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2022-08-31 59:10

YCAM ぐるぐるラジオ 第4回

今回のラジオは「お悩み相談のコーナー」スペシャル!YCAM館内にある映画館「YCAMシネマ」の映画選定やコミュニケーションについての質問に、YCAMシネマ担当の前原さんと一緒にぐるぐるお答えしたり(事前収録)、「プレゼン上手になるには」「良いラジオネームの付け方」というお悩みについて一緒に考えるなど、いつもより多く”ぐるぐる”しております。

YCAM夏イベントと爆音映画祭
YCAMぐるぐるラジオ第4回、8月25日木曜日、山口情報芸術センターYCAMからお届けしております。
現場にいるのは、YCAM教育普及担当のこんのと、山岡と、原です。よろしくお願いします。
何今の?
ためてみました。このラジオ・ポッドキャストでは、YCAMがアーティスト、リサーチャー、山口の人たちとともに、
メディアテクノロジーのことであったり、アート作品のことであったり、暮らしのことなどについて、さまざまな問いを立てたり、悩みを相談したり、
そんな頭をぐるぐる動かしている様子を発信していきます。夏休みももう終わるなんて話で、
夏休みの宿題の話とかもね、さっきまでしてたんですけれども。
本当にいるんだ。毎日ちゃんと計画的にやる人。
幻だと思ってた。
今、私たちの目の前に一緒に働いていた同僚が、まさかそんな人だとは。
私からしたら、二人とも残す墓よと思ってびっくりしたけど、最終日でしょ。
じゃあ、けなちゃんは嘘の絵日記書いたことないの?
ない。
そうなんだ。
でも待って、7月中に授業の裏でずっとやってるのは、嘘の絵日記書くの?
だから、ドリルとか、ドリルとか。
ドリルもやってるんだ。
終わらせる系のやつ。自由研究とかちゃんとやってそう。
やった。結構楽しくやった。
私も急いで川に行って、石めっちゃ拾って、ボンドでくっつけて出したことある。
これを聞いている小学生とか、お子さんはなかなか少ないかなと思うけど、みんな勇気を持ってください。
35個拾って、全員に顔を描いて、クラスメイトの顔だって出したことある。
よく持ってったね。
結構、でも今見れたら味わい深そうだけどね。
あと、賞取った。
すごいじゃん。
みんな、こういう人もそういう感じに素敵な大人になってるから。
だからみんな大丈夫だよ。宿題終わらなくても。
全然大丈夫。
夏休みの宿題の話とかもしてますけど、YCAMとしても夏休みは宿題じゃないけど、いろんなイベントがね。
目白押しやね。
目白押しで、星空上映会なんか来ていただいた方もいらっしゃるんじゃないかなというふうに思うんですが、
明日からは爆音映画祭ですね。
ついにね、始まりますね。
始まるね、今年の。
そうなんですよ。
ちょっとね、このポッドキャストをね、スポティファイとかで聞いてらっしゃる方、少し時期がずれちゃってるかもしれないんですけれども、
明日8月26日からはね、去年は1日目で終わってしまった爆音映画祭が今年は3日連続できる予定でございますのでね。
嬉しいですね。
爆音映画祭って毎年、知らない方もいらっしゃるかもしれないんですけど、
毎年夏の終わりというか、8月末に始まるんだけど、始まると夏が終わるなっていう感じ。
そうだね。
同時の2つの意味があるイベントとして写真でくれてる方もいるのかなというふうに思いますね。
山口の夏の終わりの風物詩になってるんじゃないかなと思うし、
思いたい。
思いたいし、
信じたい。
爆音映画祭が終われば、今度は私たち秋の展示とかまたイベントに向かってどんどん走り出していくっていう時期なので、
なんかすごく忙しいしでも楽しい時期だよね、この辺りの時期。
お悩み相談コーナー 前半戦
そうだね。
これからもYCAMとこのラジオをよろしくお願いしたいところなんですが、
今日の放送、さっきねちょっと収録前のお話の中でもしたんですけれども、
お悩み相談スペシャルと題しまして、
YCAMぐるぐるラジオあてに届いたお悩みとか質問をアーティストとかリサーチャーとか山口の人と、
あとYCAMのスタッフがみんなで一緒に考えてみるコーナーを私たちお悩み相談コーナーって呼んでるんですが、
今日はこのスペシャル回として事前収録と、
あと私たちの生回答、生返答をいろいろやりながら、
いろんなお悩みにたくさん目に、普段と比べて多く答えていきたいなというふうに思っております。
もうスペシャルだ。
ちょっとすいませんね、第4回からスペシャルとか言っちゃって。
って思ったけど、さっきも話したけど、あれですよ、笑っていいともも、
1週間に1回増刊号やってたんで、あんなスペシャルを何回やったっていいと思いますよ。
すいません、次回ももしかしたらスペシャルかもしれない。何かのスペシャルかもしれないんですけれども、
今回はお悩み相談コーナーのスペシャルとさせていただきたいと思います。
前半ではYCAMの中にあるミニシアター、YCAMシネマに関するご質問とかお悩みをいただいたので、
このシネマ担当の前原さん、前原さんは第2回のこのラジオにもご出演いただいているんですけれども、
前原さんと一緒に上映する映画の選定だったりとか、日々のお客様とのコミュニケーションについてだったりとかを、
裏話なんかも交えながら伺ってきました。
こちらは山岡さんが聞いてきてくれたんだよね。
はい、聞かせてもらいました。
聞かせてもらいました。
これラジオを聞いてくださっている方から届いたお悩みというか、ご質問に対して、
僕ちょっと代表して前原さんにお話を聞いてきたので。
熱いメールだったよね。
そうだね。長文だったね。
熱いメールに熱く答えているので、ぜひこれ聞いていただきたいなと思います。
後半では先ほどのYCAMシネマに関する方は山岡さんに担当してもらったので、
後半では私と原ちゃんがいただいているお悩みを一つずつ選んで、
このYCAM教育普及メンバー、この3人の中で生返答というか、生ぐるぐる会議、
みたいなことをしていけたらなというふうに思っています。
この2段構成でいきたいです。
では早速前半からいきましょう。
お悩み相談コーナー前半戦です。
先ほどYCAMシネマに関するお悩みをいただいたのでって話をしたんですけれども、
意外と私たちYCAMシネマ自体のご紹介というかね、してなかったなと思ったので、
ちょっとご紹介先にさせていただければなと思います。
YCAMシネマは国内外の優れた映画作品を紹介する上映イベントを、
今週末中旬というふうにホームページには書いてあるんですけれども、
お悩み相談コーナー 後半戦
実際は月曜日と火曜日以外はいつもかな?
