お薬の有効期限の基本
こんにちは、3児のパパ薬剤師ゆーすけです。
今日はちょっとね、薬剤師らしい話を久しぶりにしようかなと思っているんですけれども、
病院でもらうお薬ですね、病院でというか処方箋でもらうお薬が、
なんか家に残っていることってね、あるあるかなと思うんですけど、
それのね、有効期限というか、いつまで使って大丈夫なのかっていうところをですね、
先日スタトモンのきょんさんがね、配信の中でちょっとおっしゃってまして、
ちょっとそれに対するアンサー配信みたいな形でね、今日は収録を撮りたいなと思っております。
きっかけになったね、きょんさんの配信は概要欄に貼っておりますので、よかったら聞いてみてください。
そしてね、今から話していくんですけれども、一応概要欄の方にも文字で目安を書いてありますので、
よかったらそちらもね、見ていただけたらと思います。
はい、まずね、これは一応大前提としてね、薬剤師として言わせていただきたいことを先に言わせてもらってからね、
期限の話するので、おそらくそっちが聞きたいとは思うんですけど、ちょっと少しだけお付き合いください。
材系別の使用期限の目安
まずね、前提として、処方されたお薬にね、有効期限という概念は基本的にはありません。
なぜかというと、取っておくということを基本的には推奨してないんですよ。
医師からの処方箋の処方日数、処方回数とかですね、がもうイコール使用期限ということで、
その1回のね、病気が治ればもちろんそれで終了ですし、慢性的にね、病気があってずっとお薬を飲まれている方とかであれば、
その1回の処方箋の処方日数で基本的には飲んでいただいて、なくなったら受診してという形かなと思うので、
基本的には使用期限という考え方はなくてですね、以前処方されたお薬をしばらく経ってからね、
自己判断で飲むみたいなことは基本的にはまず推奨はされません。
保管に関しても正しい保管条件っていうのがね、条件なんですけれども、温度とか湿度とかね、あと光とかあるんですけど、
基本的にはそんなに家の中でね、暑くないところで直射肉を避けていただいて、
あと冷蔵に保存してくださいってなっているものは冷蔵庫に保存していただければね、いいんですけれども、
そういった形で正しく保管していただいた場合の医療用薬品の一般的な使用期限っていうのは、
未開封の状態で大体3年から5年っていうふうに言われています。
結構長いなって思う方もね、多いかなと思うんですけど、これはあくまでも未開封の状態でっていうことなので、
処方箋を持って行って薬局とかでお薬をもらう場合は、基本的にはもう開封済みのものを使っているっていうふうに考えていただきたいので、
これはあくまでも薬局サイドでの保管期限っていうふうにね、という感じですね。
しかも実際に薬局で調剤されるときにどれくらいの期限のものが渡されているかっていうのは正直わかりません。
本当にまだ期限5年あるものかもしれないし、もしかしたらもう1年ぐらいしかないものかもしれないし、
それは基本的にはその処方日数までに期限が切れないものであれば出すので、
これからお伝えする目安に関してもあくまで目安なので、
もしかしたらそれよりも早く期限切れている可能性もあるっていうのだけは注意していただいて聞いていただけたらというふうに思います。
それではここからはね、材系別にお薬の大体の使用期限の目安を言っていきたいと思うんですけれども、
まず一番多いかなと思うんですけど、錠剤とかカプセルとか、あとは座薬ですね。
押入れから入れるお薬。これは例書ほどのことも多いんですけれども、
この辺のお薬に関しては大体もらってから半年から1年ぐらいは大丈夫なケースが多いんじゃないかなというふうに思います。
次に粉薬ですね。
この粉薬っていうのは薬局で分布されたものっていうことになるので、
もともとメーカーが最初から既製品として一方一グラムみたいな形とかで作られているものに関しては、
さっきの錠剤とかカプセルとかと同じく半年から1年なんですけれども、
薬局で分布器使って巻いて独自に分布されているものだったりとか、
あとは一方化されたお薬ですね。一度に飲めるように一方の中にお薬が生身の状態で、
カプセルとか状態とか入ったような形で一方化されているお薬。
この辺に関しては3ヶ月から6ヶ月ぐらいがおおよその目安になるかなというふうに思います。
あと水剤ですね。シロップのお薬に関しては1週間から10日ぐらいかなと思うんですけれども、
基本的には水剤っていうのは処方日数を過ぎたら廃棄していただきたいなというふうに思います。
イメージとしてはジュースとかをペットボトルから開けてコップに注いで、それが処方された状態って思ってもらったら、
あんまり長く置いといたらちょっと嫌じゃないですか皆さん。それと同じイメージかなと思うので、
基本的には処方日数過ぎたら水薬に関しては捨てていただいた方がいいかなというふうに思います。
あとは目薬とか天秤薬ですね。花粉症の時に鼻に使う薬とか。
あと塗り薬系ですね。軟膏とかクリームとか。
そのあたりに関しては割と使用期限っていうのが直接書いてあることがあると思います。
それはあくまでも未使用の状態での使用期限ですので、使ってなければその使用期限でいいんですけれども、
開けた場合はそこから1ヶ月くらい以内に使っていただいて、残ったものは捨てていただくっていうのが衛生的にいいかなというふうに思います。
これね、錠剤とかカプセルとかってもらった時にはそこに期限が書いてないんですよね。
なので多分皆さん迷われると思うんですけれども、あくまでもね、さっき一番冒頭に言ったように処方された時点でもそういう有効期限とかっていう使用期限という考え方がなく、
衛生的な使用と保管について
基本的には処方日数分が使用期限という考えなので書いてないというところもあるんですけれども、
その目薬とか塗り薬とかもそのまま物事を渡すので書いてあるケースもあるっていう感じですね。
ですのでほぼ未開封の状態のものですね。錠剤とかカプセルとかシートに入ったままの状態であれば長くても1年ぐらいは大丈夫かなと思うんですけど、
1年過ぎたらもう捨ててもらった方がいいと思いますし、もう空いてるものですよね。
一方化されているものっていうのはシートから取り出して一方に求めてありますし、
粉薬も基本的には薬局で開封済みのものを巻いているので、そういうものに関しては長くても半年ぐらいかなと思います。
なので保管すること自体は推奨はしないんですけれども、
豚服のお薬とか痛み止めとか熱冷ますとかはその時に使わなくてちょっと後で使うというケースもあるかなと思うので、
もらった時に袋に入っていると思うんですよ。お薬の袋に入っていると思うので、そこには必ず錠剤した日付が書いてありますので、
保管するときはその袋ごと保管しておいてもらって、そこから1年以内であれば使ってもいいかなという感じで思ってもらえればいいかなと思います。
ということでいかがでしたでしょうか。
一応僕も薬剤師という立場なので前提条件のところを聞いていただいた上でのお話ですけれども、
僕も一応その最後言った目安で大体お薬というのは保管したり使ったりしてますので、参考にしていただけたら幸いです。
もし何か追加で聞きたいこととか、これに関係してお薬で聞きたいこと等ありましたら気軽にコメントやレターいただければお答えさせていただきたいと思います。
それでは最後まで聞いていただいてありがとうございました。ゆーすけでした。またねー。