公開収録の紹介
YCAMぐるぐるラジオ Season3、7月21日日曜日、山口情報芸術センターYCAMからお届けしています。
現場にいるのは、YCAM教育普及担当の山岡と、大葉はるきです。よろしくお願いします。
このラジオでは、YCAMのスタッフがナビゲーターとなり、YCAMに訪れる様々なクリエイターをゲストに迎え、一緒にテクノロジーのこと、アートのこと、生活のことについて様々な問いを立てたり、悩みを相談したり、そんな頭をぐるぐる動かしている様子を発信します。
お聴きいただいている皆さん、ありがとうございます。
今日は、普段の場所と大きく変わって、いつもは小さめの部屋の中で収録していたんだけど、今日はめちゃくちゃオープンスペースで収録しています。
YCAMの中で、図書館側の入り口かな、地方公園、芝生の公園の方の入り口すぐの、YCAMインフォメーションスペースという場所で公開収録を行っています。
多分、YouTubeでご覧の皆さんは、すれ違う皆さんが見えるんじゃないかなと思います。館内利用している人がね。
で、コンノさんは、普段はハキハキ喋って、いつも上手に進行してくれるんだけど、今日は見守りを担当しております。
ちょっと緊張するんだけど、うまくできるかな。
今日は山岡大一と大葉春樹さんの2人でお届けします。
大葉さん、緊張する?
オープンでね、緊張しますね。
オープンでね。なんか普通ラジオの公開収録ってさ、普通はガラスの向こう側で喋っているパーソナリティの話を、わーいるーみたいな手を振ったりとかして聞けるんだけど、
ここはもう、いつ握手を求められるか分からないくらい、めっちゃオープンになりました。
会話できちゃいますもんね。
話したいっていう人がいたら、もう参加できちゃう。
横に座ってもらえば、空いてるんで。
椅子譲ろうかな、この時は。
これまでと引き続き、YouTubeで公開収録の様子も配信しています。
YouTubeの配信は、YCUBのウェブサイトからアクセスしてご覧いただけます。
本日収録される内容は、デジタル配信サービスSpotifyにて、ポッドキャストの形式でも順次公開予定です。
これまでのすべての回とSpotifyのみのオリジナルコンテンツ、放課後ぐるぐるラジオもSpotifyで無料で、いつでも聞いていただくことができます。
詳しくはお使いのブラウザで、YCUBぐるぐるラジオと検索してみてください。
ゲストインタビュー
今日のお品書きです。
1個目、ゲストインタビュー。
YCUBや山口にまつわる様々な方をゲストにお招きして、普段の活動とその裏側を教えてもらうコーナーです。
今回は山口市立中央図書館のスタッフ、末永真夫さんをゲストに迎えて、YCUBとのご縁や図書館の職員さんならではの体験についてお話しいただいているので、その収録を皆さんと一緒に。
これね、事前収録なんですよね。
なので皆さんと一緒に聞いていきたいなと思います。
次にあるのが、いつものぐるぐる相談室です。
YCUBグルグルラジオ宛に届いた疑問・質問・お悩みをみんなでシェアして一緒に考えてみるというコーナーです。
今回のゲストの末永さんと過去にいただいたお悩みについて一緒にグルグルしたり、末永さん自身のお悩みも共有していただいたものを録音してまいりましたので、一緒にこれも聞いていきましょう。
じゃあ1個目のコーナーに行こうかな。
まずはゲストインタビュー。
今回のゲストはYCUBのお隣さんである中央図書館のスタッフ、末永真央さんです。
簡単に末永さんのプロフィールをご紹介させていただきます。
末永真央さん、山口市立中央図書館。
山口市出身で福岡県の大学を卒業後、山口市役所に入庁。
令和4年度から山口市立中央図書館に配属され、学校・児童文学を中心に担当されています。
YCUBの中には山口市立中央図書館があるんですけど、この建物って1個の同じ組織が全体を運営してるんじゃないかって思われがち。
昔は自分もそう思ってたんですけど、だけど実は運営してる組織が2つこの建物の中に入ってるんですよね。
図書館は山口市の教育委員会が運営していて、YCUBの中でも劇場美術館、映画館の機能は公益財団法人山口市文化振興財団が運営してます。
僕らはこの財団の職員なんで、図書館さんってお隣さんなんだけども、別の組織の教育委員会が運営してるっていうのもあってですね。
普段普通に使ったりとか、利用者の人たちたくさん見るんだけど、なかなか知ってるようで知らないこともたくさんあるんじゃないかなと思ってお話を伺ってきました。
京子ね、この図書館が見えればそれ収録できたのも良かったね。
そうですね、めっちゃ入っていくなってすごい意識して。
そうだね、みんなどんどん図書館に入っていかれます。
じゃあ今回は山岡と大葉さんの2人で末永さんと事前収録をしてきました。
これからその様子を一緒に聞いていきたいと思います。
図書館の業務とイベント
お聞きいただく音源はすべて6月10日に収録されたものです。
それではお聞きいただきましょう。どうぞ。
6月10日の午後2時6分ですね。
今事前収録で、この現場にいるのはワイカムの山岡と、
大葉と、
そして、
中央図書館の末永です。
よろしくお願いします。
簡単に末永さんの自己紹介聞いていいですか。
山口市役所の職員として働き始めて、今年8年目になりました。
いろんな川を渡り歩いて、3ヶ所目で中央図書館に来ています。
中央図書館自体は今年が3年目ですね。
図書館の人ってそもそも市役所の人がやってるって知ってた?