月曜日も実はね、図書館さんの上映というのをやっていたりするので、
基本的に休館日以外はしていることの方が多い。
上映を常にしているという感じなんですけれども、
国内外の優れた作品を紹介する規模で言えばミニシアターにあたる映画館になります。
映画をきっかけにメディアテクノロジーを用いた表現のエッセンスに触れていただけるように、
古典的な作品から最新作まで幅広い時代の様々なジャンルの映画の上映を行っております。
映画の上映だけじゃなくて、上映に合わせた形で監督とか出演者の方とか関係者の方のトークイベントも随時行っている場所になります。
このトークイベントに関しては、第2回のグルグルラジオでもちょっとお話ししていただいたりしてますので、
気になる方はそちらも聞いていただけると嬉しいです。
それ以外のワイカムシネマの特徴なんですが、まず席がふっかふかです。
山口市で一番ふかふかなんじゃない?
これ過言かもしれないけど、私も山口市で一番ふかふか疑惑があるなというふうに思っています。
マシュマロみたいな席だよね。
本当に座り心地のいい席が大体100席ぐらいあるミニシアターになっています。
あとさっき古典作品から最新作までっていう話をしたんですけれども、
ワイカムシネマは実は35ミリフィルムの上映のシステムがありまして、
だからすごく昔の映画というか大事に大事にされてきたフィルムみたいなことを
ワイカムでは実は見ることができるんですね。
こんなワイカムシネマは実は山口市唯一の映画館なんです。
ここだけってことですね。
県庁所在地なのに。
どう捉えるか。もちろんこういう映画館がすごくフィーチャーされているのも素敵なことだと思うんですけれども、
山口市はシネマコンプレックスとか個人の方がやられている映画館がないという状態なので、
このワイカムシネマが市内唯一の映画館というふうになっております。
さっきどんな特徴があるかなって3人で確認してた時に、料金が安いんだよね。
25歳以下がいくらだっけ?800円。
だから普通に映画見ようと思ったら最近ね、1800円ぐらいするのでお得ですよ。
豪華なマクドナルドのセットぐらい。
そうだね。
あ、ごめん。企業の名前出してない。
全然出していいと思うし。
ナゲットもつけてぐらい。
そうだね。すごく。
ランチぐらいの値段で見れちゃう。
800円で映画が見れちゃうというお得な面もあるので、
ワイカムに近い方もワイカムに来る機会がある方もぜひ足を運んでいただければなと思うんですけれども、
そんなワイカムシネマのシネマ担当前原さんに映画に関するメールについて伺ってきました。
リスナーからのお悩みメール
先ほども話したんだけど前原さんの登場は第2回ぶりですね。
前回はそれこそ明日から始まる8月26日から始まる爆音映画祭についてボイドの樋口さんと一緒にお話ししてくれています。
それ以外にも実は前回第3回の時にお悩みメールとして、
映画を自宅で集中してみる方法っていうのをいただいてたりして、
グルグルラジオリスナーもしくはあれだね、もともとラジオを聞く方がそうなのかもしれないけど、
ちょっと映画好きとか映画が気になっている方が多いのかなっていう印象なんかもありました。
みんな映画に興味津々なリスナーが聞いてくれてますね。
あと映画見るの増えたな、私も自宅でみたいな話があったけど、
家で何ができるかなっていう娯楽の中で最初に浮かぶのが映画っていう私みたいな人多いんだろうなと。
時間も2,3時間で区切りがあって、ちゃんとコンテンツとして完結してっていうところもあるからね。
配信も増えて見やすくなってるしね。
なんかいろんな見方があるからこそ、ちょっと今映画について考えてみようっていう時期なのかもしれないね。
いろんな話が山岡さん聞いてくれたので、そちらの音源みんなで一緒に聞いていきたいなというふうに思います。
とっても緊張してると思います。緊張しながら聞きました。
緊張している山岡さんにも注目していただきながらお聞きください。
こちらの音源は8月15日に収録されたものです。それではお願いします。
今回はシネマ担当の前原さんに来ていただきました。
ご来場いただいているお客様ありがとうございます。
このインタビューを担当するのは、ワイカムの教育普及の山岡です。
今回お悩みメールが来たんですけども、とても長い思いのこもったメールが来ております。
映画に関連する内容だったので、ちょっと今日は前原さんに来ていただきました。
ちょっとそれを早速読み上げてみたいと思います。
ワイカムグルグルラジオの皆様こんにちは。
スポティファイでラジオを見つけて、映画についての質問でメールしました。
山口県に住んでいる死がない30代の映画ファンです。
5年前くらいに東京からUターンで帰ってきて、今地元山口県で働いています。
大学時代はミニシアターでバイトをずっとしてたくらい映画が好きなので、
ワイカムシネマの存在は田舎の映画好きにとってオアシスです。
いつもありがとうございます。びっくりマーク。
死ね込んでかかるようなビッグバセットの映画は、山口在住でも死ね込んでかかるので見ることができますが、
話題の小規模作品や名作のリマスター企画などは、
現状福岡のKBCシネマや広島の八丁座などまで、たった一本の映画を見るためだけに遠征してみています。
でもさすがに遠い、行く元気がないと甘えて見逃した映画を奇跡的にワイカムが拾ってくれて、
スクリーンで見ることができた作品がこれまで山ほどありました。
ワイカムマジで神。びっくりびっくり。
そこで2つ質問です。
ワイカムシネマの運営において、こういう映画を意識して上映作品を決めてる、みたいな作品選定基準みたいなものが聞きたいです。
ワイカムシネマの神話
5年間通っていると、この映画、今福岡のKBCシネマでやってるけど、
多分ワイカムでこの後やるだろう、みたいな勝手な予想がだんだん当たるようになってきて、遠征費節約の打率が上がってきました。
すごい。
ぜひ、上映作品の選定がどのように行われているのか、
こんな映画は積極的に上映している、みたいな映画の選定の内側の話をお願いします。
質問もう一つは、この小規模映画ぜひワイカムでやってほしい、みたいな映画があったとして、
それをリクエストできる、リクエスト箱みたいな機能って現状あったりしますか?
実現したらラッキーくらいのテンションで気楽に、この映画やってほしい、という田舎の映画ファンが
思いをただただ伝えるためだけにリクエスト箱的なものがあったらとても嬉しいです。
上映されなかったとしても、それだけで気持ちが成仏されます。
私で言うと、ワイカムでスープとイデオロギーとこちらみ子が見たいよ、みたいな。
では長文失礼しました。
ワイカムシネマなくなると困る映画オタクは周りにいっぱいいます。
これからも悲しき田舎の映画オタクの受け皿として訓練し続けてください。
切実。
切実で締めくられるお悩みメールだったんですけれども。
質問者の方から2つ質問があったと思います。
ワイカムシネマの上においてこういう映画を意識して上映作品を決めているみたいな、
先に選定基準みたいなものが聞きたいというのが1つと、
あとはリクエスト箱みたいな、この映画ワイカムでやってくれないかな、
みたいな投稿できる機能ってありますか?って質問だったんですけれども。
じゃあちょっと1個目の質問からいきましょうか。
まず映画をこれかけるときに1回見てとかっていう感じでまずは選ぶんですか?
