2019-11-18 - あなたの知ってるケロイドはホンモノ?傷あとを綺麗に治すために知っておくべき皮膚の話。(皮膚を豆腐と湯葉に見立てて)

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はいこんにちは。えっと、羅針盤リゾナス第2弾ですね。
今日は手術の後をですね、体でペチャンコでお送りします。 どうでしたか?一発目のえっと
糸のやつですね、糸のリフト。いろんなお声を聞かせていただいて、ちょっと長いんちゃうとかですね
ちょっと難しいけどとか、いろんな声をいただきましたけど、基本的に動画を見てもらうというよりも、喋っている声を聞いてもらってというところで
イメージをしてもらってですね、何回も何回も聞いてもらうと、だんだんわかるようになってくるんじゃないかなというふうに思うのと、あとは山口の喋りですね、滑舌悪いんちゃうというところに関してはですね、もう慣れていってもらうしかなくてですね
面白い話が、うちのサルコさんの看護師さんたちですね、手術しているとボソボソといろいろと喋るんですけど、最初だいたい新人ちゃんと言ってもらったりするとね、もう何言っても全然聞こえないんですよね。
え?え?え?みたいな感じになるんですけど、これがですね、1年ぐらい一緒になっているとですね、だいたいこう間違えずに動画が出てきてですね、会話がなくなっていくという感じなんですけどね。
まあちょっと特徴的な声ですけども、慣れていってください。
はい、ということで第2弾、今回ですね、皆さん気になると思いますけども、傷跡の話をぜひしたいなというふうに思っています。
傷跡って何やねんというと、要するに怪我をした時の傷跡だったりとか、手術をした時の傷跡だったりとか、いろんな傷跡があると思うんですけども、こういったものがですね、
どういう人が目立ちやすいのとか、例えば実際に怪我をした後にどういうふうな管理をしていけば、傷が綺麗に治るのかといったようなことをですね、
これも医学論文を引きながらですね、いろんな引用をしながらですね、お話をしていきたいなというふうに思います。
はい、今日も長いです。皆さんお付き合いください。
まずですね、傷跡の話をする時に、よくケロイド体質とかっていうのを聞いたことあるかと思いますけども、ケロイドっていうのとですね、
非公正ハンコンというこの2つ大きな概念があるんですけど、この2つをまず知っておかないといけないんですね。
いわゆるケロイド、ケロイドって皆さんが実は思っているのって、ほとんどがケロイドじゃないんです、実は。
この2つをですね、大体簡単に分けるとですね、例えば一本線の傷がピッとありましたと。
この一本線の傷が一本線のまんまボコッと盛り上がってくるやつ、これが一般の人はよくケロイドになったとかっておっしゃるやつなんですけど、
実はこれは非公正ハンコンと言います。非公正ってのは分厚くなるという字ですけども、
分厚くなったハンコン傷跡というやつですね。一方、ケロイドっていうのはどんなんかと、ほんまのいわゆる神聖ケロイドってやつはですね、
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これ一本線があるじゃないですか。そうすると、この一本線からだんだん盛り上がってくるんですけど、周りにですね、なんと広がっていくんですね。
特徴的なのは、この長型とかですね、ビヤーッと広がっていくような、こういう風なものをケロイドという風に言うわけですね。
で、これをちゃんと理解するためにですね、まず皮膚の構造をですね、
知っておかないといけないんですけども、いわゆる表皮とか神皮とかという言葉なんですが、ちょっと難しいですよね。
なのでこれを簡単に言うと、イメージとしてはですね、豆腐をイメージしてもらいますと、豆腐と湯葉みたいな感じでイメージしてください。
で、この頭の中に豆腐とこの上に残っている薄い湯葉、この2つ合わさって一つの塊や、みたいなものをモデルとして想像してほしいんですけど、
この湯葉にあたる部分ですね。浅いところの湯葉にあたる部分というのがいわゆる表皮、表の皮と書いて表皮と言いますけども、
