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こんにちは、番組ナビゲーターの伊藤由美子です。
伊藤由美子のCozy Spaceへようこそ。
Cozy Spaceとは、日本語に訳すと、居心地の良い場という意味になります。
この番組では、居心地の良い場とは何かということをテーマに、
あなたらしくいられる、ちょうどいい場所を見つけるためのラジオ番組です。
毎回素敵な方々にインタビューさせていただき、
ついつい夢中になってしまうことや、個性を生かして自由に生きること、
そして日々気持ちよくいられるヒントなどをお伝えしていけたらと思っています。
伊藤由美子のCozy Space第132回、2023年4月のゲストは、
元祖社地もなか本店、専務取締役、古田健二さんです。
古田健二さんのインタビューは、132回から135回まで、4回に分けてお届けします。
インタビューの1回目は、SNSを駆使して大復活した社地もなか本店の裏側、
そして、自らメディアに出演する理由など、お話をしていただいています。
では早速、古田健二さんのお話をお聞きください。
今日は、社地もなか本店の古田健二さんにお越しいただきました。
古田健二さんです。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。古田さん、この前、私が今ラジオ番組をやっている
愛知機体フームの生放送に出演していただいたばかりだと思うんですけど、
あの時はありがとうございました。
あの番組だと30分しかないので、古田さんの今までのいろんな経歴なり、
人生を伝えることができない、伝えきれなかったんですよ。
確かにね、限られた時間でしたしね。
なので、古田さんの過去を垣間見たっていうか、
SNSで投稿しているのを見ていると、すごく興味深いフリーズがいっぱいあったので、
今日はPodcastのほうにゲストとしてお迎えして、
ちょっとたっぷりお伺いしたいと思いますので、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
まずね、今やっぱり現在、社地も中本店を先代から奥様と一緒にお継ぎになったということで、
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社地も中本店のお店のほうのお話をやはり最初お聞きしたいと思っています。
この前、愛知機体フームの放送でもお話ししていただいたんですけど、
やはりSNSを駆使して、いろんな方とつながって
今に至っているっていうところがちょっとお話あったと思うんですけど、
やはり最初っていうのは、何でもゼロからスタートするっていうところあるじゃないですか。
ゼロから、今すごくいろんな社地も中本店が全国のいろんな人にSNSを返すことによって知れ渡ったと思うんですけど、
いこのムーブメントを起こすまでっていうのにも、
いろいろSNSだけ見るだけだとわからないところの裏側ってあると思うんですよね。
そうですよね。いろんなことありましたね。
やっぱり研究したりとか、試行錯誤して行き着いたっていうところがあると思うんですけど、
そうですね。
今中心となっているSNSってツイッターだと思えばですかね?
そう、今はもう完全にツイッターですね。
そのツイッターの活用っていうのは、最初のふーたさんが書いたあるものを見たときに、
最初フォロワーが50人ぐらいしかいなかったっていうことを書いてあったと思うんですけど。
そうですね。だからうちの話題が火がつくまでというか、本当にそんな状態でしたね。
アカウント開設したのが2020年の12月だったので、そこがゼロの時からのスタート。
そういうことなんですか。2020年というと、お店を継がれたのが2021年の8月の終わりぐらいと認識で良かったんですよね。
そうですそうです。だから本当にちょっとやめようかどうしようかっていうぐらいの段階で、
SNSでもやってみたらいいんじゃないかなって思ってたタイミングだったんで。
そうなんですね。試験的にやってみようぐらいの感じですね。
そうですね。
すぐ前で本当にお店がもしかしてこのままなくなってしまうかもしれないという前段階でやり始めたってことなんですね。
そうなんです。
どうでした?最初やり始めてから。どんな感じでした?
最初は定期的に更新もしてなかったですし、僕がやってるっていうよりは、
どっちかというと社長の妻の方がたまに写真付きで投稿するみたいな。
最初はもう奥様の方がそちらの運用してたんですね。
だけどチットも反応もないし、アカウント自体はあるけど別に運用できてないみたいな。そんな感じでしたね。
そこから古田さんが携わるようになったのはいつからなんですか?
僕が携わるようになったのが翌年の2021年の9月なんですよ。
もう本当にお店を継がれてすぐ始めたって感じですか?
はい。それから1年半くらいっていう感じですかね。
そこから、そうですね。今、2023年の3月なので、1年半くらい。
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そうですね。
どういう変化がありました?