はい。配給会社からたくさん来ます。オファーというか。
流してくださいっていう。
そうですね。こういう新作がありますよっていう情報がメールでも来ますし、
ハガキでも来ます。
ハガキでも来るの?
そう。昔からの試写場?
主に東京で試写があるので来てくださいっていう試写場が来ますね。
それが割と昔から変わらないお知らせの方法かなっていう感じがします。
でもコロナになって試写室に行くっていうのがやっぱりちょっと難しくなっているので、
オンラインで試写しますっていうお知らせに最近変わったりもありますし、
ディスクで送ってくるかもデータでそれを見て決めるっていうのがまずでありますね。
でも全部の会社が全部自分の作品を送ってくるわけではないので、
なんとなくワイカムでやってほしいなっていうものを送ってくるっていうところもあるんですけど。
配給会社さんはワイカム向けにみたいな感じで?
っていうところもあります。
例えば10本ぐらいあるとしたらこれはワイカムいいんじゃないかなっていう作品を、
でも他にもありますよみたいな感じでプッシュしてくる場合もありますし、
逆にオファーは特に来てないけれども、
いろいろやっぱりその時の宣伝の仕方とかで、
うちに似合いそうだなとか私が見たいなというものはサンプル送ってくださいっていうふうに。
マナナさんの方から?
両方オファーしたりされたりですけども、
2日に1本ぐらいは見ますけどね。
でもどれを見ようっていうのもあるので、
やっぱり厚い要望があると見ようかなという気にはなりますよね。
前原さんは時間も限られてるわけで、
全部が全部はなかなか見切れないですし。
でも配給会社の方からワイカム向けにこういう作品がいいかもっていう風な
プッシュのされ方をしてるっていうのは全然知らなくて、
結構前原さんがうぞうむぞうの映画の中から、
自分でこう書き分けるように作品を選んでるんだと思ってました。
オファーもすることもあるけど、向こう側からワイカムでこういうのを流すといいかもっていう風に声かけてくれるところもあるんですか?
ありますね。
それは本当にインディペンデントというか、
自分だけで動いてる監督とかのものがありますね。
配給会社さんだけじゃなくて、自分で撮ってるものっていうのもあるし。
って考えると結構前原さんの机の上って、
DVDがいつも山のように積まれているっていうのを今思い出しました。
あれはオファーの、オファーされた数って感じなんですよね。
作品たちが。
片付けちゃうと、どこにいったかね。
ちゃんとファイリングすればいいんだけど、
ファイリングはものすごい溜まってきてしまって、
すごいスピードで。
すぐ見ようって思うのは、横に置いてるんですけど、
すぐ見ようがどんどん溜まっていく。
積み映画が。
これは流したいなっていうのの基準もちょっと、
多分上映作品の選定の基準だと思うんですよ。
選定基準と反応について
例えば前原さんが個人的に好きだっていう映画もあれば、
前原さんは全然この映画ちょっとピンとこなかったなとか、
ちょっとあんまり個人的には好きじゃないなって、
思うのも流すことあると思ってて。
第一印象とか特に、まだ見る前とかに、
どれを先に見るかっていう時に、
自分のがうんと思うこともあるけれども、
やっぱりこれまでの経跡と言いますか、
どういう傾向のものが好まれるかっていうのは計算しています。
それは誰にとって選ばれるってことですか?
ここに見に来ていただくお客様の傾向、
こういうものに興味があるんじゃないかなっていうのは考えるのと、
あとはやっぱり新聞とかネットとか、
そういうのでニュースになったものっていうのを、
みんなすぐ見たいという衝動に駆られるので。
選定基準としては結構第一印象だったりとか、
あとは前原さんのみの良い悪いとかじゃなくて、
ワイカムに来るお客さんがどういうのを見ると反応がいいかなっていうか、
喜ばれるかなっていうのをかなり選定基準にしてるって感じなんですね。
だから選ぶのも仕事だけど、
仕事と現場について
現場に行ってどういう反応してるのか、
お客さんが帰りがけに面白くなかったとはっきりね、
いただくことも。
そうなんですか?
ってくさっときますけど、
それは人それぞれなので、
よかったねーって言いそうもあれば、
時間の無駄やったという人もいらっしゃいますし、
それはそれで受け止めています。
良い仕事ですねっていうのをお客さんによく言われる。
大変なんですよとは言わない。
そうですねって言いますけど。
なんでそれは良い仕事ですねって言われる?
やっぱり映画が好きな方がいるから、
自分が多分好きな映画を見て、
好きなものを描けてるっていう風に思われるから、
それだけじゃないんですけどね。
自分の好きな映画が、
みんなに響かないかもとか、
考えちゃいますよね。逆に好きだと。
思い出があると、
逆に描けるときすごく緊張するとか。
緊張しますね。
違ったかとか思うことも。
でも反応とかって、
映画館見終わった後、
みんななるべくあんまり他の人と喋らないように、
静かに立ち去っていて、
お昼ご飯とか食べながら、
ああ、あの映画どうだったな、
見たことを思うのがあるんですけど、
どうやって反応、
さっきね、直接話しかけてくれる人はいるかもしれないですけど、
それだけじゃないんですか?