この再生することができるですね。赤になってポロポロ落ちますけども、新しいのがどんどん生まれてくる皮膚の組織、これを表皮と言います。
湯葉ですね。一方、下のですね豆腐の部分、これは神皮っていう部分にあたるんですけども、この神皮というのがポイントになってくるんですね。
実はどういうことかというとですね、神皮、その先の豆腐の部分ですね。豆腐はですね1回傷つくと治らないんです。湯葉はまたグツグツしたら湯葉が張ってくるんですけど、豆腐はですねザクッと切られたらですね、ここの部分は治らないんですね。
なのでこの傷が表皮の部分、浅い部分にある傷に関しては周りから表皮が再生して治るんですけども、一方豆腐の部分までザクッと傷が入った状態というのは、人間の体というのは神皮にあたる豆腐を再生できないので、代わりになる組織を作ってですね、この穴を埋めようとするわけですね。
これがハンコンという組織になります。なのでこのハンコンというのは、豆腐の穴が開いているところを埋めるために体が作り出したものやという風なイメージを持っていただいて、その埋めた上に湯葉はまた再生してくるわけですね。
なので、湯葉はめっちゃ再生能力が高いんですけども、豆腐にあたる神秘の部分というのはものすごく大事にしないといけないというのが大前提なんですね。
ケロイドと飛行船ハンコンの話、どちらも実はこの表皮には全然問題はないんですよ。どっちかというとこの下の豆腐にあたる神秘層ですね。この部分のうちさらに下の方にある毛状層という部分があるんですけど、この部分に炎症がずっと続いていくとモリモリモリモリ盛り上がってくるよという風な形になります。
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イメージとしては、体の傷を治すために豆腐と豆腐が離れますやんか。これをもう一回くっつけなあかんので、間を一生懸命糊みたいにくっつけようとしていろんな組織を出すんですけど、その部分がまだもっと頑張らなあかん、もっと頑張らなあかんといって、穴埋めるだけでよかったはずがモコモコと盛り上がってくるのがハンコン。
しかもそれは盛り上がっている飛行船ハンコンという風な話になってくるわけですね。この飛行船ハンコンとかケロイドとかいう話をするとき、形成外科の領域にあたるわけですけども、なんと世界に誇るケロイドの大科というのを日本以内の形成外科の教授であられます小川玲先生ですね。
あの素晴らしい先生なんですけども、この先生の論文をちょうど引っ張ってきました。2017年の論文ですね。彼の論文でもですね、ケロイドと飛行船ハンコンはこの神秘・猛上層、さっきの豆腐でいうとこの深いところの炎症が慢性的に起きているものが原因なんだよという論文を書いてられます。
その論文の内容ではですね、ケロイドにしても飛行船ハンコンにしても皮膚のごく浅い部分では起きないと。一方その深い部分の神秘・猛上層にダメージが加わって、その部分が何かしらの原因で持続する慢性炎症が起きてくると出てくるもんですよと。
さらに言うと、ケロイドの組織ではですね、ちょっとこれ難しいですけども、インターロイキンと言ってですね、体から出ているサイトカインというのがあるんですけど、このIL1α、IL1β、IL6、もしくはTNFというですね、TNFαという、そういうサイトカインがケロイドの場合はちょっと多いよというふうな話をその部分では書いてあります。
またケロイドになるとかですね、飛行船ハンコンになるかというのは遺伝的な要素もやっぱりありまして、例えばご家族とかですね、もしくは血のつながっている親戚なんかでもそうなんですけども、ケロイド体質の方があるとやっぱりケロイドが起きる可能性がありますよというところで、そういうふうな家族歴も大事になってきますよというような話があります。
あと皆さんよく知っておいたのは、本物のケロイドですね、さっき言っている。あんまり普段は見ることができないと思うんですけど、本物のケロイド、バーッと広がってしまうケロイドというのは、場所もですね、結構特徴的な場所がありまして、例えば耳たぶとかですね、この胸壁、胸のところ、上腕の外側、あと肩甲骨、背中側、肋骨上とかこういうところで結構派手なケロイドが出てくるという広発部位というのがありますので、そういった部分というのは、
