00:06
YUKI's Room|片付けアドバイザーのYUKIです。
今日は、子供との片付けについてお伝えしたいと思います。
我が家には5歳の息子がいるんですけれども、
実は私より先にお片付けを終えた人なんです。
私が片付けをしたくて、オンラインのアドバイスを受けていたんですが、
彼はそれをずっと見ていました。
私も最初は、面白い、テレビ電話みたいで面白くて、
そばにいるんだろうなって、そんな風に思っていたんですけれども、
アドバイスをもらって、お話を終えた後、
彼はもう真っ先に自分の部屋へ行きました。
そして何をするのかと思ったら、すべてのおもちゃを持ってきて、
いる、いらないの紙と箱まで作って、全部を仕分けをし始めたんです。
それは私の方が慌ててしまうくらいの速さでした。
その時、一つのことだけ気をつけようと思って、
お片付けを手伝いました。
それは、捨てる、捨てない、
そういう聞き方をしないようにすることです。
じゃあどういう風に聞くか。
それは、いる、いらない、または、手放す、手放さない、
そんな風な言葉の変え方でした。
なぜそうしたかというと、
普段、幼稚園から持って帰ってくる製作物や、
家で書いたお絵かきの紙、
そういったものをついつい、
こちらの方が、もう捨てていい?
そんな風に聞いてしまうことがあったんです。
そうすると必ず決まって彼は、
まだいるの、と強く言い返してきます。
それらが確実に不要なものだったときでも、
私がそういう聞き方をしてしまったときには、
必ず、まだいる、
そういう言い方をしてくるようになっていました。
でも当たり前ですよね。
自分も片付けをしているときに、
家族から、これ、もう捨てていい?
とか聞かれたら、
絶対に、まだいるの、
そう答えていたと思うんです。
そういう経験から、
息子が片付けを始めたとき、
絶対に使わないようにしよう、
そう思いました。
そして、お片付けが終わって、
いらないボックスに入っている、
おもちゃを見たときに、
びっくりしたんですね。
それは全てが、
自分の意思で決めたものではない、
親や、おばあちゃん、おじいちゃん、
周りの人からもらったものばかりでした。
もちろん息子は小さいので、
自分の意思で決めたものは、
03:00
少なかったとは思うんですが、
それにしても、
見事なまでに、
一つもなかったんです。
ちゃんと、
いるものボックスに入っていたものは、
自分の意思で決めたもの、
そればかりでした。
そしてまた、
いらないボックスに入っていたものの、
手放し方が、
すごく潔かったんです。
ママ、明日、
これ、全部、
幼稚園に持っていく、
そう言ったんです。
そしてその言葉通り、
翌日、
全部、
幼稚園に持っていきました。
それからは、
あのおもちゃ、
まだ持っていたかったな、
遊びたかったな、
そんな風に言われるんじゃないかと、
こちらの方が、
毎日、ひやひやしていたんですが、
ママの口から、
そういう言葉は、
一度たりとも出てきませんでした。
今も、お片づけは継続していて、
おもちゃがちょっと増えてくると、
厳選して、
選択して、
自分の好きなものだけ、
残すようにしています。
お片づけに年齢は関係ない、
また一つ固定概念が、
外れた瞬間でもありました。
今日も聞いてくださり、
ありがとうございました。