やっぱり良かったなって思うものって、
刑事部ですごい抜けたりとか、
ちょっと余韻を楽しんでる雰囲気はありますよね。
それはでも確かに、
伝え聞くことは結構難しいんですよ。
現場にいて、お客さんの様子を見ないと、
なかなか確認できない。
はい、収録音源の前半の方を聞いていただきました。
いやー、ね。
私たちも前原さんと同じデスクの近くに座っているので、
前原さんがとにかく大量の、
とにかく大量のDVDとかブルーレイに囲まれている状況は知ってたんですけど、
それが配給会社さんからのラブコールであり、
もしくは前原さんからお願いしますって言ったら、
ラブの数だったってことが判明しましたね。
前原さんの机だけじゃなくて、
その周りの机にも結構浸食してる時があって、
丸められて筒状になった映画のポスターが、
まるで建築資材のように並んでて、
これから家でも建つのかみたいな時もよく目にするので、
それだけたくさんの情報とか作品が毎回毎回毎日毎日絶えずやってくる。
そんな場なんだろうなというふうなのを改めて思った。
本当に私たちも、それこそ私も山岡さんと同じで、
すごく前原さんが探してくるとか、
前原さんがYCAMに会うやつがこれだっていう感じで声かけてるっていうイメージだったんだけど、
配給会社さんとか、
あと中にはインディペンデントな、
ご自身で積極的に活動されている監督の方とかから、
これはYCAMにどうですかっていうふうに働きかけていただいてるっていうのは本当に知らなくて、
そういうコミュニケーション通ってたんだって。
あと面白かったのは、前原さんの好きな映画というか、
見せたい映画だけではもちろん成立しないということが改めてここで言われていたんだけど、
YCAMのシネマプログラムってウェブサイトとかでも見ることができるんですけど、
作品が一つ一つ独立して上映されているというよりかは、
3つとか4つぐらいの作品をまとめてテーマが付けられて、
その期間上映されるっていうようなプログラムとして見せているから、
この作品に一番マッチする。
YCAMシネマの運営とコミュニケーション
こういうの見せればきっとこういうのを持って帰ってもらえるだろうなっていうのをきちんと考える。
それこそクリエーションとか編集の力みたいなのも考えながら決めようとすると本当に大変な。
私たちは違う大変さがある仕事なんだなっていうのを見打ちながら思う。
でも結構知らない話がたくさんあったな。
この後後半のオンゲームあるのでそっち聞くのもすごい楽しみなんですけど、
このオンゲームの中でも前原さんが選んでいるというか、
前原さんがバランスを考えているっていう部分と、
もちろんそのバランスを考える中の要素としてはお客さんの反応、
それこそ見て面白かったとかちょっとつまんなかったみたいな声をいただくってこともあれば、
なんかその仕草。
なんかすごく掲示物を熱心に見てくださっている様子とか、
なんか余韻をこう、スタジオCって前に控え室というか控えのソファーのコーナーとかがあるんですけど、
あそこで多分余韻に浸っている方とかを見て、
何か響いたものだったんだってすごい。
だから結局ものすごいコミュニケーションを取っているよね、前原さんはね。
掲示物の貼り替えとかも結構頻繁に行っていて、
そういうこと多分配給会社さんから資料として一緒に送られてくる新聞の記事もあれば、
多分普通に新聞に掲載されているものっていうのも、
調べて貼ってっていうのをずっとやっているよね。
そういうたくさんのコミュニケーションのチャンネルを開いている感じがするなと思ったんだけど、
YCAMシネマとお客さんたち
後半では特にどうコミュニケーションを取っているか、
そしてどうリクエストを前原さんにお伝えすればいいのかみたいなことをちょっと伺っているので、
そちらの音源も一緒に聞いていきたいなというふうに思います。
じゃあ、あやとよろしくお願いします。
前原さんと話していて、お客さんのことをすごい覚えているなって思うんですよ。
だし、なんか前原さんなかなか帰ってこないなって思ったら、
映画館の前のところでお客さんとずっと話されてた。
お客さん側からもね、なんか前原さんのことすごくファンじゃないけど。
誰かにやっぱり言いたいときってあるじゃないですか。
トークがあれば話すし。
感想だったりとかね。
そういうの、お客さん同士で話すこともありますけど、それを言っていただいたりとか。
お客さんとのコミュニケーション方法
2つ目のリクエストにもつながりますけど、
結構これが見たいとかね、普通に言われます窓口で。
そうなんですね。
だから言ってください。
言ってくださいとのことです。
リクエスト箱みたいな、リクエスト箱的なものはあるんですか?一応。
昔は置いたことがあるんだけど、
なんか若干偏る。
リクエストしてくれる方がすごい偏っちゃう。
偏っちゃうかなっていうのもあって。
全然置いてもいいんですけど、今のところ割と言ってくれる方が多いので。
メールしていただいても結構なんですけどね。
直接ってハードル高いかもしれないですね。
紙に書いてそっと置いていく方も。
そんな方法もあるんですね。
いらっしゃいます。
他の映画館で撮ってきたチラシを持ってきて、これをやってくださいとか。
営業さんみたい。
これが良かったですよとか。
電話してくる方もいらっしゃいますし。
電話で伝えてこられる方もいるんだ。
かなりお客さんとの直接的なコミュニケーションがあるのがすごくいいなと思うし。
それって多分、シネコンとかではなかなか直接スタッフの人にね。
多分この人アルバイトだろうなとか思いながら、
ポップコーン作ってる人にこれがやってほしいんですよねみたいなことを言っても
届かない気持ちが。
届かなさそうな気がするんですけど。
マイカムの場合はスタッフに言ったらもしかしたら流してくれるかも。
そうですね。全然私だけではなく、他の窓口のスタッフが映画が好きなスタッフですし。
普通に話しかけてもらって。
何でも話しかけて大丈夫って感じですか?
ちょっと忙しい時は避けていただいて。
忙しそうな時は避けていただいてですね。
でもこの映画の感想だったりとか、こういうのを流してほしいなみたいなのを前原さんに伝えることで
マイカムの映画館でこういう人が見に来てくれてるんだなっていうことを知ることにもなりますし。
どういう方がどういうものを見たいのかっていうところの方が興味があるかもしれないですね。
言っていただくと、候補があってどうしようかな、どっちしようかなって思った時に一票入ったりすることがあります。
じゃあお客さん側も見に来てくださった側もスタッフにちょっと声かけをしたりとかコミュニケーションを取ることによって
映画の選定の方向性を決めることができるとか。
いや、思います。それは本当に。
僕らは社会企画で来た子どもたちにシネマキュレーターとか作品を選ぶ人というふうな説明の仕方をするんですけども、
実は前原さんが独断と偏見とかそういうので決めてるわけ、一人で決めてるわけじゃなくて。
ないですね。
かなり前原さんが代表者ではあるかもしれないけど、それを選んでるのは実はお客さんも一緒だったっていう。
そうですね。本当それは。
このメール書いてくださった方に。
はい。
伝えたいですね。
そうです。あなたです。
あなたです。あなたもこの映画館を作ってますよって。
一番最初の映画協会とかこのプログラムを作る人としてやったきっかけは何かあるんですか?
たまたまというか、映画クラブみたいなのに入っていて、その中でなぜかその時の上司が一本選んだらみたいな感じで、そこなんですね。
何人が引っかかったんですかね、一本上司の方をね。
選ぶ人っていうのはある程度ちょっと幕中地的な要素が。
映画クラブっていうのがまずちょっと分からなくて。
映画クラブ、シネクラブ。
シネクラブっていうのがあるんですか?