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例えばですね、虫刺され、蚊に刺されただけやん、みたいな場合によっては原因もはっきりわからないけど、小さなニキビみたいなのができて、ケロイドがバーッと発生するようなケースもありますので、そういう本物のケロイド体質があって、広発部位に小さなケガができて、それがさっき言っていた豆腐の不快層に炎症を起こしてしまうと、バーッとケロイドになってしまう可能性がありますよという話ですね。
傷をきれいに治す治さへんの話でいきます。このケロイドというのは全く別格になってきますので、これの治療というのはですね、それこそかなり専門的なケアをしてあげないとですね、例えば盛り上がってから切って塗り直したらええやんとかいうふうな簡単な感じではうまくいかないんですよね。
手術し直してもまだできてくるし、なんやったら前がでかなるしみたいなことがありますので、ステロイドの注射とかですね、放射線の注射とかそういったことが必要になってきますので、あくまでも小まものケロイドに関しては、形成外科のですね、専門医がいるところできちんと見てもらうというのがいいかなと思います。
今日はその話はちょっと置いておきます。なので、どちらかというとその非公正反抗ですね。そのいわゆる正常範囲、一本線などのときにこの範囲で盛り上がってくるというところの、この非公正反抗に関してはケアの仕方がありますので、その辺をちょっとお勉強していきたいなというふうに思います。
まずですね、傷が目立ちやすい人とか目立ちにくい人とかってあるんですよ。皆さんどうですか?傷やたら私目立つわとか、私は全然傷シュッときれいに治りますとかですね、いろいろあると思うんですけども、これ実はむちゃくちゃあるんですね。
で、面白い論文がありまして、例えば僕らは経理性外科の場合ですね、子どもの手術なんかをよくしてたわけですけども、その子どもの手術の中で、心学交代率、唇のですね、1,000点以上の手術というのがあるんですけども、その傷がですね、どういうふうに治るのかといういろいろな研究がされてますね。
その中の一つの論文ですね。これはですね、ロサンゼルスの子ども病院のデータなんですけども、人種を分けてですね、この心学交代率、真列の抗神経性という手術ですね。
この唇のこの手術、縫い合わせる手術で、人種別にその非抗性ハンコンというのがどれぐらい起きやすいのかというのをアメリカのロサンゼルス子ども病院からデータとして出してらっしゃいます。
この論文ではですね、180人の真列の手術に関する分析を行ってまして、全体として非抗性ハンコンが発症したのは25%というふうに言っています。
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4分の1と、ちょっと個人的な見解からするとちょっと多いなというような気はするんですけども、その25%の内訳ですね。これがですね、その白人種、有色人種、有色人種の中でもそのいわゆるヒスパニック系とアジア系というのを分けていろいろと調べてるんですけども、
なんとですね、白人の方は発生頻度が11.8%。めちゃめちゃ少ないですね。さっきの全体の25%に対して半分以下、11.8%だったのに対して、ヒスパニック系、これはメキシコ系の人たちですけども、これが32.2%。
そして、有色人種である我々ですね、アジア人、これが一番高くて36.3%だったというふうなデータを出しています。
あくまでも、同じ環境で同じように手術をしているのに、これだけ、そのいわゆる非抗性ハンコンの発生頻度が違いましたよというふうな話がありまして、
この、いわゆる非抗性ハンコンの発生頻度を、オッズ比というふうなリスクですね、何倍起きやすいかみたいなのを評価するのがあるんですけども、
白人に対してアジア人は4.27倍、その非抗性ハンコンを生じやすかったというふうなデータを出しているわけですね。
ちなみにこの論文では、男性女性とかですね、親列が右とか左とかそういうのは、非抗性ハンコンの発生頻度には差がなかったというふうに確認しているわけですけども、
これがですね、日本人の中だけに見てもですね、実は割と当てはまる部分があるわけですね。