知らなかった。
知らなかったよね。
多分いろんな自治体によって様々で、山口市は直営っていう位置を言われているので、
市が直接やってますよっていう図書館だと、市役所の職員の人が基本的には。
なるほど。
入ってるとは思います。
まるでショップスタッフみたいだな。直営店舗かフランチャイズかみたいな感じでいたりするから。
それに近くって、いわゆるフランチャイズじゃないですけど、市が他の団体に委託をして、
やってねって言ってる図書館もあるので、またそれはそれで公共図書館の中でもやり方が様々なので。
なるほど。
じゃあ図書館の中ってどういう仕事を担当するんですか。
多分皆さんがパッと思い浮かぶ図書館の人って、カウンターにいて本貸してくれてどうぞみたいな。
はいはい。
予約の本これでいいですかみたいなところしか見えてないと思うんですけど、
私も来るまでそういうイメージしかなくって、なんかよく分かんないけど、ゆっくりしてそう。
のんびり時間流れてそうみたいな。
思ってたんですけど、図書館に来て思ったのは、思ってる以上に体育会系だった。
そうなんですか。
文化部だと思ったら運動部だったっていう感じ。
なんでっていうと、本運ぶんですよね、もちろん。
重たいね。
重たいんです。
毎週本がどっさり届くので、私よりも直接はやってないですけど、それを運ぶ。
どこからやってくるんですか。
一応買っている場所がそれぞれ定まっていて、
うちは基本的に契約しているところから一括で買って、一括で届くので、
週に大体一回ぐらい。
毎週新しい本が。
そうですそうです。
それってその人が本棚まで持っててくれないの。
それはそうかという感じですか。
それが開けてそのまま置けないんですよ。
え?
そう。
開封して。
ダンボールを開けてそのまま並べるんじゃなくて、中身をまず確認したりとか、
発注合ってるのかなとか、ページが飛んでないかとか、一応全部チェックはしていて。
検品してるみたいな。
だし皆さんがお手元のスマートフォンから、webとかから書籍の情報が見れるように登録をしたりとかっていうのもうちがやってるので。
この本あるかなっていうのも確認できるようにしてくれてるんですか。
そうです。新作の図書に載るようにしたりとかもしないといけないから。
なるほど。
だから一度中で箱を開けて、本を出して、チェックをして、それから本棚に。
筋肉つきましたわ。
最初1週間で、本を運ぶってさっき言ったんですけど、もちろん新しい本もそうなんですけど、日々利用者の皆さんが使われた、読まれた本っていうのを、また元の本棚に戻す作業っていうのがあって。
それを今うちの図書館は朝1時間かけて全職員でやってるんですね。
9時から10時までやるんですけど、最初の1週間で全身が筋肉痛になりました。
思ってるよりもデスクワークばっかりそうっていう人の方が向いてるかもしれないなっていうのはあって、毎日1時間は動かなきゃいけないので、バキバキになりました。
図書館の人ってイメージだと、それこそカウンターだったりとか、裏ではどんな本がいいのかなとかって、本読んでたりとかするのかなっていうイメージでいたんですけど。
もちろんそういう仕事もあるので、こういう本、おすすめの本のところとか、企画展示って言われてますけど、今月はこういう本を集めてみましたとか言って出してるので、こういう本どうかなとかっていうのももちろんやるんですけど、
多分ベースがみんな動きます。
1日のスケジュールとかもお聞きしていいですか?
