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はい、夕日がだんだんときつくなってきまして、
山口のお届けできる時間がもうすぐタイムアップになるかと思います。
次のご質問ですね。
マチコさん、マチコ3751さんからのご質問と、
あと合わせて、茶色色さんからのご質問です。
マチコ3751さんに関して、右前歯、隣3本まで神秘治科で治しましたが23年前です。
そろそろ左前歯1本も黄色いので、歯を削らず治したいと考え中です。
見た目をとるか、黄色いのをネタに生きていくか考え中です。
という、割と前向きな方ですね。僕は好きですけど。
もう一つの方が、茶色色さんなんですけど、歯をセラミックできれいにしたいと思っていましたが、
とあるクリニックのインスタで、モニターさんのセラミック装着前の削られた前歯を見てショックで考え直しています。
先生は歯のセラミックどう思いますか?というご質問をいただいています。
歯に関するご質問ということで、現実的な山口の見解をお伝えしたいと思いますが、
実は歯なんですけども、日本の歯レベルがめちゃめちゃ低いんですね。
これどういうことかと言いますと、実は海外ではですね、やっぱり成人をするまでに歯を整えるっていうのは、
エチケットみたいな感じでも考えられていて、歯並びを矯正をするのもそうですし、
何かしら歯のトラブルがあった場合には成人するまでも一気に整えておきますよというふうに、
みんなも文化の中で醸成してるんですね。
今日日本だとまだ刃が可愛いとか、似て悪魔みたいなんとかって許されてたりっていうのがあるんですけども、
そういう文化度の違いっていうのがやっぱりありまして、何がいいかわからないですよ。
少なくとも歯並びが悪い状態で放置しておくとですね、やっぱりその刺繍病の原因だったりとか、
年齢が上がってきた時に噛み合わせ悪いことによって歯が脱落してきたりというのが起きるので、
きちんと歯の方も専門家に見てもらってフォローしてもらうというのが大前提になるというところになります。
その上で、まずマッチ子さんのご質問に関してですけども、
23年前で黄色くなった歯っていうのが、当然23年前ですからね。
それだけ被せてるものが何かわからないんですけど、それもだいぶ傷んできてるはずなんですよ。
そうすると、その大元の部分ですね、歯根の部分にもやっぱりストレスがかかってきたりとか、
ゴミがついたりとか、いろんなことが起きてる可能性があるので、まず診察に行ってですね、歯の状況というのをチェックしてもらった方がいいと思います。
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その上で、口元ですね、やっぱりあんまり黄色いとですね、笑顔しにくくなりますよね。
そこが生きてる中で笑顔、にこっていうのが気持ちが上がるのにも大事なので、口元を整えていった方がいいんじゃないかなと思います。
もう一つの方の、茶色色さんの方なんですけども、歯をセラミックで綺麗にしたいと思っていましたか?って話ですが、
僕個人としてはセラミックっていうのはあまりお勧めしてないですね。
これは自分の歯をなるだけ大事にしていった方がいいというふうな、いわゆる健康寿命に関するデータも出ています。
歯が少なくなればなるほど、健康寿命が短くなる、いわゆる内臓器の病気すら起きることがあると言われています。
ですので、せっかく綺麗な健康な歯を削ってしまって、この方はそれを見られたから良かったと思うんですけど、
これを知らずにやっている人もいますし、あれ削ってカポッと被せるでしょ。
その被せた後のこっちの歯の方がだんだん傷んできたりするんですよね。
虫歯になるのもそうだし、もしくは子宮の部分にソイスがかかってグラグラになって抜けたりとか。
なので、きちんとした噛み合わせの状況を作ってないのにセラミックで無理やり綺麗にしましたという方たちは、
だいたいですね、何年とは言わないですけど、10年経ってくると問題を起こしてきますよね。
なので本当に怖いです。歯は決してそんな簡単にですね、一日で綺麗になりますよとか言葉に騙されずにですね、
よくいろんなところでお話を聞いてもらって、簡単や簡単やっていうところはだいたい怪しいので、
簡単じゃないけど高校ですよみたいな、うちのちびちゃん帰ってきましたね。
という意見も聞いた上でジャッジしてもらった方がいいと思います。
もちろんセラミックがすごくバシッてはまるような感じさんもおられますので、
セラミック全体がダメだよっていう話はもちろんないですよ。
なので適材適所、こういう人にはこういう治療、こういう人にはこういう治療っていうのが医療の大原則なので、
何でもかんでもこれで治りますっていうのはだいたい怪しいというふうに思ってもらったりです。
例えばですよ、イメージとしては熱が出てますっていう時にですね、体が寒くて熱が出てますという時に、
バファリン例えば飲んだら熱が下がりますみたいな話ありますよね。
もちろんバファリンはエンゼルとアセタミノフェンっていうのが入ってるから熱は下がるんですよ。
ところが問題はなんで熱が出てたのかっていうところなんですよ。
その問題が例えばばい菌が体に入ってお熱が出てるっていう状態なのに、
一生懸命熱だけを下げてたら何が起きるかというと、
結局ばい菌は体に広がっていって蝕んでいってしまうわけですね。
その場合には本来は熱を冷ますよりもばい菌をやっつける治療をしていかないといけないわけですよ。
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だからそこをせずにバファリンだけ、なんぼ優しさが半分入っててもですよ。
バファリンだけ飲んでいくっていうのは正しい選択にはならないってことになるわけです。
ということで、上野お姉ちゃんも帰ってきました。
ということで、根本的な治療っていうのはきちんとしていかないと
ハリボテのような治療っていうのはどっかで問題が起きてくるので、
僕は今本当に心配しています。
10年後に日本の中はどうなっているのかなっていうのを本当に心配しています。
なので皆さんよくよく考えてですね、そこは一つ賢くなっていただければなというふうに思っています。
以上です。じゃあ皆さん賢くなってね。