最近流行ってるパーポスが。
パーポスね。そうそうパーポスがすごい流行ってて、なんかあんまり流行るとあのおじさんが言ってる言葉かなって思われちゃうかもしれないけど、パーポスはすごく大事だし重要になってるかなと。
そういう意味で言うとスペキュラティブデザインって元々やってたのって、あれってただコマーシャルデザインとかビジュアルだけのアートとかと違って、一応パーポスはあるわけだよね。
そうですね、追いかけるっていう。
やっぱりみんなの考え方やり方を変えるっていうゴールがあるわけだよね。だからそこは繋がってるのかなと。
そう繋がってると思いますし、あと大きな変化があるとするとですね、スペキュラティブデザイン私が学んだの2008から2010年で、結構当時がRCAのスペキュラティブデザインの前世紀のと言われる時があるよね、ピークの。
で、あの時ってデザインを通して未来を問いかけるっていうことが美術館の世界で議論されてるのもまあわかるっていうか、未来と今の距離が実は今の方がずっと縮まってる感覚がありません?
2008年と2024年じゃ全然距離が違うというか、例えば今チャットGPTどんどんどんどん新しいサービスリリースしてますけど、もうなんていうかフィクションの世界みたいなプロダクトがどんどんどんどん世の中に出てくるようになっていて、
で、それはAIでも起きてますし、まあそれバイオの世界でもWeb3の世界でもできているから、だからその未来を想像して議論するだけじゃ間に合わないことが多くなってきた。むしろ作りながら議論する、作りながら想像するっていうスピードの問題かもしれないかなと思いました。
なるほど、今のクレイドルってどういう世の中からどういう世の中に変えようとしていて、それのストラテジーって何なの?
そうですね、クレイドルはそんなスーパーハイテクノロジーを使ってるわけじゃないんですけど、今その日本企業60社以上も使ってくれていて、それもどんどん増えてるんですけど、本当にダイバーシアンインクルージョンだったり、従業員のウェルビングの支援に取り組む会社日本でここ3年ぐらいすごく増えてるんですよね。
彼らとヒアリングして気づくのが、みんなどこから始めていいかわからないとか、あと価値観のアップデートがすごく必要とされている。それは昭和の働き方から令和の働き方に対する。どんな価値観というとやっぱりLGBTQのこととかハラスメントのこと、アンコンシャスバイアスのこととかに限らず女性の高年期、あと男性の高年期とか睡眠とかメンタルとかいろんな領域で価値観のアップデート必要なので、
各企業の人事担当者だけじゃもう本当大変で追いつかないんですよ。で、その最新情報のキュレーションもすごく難しいので、なんでCredoがやろうとしているのが、そういった昭和の働き方から令和にアップデートしたいっていう日本企業たちを、彼らが欲している適切な情報をしっかりこっちのキュレーションチームで作ってちゃんと届けてあげるっていうのをすごいやっていて、
セミナーとかイラニングの動画とかたくさんありますし、あと動画見るだけでなくてその企業の従業員の方が、例えば不妊治療だったり婦人科の検診、男性高年期の検査とか、やっぱりそのウェルビングで悩んでいることで適切な病院で治療できるような、そういうアクセスしやすくなるようなシステムを作ったりとか、あとそういう相談ができたり医療に関することとか、
あとそういう会社の方も従業員の心と体の悩みっていうのをデータでちゃんと解析して把握したりとか、どんどんノウハウが集まるんですよ、企業増えてるので、もう今も本当ソニーさん、NECさん、ホンダさん、日産自動車さんとか三菱UFJグループさんとかね、本当野村翔健さん、伊藤中さん、素晴らしい企業さん使っていただいているので、そうするとこっちのチームにもどういうベストプラクティスがあるか、ダイバーシティウェルビングで情報があるので、
そこの情報を会社に早めに共有してあげたり、会社同士でマッチングしてあげたりとか、意見交換できるように、会社のカルチャー改革アップデートっていうのをシステムを作ってやってますね。で、すごくすごくうまくいってるんですよ。嬉しいですね。
次回経済ポーラムが毎年発表するジェンダーギャップ指数、男女平等の実現度合いを数値化した国別のランキングとして知られていますよね。
先進7カ国の中でも、ダントツで最下位を突っ走る日本ではありますが、今年発表された数値は、過去最低だった去年の125位から7位ランクアップしています。まだまだ男女不平等が解消されるまでには長い年月がかかりそうですが、スプツニコさんの取り組みが大きなうねりへと広がるきっかけになればいいですよね。
最初からうまくいってたの?
