1. 薬トレラボ〜筋トレ×医療〜
  2. #79 乳酸って結局何モノなの?
2023-03-25 19:39

#79 乳酸って結局何モノなの?

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◆今日の研究レポート◆

「自重トレーニングについて」


【今回のキーワード】

乳酸、ピルビン酸、コリ回路、筋トレ、トレーニング、筋持久力、最大酸素摂取量


【成果】

・乳酸についてかなり詳しくなる。

・乳酸はそんなに悪いやつじゃないことがわかる。

・難しくないと勉強とは呼べない。


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キミにあげる

00:13
皆さん、ようこそ薬トレラボへ。
この研究所は、筋トレをこじらせた薬剤師が薬の代わりになるような役に立つ情報や議論をお届けする番組です。
では、本日もよろしくお願いします、西国さん。
どうも、薬局を経営しながらパーソナルトレーナーとしても活動中のKING ジム西国です。
そして、ファシリテーターを務めさせていただきます、KING ジムエンジニアの笹川です。
本日もよろしくお願いします。
お願いします。
では早速、研究レポート発表をよろしくお願いします。
今日はですね、乳酸って何モノ?です。
乳酸ね。
よく聞くよね、乳酸。
筋肉といえば乳酸みたいなね。
そうですね、乳酸ってよく聞きますよね。
乳酸って言うと、僕昔、サスケっていう番組知ってます?
はいはいはい。
筋肉使ってどんどん進んでいくジャングルジムみたいなやつなんですけど。
あれで実況の人が、出たー乳酸地獄みたいな感じで。
筋肉使いすぎると乳酸地獄になってなんかキツくなるみたいな。
へー、そうなんですね。
僕はそういう乳酸イコールサスケっていうイメージがあるんですけど。
キツイってことですよね。
そうそうそうそう、なんかキツイみたいなイメージがあって。
とりあえず雑談はこんな感じにして、
今日もお便りをいただいておりますので、
そちらの方を読んでいきたいと思います。
年齢・性別・秘密のいっぺんしゃじゅっくさんですね。
お久しぶりです。
本当はじゅっぺんしゃ一句なんですよ、みなさんの教科書通りでは。
でも、薬取りラボではいっぺんしゃじゅっくさんという方がね、
よくお便りをくれると。ありがとうございます。
ありがとうございます。
では、読ましていただきます。
いつも楽しく聞かせてもらっています。
質問です。
私は走ることを趣味にしていますが、
走る上で乳酸という言葉をよく耳にします。
今までは乳酸イコール疲労物質ということをよく言われていましたが、
最近は直接関係しているわけではないという情報もよく聞きます。
乳酸って結局何者なんですか?
また、ボディメイクの世界でも乳酸を気にすることはあるのでしょうか?
見解を聞きたいです。
とお便りいただいております。
なるほど。
書いてある通り乳酸イコール疲労物質っていうサスケのやつも。
サスケ、これ完全にサスケだわ。
似たような考え方ですね。
まずは、今日はですね、3つぐらいあります。
03:04
乳酸っていうものがまず何なのかっていうのと、
乳酸は何者かと、とりあえずね。
そうですね。
疲労物質なのかどうかとか、
あとはボディメイクでの乳酸の考え方。
こんな感じで。
この方はちなみに走ることが趣味なんですね。
そうですね。山道を走るトレイルランニングとかをよくしてるっていう方ですね。
筋トレはされてるんですか?してない?
過去にいただいたお便り見る限り、筋トレはがっつりやってないんじゃないかなって感じかな。
やっぱ走るとかストレッチとかマッサージとかをされるみたいですけど。
なるほど。分かりました。
じゃあ、まず乳酸ですね。
乳酸って、乳酸はですね。
これはちょっと難しく言うとですね。
これはただ難しく言ったところから始まるんですよ。何でも。
はいはい。まずね。
そこを知ることで全然解釈が変わってくるんだよ。
確かに。難しいから世に出回ってないだけで、ちゃんと解釈するには難しいことも理解しなきゃいけないと。
そういうこと。漠然としか知らないから、一つの知識にしか使えないじゃないですか。
僕はそれを激しく同意です。
激しく同意です。