ツイッター見てきましたってお客さんがすごく連日のようにいらっしゃるっていうのは、すごく大きな変化かなと思いますね。
それって何かきっかけっていうのは、なんかヤフーニュースとかにも取り上げられたりとか、いろんなところからの効果っていうのがあったんですかね。
はい。最初はヤフーニュース見て、そこからツイッターに来てくださった方が一番最初の大きな動きではありましたね。
だんだん色々、目に見える反応が起こってきたってことですよね。
そうなんです。それまではやっぱり気づかれてもいないので。
お店があること自体みんなに認知されてないってことですよね。
そうですね。認知されてないから、アカウントがあってもそこまでもたどり着かないし、投稿したところで反応もないっていう感じだったので。
だからヤフーニュースになったっていうのがすごい大きな転機ではありましたね。
なかなか簡単には人は動かないと思うんですよ。
最初はもちろん認知からされることっていうのは大事だと思うんですよ。発信するっていう意味で。
そこから次の段階としてお店までわざわざ来ていただけるっていう部分っていうのはすごく大きな変化だと思うんですよ。
そうですね。
見て知ってるだけっていうのはよくあると思うんですけど、よくあるってわけじゃないですか。
まだ最初の一歩としてはあることだと思うんですけど、そこからわざわざ行動を起こしてくれるっていうところ。
そこはヤフーニュースでの取り上げられたお店の今までのストーリーとかに何か響いていらっしゃったんですかね。
多分それが大きいと思いますね。
やっぱりあの一つの記事で、うちの構成といいますか、ストーリーが確立した部分があると思っていて。
それからテレビとかの取材も来たんですけど、全部ヤフーニュースの記事をベースに番組が構成されていったりしたので。
そうなんですね。
実際に廃業の危機を迎えて大変な状況の中で頑張ってっていうところは事実なんですけれども、
本当にいい記事に作り上げていただいたなっていうのがあって、
自分自身も読んでて確かに心打たれるような、そういう文章でっていうところが全国の方に届いて、
それが実際に食べてみたいっていうふうに思っていただけたんじゃないかなと思ってますね。
すごいですね。やっぱり心を動かせる文章を書けるっていうのは、なかなかできるようでできない。
誰もができることではないなと思うんですけど。
あれが名古屋ネタライターの大竹俊幸さんに書いていただいたんですけど、
大竹さんとのご縁が実は10年来と言いますかね、昔は自分が読者で好きだった方なんで。
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そうなんですね。
そこから何度か大竹さんが主催しているチンスポットの修復工事みたいなのに参加しに行ったりとか。
チンスポットって珍しいスポットということですね。
今は名古屋の知識人枠でいらっしゃるんですけど、昔はB級スポットとかそういうものを紹介する方だったんですか。
それもちょっと興味深いですね。
その時代からお会いしていたような方に私たちの中の話もさせていただいていたんですけど、
正式に通知事になってお話をしたら取材に来てくださってという流れがあったので、本当にご縁だなと思います。
10年くらいのお付き合いがある中での大竹さんの記事というのがそこに魂がこもっていたんでしょうね。
そういうのもあったと思いますよね。
やはり全く知らなくて取材に来られてというよりは、歴史があっての交流があっての記事というのは何か違う気もしますよね。
本当にここで来たかという感じでバシッとハマった感じがありましたよね。
だって10年前はまさかそういうことが10年後に起こるとは思ってないですもんね。
思ってない。
それが何かの不思議なご縁で繋がっていって、今のお店にも繋がっていったというところが面白いですよね。
人との縁というのを一言に簡単に言っちゃいますけど、面白いことたくさんありますよね。
ブルタさん自身も結構フットワークがあるイメージがあるんですよね。
そうですね。そういうチャンスが起こりそうというか、そういうときはもう即動くというか。
私が主催したイベントにも2回来ていただいてるんですよね。
そうでしたよね。お米の。
おいしいご飯というのでおいしいご飯をみんなで食べるとか。
食べましたよね。
食べましたよね。
いろんなイベントとかいろんなものに参加したりすることがピンときたらいらっしゃるとは思うんですけど、
基準軸になるものってあるじゃないですか。
何でもかんでもいけないわけですから。
ブルタさんの中でそういった基準ってあるんですか。
昔はいろいろ何でもかんでも顔を出してた部分はありましたけどね。
最近だと結構忙しくなってきたっていうのもあるんで。
最近飛びつくものというと。
改めて聞かれると。