はい。ここも最強シネクラブさんとかありますね。
それは映画好きの観賞者の人が集まるんですか?
そうですね。観賞者の人たちが集まって市場絵をするっていう、そういうグループに初め入っていて、そこで選ぶ担当みたいになって、そこからですね。
考えてみたら、あんまり考えなかったけど、選ばせてくれたんですよね、その時の上司が。
Yカムのシネマ担当として、これお客さん来るかなって爆笑打つこともあるし、お客さんとしてはこれ面白いかなっていう風なので爆笑打つこともあるし、
爆笑打ちと爆笑打ちのぶつかり合いだったんですね。
いいですかね、公共施設で爆笑打ちを打って。
そうですね。どんどん打っていきましょう。
ミニシアターとシネコンの違い
話しててすごく、ちょっと自分の中でスッと分かったような気がしたのは、これまでミニシアターって言葉では聞くし、定義もなんとなくは分かるけど、どういうイメージなのかなって思った時に、
ちょっと断言かもしれません。シネコンは結構トップ段で上映するというか、決める作品用はないけどたくさん上映しますとか、
ミニシアターはどっちかというと、ボトムアップというか草の根的に、そこにいる人たちが自分自身で何か選んで育てていくみたいなところがあるのかなって話を聞いていて。
今ね、YCAMで映画見終わった後に他のお客さんと一緒にその映画について感想を交換しちゃうようなワークショップを実験させてもらっているんですよ。
YCAMのまさに教育副期僕ら、山岡とか河野さんとか原さんとかやってるんですけども、そういったものもお客さんと一緒に映画館を作るっていうのも一助になればなと思いながらお話を。
いいじゃなくどうぞ、そっとメモでも置いていってください。
ぜひ窓口の方にメモを置いていってください。
じゃあ今日はインタビューありがとうございました。
ありがとうございました。
はい、お聞きいただきました。
いやー、なんかね私たちもお客さんと直接コミュニケーション取ってるって話はこの前の音源にもあったけど、置き手紙とか、お電話とか。
慎めたり電話をかけたり、いろんな方がこういうのをやって欲しいとか、声を出せるっていうのがすごい良いなって思いました。
皆さんいつも本当にありがとうございますって感じですよね、改めてね。
このメールもね、本当にビッグラブだったじゃないですか。
ラブレターみたいだったね。
YCAM CINEMAの役割とキュレーションの重要性
だからもう改めてね、そういうビッグラブをYカムやYカムシネマに届けていただいて本当に嬉しいなっていうのがまず一つあるんですけど。
今日のこのコーナーに入る前の話でさ、映画館みたいなものとか映画みたいなものがこのコロナ禍っていうのも相まって、結構それについて考えることが増えたのかもねって話をしてたじゃない。
お家で見ることとか。
で、あとやっぱりその世間的に言われる映画館離れみたいなこととかもすごくあったりして、
なんかそんな中でやっぱりその参加できる余地であったりとか、
例えばその働きかけがちょっとこう館の大きく言うと方向性とか、何を流すかとかっていうことに影響できる、
みんなで作る映画館であったり、みんなで作る空間としてのミニシアターみたいなのはやっぱり映画館っていう存在に残るすごい良い部分なのかなって思いながら話を聞いてました。
なんかこれって大事なのかもしれないなって思ったのは、
みんなの願いをすべて聞くことが大事では必ずしもなくって、
みんなの願いを聞こうとするとか受け止めようとするみたいなことこそなんだなと思って、
全員のニーズを叶えようと思うと結構でかいサービスみたいになってしまうと思うんだけど、
公共施設みたいなこととか、
多くの人が望む映画をだけやるっていうのが公共施設の提供できるものではなくて、
隅々というか見えないかもしれないけど小さな要望みたいなのも聞くようなお皿というか、
そういうものを広く持っておくっていうことは、
あのシネマに限らず、わりと全体で通知したいと思ったし、
もっとしていきたいなと思いながら聞いてたんですよ。
なんかそれが結構言葉として現れてたのが、実はバクチ打ちみたいなことなのかなっていうふうに思って、
なんかそのバクチ打ちって言うと、
なんて言ったらいいんだろう、すごい無難に当てるんじゃなくて、
これが当たったらすごい、今までになかった世界が見えるとか、
今までになかった広がりがありそうな球を狙って投げる人みたいな。
なんかそれはシネマに限らず、YCAMがしていきたい姿勢だったりとかっていうことにすごくつながってて、
YCAM、山口バクチセンター。
山口バクチセンター、ダメ!
でもバクチ、弱気なバクチと強気なバクチがあると思うんですよ。
さっきもね、この前にちょっと話してたんですけど、
三連覆じゃなくて三連単を狙うっていう。
競馬ですね。
すいません、バクチなので。
すいません、ダメだ。
バクチエディケーターだと思われてしまった。
でも本当、なかなかもちろんね、すごく大多数にとって無難な回答とか、
無難なリザルトみたいなものもあると思うんだけど、
その中でもっと新しい視点を提供するにはとか、
それこそ最初に紹介した、
もっとメディアテクノロジーというものの一端に触れてもらうにはどうしたらいいだろうっていう、
ちょっと面白い球を常にね。
変化球というかね。
映画館見た後にさ、
わあ、社会ってこんな見方してる人もいるんだとか、
自分自身の見方が変わるような経験がね、
もし提供できるんだったらすごく良さそうだなと。
それは館全体で大事にしていきたい部分だし、
前原さんの姿勢からね、
すごく我々が学ばせてもらうのもたくさんあるなというふうに思ったりしながら。
インタビューしててすごく前原さんが、
作り手の人、配球会社さんだったりだとか、
監督とそれからお客さんの間に立ってるんだなっていうのがすごくわかったというか、
そこで何かを選ぶってことは、何か選ばないことでもあるから、
やっぱりすごくそこにはね、勇気が必要で。
それがだからやっぱりキュレーションだし、
前原さんが独断で決めてるってわけじゃないけど、
そういうバランスとか、最後のジャッジみたいなことはすごくキュレーションだし、
すごく小さい声も拾おうとするのもキュレーションだよね。
キュレーターのお仕事って情報収集ってあるけど、
それは作品の情報だけじゃやっぱりないというか、
それを実際に見に来てる人がどんな人なのかとかっていうのも含めて、
前原さんを見ようとしてるんだなっていうのが、改めてわかったインタビューだったんです。
こちらもいろんな新しいことを学ばせていただきました。
YCAMポータルサイトの使い方
YCAM CINEMAは、さっきも言ったんですけど、
火曜日以外は結構本当に動いていることが多いんですが、
主に水曜日から日曜日っていう言い方をしていいかな。
すごく様々な映画を上映しておりますので、
ぜひYCAMポータルサイトで上映プログラムのチェックなどをしてみていただけると、
とても嬉しいです。よろしくお願いします。
そうですね。あと紙でね。
恥ずかしい人は紙でもリクエストをぜひ。
皆さん、直接声かけたり、置き手紙を置いたり。
電話をかけたり。
電話をかけたり、様々なチャンネルがね。
置き手紙置き場。
リクエストボックスどう違うのかっていうのになってくると。
でも本当に前原さんとか、他の映画の上映にかかっているスタッフの方に、
ちょっと勇気を出して、勇気を出してっていうのもおかしいけど、
