2024-09-06 10:54

第141回『Season3-ep.26 When traveling abroad, make sure to check the "air pollution levels” (海外に行く時は「大気汚染」の数値も確認していきましょう)』

第141回『Season3-ep.26 When traveling abroad, make sure to check the "air pollution levels” (海外に行く時は「大気汚染」の数値も確認していきましょう)』というテーマで語っていきます。


【ハイライト】

・インドの1年の中で一番暑い時期はいつなのか?

・田中の前回のインド出張での大気汚染対策

・世界の大気汚染での健康被害の状況を語る

・以前田中が行ったネパールカトマンズで感じた事

・大気汚染の地域で暮らすと起こる体の反応について

・光化学スモッグや四日市ぜんそくを語る


~お知らせ~

私たちイッポラボ合同会社は、子供たちの第一歩や一歩一歩の成長を後押し出来る商品やサービスを提供しています。


『国際協力キャリアコーチ 田中大一の世界を舞台に働こう』は、アジアやアフリカの10カ国以上で、学校建設や教育支援に関わってきた「国際協力キャリアコーチ」の田中が、国際協力に関するお話のほか、海外で働くことの楽しさ、英語学習のお悩みなどにお答えする番組です。


将来は海外で働いてみたい、開発途上国の発展に貢献したい、そう願う高校生、大学生、社会人の方々に向けて発信するポッドキャストです。


田村ディレクターと時より掛け合いながら番組を配信していきます!


メインパーソナリティー:

田中大一 (イッポラボ合同会社代表)

鳥取県生まれ。大阪教育大学教育学部卒業後、東京外国語大学大学院に進学し、国際協力専攻を修了。

日本の政府開発援助(ODA)プロジェクトのマネジメント業務に就き、東南アジア、中央アメリカ、アフリカの国々に小学校などの教育施設を建設する案件を担当した後、インテリア家具の商品開発、大手広告代理店の営業を経て、2018年にイッポラボ合同会社を創業。鳥取県を拠点に、木製玩具を中心とした子どもの成長に役立つ商品作りや運動スクール運営等の「教育関連事業」や、発展途上国の子どもたちの学習能力が向上するよう、子どもたちに学習道具を提供する「国際協力活動」の二つの軸で事業に取り組む。


番組プロデュース:サンキャリア


カバーアート制作:Taichi Tanaka


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現役の歯科医師監修・イッポラボが開発したお子様の口の発達にも役立つ離乳食スプーン「歯並びまっすぐスプーン(子ども用、大人用2本セット)」のリンクはこちらです。