例えば色の濃い方、浅黒い方と色が薄くてですね、皮膚もペラペラみたいな人っていうのは結構結構がありまして、
皮膚の分厚くて色が色黒な方で毛穴が開いているような方っていうのは、さっき言ったところで言うと頭部が割と分厚い系の人たちなんですよね。
一方、色白できめ細やかで薄って感じの人たち、これは実は豆腐の部分が薄いんですよ、まさに。
この差はですね、傷が非抗性ハンコンが出やすい出にくいの差になっているんじゃないかというところで、
先ほどの話で言うと、豆腐が分厚い系の人たちですね。
白人は実はこの豆腐がめっちゃ薄いんですよ。
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ヒスパニックアジア人というのはこのシンピの部分ですね、この豆腐の部分が分厚くて、もちろん黒人ももっと分厚くてみたいな感じなんですけど、
こういう風な分厚さが、その非抗性ハンコンのリスクにつながってきているというような解釈ができるわけですね。
なので、あなたの皮膚がですね、もしくは自分のお子さんとかですね、友達とかの皮膚の性状を見て、
この人の皮膚、傷治りやすそうやなとか、治りにくそうやなとか、非抗性ハンコンができやすそうやな、みたいなことはイメージがついてくるわけですね。
はい。
なので、例えば医療者なんかもそうですね、僕が例えば手術をする時にもですね、
このタイプの人はこの見える部分に傷は作らない方がいいんじゃないかとかですね、
このタイプの人はおそらく皮膚きれいに治るからここを切っても大丈夫やろうみたいなことをですね、
手術する前にカウンセリングの段階とかで見抜いていかないといけないわけですね。
この辺がくっちゃべってるように見えるんですけどね。
カウンセリングしていただくの分かるんですけど、くっちゃべってるように見えて、めっちゃ見てます。
顔のシワのでき方とかですね、癖、さらに皮膚の伸び具合とかですね、できてる毛穴のブツブツのサイズとかですね。
もちろん診察とかを触らせてもらう時にもその皮膚の伸び具合とかを見てですね、
この人はここを切ってこうしたらこうかなとか、だいたい場合によってあなたの場合は、
例えばお鼻とかですね、小鼻の手術なんか特にそうなんですけど、
ここを切っていいかどうかみたいな話っていうのがものすごいに関わってくるわけですね。
この人は傷を切ってしまうと傷目立つんちゃうかなみたいな人は、
何か他の方法を提案したりということになってくるわけですね。
続いてですね、その傷が目立つ目立たへんという傾向がありますよというお話をしましたが、
実はですね、最近ちょっとホットな話題というのがありまして、
傷を綺麗に治す系でいくと、実はですね、皆さん知っている方多いと思うんですけど、
ボトックス。これがですね、傷を綺麗に治すところに関して結構熱いんですね。
ボトックスって知らない方もおられるかと思いますけども、
ボツリヌストキシンといってですね、
破傷風の菌がもともと作るような毒素なんですけど、
神経と筋肉のこの接合部というところにですね、ピッてボトックスが作用するとですね、
神経が興奮をしていても筋肉に力が伝わらないというので、動きを止める作用のあるような注射になってきます。
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なので例えばお顔ですね、僕もお笑い場めっちゃありますけども、
この小じわをコントロールするためにボトックスって動かないようにしたりとか、
このエラーが張っている人にですね、噛んでいるところにボトックスを打って、
ムキムキの筋肉マンに筋トレするなみたいな話でどんどん痩せていくみたいな、
そういう使い方をするんですけど、実はキーズに対してボトックスというのを使うというのが
いろんなペーパーで最近出てきています。
一つペーパーをご紹介しますと、フィッツ・パトリック分類というのが実はあるんですね。
お肌の色を白人種から黒人までいろいろグレードを分けていくんですけれども、
その中のタイプ4、5、6の人たちに対してお顔の傷をきれいに治すためにボトックスを注射したときのアルゴリズムというのを提案しているペーパーが、