気兼ねなく話しかけていただければなというふうに改めて思います。
最近これ見て面白かったんですよねっていうのをね、
簡単な人にね、ぜひ話しかけてもらえればなと思います。
よろしくお願いします。
お悩み相談コーナー
それではお悩み相談コーナー後半に行きたいと思います。
先ほどは山岡さんからお悩みを聞いてきてもらったんですけれども、
今度は私と原ちゃんで一つずつお悩みをピックアップして、
この場でぐるぐる話し合いたいと思います。
ちょっと入る前に、今も常にお悩み募集中です。よろしくお願いいたします。
あと加えて、例えばお悩みとか質問とか、それ以外でも何でも大丈夫なんですけれども、
こういう人に聞いてみたい、ご指名性。
今回も前原さんに聞くといいなと思って、我々がちょっとどうですかっていうふうに聞いてきたんですけれども、
例えばこんなアーティストの方とか、こういうエンジニアの人に聞いてみたいみたいなことを
ご指名があれば、ぜひそれも教えていただけたら、我々なるべくチャレンジしますので、
そちらもよろしくお願いいたします。
では、まず私、こんのが選んだお悩みからいきたいと思います。
ラジオネーム、大富豪強い女さん。
プレゼンが下手ですぐえーっととか入れちゃいます。
うまく話せるコツなどあれば教えてください。
というお便りです。
2人はプレゼンとか人前で話すの得意ですか?
得意じゃないな。全然得意じゃないな。
めっちゃすごい雰囲気流れてるな。
得意かどうかは置いといて、嫌いじゃない。
それも大きいよね。だから得意っていうのと、好き嫌いはまたちょっと違うもんね。
作るのは好きかもしれない。資料作るのは好きかも。
プレゼンの関わり方もいろいろあるか。
プレゼンって資料と発表の2つが合わさった行事だと思うんだけど。
確かにね。
でも資料を作るのも立派なプレゼンの1つだなと思います。
そうだね。この方はその中でも多分おしゃべりの方を言ってるのかなと思うけど。
これ私たちの顔とかをね、YCAMに見に来ていただけるとすごいよくわかると思うんですけど。
我々教育普及ってなると結構人前でね、YCAMのことを紹介してくださいとか。
ちょっとこのイベントの司会とかお願いしますって話とかすごく多いんですけど。
根っこがめちゃくちゃシャイでして。
はずい。ラジオはずい。
おしゃべりシャイ。
ほんとすいません。ラジオやりながらこのシャイでしてっていうのもおかしいんですけど。
ほんとおしゃべりなシャイなので。
私も原ちゃんと同じで人前で話すの嫌いじゃないっていうか結構好きなんだけど。
決して得意と思っているわけではなく。
実はね。
そうそう。だからそこらへんはちょっと辞任と他の人から見た姿みたいなのも結構違いがあるかもなと思うんだけど。
例えばじゃあプレゼンで、しかも話すパートに着目して考えてみると、台本とかってどのくらい作り込む?
っていうのは結構人によってはご挨拶。
始めましてよろしくお願いしますみたいなところから台本にする人もいれば、挨拶。
ここで何々の説明をする、ここで何々の説明をするみたいな人もいると思うんだけど、どっち派?
私はまず全部書きます。
壇上に上がるみたいなところから書いて、皆さん初めまして原ですってところから書き始めて、一言一句漏らさずまずは書く。
でも発表する前に全部消したりするんですよ。
たくさん覚えて練習して一回消すみたいなことをしたりする時もある。
自分にプレッシャーをかけ続けて。
なんかちょっと修行感がある。
あえてなくすみたいな。
台本を読もうとすると、自分が読むのに気を取られて前を見るのを忘れてしまうってあるから、
えっとって確かに入っちゃう時あるけど、スムーズに読めるけど相手の顔見てないのと、
えっとが入っちゃうけど、きちんと前を向いて話してる、どっちがいいんだろうって思うのよね。
どっちがいいプレゼンなんだろうって思ったりする。
これはね、だから話が上手いっていうことをつつがなく話せることなのか、
本当に向こうの人に届けようとして話せることなのかって、かなりちょっと結構違うよね。
山岡さんどう?台本の作り込みでもいいし、話すとか。
僕も原さんと同じように台本はかなりもう一言一句書いていくタイプかな。
そうだな、でもそれでもやっぱり人前に立つとすごく緊張しちゃうし、足がすくむし、肩がガチガチになるし、
みたいなのもあったりするから、自分はそのなんだろうな、
でも人に何か伝えるってことはすごく関心があるし、やりたいって思ったりするのね。
だからその方法って実は人前で話すだけじゃなくって、
自分は例えば映像を作るとか、別の形で人に伝えるってことができればと思っていたりしますね。
そうだね、プレゼンのやり方もいろんな方法が実はあるからね。
お話し上手な人だけがプレゼン上手ってわけでは全然ないもんね。
プレゼン方法についての考察
そうだね、目的は伝えたいことを伝えられると良いんだから、その方法は実はいろいろあるんじゃないかとも思ったり。
自分に合った方法みたいなのを実は探すことができるかもしれないってこともあるかもね。
なるほどな。
ちなみに私は、一回画像で作って、喋ったことを録音とかたまにして、そこからキーワードだけを起こしたりする。
わかるわかる。
おおよその筋だけ書いて、その筋通りに画像とか要項とか貼って、喋ってて、みたいな感じにするから。
最初から書き起こすとかとも、またちょっと厳密には違うかもしれない。
面白いね。一番最初は生の言葉に近いところから台本を作っていくというか。
でも結構モチベーションは原ちゃんと聞いてたのとすごい近くて、そうじゃないと文章を読んでる感じになっちゃう。
自分の言葉じゃなくなっちゃうみたいなのがあるから、そういう自分からすっぴんで出てきた言葉を少し整えていくみたいな方が近いかも。
確かにいきなり文章で書くと文章の言葉になっちゃう時あるよね。
それはもしかしたらちょっとコツなのかもなとか、頑張って一回文章であったことを忘れるとか、そもそも喋り言葉で思いつくことを記録しとくとかっていうのは、
喋りっていう意味ではそういう開始の方法があるかもしれないし、山川さんの言う通り、おしゃべりのプレゼント会にこだわらなきゃいけない現場もあるかもしれないけど、
でもそれ以外だったら、もっと自分に合う方法とか、これを紹介するのにもっといい方法みたいなことを模索してみるっていうこともできるかもしれないね。
人前で話すこと
そうだね。その結果、やっぱり人前で喋らなきゃいけないっていうこともあるけど。
でもそれ考えただけでも、またその人前で喋る時にも違うフィードバックがあるかもしれない。
あとあれだな、どんなに台本を書いても緊張するときは緊張するし、頭真っ白になるときはなるんですけど、
自分もよくあるので、そういう時は心の中に住んでいる神沼恵美子を呼ぶっていうことをやります。
ステージに立つと何かを演じるというか、少し自分とは違う見せ方をするみたいなのを他の人もしているかもしれないんですけど、
自分はその場合、神沼恵美子とかビヨンセとかを呼び出して下ろすっていうことをやります。
いろんな世界の強いギャルを呼んで、そのギャルのちょっとペルソナで。
後ろにいるとか、今一緒に被ってると思ってやってます。
参考になれば幸いです。
神沼さんのことギャルって言っちゃった。
でもギャルな感じはする。
ギャルな感じはする、なるほど。
でも結構いい話できたんじゃない?