うちは朝9時から朝礼があって、職員が多いので、
何人くらいいますか?
だいたい毎日34、35人が集計してる。
まず店舗取って、ちゃんといますかっていう確認と、今日こういうイベントがありますよっていうのを周知をします。
こういう人が来たりするよとか、今日こういう取材が何かありますよとか、この時間はこの人ここにいませんよっていうのがわかるようになってます。
情報共有して。
そうですね。
何時からお話し会がありますよね。
そうですそうです。
それが朝10分くらいあって、その後が10時まで、開館時刻の10時まで、本を戻す作業があって。
さっきの力仕事。
そこから10時からは開館して、皆さんが思うカウンターの作業っていうのが始まってきます。
カウンターじゃない人って何してるんですか?
その資料の本の受け入れ。新しい本が届いたので、その準備をしたり、本題に出せる準備をしたりとか、
それこそ次のイベント、企画がこういうのをやるってなったら、じゃあこの本集めた方がいいのかなとか、
じゃあこの本取ってこようかっていう作業もあれば、普通に事務仕事もあるので、それをやる人もいれば。
イベントってどういう感じののがあるんですか?
うちが今やってるのは、まちじゅう図書館プロジェクトっていうのが結構大きいところで、
今16事業者ぐらいにお願いというか契約をしていて、そこにお店にうちの本を置いてるんですよ。
置く代わりに年に1回ほどうちでワークショップしてもらえませんかっていう取り決めがあるので、
月に1回ぐらいは基本的にうちの中でワークショップが行われています。
例えばどういうところ?
自動車の販売メーカーの日産自動車さんとかにも本を置いてたりするんですよ。
それは何のワークショップじゃないんですか?
日産自動車さんとかは電気自動車を持ってきてくださって、
電気自動車の電力を使ってトースターを温めたりとかして、プラバンを作ったりするんですよ。
それはうちは図書館祭りで去年はやってて、一緒にコラボしてやって、
子ども向けのイベント
車の形のプラバンに絵を塗ってトースターに入れるんですけど、そのトースターは日産の車につながってるっていう。
子ども向けもそういうのがあったりとか、大人向けはヘアアレンジの講座をお願いしてたりとかします。
意外とやってるんです。
裏側でそういったいろんなイベントだったり、企画の仕事を考えたり準備を進んだりされていると思うんですけど、
それがだから日中?
日中基本的にそういうのがあって、あとは学校図書館の支援とかもやっているので、
うちは山口市立の小中学校、幼稚園、保育園に全部本を持っていくのがあるので、
その準備をやってたりとか、お話し会の準備をしたりとか、月に一回折り紙をやってたりもするので、
次何にしようかとか、子ども向けの企画展示は次どういうのを集めようかとか、
こういうのにしようって決まったら、それに合うような壁面を飾ったり、壁を飾ったりしないといけないので、
今年は結構折り紙で飾っていることが多くて、
今年は結構折り紙が得意な職員がいるのもあって、コツコツ折って、紫陽花が咲いてたりとか。
そういう季節っぽい。
そういうのがあったりするので、次のその企画のためにみんな動いてたりっていうのが多いと思います。
会場中の職員さんの得意によって風景ちょっと変わるっていうか。
担当する職員によってかなり色がきっと変わってきていると思います。
それもまた魅力というか、今年はこういう感じなんだとか、
今回はこういう感じで来たかみたいなのはきっとあると思うので、ちょっと楽しんでもらえたら嬉しいですね。
野球好きな職員来たのかなとか。
あるかもしれない。
逆推理できそうだね。
急に阪神押し始めた。
山口市の中央図書館って閉じるのは土日か午時、平日が7時でしたっけ?
7時。
そのあたりってどんなことをするんですか?
最後閉めるときには、もちろん館の中に人がいないかっていうのを全部見回りをして、
もうすぐ閉館なので出てくださいっていう話はするんですけど、あとは忘れ物チェック。
多い忘れ物何ですか?
