6月2日は、横浜開港記念日です。
今から158年前の1859年6月2日、横浜は修好通商条約に基づき、国際貿易港として港を開きました。
以来、芸術や文化においても、世界との交流の要として栄えてきました。
横浜に生まれた国民的日本画家、東山魁夷(ひがしやま・かいい)もまた、その名を世界に轟かせ、日本の風景の素晴らしさを普遍的なものへと高めた第一人者です。
戦後の日本画を代表する傑作『道』は、たった一本の道が、画面いっぱいに描かれているだけのシンプルな構図です。
まるで見ているひとを、どこかに誘うように真っすぐ伸びる道。
使った色はたったの三色です。
道の灰色、空の青、草地の緑。
「たったこれだけで絵になるのか」
描きながら、東山魁夷も不安を覚えたといいます。
でも彼は、自らの魂を見つめ、迷いを捨て、最初の思いをそのまま絵にしました。
この道は、これまで歩いてきた過去を振り返る道ではありません。これから自分が進むべき道。
余計なものが何もないからこそ、そこに観るひとの心が投影される。
東山魁夷は、常に孤独と向き合うことを己に課しました。
「風景を見るというのは、自分の心を見るということである」。
同じ景色を眺めても、ひとによってその見え方はさまざまです。
すなわち我々は、景色を目で認識しているのではなく、心で確認しているのではないか、そう彼は語っています。
孤独から逃げず見つめた風景は、生涯、自分の宝物になる。
彼はそれをキャンバスにぶつけ、我々に呼びかけたのです。
群れることばかりに必死にならずに、ひとりの時間を大切にしなさい。
自分と向き合う時間のない人生をおくっていると、見える風景が枯れていく。
日本画家、東山魁夷が、魂の遍歴の果てにつかんだ明日へのyes!とは?
今から158年前の1859年6月2日、横浜は修好通商条約に基づき、国際貿易港として港を開きました。
以来、芸術や文化においても、世界との交流の要として栄えてきました。
横浜に生まれた国民的日本画家、東山魁夷(ひがしやま・かいい)もまた、その名を世界に轟かせ、日本の風景の素晴らしさを普遍的なものへと高めた第一人者です。
戦後の日本画を代表する傑作『道』は、たった一本の道が、画面いっぱいに描かれているだけのシンプルな構図です。
まるで見ているひとを、どこかに誘うように真っすぐ伸びる道。
使った色はたったの三色です。
道の灰色、空の青、草地の緑。
「たったこれだけで絵になるのか」
描きながら、東山魁夷も不安を覚えたといいます。
でも彼は、自らの魂を見つめ、迷いを捨て、最初の思いをそのまま絵にしました。
この道は、これまで歩いてきた過去を振り返る道ではありません。これから自分が進むべき道。
余計なものが何もないからこそ、そこに観るひとの心が投影される。
東山魁夷は、常に孤独と向き合うことを己に課しました。
「風景を見るというのは、自分の心を見るということである」。
同じ景色を眺めても、ひとによってその見え方はさまざまです。
すなわち我々は、景色を目で認識しているのではなく、心で確認しているのではないか、そう彼は語っています。
孤独から逃げず見つめた風景は、生涯、自分の宝物になる。
彼はそれをキャンバスにぶつけ、我々に呼びかけたのです。
群れることばかりに必死にならずに、ひとりの時間を大切にしなさい。
自分と向き合う時間のない人生をおくっていると、見える風景が枯れていく。
日本画家、東山魁夷が、魂の遍歴の果てにつかんだ明日へのyes!とは?
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