勉強はきついものですよ。
そう、きつい。
簡単に勉強なんてできないですから、もうかましてください。
いいですね。してしまうと他にも全然利用できるんで。
確かに確かに。
やっておけばいいですね。
で、乳酸っていうのは、これあの、生化学的に言うと。
はい、生化学。
体の中。
体の中の反応ってことだよね。
エネルギーを生み出すときに、ブドウ糖とかグルコースっていうのを分解しますよね。糖質。
で、糖質って水素と炭素っていう原子でできてるんですけど、原素。
で、水素と炭素ができてて、その糖質が6個、6炭素ですかね。炭素が6個あって1分子の糖質です。
で、その炭素をどんどん切り離していって、その過程でATPっていうエネルギーを生み出すんですね。
で、それがエネルギーです。まず動くエネルギー。
ATPっていうのがエネルギーだったよね。
そうです、エネルギー。
で、その分解していく過程で炭素をですね、炭素を切り離していく過程で3番目、もう3回目の炭素が3つしかない状態の時に、
細胞内小器官を移動して、細胞の中で移動してですね、糖質が。
で、炭素を2個にしますよね、減らしていくんで。
で、その2個にする過程で、そこでですね、酸素が必要なんです。
酸素が必要な状況を高規的条件化って言うんですけど、酸素が必要な状態で、かつビタミンB1ですね、もう必要。
06:09
ここでビタミンが必要なんだね。
そうそう、この2つが揃ってやっと炭素の3個が2個になるんですね。
じゃあ最初6個、ん?6個?
最初グルコス6個じゃないですか、炭素が。
で、ブチブチブチブチ切っていって3個になりましたと。
そしたら細胞小器官移動して、エネルギーを作る場所をちょっと変えて、
で、その3個を2個に減らすとき、酸素とビタミンB1が必要と。
で、ここにすでに必要なものがある以上、不足した場合に何かが起こるんですね。
確かに確かに。
だって必ず必要なものがあるわけないじゃないですか、体に。
必ず揃ってるわけじゃないと。
そう、ただこの世の中で栄養って結構満遍なくあるんで、ビタミンB1は不足することはあまりないんですね。
だからすごいもう飢餓状態とかですね、ジャングルに入って何日も経ったとか、
そういう人はビタミンB1が足りずに炭素を2個にできない状態もあるんですけど、
一般的には考えられないんで、ある意味もう1個、酸素ですね。
酸素が不足するって?
酸素って地球にいる以上不足するはずないじゃないですか。
はずないと思っちゃうけどね。
そう、でも体の中では一時的に消費しすぎて、酸素が一時的に足りない状態が起こるんですね。
それが続くと酸素がないんで、炭素を3個から2個にできません。
材料がないもんね、確かに。
材料がないそう。だから炭素3個の状態、ピルビン酸っていうんですけど、
ピルビン酸から炭素2個に行きたいのに行けないから、
ピルビン酸はそのまま行き着く先がなくて乳酸になっちゃうんですね。
なるほど、炭素3つを2個にできなくてもう行き着く先がないって言ったら、
ポコッと乳酸になっちゃうと。
そうです、乳酸になっちゃう。
それが乳酸なんだね。
それが乳酸。で、乳酸になるってことはある意味酸素がないんで、
確かに。
だから酸素がないような運動をしちゃうと乳酸が多く発生します。
そういうことか。
だから前回でも言ったけど、無酸素運動ですね。
酸素を使わないような気候でする運動。
強度の高い運動ですね。
例えば猛ダッシュとか、
例えばすごい重さを持ったトレーニングとか、
そういうのは酸素を使っている場合じゃないんで、
もう側筋が働いて無酸素気候に入るんですね。
そうすると酸素が当然その場にはないんで、
ピルビン酸、炭素3つは乳酸になると。
09:02
それでどんどん溜まっていくみたいな。
そうですね。
酸素がない運動を続けてしまうと、
どんどんピルビン酸がまでしか行かずに、
乳酸にどんどんなっていってしまうと。
だから強度の弱い運動だと乳酸はほぼ発生しません。
発生しないってことか。
酸素が多いんで。
はいはい。
で、乳酸はですね、その先で、
またこれもともとエネルギーから生まれたものじゃないですか。
糖質という。
エネルギーを生み出した途中で出たんで、
当然エネルギー関係で存在するんですね。
あ、じゃあ再利用できるってこと?
そう、再利用しないとダメです。