全然です。全然うまくいってなかったです、最初。ピボットたくさんしてて。で、今でこそBtoBで人事部のいろんなニーズに、特に昭和から令和のアップデートってやってますけど、それってたくさんヒアリングしたから今の状態になってるんですよ。やっぱヒアリングする前って外れるんですよね。これが大事かなみたいな。だから一番最初は乱死凍結のスタートアップを考えたんですよ。
それ自分自身も乱死凍結したっていうのもあったし、アメリカでは乱死凍結すごく盛り上がっていたので。ただアメリカと日本って全然違うじゃないですか。乱死凍結の浸透具合だったり、いろんな価値観とか。だからヒアリングしたいと乱死凍結ってすごい都会の一部の女性しかやってないし、もうちょっと広げていかないといけないな。
で、別に乱死凍結に限らず、企業って女性社員に限らず男性社員の不妊治療とか、あと後年期男女ともにとか、もっと広範囲で悩んでるし、もうそもそも広範囲でダイバーシティウェルビーングでそれぞれの会社が、なんか人事部の方が情報を手に入れるのすごい苦労してるっていうか。
最新情報どこにあるか、どこから始めていいかわかんないっていうのをわかったので、乱死凍結から不妊治療全般から女性の健康全般にシフトして、今でこそもう男性の健康もやってるんですよ。なのでうち今ユーザーの50%以上男性ユーザーくれる。
50%以上。
男性の方が増えて。
それは男性は男性の体のこと聞いてるの?それとも女性とどうやって接触すればいいかとか両方なの?
うちはですね、男性高年期の動画を入れたらすごい男性が見に来るようになったんですよ。
そうなんだ。
みんな悩んでたんだと思って。で、男性高年期も男性不妊もEDも、あと睡眠、メンタルとか男性も気になるじゃないですか、ハラスメントとか。
日本企業って別に特にテックとか理系系の会社、自動車とかって男性社員の方が多かったりするから、男性社員がこういうの見ないとカルチャー変わんないから。
男性ユーザー多いってめちゃくちゃいいことだなと思って、今すごいジェンダーニュートラルに発信してる感じですね。
男性高年期意外と知られてないんですよ。ジョイさんもちょっとチェックしたら。年代的に。
ホルモンが減っていくと眠れないとか鬱っぽくなるとかイライラするとかが起きて、これ日本だと皮尿器科に行くとですね、保険適用で治療できるはずなんです。
軟膏を塗ったりとか注射とかで。それでもうガラッと調子良くなる人いるんですけど、知られてなくて。だからみんなねこっそりすごい見に来ますね。
面白いね。僕も知らなかった。
全然知らないんですよみんな。みんな男性高年期チェックしてください。検査とかであるんで。
侮れないです。今起業して初めて、例えばMITメディアラボ研究者ってある種個人プレーの人多いじゃないですかMITって。
アーティストも個人プレーじゃないですか。初めて組織で働いてるっていうか、エンジニア時代も言われた課題をプログラムすれば終わりだから、ソロプレーだから。
人が何を考えてるかってこんなに悩んだことないんですね。そもそも私空気読めないし、人が何考えてるか分からないから。
人間ってこういう気持ちになるんだってすごい勉強してますね。絵文字入れないと怖いんだとか、メッセージに。
でも今僕もうちの娘も自閉症だし、自閉症スペクトラムの結構勉強してるんだけど、最近気がついたのは結構コミディアンのすごい天才で自閉症の人も結構多いし、
僕の仮説なんだけども、みんな自然に会話とかやってる人って分析しないんだよね。でも自閉症の人たちって考えてやらなきゃいけないから分析するのね。
分析して才能があるとまた組み立て直してイノベーションができるんじゃないかなっていうのは僕の読みで、
スプちゃんみたいな普段考えてなかったけどプログラマーのように勉強して極めていくと、もしかすると自然にやってる人よりもなんか面白いものができてくるんじゃないかなっていうのがちょっと今僕の仮説なんだ。
わざわざブレイクダウンするとこれいじったらどうだろうって、エクスペリメンテーションがもっと構造化されるからできるんじゃないかなと思うんだよね。
確かに分析癖はすごいあるので、分析してレゴみたいに組み立てて自分の仮説があってあると結構ハイになるんですね。それはすごいプログラマーです。
プロセス型のCEOと営業型のCEOって多分いろんなカテゴリーがあるってよく言われてて、
