休が多かったんで少なかったんですけれども、まあ50回100回とやってきて、次は200回目の今回になりますね。
200回曽読をやってきて何を気づいたのかという話でいきたいと思います。
今、曽読をしている詩はこちらですね。
これが200回目の曽読みたいな感じになりますね。最初の頃と比べて全く変わっていないのか、少しは良くなっているのか、まあまあ聞き比べしていないんですけれど、後で聞いてみようかなと思います。
では、この曽読、ただ詩を読むだけだと思うんですけれども、やはりですね、もう僕も何か発信しなきゃって思いながら、それなりに集中して読んでいると気づくことがいくつかありましたので、紹介していきます。
まずですね、最近僕は喋ることにハマっているんですけれど、これを喋ることにハマっているんですけど、言葉に集中するようになったんですね。言葉に集中すると頭があまり動かなくなったというのがあります。
03:11
本当にやっぱり集中力が前よりも高まったって言った方がいいのかもしれないですね。より相手に聞こえやすく、詩の内容が伝わるように読もうと、より正しく正確に読もうとか、そういう風に考えて口の動きに集中しているとですね、なかなか頭を動かす余裕がなくなってくると言った方がいいんでしょうね。
人間のスペックは限られているんで、そういう風に本当に口回りのことばかり集中するようになったというのがあります。これがまず一つ目ですね。そして二つ目、二つ目はこれの話に集中したおかげでということもありますけれども、
口の読み始める直前はもうだいぶあの入念に口の形とかを準備するようになったし、読み始めてからは口の動きが早くなったような気がします。
やはりきれいな発音をするためには口の形を整えて、しかも口の形だけじゃなくてですね、舌の位置とか、そして喉の開き具合とか、そして声の息の量とかですね、やっぱりそういうところがすべてかみ合って聞こえやすい声というのが出てくるんだと私は理解しているんですけれども、そこへの準備がより入念になったような感じがしますね。
だからしもあっていう時はもうあのしっていう口の形をだいぶ入念にもうあらかじめ準備するようになった感じです。そしてこのしもあってしって言い始めてからはですね、そのあらかじめ準備するっていうのが結構難しいじゃないですか。
喋っているから。だからなおさら一つの言葉を言ったら次の言葉をすぐに準備するようにすぐに準備するようにっていうように本当に喋っている最中読んでいる最中の口の動きが早くなった。そうすることで、読中の次の言葉をより正確に言おうと意識するようになったということですね。
なかなかスマートな言葉でまとめられていないんですけれども、入念に準備するようになった。読み始めてから口が早く動くようになった。やゆぎょとかですね本当にこれ口早く動かさないとダメなんですよという形ですね。そして次は何かな3つ目か。
3つ目はですね、言葉の粒のバランスを考えるようになったんですね。これは何て言うかな。日本語50音っていうのはやはりすべてが同列な言葉じゃないと思うんですよ。出しやすい言葉もあれば出しにくい言葉もある。出しにくい割にうるさく聞こえる言葉もあれば出しやすい割に小さく聞こえるような言葉もあるということです。
アイウエオっていうところとカキクとかタチチとかですね。チっていう言葉はなんか自分が使っているエネルギーはアイウエオとかと同じなのにもかかわらずチっていう結構飛ばすんで相手にはなんか大きく大きく強く聞こえてしまうんですね。
06:16
ハヒフヘホとかはですね。必死に出している割にはなかなか相手に伝わりにくい言葉だったりします。ヤユヨとかもですね。これは口を早く動かさないと体がなさない。結構エネルギーを要するんですね。ただエネルギーといっても声量の方ではなくて口を動かすエネルギーが必要になるとか。
こんな感じですね。アイウエオ50音の言葉51音ありますけれどもやっぱそれぞれただ同じように同じようなエネルギーで話していても相手には同じように聞こえてこないんですね。
やはり相手にとって聞こえやすいようにそこを言葉の音の粒を揃えてあげるべきだと思うんですよね。
霜は群英に満ちてみたいな感じでやるとやっぱ嫌じゃないですか。
自分はそういうつもりはないのに相手にそう聞こえてしまうっていうことですね。だからそういう風にちょっと意識するようになったかなと思います。
群英に満ちて、満ちてという音ですね。
満ちてではなくて、満ちて。
満ちてを均一にしなきゃなとか、満ちて、てっていう最後の音もポーンと突き放すようにやったりとかじゃなくて、ちゃんと同じようにそっと置くような。
そんな感じですかね。
という細かいところまで。