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国際協力キャリアコーチ田中大一の 世界を舞台に働こう。
この番組は、イッポラボ合同会社の提供でお送りします。
アジアやアフリカの10カ国以上で、学校建設や教育支援に関わってきた国際協力キャリアコーチの田中です。
この番組では、国際協力に関するお話のほか、海外で働くことの楽しさ、英語学習のお悩みなどにお答えしています。
将来は海外で働いてみたい、開発途上国の発展に貢献したい、そう願う高校生、大学生、社会人の方々に向けて発信していきます。
はい、みなさんこんにちは。国際協力キャリアコーチの田中です。
今日は、海外に行くときは、大気汚染の数値も確認していきましょう。
When traveling abroad, make sure to check the air pollution levels.
という話をしたいと思います。
このポッドキャストでも何回もお伝えしているんですが、この8月にもインド出張をする予定にしています。
そこで気になるのが、現地の天気予報ですね。
イメージは夏なので、どれくらい暑いんだろうかということで、天気予報をチェックしているんですが、
実はインドが一番暑いのは6月頃でして、その頃は40とか45度とかいくんですけど、そこから少しずつ下がってくるんですよね。
なので、実は8月とかは30度をちょっと超えるか超えないかぐらいなので、割と過ごしやすい。
もしかすると日本よりも過ごしやすいんじゃないかっていう風に思ってるんですけど、それぐらいの気温です。
なので、暑さ対策はしっかりしていきつつ、軽めの秘書、秘書地として楽しみたいなと思います。
もう一つ、こういった国に行く時に私がチェックしている項目がありまして、それが何かというと、待機汚染です。
今年の3月にもインドのブッダギャーに行ったんですけれども、その時も実は日によっては待機汚染がひどくて、マスクをしてちょっと移動する時がありました。
毎日ではないんですけど、かつ体調を崩してしまった時にチョクチョクみたいな車で移動しないといけない時がどうしてもありまして、
そうなると真正面から排気ガスが来るみたいなことになったんですけど、さすがにその時はもうしんどかったので、マスクして顔からタオルかけて病院まで行ったということがありました。
それが3月だったんですけど、もちろん健康的な時はまだ全然我慢できるんですよね。
我慢できるんですけど、ただこの待機汚染というのは結構南アジアとかでは深刻でして、行く場所によっては事前に確認しておいた方がいいんじゃないかなと思います。
03:11
マスクの準備とかありますので確認は必須かなと思います。
この待機汚染についてちょっと詳しく調べてみましたのでお伝えしたいと思うんですが、JETROですね、日本貿易振興機構のホームページに載っていた情報があります。
何かというと、ここで書いてあるデータはですね、アメリカのシカゴ大学エネルギー製作研究所がちょっと古いんですが、
2023年8月に出したレポートによるんですけれども、世界の中で最も健康被害を受けているのはアジアとアフリカ諸国です。
大気汚染による健康被害を受けているのはアジアとアフリカなんですけれども、大気汚染による健康被害の約4分の3がバングラデシュ、インド、パキスタン、中国、ナイジェリア、インドネシアの6カ国に集中しているといいます。
6カ国中5カ国がもうアジアですよね。なのでアジアは本当に今ちょっと言い方を簡単に言うと汚れているということなんですが、特にですね大気汚染物質のPM2.5、これがもし世界保健機関のガイドラインのまで下がるとですね、世界の平均寿命は2、3年伸びるそうです。
逆に言うとそれぐらい人口の多いまだまだ経済発展している国、インドとかバングラとかその辺の国の大気汚染がもし低減される、良くなったとすると平均寿命は伸びるそうなんですよね。それぐらい今は逆になくなる人がいるということです。
約20年間におぶ工業化や経済発展、人口増加に伴って大気汚染が深刻化した南アジアは世界でも大気汚染が人命に影響を及ぼしている最たる地域と考えられています。
2013年以降、世界の公害増加の約59%はインドからもたらされているとされてまして、インドのPM2.5の数は10%弱増加していて平均寿命を約5.1年短縮しているそうです。
南アジアが大気汚染がひどいっていうのは僕ももう実感してまして、今から10年くらい前にはなるのでその時よりかは改善しているとは思うんですけど、ネパールのカトマンズに行ったときにもう自分の中で一番経験したことがないくらいの大気汚染を感じたんですよ。
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カトマンズって盆地になっていて、空気の流れがあまりないって言われてるんですけど、そこでもちろん経済活動がされているので、いろんな物質が大気中に出てるんですけど、それがなかなか動かない、滞留していて、結果的にそれを人間が被ってるっていう状況なんですけど、
カトマンズに出張で行ったとき、1週間くらいしかいなかったんですけど、ついて2日目か3日目くらいで肺がちょっとしんどくなってきて、もちろん呼吸はできるんですけど、めちゃめちゃ肺気ガスを吸ってるなっていうのが実感としてわかる。
鼻の中にもガスとかが入ってくると思うんですけど、多分予防反応っていうんですかね、めちゃめちゃ鼻くそができるんですよ。体が何とか抗おうとしてることの現れかなと思ってたんですけど、それくらいなかなかしんどい地域で過ごしたことがあるので、南アジアが大気汚染ひどいっていうのは実感としてわかるなと。
なので大気汚染問題も一つ世界的な問題として解決されるべき問題なんですけど、じゃあこの南アジアの地域が何もしないかっていうと、そんなことはもちろんなくて、いろんな対応策を講じてます。
例えばインドの場合、インド政府は2019年に公害との戦いを宣言しまして、大気汚染の削減を目標に加えています。
国家大気浄化計画、ナショナルクリーンエアプログラム、NCAPと言いますが、これを立ち上げて、粒子状の物質汚染レベル、つまり大気汚染の原因となっている物質を、2024年までに2017年の同レベルから2、30%削減することを目指している。
つまり8年間のプログラムなんですけど、実は今年がその最終年度なんですよね。この結果がどう出るかっていうとても僕は関心を持ってまして、ちょっとレポートが何かあれば見てみたいなと思ってます。
また先ほどもお話ししたネパールなんですけれども、ネパールの場合も大気質管理行動計画というものを制作、策定してまして、自動車とか産業、工場からの排出を抑制していると、こういった活動をしています。
なので何もしてないわけではなくて、もちろん国としても対応してるんですけど、それ以上に経済が発展していった時に、なかなかちょっと対応しきれないっていうことはあるんじゃないかなとは容易に相当つくので、とはいえ少しでも早く綺麗な空気の中で人々が過ごせるようになることを願ってはいます。
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私は大気汚染というと高化学スモークを思い出します。
中学校の夏の部活の時によく街の放送で高化学スモーク注意報が流れていたので、咳は止まらなかったのを思い出しました。
タムラディはどこ出身でしたっけ?
岐阜?違う違う、千葉ですね。
こういう放送があるんですね。
私は千葉の船橋です。工場がいっぱいありました。
そうなんですね。工場から出てきますもんね、こういった物質は。
咳は止まらないってこれしんどいですよね。
住む場所ってね、もちろん選べはしますけど、簡単に引っ越しもできないし、向き合っていかないといけないという状況になった時に握れないんですもんね。
このタムラディの話を聞いて、昔あった四日市禅則を思い出しましたね。
これも戦後、日本の公害の一つと言われている問題ですけれども、空気の汚れというのは人間は空気を選べないですからね。
ちょっとしんどいのは少しでも早く解決されればいいんじゃないかなと思いますが、いずれにせよ今度まだインドに行きますので、しっかり対策をしていきたいなと思います。
ということで、今日は海外に行くときは大気汚染の数値も確認していきましょう。
それでは。
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