個人的に多いなって思うのは、水筒と帽子。
あとはしおり。
気をつけなきゃなって思ったし、でも忘れ物しちゃっても、
閉館した後に職員の人たちが忘れ物だって見つけてくれたりとかしてくれるんだなって思うと嬉しいよね。
はい、お聞きいただきました。
一つ目のインタビューでしたね。
インタビューの中では、図書館の勤務の裏側、9時に朝礼をして、
そして閉館時には見回りと忘れ物チェックをするとか、
裏側でこんな風に人が動いてるんだなっていう話をお聞きしました。
どうだった?聞いてみて。
すごいですよね、朝は全員で返却された本を戻すって。
めっちゃチームワークいる。
そうだね、だしめっちゃ力仕事だね。
重いですもんね、本。
やっぱり。
てか図書館の職員の人って、めっちゃみんな本好きで、
本当デスクで本読むみたいな、
そういうちょっとこう、どちらかというと文化系な人っていうのが向いてるのかなって思ったけど、
意外や、体育会系の方が向いてるかも。
体動かしたいって思ってる方たちは。
でも朝に最初1時間みんなで体を動かすって結構楽しそうでもあるなって思ったね。
どう?9時から朝礼して。
ちょっと今の自分だとできないかもっていう。
朝9時はまだ目開いてないかもって思って。
来た1時間とかはね、まだちょっとうとうとしてるような。
そうだよね。
うつろうつろな。
でも慣れたりするのかな?
やってたらね。
やってたら慣れたりするのかもね。
なんかさ、はるきがさ、ショップでいうところの直営と、直営となんだっけ?
フランチャイズ?
フランチャイズ?みたいですねって言ってたけどさ、
はるきはショップとかで働いてたの?
働いたこともありました。
どんなショップだったんですか?
服屋さんと、あとは美容、なんていうのだろう、ヘアケアとか。
ヘアケア?
の販売をしたことがあります。
どうでした?裏側っていうか。
いや、とにかくほぼ9時間立ち行っ放しがめっちゃきつくて。
服屋の時にはコンバースしか履いちゃダメっていう風に言われてて。
そうなの?服屋さんなのに。
でも指定があって。
スニーカーがあったんだ。
でもコンバースってめちゃくちゃ足臭くなるんだなって思って。
それはやってみないとわかんないね。
あとはローパーで働かないといけないところがあって、
その時は本当に会わなくて立ってられなくて、泣きながらトイレに座りに行ったことはある。
お客さんとしてそこの場所を利用する時って、図書館のカウンターの人とかもそうだけど、
コミュニケーションするのは一瞬。
だけどカウンターに立ってる人も、ショップで販売してる人も1日中立ってたりするわけだもんね。
本当にみんなふかふかの靴履いてほしいって思ってます。
ほんとだね。椅子座ってもらっても大丈夫だよって思ったりするね。
ね。
なんか話してた図書館のワークショップ。
たまたまこの事前収録が終わった後にやってるのが見えて、走って見に行って、
そしたら本当にちょうど和菓子。
はいはいはい。和菓子の作る体験なのかな?
そうそうそう。
たぶんイベントのページを見ると、
らわくさんと中央図書館で一緒にやっていたナチュラル和菓子体験っていうイベントかな?
そう。そこが見れて、こういう感じでやってんだって思って。
どうだった?どうだった?
いや、めっちゃ合ってましたね。
なんかどんな感じなんだ?図書館でワークショップするってどんな感じなんだろうって思ってたんですけど。
それはさ、そもそも図書館の中でやるの?
そうそう。図書館入って左側のなんかちょっと自由に本読める、なんかうねうねの机がたぶん4つぐらい。
2つの島になってワークショップが行われてて、
でまたその反対側とかは普通に自由に本読めたりもしてる人もいるし、ワークショップに参加してる人もいて、
すごいめちゃくちゃ、なんかね、ワークショップとかテンション上がって声出ちゃうって思ったりしちゃうんですけど、
全然喋っても大丈夫だし、なんかでもギャーっていう風になるような感じもなくて、
すごい、あ、図書館と和菓子って合うんだって思って。
いいですね。
ラッコ作ってるの見ました。
あ、ラッコ作ったの?
うん、たぶんラッコだったと思ってるんですけど。
たぶん中央図書館のシンボルキャラクターなのかな?
ね。なんかトートバッグね、持ってる人見かけますもんね。
見るね。見るね。
なんとかブックスって書いてある。
なんかそんな風に図書館では本を読むっていうだけじゃなくて、その中で和菓子をそれこそ作ったりとか。
ヘアアレンジとかもあるってね。
ね。ちょっと受けたいなって思ったもん。
受けたい?
うん、ヘアアレンジ。これぐらいの髪の短さでヘアアレンジできるのかな?