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難しいですよね。
それじゃ結構感覚的に直感的にこれいいんじゃないかっていう感じで。
今は完全にお菓子屋さんになったので自分のところの商品を広めるっていうところが最大の集中するべきポイントだと思ってるので。
例えば影響力ある方が興味を持ってくれて何かやりませんかとかそういうお誘いがあったりした場合には絶対そこは乗っかるようにというか。
自分のところのお菓子を広めてもらえるような影響力のある方との関わりっていうところはものすごく大事にしたいなと思いますし、
そういうところにはどんどん積極的に参加していきたいなと思ってますね。
そうなんですね。
だからこういうラジオをやったりとかメディアに出演させていただくっていうのも本当にものすごく大事な機会だと思っているので、
それも基本的には断らないんですね。
全部出るっていうスタンス。
すごいですね、全部出る。
ご自身もね、この前愛知キッターヘムでもお話していただきましたけど、
名古屋のコミュニティFMのミッドヘムにもご自身も、
今年入ってからレギュラーにならせていただいて、
ラジオっていうメディアもすごく固定のリスナーさんとかが結構多かったりとか、
毎週同じ時間に流れるということで、そこでちょっとずつ知っていただけるというか、
長期的にやっていくと効果があるものなのかなっていうのもあるので。
たぶんじわじわいくと思うんですよね。
そのあたりのラジオの面白さってきっとあるんだろうなって私も去年から初めてちょっと思ってはいるんですけど。
本当にだからありがたい機会ですし、
どうせやるならしっかり面白い番組にしていきたいなと思いながら取り組んでいる感じですね。
発信していくっていうことが大事だっていうこともありますし、
それもやっぱり声でね、文章もやっぱり大事だと思うんですけど、
TwitterなりFacebookなり、自分の声で届けるっていうのも一つ面白いなっていう感じは思いません?
それはありますよね。文章はやっぱり何度も何度もね、
何度も何度もね、塗り直してというか、
そうですね、遂行してね。
遂行して、完成された状態で投稿するっていう感じなので、
完璧な状態で世に出ていくっていうことだと思うんですけど、
声だとその場でも考えながらそのままのものが出てきてるんで。
そうですよね。生放送でやってらっしゃいますもんね。
生放送やってます。
でももう撮り直し効かないですもんね。
噛んでもそのままだし、間違えたとか言っちゃうんですよね。
でもね、それがわかったりするなと思うんですよ。
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作りすぎないほうが面白いなってちょっと最近思ってて。
それあるかも。
私、古田さんが今よりもちょっと前に聞いたときに噛んでたんですよ。
でもなんかそれがね、逆にやっぱり古田さんのこと余計に知ってるからか、
なんか頑張ってんな古田さんって思っちゃうんですよね。
そろそろやっぱり感想は違うと思うんですよね、感じ方は。
ただやっぱり何でもアナウンサーじゃないよね、HKの。
そうですね。
そこはそんなに求められてないかなと言って、
自分の中でそう思い込んでやるしかないみたいな感じとかあるんですけど。
結構リスナーさんも許してくれたりするんで、
これはこれでいいのかなと思ってますよね。
本当にお目に見ていただけるから。
ありがたいかもしれないですけど。
先ほどのお話がありますけど、戻りますけど、
Twitterを結構今メインされてるっていうことで。
そうですね。
朝からおはしゃちですって言ってますね。
おはしゃちですってつぶやいてるんですよね。
そうなんです。
あれってやっぱりフォローしていただける方とのコミュニケーションを取るためっていう、
ほんのシンプルなことでよろしいですかね。
そうですね。
Twitterもネタに困ったりっていうのあるんですけど、
毎日おはようって挨拶なんで、
挨拶だから別に中身ともならなくて、
ただ朝だから言うっていう理由で言えるじゃないですか。
向こうも理由なくておはようございます、おはしゃちとかって言いますもんね。
そうなんですよ。
最初はこういう公式のアカウントって、
いろいろハッシュタグつけるんですよね。
今空ってつけて、空の写真を載せたりとか、
企業公式が毎朝地元の天気を言い合うみたいなのがあって、
晴れてます雨ですとか言ったりして、
最初はそういうふうにやってたんですよ。
公式アカウントだからそういうふうにしなきゃいけないのかなと思って、
ずっとやってて、ある時に気づいたんですけど、
女性アイドルさんとかっておはよしか言わないんですけど、
おはよって言うと何百いいねってついてて、
確かに見ることあります。
なんか羨ましいなと思って、
またね、そのビジュアルも得じゃないですか。