これはですね、PRS5というペーパーですけどね、それで2018年から出てます。
これなんかでいきますと、ピッとできた傷に対して縫い合わせた後にですね、
この辺にボトックスを打っておくと、この傷がボトックスを打ってない人に比べるとめっちゃきれいに治りましたよみたいなペーパーが
みたいなペーパーを出しています。また別のペーパーではですね、これもフィッツ・パトリックのタイプ4からということになると黒人とかもちょっと入っていて、
インドのペーパーですね、先ほどの。色の黒い方が入っているので、例えばアジア人ではどうなんやというところで、
同じような研究をしているペーパーがですね、2019年の韓国から出ているようなペーパーで、
これなんかすごい面白いですね。おでこの傷を縫うのにダブルブラインドランダマイズドコントロールという方法でボトックスありとなしでそれぞれの効果を比べましたよというペーパー。
これちょっと説明が必要だと思うんですけど、このダブルブラインドランダマイズドコントロールスタディというのがかなりオタクの話なんですけど、
簡単な話ですね。治療をしている人も治療されている人もこの傷ができて、じゃああなたにはこのAというお薬を打ちますよって言ったこのAというお薬がボトックスが入っているパターンとただのお水のパターンがあるんですよ。
それを打ってる人も打たれてる人も知らされてないというのがダブルブラインド。どっちも知りませんという状況なんですけど、
これをランダマイズドコントロールというのは、要するにくじ引きみたいなんで決めて、あなたはこっち、あなたはこっちみたいなくじみたいなのがあるんですけど、それで2つのグループを比較をするみたいなペーパーなんですね。
それハズレの人かわいそうやんって思うと思うんですけど、そもそも効くかどうかわからへんという前提で研究が組まれているので、片方はただの接触塩水、片方はボトックスが入っているみたいな感じで比べるんですよ。
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この研究の中で言うと、わりと信頼性が高い研究の一つで、要するに思い込みが排除されて、いわゆるバイアスって言ってですね、多分聞くやろうとか打たれてるからなんか聞いてんちゃうかっていう風なプラスボ効果っていうのがあったりするんですけど、そういうのを排除するためにこういうふうなダブルブラインドのランダマイズドコントロールというのはすごく信頼性が高いペーパーになっています。
それを韓国のグループがやってるんですね。
24人のボトックスを打った軍と、21人のボトックスを打ってない軍でこの傷をですね、塗ってるんですね。
どっちも同じような感じで塗ってるんですよ。
それで、それぞれ時間が経った後にですね、傷がどっちがきれいに治ったかみたいなのを見てるんですけども、
それでいくとですね、その傷のいろんなスケールがあるんです。きれいになるスケールがあるんですけど、
全部ボトックスありのほうがきれいに治ったよっていう風なペーパーの結果になっています。
さらに、これすごいなと思うんですけど、その傷をバイオプシーって言ってですね、きれいに治った後の傷を一部整形で切り取って調べてるんですね。
それまた傷になるやんと思うんですけどね。
その調べた顕微鏡の結果でいくと、ボトックスを使った軍の政権の結果、組織を見た時にはコラーゲンの沈着が少なかったという風に書いてます。
先ほど言った豆腐の層を縫い直すんですよ。手術の時に縫い直してくっつけてるんですけども、その部分で余計な組織が少なかったという風な話になってるわけですね。
なので、縫い合わせた豆腐と豆腐がきれいにくっついて余計なものができひんかったので非公正犯行にもなりにくかったよみたいな話になってるわけですね。
面白いですね。ボトックスもこういう風な使い方があるんですね。
実際、僕も手術をする時に、例えばリップリフトの手術とか、新列の二次修正とか、傷をきれいに直さないといけないよというようなケースだけは実はボトックスを使っていますし、これは以前留学していた台湾のグループからもそういう風なペーパーが出てます。