できない。
できないか。あ、そうか。
でも受ける分にはね。
そうだね。知っておくべきだよね。
2人1組でやりますって書いてあったかな?
あ、そうなんだ。そっかそっか。
じゃあペアの人困らせちゃうかもしれないけど。
でもそうだね。なんか本をただ読むだけじゃなくて、自分でその知識っていうのを何かこう使ったり、他の人と教え合うみたいな、
そういう場所にもなってるんだなって、とてもいいなって思うかな。
確かに確かに。
でさ、山口市中央図書館のホームページを見ると、いろんなイベントを行ってて、で、明日かな?
明日あるイベントは、チャットGPTを活用してドライブマップを作ろうっていうイベントもあって。
すごい。
ねー。多分ちょっとこれ読み方間違わせたら申し訳ないんだけど、総合ほめパークっていうところと中央図書館さんがコラボして、
総合ほめパークさんは多分自動車学校を運営してる。
見ますよね。マイクロバス走ってるの。
そうそう。とにかくほめちぎり。
そうそうそうそう。なんかオレンジのね。
そうそう。バス走ってる。なんか多分そことコラボレーションしてドライブマップを作るっていうイベントも行ってるみたいです。
だから最新のテクノロジーについて学べる、そういうイベントもあるし、
あとそのヘアアレンジとか和菓子体験とかチャットGPTを活用してドライブマップを作ろうは町中図書館。
本を貸してもらう代わりにワークショップを実施してもらうっていう枠組みだと思うんですけど、
それ以外にも市外、豊富市の青少年科学館ソラールと一緒にコラボをして、科学教室なんかも行ってるみたいです。
本当にいろんなイベントがあったので、ぜひみんなにチェックしてもらいたいなって思いました。
映画とかもやってますもんね。
そうだね。
YCAMのスタジオCで。
無料上映もやってるんだよね。
結構行くって人聞きます。
図書館の整理作業
聞きますね。
YCAMのサポートスタッフの方たちも。
そうだそうだ。なんかお子さん向けの映画も上映したりするから、もしかしたら子どもたちにとって初めて映画を見た場所がYCAMの図書館の上映だったりするかもしれないね。
あるかもあるかも。
とっても思い出の場所になるんだな。
いいですね。
時間的にもそろそろって感じなので、次のインタビューパートに行きたいと思います。
次のインタビューでは、図書館の閉館時にどんな作業をしているの?っていうお話から始まっていきます。
パート2のインタビュー聞いてください。
はい。
どうぞ。
閉館の時ってどんなことをするんですか?
うちは月に1回がお休みなんですけど、基本的には。
その時には、毎朝1時間やってる、さっき言った本を戻す作業っていうのがあるんですけど、なかなかその1時間ってパツパツの時間なので、
毎日の1時間じゃ難しかったところまで、本をきっちり整える。
本の背拍子の下側に数字とカタカナが書いてあるので、ご存知です。
2、3、8とあるよね。
そうです。あれっていわゆる本の住所なんですよ。
あれがあるから、どこの棚に、どの位置に並ぶかっていうのが分かってるので、毎朝基本的には並べるんですけど、その月に1回の時にはそれをきっちり。
きっちり。
下のカタカナって、著者の名前だったりするので、あ、あとかあ、いとかなってるのが、朝野敦子さんとか。
そういう並びで並んでいくので、それを著者ごとにまとめて本を整えていくんですよね。
大変そう。めちゃくちゃ本ありますよね。
そうですね。
あとは並べる時にも全部の本なのを見るので、これちょっと破れひどくないですかとか、気づいてないけどシミがあったとか。
そういうのも見るんですか。
見ますね。
果てしなくない?1日で足ります?
それがやっぱり月一だと、それも限度があるので、どこの図書館も多分図書整理期間、特別整理期間って言われるのがあって。
帯で休む期間ありますよね。
図書館での作業体験
そうですそうです。中央図書館は2月、大体2月の終わりから10日間ぐらい休みをとってて、その間はその月一でやってた作業を1週間ぐらいかけて、ずっとシリーズごとにとにかくまとめたりとかもするんですよね。
なんか想像より全然力仕事だね。
特別整理期間って10日間ぐらいある中で、最初5日間ぐらいがやっぱり並べたりする作業。
あとは1個1個、1冊ずつバーコードを読み取って、正しい位置にあるかっていう。
多分棚に刺さってればいいっていうわけではなくて、それが全然違う場所にあったら、私たちも探すのが大変だし、利用者さんもっと大変。
あの本あるはずなのにってきっとなってしまうので。
それが正しい棚にあるかどうかをデータと合わせるために、バーコードを1冊1冊全部読むんですよね。
ヤバ。
その間は完全に締め切ってるので、みんな結構ジャージとかで首にタオル巻いて、2冊で汗だくみたいな感じでやりますね。
バーコード読むのは結構好きでした。
バーコード読むの好きって何?