自撮りとかあるとやっぱり反応余計にいいと思うんですけど、
なんか悔しいし、羨ましいなと思って、
じゃあハッシュタグとか取っ払って、
シンプルにおはしゃちですって言ったらどうなるのかなってやってみたんですけど、
そうしたら反応落ちなくって、
200いいね、300いいねとか普通についたんで、
これ別に天気とか言わなくてもいいって気づいて、
これでいこうと思って、
おはしゃちですってシンプルにやってます。
やっぱりそこですぐに試してみようっていうのは大事ですもんね。
そう。
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そういうのすぐ取り入れる気がする。
本当に羨ましかったんですね。
羨ましかったからやってみればいいだけですもんね。
確かにね。
なんのリスクもないですもんね。
お挨拶するのはね。
なんか企業公式だとこうしなきゃいけないみたいな固定観念ってあったんですけど、
そこをちょっと思い切って取っ払ってみたって感じですね。
なんかそれすごい大事な気がしますね、やっぱりね。
別に決まりないですもんね、そこのね。
人を傷つけるとかそういうことはいけないと思うんですけど、
発信でそうじゃなければ。
そうなんですよ。
だから作り込もうとすると結構なんか時間経っちゃって、
なんか昼になっちゃってちょっとおはようの時間じゃないなみたいになっちゃうんですよ。
確かに。
だけど一言だけだったらまさにポンと言うだけなんで。
どんなに忙しくてもね、そのくらいならすぐ入れれますもんね。
そうなんですよ。
やっぱりやりながら走りながらどんどんいろんなことを試しにやっていくって大事ですよね。
大事ですね。
でも考えすぎちゃって、じゃあどうしようこうしようって寝てるうちに何もやらずに終わるってことあるじゃないですか。
ありますあります。
きっとそういうことって多いと思うんですよ。
でもなんか今みたいにね、悔しいからちょっとやってみようっていう、
なんかそういったマインドってすごい大事だなと思うんですよね、やっぱり。
そう、いろいろやっぱツイッターだと試せるっていうのがいいかなと思ってて、
インスタはやっぱりもうしっかりと作り込んだ写真で文章出て、
いいところを見せていくっていう風にしなきゃいけないんですけど。
そうなんですよね、簡単に言うと映えるって言葉が入ったように。
特にお菓子屋さんだったら、お菓子がおいしく見えないといけないですもんね、写真がね。
そこに反応していくっていうのは大事ですもんね、反応してもらうのがね。
そう、だからちょっとしっかりとアカウントの世界観とかも統一していってっていう部分もあるんですけど、
ツイッターはその辺結構ラフでいいというか、ちょっと崩した感じでもいいですし、
そうですよね。
ツイッターをどんどん投稿していくと、前の投稿なんかもすぐ流れていって、
そうですね。
っていう感じなんで、そこが自分としては合ってるツールかなっていう風に思ってますね。
今でもフェイスブックもまたちょっと力入れてる感じじゃないですか。
そう、だからツイッターで公式アカウントの中の人として運用してきたんで、
自分やっぱり個人として、
古田健二としてのフェイスブックアカウントですね。
公式だと言いづらいこととか、言っちゃいけないこともあったりするので、
そこは実名でやってるフェイスブックの方で出せる部分は出していこうかなって考えてますね。
長い文章もね、他のバイトより読んでもらえる人とかもあったりとか、
ノートもやってらっしゃるんですよね、そっちの中のコンテンツで。
そこもやっぱりストーリーとかが入れれるじゃないですか。
そうなんですよ。
フェイスブックアカウントだと自分がどういうことを思ってるかっていうね、
その気持ちの部分も書けるっていうので、やっぱりね、媒体によって使い分けした方がいいですもんね。
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ノートはブログみたいな感じなんで、
結構ノウハウ的というか、有益な記事になるようにっていうところを意識してやってますし、
フェイスブックはもう個人的な感情とかですかね、っていう使い分けですね。
今のお店のね、今、催務取締役っていう形でされてると思うんですけど、
営業かつ広報担当みたいな感じですかね。
そうですね。やっぱり売上を作っていくっていうところが、
もう自分以外できる人がいないので、そこを担当してるっていう感じですね。
古田賢治さんにご登場していただきました。
次回は仲間と働く上で大切にしていることや、
異色すぎる古田さんの経歴についてお話していただきます。
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それでは次回もお楽しみに。伊藤恵美子でした。