確かに。
ということで、こういうのをコリ回路って言うんですけど、
コリ回路。
乳酸はコリ回路に入って、またグルコースに戻ります。
要するに炭素が3つあったけど、またどっかの3つの同じような物質をくっつけて。
そう、6個になる。
グルコースになると。
いいじゃん。
そう、というのを繰り返すんですね。
だから、エネルギーの中での産物ですね、途中の。
なるほどね。
だから、というのがまず乳酸の紹介です。
だから、強度の高い運動時に出る。
だから、今のは酸素がない状態の運動ってわかってしまえば、
どんな時に出るかわかりますよね。
わかりますね、本当に。
はい、で、次。
これが疲労物質かどうかなんですけど、
おっしゃる通りですね、いろんな説があるんで、
これが一概に疲労物質かっていうと、ちょっとわからない部分がありますね。
ただ、これが出てるって時は、当然酸素がない状態で、
そうだよね。
かつ、エネルギーが、例えばですね、炭素が3個から2個にいけなかったんですけど、
2個にいった先もエネルギーっていっぱい思われるんですよ。
そうだよね、途中で終わっちゃったってことだよね、エネルギー酸性の状態がね。
だから、エネルギーがそもそも本来より不足してる、その場では。
はい。
だから、すでにエネルギーがない状態っていうのを表してます、乳酸があるってことは。
ってことだね。
だから、乳酸が疲れさせてるっていうよりも、
乳酸があるってことは、もうすでにそこは疲れてるってことじゃないですかね。
いや、僕はそれもすごい納得しますね。
エネルギーがない状態を表してるっていう感じですかね。
本当だったらエネルギーどんどん、ピルビン酸から普通に乳酸ならずに、もっとブチブチ切れてエネルギーになるのに、
乳酸で止まっちゃうから、そもそもエネルギー不足。
エネルギー不足ってどういう状態かっていうと、まあそれはもちろんフルパワーの状態からすると疲れてる状態だよね。
12:01
そうですね。
乳酸があるっていうのは、疲れてる状態を表してるっていうことかなって思いますね、僕は。
だから、直接関係してるかは、もうこれから先の科学でわかるだろうけど、今のところの僕の解釈はそんな感じ。
そうだね。
まあなんで結論はわかりません。これは乳酸が疲労物質かっていうのはですね。
で、次。ボディメイクの世界での乳酸。
これは前ちょっとちらって言ったんですけど、乳酸があるってことは当然ボディメイクってウエイトトレーニングですね。
すごい重たい重量を持たないと筋肥大しないんで、すごい発生しやすい運動です。
ボディメイクは。
だから乳酸ってやっぱどうしても耳に入るんですけど、乳酸をなんか気にするタイミングってインターバルですね。
この前ね、言いましたけどインターバル。
休み時間を、大体指標としては乳酸がそこに存在してて、追い込むためにあんまり長くインターバルを取らない。
でも短すぎない。
っていうタイミングを乳酸があるないとか言ったりしますたまに。
はいはい、そっかそっか。
乳酸がそこにあるないっていう感じですね。
だからその程度しかちょっと乳酸ってあんま出てこないんですけど、だからあんまりこう出てこないですね、結論は。
乳酸っていう言葉とかそういうもので何かが決まるっていうわけではなくて、
そうですね。
そのインターバルを決めてる1個の要素として乳酸の分解速度とかそういうのがあるぐらいってことだよね多分ね。
そこまでそんなに気にすることはないっていうのが結論って感じかな。
そうですね。
で、いっぺんしゃじゅっくさんは走ることが趣味って書いてあるんで、
酸素を体の中でどれくらい使えるかとかで当然乳酸が発生率って変わるじゃないですか。
だからいっぱい乳酸素トレーニングして筋持久力も上げてミトコンドリアも増やして最低酸素摂取量を上昇させるようなトレーニングを積んでると、
酸素って基本的に体の中に充満しやすいし、
あとやっぱチキンが発達することで結構普段普通の人からすると強度の高いランニングでもその人は特別な訓練を積んだ方はですね、
乳酸素として捉えることができる。
なるほどね。
本当は人によると無酸素になっちゃうようなものも、
あの有酸素運動機構でこなせる。
それはね、だってあのマラソンのね日本代表とかの選手は50mを9秒台でね、のスピードで42キロ走りますから。