そしてあともう一個はようやくお腹をちょっとだけ意識するようになったかなと思います。
たかなって思いますもう今まで口 ばっかり集中したり読むことばっかり
集中していたんですけれどもそれを よりわかりやすく読むためには
やはりまあ最終的にはお腹を使わない といけないでも最初からお腹を
使っていると口に集中できない ということでようやく口に集中
することが少し慣れてきたから お腹の方もちょっと意識できる
ようになり始めた感じですねただ じゃあお腹を使うぞってやると
なんかすごいなんか力んでる感じ の疎読になってですねこれもなんか
違うなと思ったわけですだから まず口を集中してそれが慣れて
きたら自然な形でお腹を使うっていう のがきっといいんじゃないかな
と自分で考えているところでした そんなところですね疎読200回少し
ずつ詩に対する理解が変わって きていると信じておりますあなた
いかがでしょうか よしでは後半ですね一つ吟じて
いきたいと思いますもう9月はですね もう月の吟ばっかりやりたいと思います
15夜ですねやっぱ一番いい時期 ですから
来三曜による中秋無月母に実す っていう僕もこれ初めて吟ずる
んでまず詩文を読んで意味を話して から言いたいと思いますね
09:03
この世を同じせざること13回重ねて 得たり修風に一死を放ずるよ
恨みず孫前に月食なきを見るを 免る自死弁憑の意図
この世を同じせざること13回これは 13歳の時点の来三曜が作ったという
もう意味不明な詩ですね自分が 故郷を去って母と離れずみこの
中秋の明月を共に生せぬことは 既に13年にもなる故郷を去って
から13年経つということかじゃあ さすがに13歳じゃないですねきっと
しかし今宵は母を迎えて修風に ざし月見の酒を差し上げることが
できたのは誠に嬉しい親孝行したん ですねこれ
あいにく曇り空で月は見えない がそのために我が白顔母に見られない
のは幸いである
あそっか我が白顔とか言ってる からそれなりの年齢なのかな
自分の白顔を見せたくないこと して親に白顔を見せたくないって
いうことなのかそれだけ多分親に 年を取ったと思わせたくないとか
にしたいのかななんかちょっと 考えが難しいですねとはいえとはいえ
なんかあのとにかくあれですね 月が月が見えないけれども中秋
の明月で月が隠れているけれども というそういうなんか独特な
シチュエーションですねそして 13年も一緒にできなかったけれど
13年ぶりに母親としかもお酒を 月見酒を一緒に飲むことができる
っていうのはやっぱあの本当に 素敵な親孝行だなと思います
今の時代でこそまあ年に1回とか 戻れますけどコロナで本当に僕も
2年ぶりとかにしか帰れなかった りとかありますけれどもやっぱり
やっぱりですよ本当に親孝行は あれなんですよね親孝行は自分
に時間ができてからやるもんじゃないん ですよね本当にだからなんかやっぱ
自分に時間をちゃんと意識的に 作って後悔しないように親孝行
したいなとそれが親にとって嬉しい ことであろうあると思うしそれ
以上に多分自分にとって大事だ と思うんですよねきっとそうする
ことが大事なんじゃないかなと思います 別にこれだっていう理由はない
し人に強制するつもりもないんです けど自分の心のあり方としてやっぱ
なんかそういうふうに思います ねということでそうなんかちょっと
12:01
いろいろ考えさせられる内容ですね ただこれはちゃんと吟じられる
のか読むことができるのかこの世 を同じせざることですね難しい
なよしでは頑張って吟じていきます 中秋無月母にじす来三曜この世
を同じせざることを十三回重ねて 得たり
主婦に一生ほずるを恨みず孫前に
月食なきを見るをまぬがる
しびんぴんの糸
そうですね月がなくても月がそこに いるっていうことがもうきっと
素晴らしいんですよね月見酒お酒 を親と飲むいい口実にもなるし
そう月の存在を感じるだけでまあ きっといいんでしょうねこういう
こういう月見の楽しみ方っていう のはうんこのし僕初めて知りました
ね今日は月が隠れてて残念だな とかじゃあないんですねそれでも
だからこそいいところもあるし みたいな何というこの悟りを開いた
感じ何歳なんでしょうね何歳で これ書いたのかなでもでもなんか
ちょっと自分に新しい価値観を 教えてくれたんで素敵な詩だな
と思いますもう全然うまく吟じ れなかったですけれどいかがでした
15:00
でしょうかでは今日はちょっと こんな感じですね引き続き感想
リクエスト質問などをいただければ とても嬉しいです
詩吟の魅力を発信する詩吟チャンネル 今日は以上ですどうもありがとうございました
バイバイ
15:13

コメント

スクロール