やっぱり営業型っていうのは人間関係とフィーリングで経営してる人と、プロセス型はもういかにこの構造とかルールをカチッとしてそしてバンバン回す。結構大きくなる会社ってそっち系の方がスケールするってよく言われるんだよね。そっち系になる可能性はあるのかな。
その素質はすごいありますね。快感なんですよ。プログラマーと変わらないですね。上手いコード書いてものすごく上手く回ると、よっしゃってなるから、そういう感覚で起業しているし。
スプツニコさんがクレイドルを創業してから今年で5年。その間にご自身の生活にも大きな変化があったそうなんです。
じゃあ数学からアート、アートから社長っていうキャラクターチェンジが起きてるかもしれない。
そうなんですよ。面白いですよね。ホップしてます。数学、アート、社長。
面白いね。でもそれってすごい珍しいパスだよね。たぶんね。あんまりない、聞いたことないかもしれない。
結構レアですけど、でもジョイさんもDJビジネス大学だから、順番がなんか違うだけですから。
でもやっぱり数学とコンピューターはDJより難しいし、
で私は幸いすごく安産だったし、健康だったから、なんだったら入院中もう暇になっちゃって早く出たくて脱走したんですよ。
美術館にアート見に行ったら怒られてなんか戻ってきなさいとか言って、それぐらい元気だったんですよ。
だからまあ私の場合はすぐに復帰っていうのができたんですけど。
アメリカはもう次の日ぽいって言われちゃうからね。
アメリカとかイギリスって本当そう、それも影響あったと思います。
で特にそのヨーロッパって無痛分娩の方が主流じゃないですか。
日本って無痛分娩で産む人ってすごいまだ10%いないみたいなデータなんですけど、フィンランドだと9割とかフランス8割とかだから、結構みんな産んですぐっていうのは一応存在はしていた。
別にリスナーの皆さんにそれで休むなって言ってるつもりは全くないんですよ。
チョイス。
チョイス、選択肢ですね。
チョイスがないとダメだって。
そういうのでも全然私は割と運で夫が育休取ったんで、同じチョイスさんでしょ。
夫が育休取り、私はこの会社のためにローンチ準備したなって感じですね。
でこの会社は次はどこに向かっていってるの。
でもやっぱりまだまだこれからだなと思ってるので、伸ばせるだけ伸ばしていきたいなっていう。
で忙しさは増えてるの?同じぐらいの。
結構増えてて、それがちょっと今の悩みでですね。
さすがにやっぱ時間足りなくなってきたなっていうのがあってですね。
ちょっと今本当に時間の配分を、それこそ最近ジョイさんにもどうやって時間をバラしてるのか気になるんですけど。
私ワークハリックに思われがちなんですけど、全然長時間労働好きじゃなくて。
あんまりこれ言うと怠け者だと思われるんだけど、自由な時間が自分の成長にとって重要だっていう意識がすごい強いです。
何もしごとっぽくない時間で考え事をして、自分の脳も体も活性化するっていうのがあって。
だから今人生で初めて週5、9時から5時まで働いてるんですね。
これ聞いてみんなホワイトやんっていうツッコミがあると思うんですけど。
ただ私週5、9時、5時、6時働くの初めてだから。
すいませんみなさんごめんなさい。でもねつらい。
こんな働いたら新しいアイディア生まれないよと思って、どうやって自由時間作れるかなっていうのを今もっかい考えてます。
来週はスプツニコさんが起業した後のストーリーをお届けします。
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そして番組からお知らせがあります。
上位トーズポッドキャストが10月で3周年を迎えます。
日頃のご愛顧に感謝を込めて特別企画をお届けすることになりました。
なんと、あの懐かしのお便りコーナーが返ってきます。
JOYさんへの疑問や質問、悩み相談など何でもOK。
番組の感想もいただけると嬉しいです。
投稿リンクは番組詳細欄に記載しています。
みなさんからのお便り、お待ちしております。
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スプツニコさんが2019年に立ち上げた会社の名前は何だったでしょうか。
大文字半画英数字でお答えください。
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