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そうそうそういうのですね。
9秒台走ったら多分無酸素近いよね。
そう無酸素。だから長期間はできませんね。エネルギーがないんで。
だけどそういうトレーニングを積んだ人はそういうのが有酸素機構でできちゃう。
そう。有酸素機構でできるからエネルギーが生まれるから走れるんですね。そんなに。
ってことだよね。
そう。普通の人はエネルギー不足になって走れません。
そうだよね。どんどんどんどん乳酸、それこそ多分乳酸になっていって、
なっていってる。
どんどんエネルギーが足りなくなって乳酸が多くなって、
そう。走れなくなっちゃう。
走れなくなるってことだよね。
そう。だから、
できるだけ有酸素機構で走ることができたら、
当然さっき言ったように酸素がある状態なんで、その場に。
うんうんうん。
酸素が3個から2個にどんどん分解できるんで、
そうかそうか。進むんだね。
その先のATPもどんどん酸性させて、
エネルギーが枯渇することが少なくなる。
ない。エネルギーが枯渇しないってことは、
そうか。
そういうことですね。
乳酸があんまり生まれにくい。
そういうことだよね。はいはい。
っていうことに繋がるんで、
今の分かってしまえば、
どういうトレーニングをすれば走ることに繋がるかっていうのも分かりますね。
分かりますね。
っていうのが結論です。
これは面白いですね。やっぱり乳酸って多分、
有酸素運動と無酸素運動の中間地点というか、
どっちの話題にも出てると思うんですけど、
そうですね。
生化学物質だと思うので。
まあちょっとでも、
ランニングのトレーニングに活かしてもらったらですね。
そうだよね。
さっき言ったように、最大酸素摂取量っていうの、
その体に酸素をどれだけ取り込めるかっていう能力を高めることで、
乳酸を酸性しにくい体になることはできる。
そうですね。
乳酸を酸性しにくい体になることはできるよっていうことですよね。
そうです。
だから、チキンを発達させてミトコンドリを増やすようなトレーニングが大事ですね。
大事ってことか。
チキンのトレーニングってことだから、やっぱあれだね。
インターバルは短めで。
そう、筋持久力。
筋持久力、軽いのを何回もやるみたいな。
そう、すごい軽い強度で長く。
っていうことですね。
分かりました。ありがとうございます。
はい、ありがとうございました。
今日はかなり乳酸について、めちゃくちゃ詳しくなったんじゃないですか、これ。
ためになる回じゃないですかね。
もう私たちが受けた国家試験レベルでの話でしたけれどもね。
でもあの時より今の方がやっぱり理解は深いですよね。
うん、絶対深い。
あの時は教科書に書いてある図みたいなのを丸暗記してるような感じだったけど。
今は体で感じてますもんね。
体で感じてる、本当に。
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いつも僕だって最大酸素摂取量とかそういうのを意識してトレーニングしてますから。
一緒ですよね、この人たち。
面白いですね。
なので、いっぺんしゃじゅっくさん、ぜひ乳酸とうまく付き合ってトレーニングで活かしていただけたらなと思います。
またお便りいつでも応募してますので、ぜひ概要欄の方からリンクをクリックしていただいてお気軽に送ってください。
よろしくお願いします。
あとですね、キングジムは福岡県にありますけれども、全国どこでもパーソナルが受けられるようにオンラインも実施しておりますので、
そちらの方も興味のある方はぜひご応募のほどよろしくお願いします。
あと、YouTube映像でも情報を配信しておりますので、ぜひそちらの方もチェックしてください。
はい。
アマゾンでは骨メイクというサプリメントも売ってますので、骨密度気になる方は特にチェックをよろしくお願いします。
お願いします。
では、こんな感じで毎週2回百トリラボ配信してますので、ぜひ次回も聞きに来てください。
では、今日はこんな感じでお開きにします。
また次回お会いしましょう。さようなら。
さようなら。
19:39

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