ハンディターミナルって言われる、リモコンみたいなのを握って、ボタンを押すと先っぽから赤外線が出て、そこにバーコードをかざしていくんですけど。
延滞しないためのコツ
セリフレージとかであるよね。
ピッて読むと、ピッて音がするのと、ブブッていう振動がくるんですよね。
どれだけ早くこの棚を終わらせられるかっていうのを自分の中でやるのが、私は結構好きで。
タイムアタックみたいな感じ。
ただその代わり、その日は家に帰って寝るときも、ピピって音が耳から離れない。
図書館って普段行く?
行きたい気持ちあるんですけど、聞いてもらっていいですか?
大学の時に卒業論文書くために本借りたりするんですけど、マジ返さなくて。
1年以上借りれないみたいなペナルティを負ったことが何回かあって。
ペナルティあるよね。
でも今はこうやって、毎回働いてて、図書館近いじゃないですか。
遠退なんて絶対できないって思ってるんですよ。申し訳が立たないなっていう気持ちになって。
できるだけ買うようにしてます。
遠退しないために。
ビビりすぎて。
結構忘れちゃうっていうのもありがちなので。
私も結構それが怖くて。
中で働いてるので、返してない人のリストとかを出して。
出されるよね、名前が。
ちょっとどうしたんですかみたいなことが中で言われちゃうので。
絶対にこまめに借りないようにはしてて。
ピピって出し出したら2週間なんですよ。
借りるとしても、1回借りたらその途中で借りない?
次借りるのは返すときに借りる。
毎週金曜日に借りたら、絶対2週間後の金曜日だから基本的には。
金曜日。絶対何か金曜日とか。
すごい技だ。これめちゃくちゃ役に立つね。
私は絶対忘れちゃうから、そういう風にしたり。
あとはスマホで借りてる状況って見れるので。
うちのホームページからログインさえしてもらえれば、
今何を借りてるかっていうのが分かるようになる。
自分がですか?
スタヤさん、スタヤみたいじゃん。
返却日がいつかも書いてあるし、
もしも例えば2週間で読み切れなかった時とか、
思い立った日に延長ができる時があるんですよ。
次で待ってる人がいない本。
そうなれば延長するっていうボタンもあるし、
電話でも受付ができるので、
そしたらもう2週間借りれるので。
知らなかった。
ただ次で待ってる人がいるとそれはできないので、
基本的には返してねっていう話にはなってしまうんですけど。
でもちょっとハルキの気持ち分かるな。
マイクムとシリーズ図書館って隣り合ってるじゃないですか。
これ延滞してる人って
あのマイクムとかって思われたら
はずーってなりそうだから。
でもなんかそうですね。
ビビってでも使わないっていうのは
ちょっと違うかもしれないなって思ったし、
わざですね。
借りる曜日を決めておくば
めっちゃいい知見だなって思いました。
私は地区が金曜日プラスチックの回収の日なので、
朝プラゴミだなって思ったら、
そう、ゴミの日と合わせちゃうのもどうかと思うんですけど、
でも曜日とかで見るものは
私の中ではゴミカレンダーが一番だから。
曜日意識しますよね。
はしますね。
シリーズ図書館ってマイクムの隣にあるじゃないですか。
隣っていうか同じ建物の中にいるじゃないですか。
どんな感じで見えてたりするんですかって
すごいざっくりした質問。
中央図書館からすると
中にYCAMの企画のコーナーが置いてあったりするので
映画ももちろん上映されてたりすると
映画の関連の本を置いてたりもするから
うちの中のコーナーの一角王になってもらっている感が
ちょっとあります。
なるほど。
図書館って隣にあるけど市役所としては
僕らは市から委託されている財団が運営していて
図書館は教育委員会好きの人たちが運営しているって考えると
組織的にはちょっと遠いなっていう気持ちになるときもあったりするんだけど
そっか、一角王になってもらっている人たちっていう風に思ってくれてるんですね。
なんか協力関係というか
YCAMさんが出している絵に会員だし
あれにも図書館のスケジュールって載ってたり
さっき言ったイベントとかも載せてもらってたりするし
いつも映画上映をしてたりするので
そのスケジュール載せてもらったりっていうのであるので
なんかこうちょっとずつもちつもたれつみたいな感じでは思っていると思います。
嬉しいし
YCAMで展覧会見に来るお客さんって
基本的には図書館に寄って
その帰りに展示に立ち寄るみたいな人もかなり多いんですよね。
だから僕らもちょっとちっちゃなコラボレーションっていうか
ありがたい。もちつもたれつだなって思ったところがあったから
そこ両想いなんだっていう。嬉しい。
うち結構職員も行ってたりすると思います。
もっと言ってほしい。
図書館の人ですみたいな。
結構私はこれ面白そうだなって思うと
ちらっとのぞいたりとかすることはあります。
せっかく同じ建物だから行こうとか
映画も観に来たりするみたいなこと?