いい話できたんじゃないってごめんなさい、自分で言うことじゃないですね。
でもすごいこれ考えるきっかけとしてすごい面白かったので、お便りいただきありがとうございました。
じゃあ次、原ちゃんのほうに行ってみましょうか。
私がたくさん多くのお便りをいただいた中で、自分がこれ考えてみたいなって思ったのは、
ラジオネーム、ラジオネーム募集中さんからいただきました。
いいラジオネームってどうやったら思いつくのでしょうか?です。
ラジオネーム募集中っていうラジオネームの人かな?
いいラジオネームってどうやったら思いつくんですか?っていう質問です。
いいアイディアがあったらもう使いたいんだろうね。
この方がね、ラジオネームとしてね。
あ、ラジオネームか。みんなはラジオネーム持ってますか?
ラジオネーム持ってないな。ラジオネームでしょ?持ってないな。
そっか、じゃあハンドルネームはありましたか?インターネット上の。
ハンドルネームはあります。
これ今言えって言われたら難しいですか?
バレるもんね。
でもけいなちゃんもラジオネームあるの?
私はあの…。ありますよ。ありましたよ。
あるんだって。
私…。あ、でも。
言わなくてもいいよ。何?何?
どうしたの?いやいやいや。
じゃあこういうのってなんで恥ずかしいんだろうって思うのがすごい照れるね。
でもラジオネームとかハンドルネーム以外にも、
ちょっとねこれ打ち合わせするときにけいなちゃんと話してたんだけど、
ゲームをするときの主人公の名前みたいなのも、
みんなどういう基準で決めたり考えたりするんだろうっていうのと、
いいラジオネームを思いつくみたいなの。
考えるっていうのはなんか近い気がするのね。
そのラジオの世界でどんな風に振る舞いたいかが、
たぶんラジオネームに表れてる気もするし、
ゲームの中でどういう風に振る舞いたいか、味わいたいかによって、
名前を決めていくと思うので。
あとさ、自分に名前をつけるってこういうことしかできないじゃん。
こういう機会でしか。
確かに。自分の名前は自分の意思では決めてないからね、基本的にね。
なんか一番、これ他のスタッフと話したこともあるんだけど、
自分の名前って自分を一番表す代表的なものなのに、
自分で決めてないっていうのがあって、
初めて自分に名前をつける瞬間が、
ラジオネームとかハンドルネームとかだと思うんだよね。
まあ芸名というかかもしれないんだけど、
なんかそれって結構考えだしたら深いし、
面白いのかもしれないなって思って。
そうだね。
なんかあだ名とかもね、他の人からつけられることの方が多いし。
うん。
いやー、確かにな。
いいラジオネームってどうやったら。
いいラジオネームって何?
だからさ、あれじゃない?やっぱその原ちゃんも言う通りさ、
ラジオネームって結構名前っていうか文字盤のアバターみたいな感じだからさ、
そのまんま自分のケースもあれば、
自分、私だったら唐揚げ大好きとかわかんないけど、
ものすごく自分を示すこともあれば、
唐揚げ大好きだな、かわいいね。
もうちょっとなんだろう、なりたい自分。
なんだろう、サラダ大好きじゃない?わからない。
別にサラダも好きだからちょっとこれも違うけど、
憧れの姿みたいなとかも言えるかもしれないし、
なんだろう、もう少しこう、自分が演じたい役ぐらいちょっと遠くの時もあるかも。
あーなるほどね。
だから自分のラジオネームをビヨンセ大好きにするか、
ビヨンセにするかでちょっと違うってことね。
そうそうそうそう。それでもう結構距離感違う感じがする。
ビヨンセって何だって。
名前の象徴性について
ラジオネームビヨンセって来たら結構おおってなるけどね。
こんにちはってなるけど。
岡さんはそういうエピソードとかあるんですか?
そうですね。自分のハンドルネームとか決めるのは、
IDがそもそも空いてるかとか、
例えばツイッターもこのID使えるかなとかがきっかけになって、
名前を決めることもあったりするんだけども、
僕、小学生ぐらいの時かな、
ハンドルネーム女性で、
性別、違う性別を演じるみたいなことを結構してたんだよね。
それはすごく面白くて、
女性の名前をつけてるだけでこんなにコミュニケーション、
相手から話しかけられる内容が違うんだもそうだし、
自分自身からこんな言葉が出てくるんだみたいなところも結構びっくりして、
それはすごく面白い体験だったんだよね。
名前って自分の内側にあると思ってたけど、
実は結構自分の顔の前にあって、
ほんとお面みたいな感じ。
内面から出る名前のイメージ
かぶるものってこと?