また日本の形成学科ではですね、よく手術終わった後にですね、3ヶ月間テープ貼ってくださいねとかいう風な話がありますが、あれも結構同じことです。
要はテープを貼ることによって引っ張られないようにしてるわけですね。
そうすると、豆腐と豆腐を縫い合わせた後ですね、これが引っ張られることによって間が広がって、この間にゴミみたいなのができて盛り上がってくると非公正反抗になっちゃうので、引っ張られないようにガシーンと止めといてあげてですね、傷に対するストレスを少なくしてあげるというのがボトックスの話でしたが、
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これを上からテープを貼っ付けて、やっぱり引っ張られないようにしてあげるということによって傷を安静にすることができて、傷がきれいに治るよというような発想がテーピングの理論になってきます。
この傷をきれいに治すためのテーピングとかですね、特殊なピタシートっていうのをですね、こんなのなんかも売ったりしてますけども、効果がありますよね。僕もよく愛用させてもらってます。
傷をきれいに治すのにですね、実はこれ以外にもですね、じゃあ保湿をした方がいいんだろうかとか、圧迫療法といってシリコンシートを当てておく方がいいんじゃないかとかですね、もみもみマッサージした方がいいんじゃないかとかですね、いろんなペーパーがあるんですけども、
ちょっと今日はボリュームが多すぎますので今日はここまでにしておいて、また後日ですね、そういったお話に関するテーマに関するお話をですね、させてもらったらなというふうに思います。
なので今日のまとめとしては、傷をきれいに治る治らへんみたいな話でいくと、まず治りやすいタイプの人がいるんだよ、治りにくいタイプの人がいるんだよと。
その中でケロイド体質というのはこれはもう治療がすごく大変なやつなので専門のところに行かないといけません。一方で非公正犯行に関しては対応が可能ですと。
基本的には傷をきれいに治すためには傷口が引っ張られないようにするのがすごく大事になってくるので、引っ張られないようにするために周りの筋肉の動きを止めるボトックスという注射もあったり、テーピングというのがあったりというのがありますよと。
なので皆さんとしてはどこか新しく傷が切ってできたり、もしくは手術して切ってできたという時には、傷口を引っ張らないというのがまず大事ですからね。
高いんですね。傷気になるからといってものすごく顔見る前でこうやってね、例えばこの辺に来てこう見てるとかね、鼻をこうやって引っ張って見てるとか言う人いるんですけど、あれは傷気になると思うんですけど逆効果ですからね。
気をつけてください。傷が目立たないようにするためには最初のうちは傷を引っ張らないようにするのが大事ですよということになります。よろしいですかね。
はい、ということで。ちなみに傷がですね、切ってから元々の強さに戻るのにはどれくらいの時間がかかると思いますか。
1ヶ月ぐらいで戻るんちゃうかという人が中にいるんですけど、1ヶ月目とかですね、激劣弱いです。まだ元々の傷のですね、10%ぐらいにしか戻ってないですね。
1年経っても実は元々の傷の強さの60%から70%ぐらいしかないんですよね。なのでその糖封を治す体がですね、糖封の部分をくっつけて治すのにかかるフェーズっていうのはむちゃくちゃ時間かかりますんで。
細胞学的には3年から5年ぐらいかかると言われてます。一応ね。肝根が成熟していくというね。なので、ましてや手術して2、3週間で傷を見ちゃうっていうのはあれダメですからね。皆さん気を付けてくださいね。
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ということで、怪我をした時とか、もしくは手術をした時とか、基本的には傷を安静にしないといけないんだよというのを今日も学んでいただけたかなというふうに思います。ということで、傷に関する点はすごくボリュームが大きいですから、また今後もぜひお話しさせていただきますのでよろしくお願いします。ということで今日はここまでです。
以上です。See you!
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