映画は結構ちょいちょい行ってる人いますよ。
本当ですか?
嬉しい。
すり寄ってこう
声出していきたい。
すり寄っていくって表現あんまり良くなかったけど
もっと近所さんっていうか
一緒に館を運営している人たちという風に
考えたいなって思いました。
はい、お聞きいただきました。
インタビューパート2でした。
閉館時の話から始まって
お家に帰ってもバーコードの音が鳴り止まない話とか
延滞しないためのコツとか
普通に知れてありがたかったね。
聞いて良かったです。
あと図書館から見たワイカムってどうなっていう風な
話などをしてきました。
どうでした?聞いてみて改めて。
そうですね。
なんかやっぱり2週間じゃ本読みきれないなって
めっちゃ読むの遅いし
たくさん借りたらなおのこと
本当に一回返してまた借りようって思っても
次ってすごいなかなか借りるのに
2回目借りに行くっていうハードルすごい高く感じちゃうし
言いに行くのもすいませんっていうのとかだったりするんで
ホームページでそれができるのいいなって。
YCAMとの協力関係
延長もできるってね。
それはぜひ活用していきたいなって思いますね。
確かに本2週間のうちに読めない時もあるよね。
特に忙しい時とかってさ。
利用者の人とかどういうペースで
結構借りるとめっちゃドカンって
袋ちぎれちゃうんじゃないって言って歩いていく人見るじゃないですか。
だからみんなどれぐらいの周期で読むっていう風になってるんだろうなって思ったりとか。
2週間とかもねどういう計算の2週間なんだろうとか。
すごく本を早く読めたりするのかな。
わかる。でも自分もさ一冊の本読むのに
仕事の合間とかを寝て2週間ぐらいかけて
1週間以上かけて本読むこといっぱいあるから。
2週間以上?1週間以上?
1週間は絶対かかる。
2週間以上かかることもめちゃくちゃある。
やっぱそうだよね。
本を買っても締め切りがないと読めないってこと多分結構あるんだよね。
だからこの2週間の間に見なきゃみたいな、読まなきゃみたいなのって、
本読み出すきっかけになりそうだね。
まとめて借りない。
私ちょっと延滞しがちかもって人は、まとめて借りないってことね。
コツっていう話もありましたね。
曜日決めておくもんな。めちゃくちゃ時限が。
本当に返せなくなるの怖くて、めっちゃカレンダー2日前ぐらいに入れちゃいますもん。
絶対返すんだよみたいな。
ハルキが大学生時代に1年以上借りれないペナルティ何回か買ってたけど、
もうそれだけでも大学生だから終わっちゃいそうだね。
もう買うしかなかったですもん最後。
選択肢がなかった。
借りれないから。
でも失敗を過剰に恐れすぎて使わなくなったりとか、
せっかくあるのはちょっともったいないなって気がするからね。
ぜひ、さっきの延滞しないためのコツとかも含めて活用していきたいなって思ったし。
なんかさ、聖中さんとその話してるときさ、結構俺安心したんだよね。
なんか人が借りてるんだから延滞することだってあるみたいな風にも聞こえて、
もちろん延滞しないに越したことは絶対ないと思うけど、
だけどそういう救済措置みたいな、
とにかく困ったら、
なんかそういう風に誰かに相談したりとかするといいんだなって思ったな。
本探すのとき、探して検索して紙出てくるじゃないですか。
あなた探してる本ここですよみたいな。
見つけきらないことすごいたくさんあって。
検索機ね。
すぐ聞こって思った。
人に?