そう、かぶるものみたいなのかもしれないと思って、
さっきの原ちゃんの神沼恵美子を卸すとかも、
神沼恵美子のお面を一時的にかぶるみたいな話をしたのかもしれない。
なるほどね。
そういう風に、結構なりたい自分とか、
なってみたい自分みたいなのを結構気軽に入れ替えできるじゃん。
名前って別に何個つけてもいいし。
確かに。
困る時もあるかもしれないけど。
そういう風に思ったりしたの。
ほんまやん。
今恵美子がいた気がしたぞ。
恵美子のお面が見えた。
そっかそっか。
確かにどんなふうに、
最初も振る舞いたいかってあったけど、
どんなお面をつけてみたいかが、
割とここから決めれるっていうのが、
一つラジオネームが入り口になりそうだね。
このラジオネーム募集中さんにとっての。
まずどういう距離感の名前が欲しいのかっていうのと、
じゃあなりたい自分なのか、
ちょっと演じてみたい自分なのか、
みたいなところから逆算していく。
さっきもちょっと私たちの打ち合わせで話してたけど、
大富豪強い女さんが、
本当に大富豪が強い女性の可能性もあれば、
大富豪が強いかっけえ女性になりたい、
みたいな意味なのかもしれないし、
ちょっとそれは知るところではないというか、
本人しかわからない部分であるんだけど、
いろんな可能性がある。
そうなんです。
名前はつけられることとか、
自分が他のものにつけることは多いけど、
自分が自分につける名前っていうのは、
これ考えだすと実はおもろい。
おもろい。
だからちょっとじっくり悩んでみてほしさもあるよね。
せっかくの機会だし。
あと変わってもいいしね。
そうそう。
変わっても全然いい。
全然いい。
週に一回名前変えれたらいいのにとか思うときある。
それはもうラジオネーム変え放題ですからね。
毎月変えますよ。
毎月変えて同じ人が送ってるとか、
よくあるんじゃないですか。
今週はこれをかぶろうとか、
今月はこういうふうに振る舞ってみようとか、
ありそうだなと思ったので、
ラジオネーム募集中さんへのアドバイス。
まずはいっぱい変わってもいいので、
考えてみてください。
とにかく僕らにお便りください。
よかったら唐揚げ大好きあげるので。
あといいラジオネーム決まったって思ったら、
そのラジオネームでぜひまた送ってください。
ぜひよろしくお願いします。
お願いします。
なんかね、でもすごくこう、
実はそういうところから自分をもう一回見つめ直したりとかね、
その媒体、例えばラジオとかゲームとかもそうだけど、
それをどう思ってるのかみたいなことを
考え直す機会とかにもなったりするかもしれないから、
ぜひいろんなチャレンジをしてみてもらえると嬉しいです。
どんなのがいいかな。
唐揚げ大好きってラジオネーム超かわいくない?
じゃああげます。
あげますよ。
じゃあ私もなんかで使おうかな、唐揚げ大好き。
ちなみに最初言うのは恥ずかしかったんだけど、
私が最初にインターネット上でつけたハンドルネームはポヨでした。
かわいい。
俺がハンドルネーム女性でやってたときの名前はアイカでした。
いろんなカミングアウトも出たところで。
ではそろそろ終わりに向かっていこうかなというふうに思います。
お悩み相談募集
じゃあちょっとお悩み相談の募集の方いきたいと思います。
さっきもね、ラジオネームであったりとかプレゼンもっと上手になるためにはとかいろんなお悩みいただいたんですけれども、
YCAMグルグルラジオでは皆様のアート、テクノロジー、そして暮らしにまつわるお悩みや質問を大募集しております。
アーティスト、リサーチャー、山口の人やYCAMスタッフと一緒に日々思っていることとか気になっていることみたいなのを考えてみませんか?というお誘いになります。
お手先はメールアドレスinformation at ycam.jp。
メールの件名はYCAMグルグルラジオでお願いします。
たくさんのメールをお待ちしております。
お待ちしてます。
あれだよね、だからさ、別にこれリスナーの人からさ、自分はこんないいラジオネームの付け方の裏技を知ってますみたいなのを送っても別にいいんだよね。
ごめんなさい、これね、もしかしたらお悩み相談っていうのも、普通の名前すぎて変えたいみたいなのも前々の放送から言ってたんですけど、
これが分からなくて辛いとか、これが解決できないと本当に明日からが不安でしょうがないみたいなことじゃなくて。
いいラジオネーム、それだけ悩めたら大変。
もっと気軽な悩みとか気軽な相談もOKだし、相談とかだけじゃなくて、例えばこの前言ってたこれってこれがもっといいんじゃないみたいな、
他の回答とか、他のグルグルした結果みたいなものもぜひ送ってもらえると嬉しいなと思っているので、
なので件名がYCAMグルグルラジオっていうラジオ自体になっているっていうのもあるので、
ぜひちょっといろんな角度でメールを送ってもらえたら、それに合わせてうちらがコーナー変えていくので、
ぜひよろしくお願いいたします。
エピソード終了
第4回のグルグルラジオそろそろ終わろうと思うんですけれども、いかがだったでしょうか?
いや、スペシャルやったね。
本当?
特別。特別な時間が終わろうとしてますよ。
4つ質問に答えたかな、全部で。
メールとしては3つだったけど、お悩みというか2ついただいてたので、全部で4つ答えられたと思うんですけれども、
こんな感じで絶対的な答えじゃないけど、仮に私たちが考えてみたらこんなことが出てきてよっていうことをどんどん共有していきたいと思うので、
さっきと繰り返しになっちゃいますが、ぜひメールのほどよろしくお願いいたします。
あれしたい、お悩み100本ノックやりたい。
100本ノック?100本ノックは4時間番組とかすればいけるかな。
そうだね、オールナイトニッポンみたいな。
オールナイトニッポンとかすればできると思うので。
24時間ラジオみたいにやろうよ。
YCAMラジオの紹介と始まり
それやるためにはめちゃくちゃメールがいる。
今山岡さんは仮眠に入りました。
朝起きたらみんなでラジオ体操してね。
どうやったら2時間の睡眠でいっぱい休めますか。
寝る前なのに、寝る前なのにレッドブルを飲んでしまいました。どうしたらいいんですか。
すごい、その場に即した悩みが続々と届く。
翼が刺されました。
でも本当に冗談じゃなくて、このラジオ4回まで
このYCAMの館内のレストランスペースというところでやってきたんだけど
だいぶ慣れてきたじゃない、私たちも。
だから次は24時間をいきなりやるかどうかを置いておいて
外に飛び出したりだとか、コーナーの名前変えてみたりだとか
新しい試み、いろいろ試したいなと思っているので
今後のYCAMぐるぐるラジオも皆さんぜひお付き合いいただければなと思っております。
本日の内容はポッドキャストでも順次公開予定です。
第0回から第3回までのこちらのラジオも公開しておりますので
ぜひアクセスしてみてください。
今YCAMの館内にある情報が出ております
YCAMインフォメーションスペースのQRコードか
SpotifyでYCAMぐるぐるラジオと検索してみていただくと
情報が出てくると思いますのでぜひご確認ください。
それではここまで聞いてくださった皆様本当にありがとうございました。
次は9月ですね。
9月のラジオでまたお会いしましょう。
ありがとうございました。
59:10

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