00:05
スピーカー 1
はいどうも、こんにちは。
えーとですね、聞きたいんですけど。
急に。
スピーカー 2
△って一体結局なんなんですか。
スピーカー 1
あー、わかりにくいよね。
なんて言ったら一番伝わりやすいんだろうな。
私が知ってるのは、でかい△は強いってことなんです。
スピーカー 2
なるほど。
それってよく言う、昔から言われてる弱肉強食ってこととは違うんですか?
スピーカー 1
いや、違わない。
弱肉強食ってことですよね。
じゃあ弱肉強食でいいんじゃないですか?表現として。
いやいやいや。
弱肉強食という仕組みの上に乗ってるシステムだから。
じゃあ弱肉強食はただ△の一部を表現してるだけに過ぎないってことですか?
なんか難しいね、表現が。
弱肉強食のほうが土台なんです。
その上に人間どもが△をいろいろ作ってるっていうイメージですね。
スピーカー 2
じゃあ生物的な弱肉強食は土台なのか。
スピーカー 1
そう、土台。
スピーカー 2
世の真理です、それが。
スピーカー 1
そこはもう揺るがない感じですね。
それがあるから人間は△を作って勝とうとしてるんです。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
実際もう全ての動物を上回りましたね。△作った時点で。
じゃあ通常の弱肉強食よりも強いってことになるんですか?乗っかってるから強いってことですかね。
そうだね。
動物の中にも△を作る生き物はいますが、人間ほどたけてはないですね。
アリとか。
スピーカー 2
でも俺らは逆△という概念を作ったじゃないですか。
スピーカー 1
動物は逆△という概念を作れるんですか?
概念っていうのを作れるのは人間だけです。
何を言ってるんですかあなた。
スピーカー 2
無理言っちゃいけませんよ。
思ってなくても逆△的な行動はするのかな?
スピーカー 1
どうなんだろうね。
それとも完全な弱肉強食なんですか?
03:03
スピーカー 2
たぶんそう。あえてとか言うことはないと思う。
弱肉強食の上に強くしようとして△を作ったのに、それによって逆△も生まれちゃってない?
スピーカー 1
カウンターだからね。逆△っていうか。
△が生きづらいというところまで人類が来て、やっと近年生まれたのが逆△だから。
あらゆることにカウンターは来るから。
飼育でもなんでもないんじゃない?
待ってください先生。
あらゆることに来るんだったら、弱肉強食本体にはカウンターが来ないんですか?
来てるね。
逆△っていうのは逆肉強食に対するカウンターでもあるんです。
スピーカー 2
含んじゃってるね。
やっぱり逆説的じゃん。
スピーカー 1
なんで?
スピーカー 2
弱肉強食を強化したはずがよ。
強化しなかったら、弱肉強食まで侵されることはない。
スピーカー 1
よくあるよくある!
脳みそを作ったからDNAバレて、子供作らんわ。めんどくせえ。これと一緒。
スピーカー 2
なるほど。わかりやすいね、先生。
スピーカー 1
わかりやすい。
スピーカー 2
先生わかりやすいです。
スピーカー 1
そうなんですけど。作りたいですか、子供。
いや作りたくないです。めんどくせえ。
だろ!
じゃあ次は、一応俺らは三角学みたいなものを構築しようとしてるじゃん。
今の話で三角ってちょっと理解できるかね?方から聞いた人が。
スピーカー 2
いや、今日一日で理解できなくていいですから。
スピーカー 1
なんとなく。
スピーカー 2
俺の質問に答えてもらっていいですか。
スピーカー 1
わかりました。
すええな、お前。答えます。
スピーカー 2
三角学っていうのは、今までの学問、アカデミア部門あるじゃないですか。
スピーカー 1
アカデミア部門?
あ、部門ね。
スピーカー 2
あらゆる科学があるじゃないですか。
スピーカー 1
あるね。
スピーカー 2
それを引用したり、投用したり、いろいろやっていく方向なんですか。
それとも、そんな不要なものは全部削いで、一から立ち上げる学問なんですか。
どっちですか。
スピーカー 1
一から立ち上げるなんてことは無理ですから、もちろん。
それはいろんな他の知見をガツガツに、恥ずかしげもなく入れていって、
06:05
スピーカー 1
それでいて、結局三角ってですね、という感じで。
まとめる、当てる。
マウントを取る感じで。
マウントを取るんですか。
約三角なのにマウントを取るんですか。
すみません。取りません。
スピーカー 2
いや、アカデミアっていうのはたぶん、一つ一つがもうマウントなんだよね。
スピーカー 1
そうなんです。
それ利用していいの?っていうのもちょっと疑問なんですけど。
スピーカー 2
なるほどなるほど。
スピーカー 1
それはいい質問かもしれませんね。
要は今までの、繰り返されてきた人類がやってきた方法を踏襲するということになりますね。
それともその中で、特に三角っぽいものは削いで、逆三角っぽいものだけを利用するのか。
なるほどね。でも知識自体は、知識だけじゃ属性はないわけです。マウントを取るとか取らないとか。
純粋な知識として、やり方はマウントだったとしても、知識だけを見れば利用できるんじゃないですか、我々は。
スピーカー 2
名前だけですごいじゃん。
スピーカー 1
例えば?
スピーカー 2
ソクラテス。
いやいやいや。人名じゃん。それは人名だからね。
ルソムが書いた。不細工。
そういう言い方はしないようにしてるよ。
スピーカー 1
発音?ソクラテス。
そういう権威的なことは言わずに、その知識の部分だけを使う。
スピーカー 2
わかりました。
スピーカー 1
最後の質問いいですか。
はい。
スピーカー 2
結局反三角やってると、仏教に行き着くこと多いじゃないですか。
多いね。
結局は仏教みたいなことを目指しちゃってるんじゃないのかっていうのがちょっと気になるんですけど。
スピーカー 1
似てる感じがするよね。
スピーカー 2
要は、ネロと。
スピーカー 1
物事を細かく分解してみて。
結局はマウントっぽいんだよな。上から見下ろす感じだよね。
あー、やってるやってる。どうせみんな同じなのにみたいな。
死ぬのにみたいな。
ないのに。
自我などないのにっていう感じだよね。
09:00
スピーカー 2
なんか、すごいやきまわしになるんじゃないかと思って。
スピーカー 1
いや、これはなりません。
スピーカー 2
なぜですか。
スピーカー 1
全然なりません。
何て言うんだろうね。古いじゃん、やっぱり仏教が。
スピーカー 2
三角もしょぼい時代なんですよ。仏陀がいた頃はね。
スピーカー 1
今はすごい大三角時代で、その三角が崩れてまた小さい三角が争うみたいな、
スピーカー 2
リアルタイムですごい三角時代なんですよ。
スピーカー 1
古い時代をちゃんと分析して、こうこうこうだねって分解して無力化していくことは、
全然仏教とはやってることは違います。
スピーカー 2
違うんだ。最後寝るんじゃないですか。
スピーカー 1
寝ないです。起きてます。めっちゃ元気です。
スピーカー 2
元気なのがポイントね。
スピーカー 1
元気だね。
スピーカー 2
なるほど。分かりました、だいたい。
スピーカー 1
だいたい分かりましたか。
スピーカー 2
まあ多分細かい部分は次回にしてもいいと思う。
スピーカー 1
なるほど。時間がそろそろ。
スピーカー 2
今日のところは俺の疑問が解けたので、ありがとうございました。
スピーカー 1
はー、わかる。ではまた次回でもよろしく。