本屋さんの人にどこですかって出てきたんですけどみたいな。
なるほど確かにね。
カウンターの人もそうやって言ってもらったら手伝うことも可能だし。
めっちゃ何回かありますもんやっぱり。
そうだよね。
大量の本があるもんね。
なんか思ったけど、本屋さんよりやっぱ図書館の人の方が早い気がする。
早いってのは?
見つけてくれるの。
あ、本を探す速度。
やっぱ戻してるだけあるのかな。
そっかそっか。
これですね。
本屋さん結構一緒に探す時間多いですもん。
こうやって。
そうかもそうかも。
ちなみにさ、そもそもなんだけどさ、
はるきって今山口に来て図書館って使ってる?
ここの?
いやー借りたことがあるのは2回。
ほんと?そっかそっか。
昔はもうちょっと使ってた。
大学図書館の時はペナルティもあったかもしれないけど。
図書館での学び
ちなみに俺は小学校とか中学校、それから高校の時もそうなんだけど、
結構図書館は通ってて、
本借りるもそうだし、勉強場所として使う時もすごく多かったって感じ。
そうなんですね。
結構大学まで小中高はめっちゃ家から図書館遠くて、
そうなんだ。
もう自力じゃ行けない。
行けない?
うん。
それはバス?チャリで?
いやもうチャリなんで絶対無理。
バスで行くって感じ?
バスで行かないと行けないぐらいの距離にしかなくて、
でもすごい大きい図書館だったんですけど、
もうから友達行ったとかいう記憶ない。
そうなんだそうなんだ。
図書館で勉強するっていう記憶もないし。
じゃあさ、外で自習するとかってどこでやってたの?
ガスト。
ガストでそうなんだ。お金かかるよもったいない。
みんなお金持ってない日があって。
友達さんにと言って財布持ってない、財布持ってない、
200円しか持ってないみたいな時があって、
あのツイッターで助けてくださいって言ったら、
SNSで?
そしたらお金持ってきてくれた。
誰が?誰が?
先輩が。
先輩優しい。すごい。
でもそっか、図書館で勉強してたらお金がなくて困るってこともないですし。
持ち込めるのとかいいですよね。
なんかスタバのやつとか、スタバキャップがあるものは持ち込んでいいみたいな。
あるある。
だから結構リラックスして勉強したりね。
Wi-Fiも使うこともできるから、大学生とかもね、レポート書くのに使ったり。
だってめっちゃ並んでますもんね。やっぱりテスト期間になると。
テスト期間の時すごいよね。
快感ね。なんかライブ始まるんかなみたいな。
待ち起きてますもん。
なんか福男のレースぐらいそう。
そうそう。
人がバーって。
座り込んでまったりね。
そうだよね。机をね。
守守するためにみたいな。
この前は大雨過ぎて早く入れてあげようみたいな感じで、結構みんなここで準備してるのとか見かけたり。
すごい。なんかそうだよね。
さっきさ、図書整理日の時には、システムが本を探してくれるようにそれを登録するみたいな話もあったけど、
なんか運営してるのはやっぱりシステムだけじゃないっていうか、そこには人の手があって、
雨の日には早めに開けようとかさ。
なんかすごく人がやってるんだなって話思ったな。
ちなみに閉館時の話あったんだけど、本をしっかり整えるっていう話ありましたが、
YCAMもね、閉館してるタイミングあって、その時には空調だったりとか、いろんな場所の施設のメンテナンスもあるし、
中庭のガラスとか拭いてるのとかありましたよね。
そうだね、あったあった。
YCAMの活動
私、普段だとYCAMってスタジオA、B、Cがあって、Aが劇場スペース、Bが公演とかもできるスペースとか展示もできるスペース、
Cが映画館として使ったりするんだけど、だいたいAとB閉まってること多いんだよね。
で、閉まってる時何やってるかっていうと、アーティストがYCAMに訪れて、中で実験してることが結構多い。ずっとそれをやってるって感じだね。
だから、閉まってる時って何してるかわかんないけど、わからないことあったらいつでもスタッフに聞いてもらったら、
今何してるんですか?みたいに聞いてもらったら、僕らもとっても嬉しかったりする。
なので、そういうふうなことを思い出しながら聞いたり。
というところで、おしまいでしょう。