2023-10-02 06:55

EP.089 酪農家の危機。 / 経営者の怒りは演技。 他

今回のテーマ:
酪農家の危機。 / 経営者の怒りは演技。 / ロングライフミルクにすればいいじゃん。

元動画:
https://www.youtube.com/watch?v=HzAX0pfud2Q

サマリー

日本の酪農家は廃業の危機に直面していますが、牛乳をたくさん飲んでも問題解決には至りません。酪農家が長期的に成功するためには、付加価値の高い美味しい牛乳やチーズを作る必要があります。

酪農家の危機と牛乳の問題
日本の酪農家が追い詰められており、廃業してしまうことが多いようです。補助金があっても厳しいです。日本全国の皆さんが、そもそも酪農家の危機をご存知ない気がします。どうしたら皆さん、牛乳をたくさん飲んでくれるでしょうか?」
牛乳をたくさん飲むということで、長期的に解決するわけではないというのを、多分、酪農に携わる方も考えた方がいいと思うんですよね。
牛乳余ってますって言って、皆さんがちょっと牛乳頑張って飲みましたって言ったとしても、酪農家がきついよねっていう構造は変わらないんですよ。
今回のアベマプライムでも酪農の話をしたんですけど、長期的にはホルスタインを作っている限り、酪農家がうまくいくというのは、僕無理だと思ってるんですよね。
ホルスタインとホルスタイン以外のジャージー牛とかいるんですけど、ホルスタインっていうのは乳量が多い代わりに乳脂肪分があまり高くない。
言うなれば、安くていっぱい作れるけど美味しくない。美味しい美味しくない価値観も入るんですけど、美味しくなくて安いものなんですよ。
ただ、農協が買うときに量が多い方が買い取り価格が弱、これだけ買ってくださいって言うので、量が多くてコストが安い方が儲かるんですよね。
なので、乳脂肪率がある程度高い方が買い取ってくれる価格は上がるはあるんですけど、とはいえ乳量が多い牛でやった方がやっぱりコストが安く儲かるよねっていうのがあってしまうので、乳量が少ないけど美味しい牛というのを作らない構造になっちゃってるんですよ。
ただ、フランスとかでチーズ作ってる牛ってどうなのとかで、ホルスタインで作ってるのはほとんど効かないんですよね。
一応たまに見かけますけど、フランス中は車でウロウロしてたりはしたんですけど、ホルスタインあんまりいないんですよ。
というのがあって、長期的にはホルスタインじゃなくて、もっと美味しいものにコストをかけてやった方がいいよねっていうので、
北連とかを通して安く買い取られるんじゃなくて、自分たちで地方で美味しいチーズだったり美味しい牛ですっていうふうに付加価値を高めた上で売った方がいいよねっていうので、
付加価値を高めた美味しい牛乳やチーズの作成
フランスって地域ごとにその地域のチーズみたいのがあったりするんですよね。それが割と高く売られたりっていうのがあったりするので、
なのでいかに付加価値を高めるかっていうのを長期的にやらなければいけないんですけど、でも長期的にその付加価値を高めるっていうのを後回しにしちゃってるので、
なのでなかなか構造上日本の楽農業がうまくいくっていうのは難しいんじゃないかなと思ってます。
なので、北連が悪いよねとか牛乳飲まない人がいるから牛乳飲んだ方がいいよねとかっていうのは短期的にはそれはそうだよねという話なんですけど、
長期的にはホルスタイン牛でなんとか食おうとするっていうのをずっとやるっていうのがなかなか難しいんじゃないかなというふうに僕は思ってたりします。
どうしたら牛乳たくさん飲んでくれるでしょうかっていうので単純なのは安くしないんですよ。
でも北連が安く卸さないって決まってるので、結局北連が安く卸さない以上は別にメーカーも安く卸る必要ないよねっていうのがあるので、
一般の市場で流通する牛乳価格が下がらないので、結果として多く牛乳飲むというのはならない。
牛乳飲んで腹を下る者だけが一生懸命。
牛乳を別に飲めない人もいるんですよね。
なので、給食で無理やり牛乳を飲ませるというのが果たして良いことなのかというと結構微妙なところもあるんじゃないかなと思うんですけど。
ちなみに僕は多分毎日のように牛乳飲んでる派ですね。
うちの彼女がコーヒーが好きで割とコーヒーを入れるっていうのと、
あとヨーグルトを最近また自分で作り始めたので、毎食のようにヨーグルトを食ってたりするんですけど、
ヨーグルトか牛乳かは毎食何かを食ってるという生活をしている派です。
こんばんは。経営者は怒ったりするのも8割は相手とうまく交渉したり癒やすための演技だと思うのですか?
人によります。自分の感情がコントロールできなくて切れてしまう人っていうのも結構いるので、
なので、人によります。
ロングライフミルク輸出すればいいじゃん。僕もそれは賛成なんですよね。
ロングライフミルクっていう言われ方をするんですけど、
フランスとかアメリカではよくあるんですけど、
放射線で殺菌をした牛乳で常温で3ヶ月とか半年持ちますみたいな牛乳が売ってるんですよ。
普通牛乳って言うと冷蔵コーナーでみんな買うイメージがあると思うんですけど、
普通にお菓子の横とかね、常温で置いてあるんですよ。
放射線で殺菌してるので、別に細菌があせるわけなくして密封してるので、
なので置きっぱなしにしておいて、別に3ヶ月後とかも普通に飲みますよっていうのなんですけど、
日本の場合で放射線が、味落ちるのって言われるんですけど、
僕が飲んでる限り、ロングライフ牛乳の方が質が高いのではないかっていう気がするんですよね。
どちらが美味しいかっていう視観の問題にもなるんですけど、
西乳はわりとパリに近い位置の牛乳を手に入れてきて早めに売らなければならないというところであるんですけど、
ロングライフ牛乳の場合だと、パリから遠い地域で乳脂肪分が結構高いものを高い値段で売ることが可能になるんですよ。
ノルバンディ地方の奥の方とかで牛乳取ったとして、トラックで運んでいったりすると結構時間かかるよねってなっちゃうと、
パリに来る前に消費されちゃう可能性があるんですけど、
でもロングライフ牛乳にしておいて、別に輸送で1ヶ月かかってもいいよと、
オランダ持って行ってもいいよ、スペインに持って行ってもいいよってなると、
牛乳があんまり手に入らない地域で、じゃあ1リットル500円でも買い回すっていう人に売れるじゃないですか。
なので質の高いものを作ってロングライフ牛乳にすると、すげー高い値段で売れるんですよ。
西乳だったら早く処理しなきゃいけないってなるんですけど、
ロングライフ牛乳同士の戦いになった時って、
どうせ高いんだったらもっと美味しいもの買うよねってなるので、
なのでうちの牛乳めちゃくちゃ味良い質っていうのであれば、
賞味期限長くして高くして売るっていうのができるっていうのがあるので、
そこをちゃんとやればいいんですけど、北連はやらない。
一応北連の言い訳としては、そういうのはメーカーがやることなんで、
私たちがやることではありませんみたいに言うんですけど、
メーカーがやんないんだったらお前らやれよって思うんですけどね。
そういう感じで、メーカーがやる仕事で私たちがやる仕事ではありませんみたいな
責任転嫁っていうのがよろしくないんじゃないかなという風に僕は思ってます。
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