検索エンジンの一本化
今日は曇りで、でもちょっと暑くて、なんかそんな天気ですね。先週、京都に行って帰ってきて、
あとはなんか、大人が張り切ってキャッチボールしたら、ちょっと肩が張ってて、疲れてるみたいな、そんな感じですけど、
水曜回帰ファイル始めていきたいと思います。
今日は、今日はって、今週は話したいことが多いようなニュースがいっぱいあって、いつも3つ選んでるんですけど、なんか選んだら8本ぐらいになっちゃって、
たぶんこれ全部しゃべれないと思うんで、好きなようにしゃべろうと思うんですけども、1つ目です。
1つ目はですね、いやこれでもしゃべるのめんどくさいな。
ヤフーの検索エンジン、技術契約、Googleから変更検討っていう日経新聞のニュースがあるんですけども、これ何かっていうと、
ヤフーとLINEが経営統合、組織一緒にあたって、検索エンジンの一本化を行いますみたいなニュースがちょっと前にあったんですよね。
で、その時に国内で作る検索エンジン、つまりLINEっていうのは独自のものを作ってるんで、そういうのが終わっちゃうのかみたいなことを悲しむっていうか、
嘆く人がネットでいたんですけど、その時は詳しいことは分かってなくて、でも僕は元同僚たちがやってるの分かってるんで、
LINEのメンバーの検索エンジンの執念っていうのはものすごいものがあるんで、いや、そんな簡単にやめたりしないだろうなと思ってたら、
案の定というか、一本化した結果として、今まで通りGoogleを使い続けるんじゃなくて、独自のものにチャレンジすることを検討してますよっていうニュースですね。
ただ、この記事の趣旨自体は、LINEの個人情報の扱いだとか、国家安全保障的な観点から不安がないのかどうなのかみたいなことを問題提起する記事ではあるんですけども、
私はサービスを開発して提供する立場にどちらかと言えばいるので、そういう目線からすると、
執念を持った集団が改めて機会を得て、もう一回チャレンジするっていうことに外からワクワクしています。
なんかこれややこしい。伝えるのややこしいね。本当はもうちょっと語ることとかあるんですけども、簡単に言っちゃうと。
簡単にしか言えないな。これ10分くらいで終わるから。はい、そんな感じですね。
AIによるウェブの変化
2つ目です。2つ目はですね、海外の英語のニュースなんですけども、
これ私が最近好んで取り上げる話題で、AIが古いウェブを滅ぼしつつあり、新しいウェブが誕生しようと奮闘していると。
これよくある話ですよね。
生成AIによってはまたウェブの生態系が変わっちゃうよみたいな話ですよね。
ちょっと読んでみると、実際のところAIが現在引き起こしている変化は、ウェブの生態系によって変わっていると考えられるわけではなくて、
人間の生態系を生かして見ていると、またウェブの生態系に戻っていくという話になります。
実際のところAIが引き起こしている変化はWebの歴史における長い戦いの最新のものに過ぎません。
ホゲホゲホゲみたいな、そういうことなんですよ。
これ先週私が日本雑誌協会向けにした講演で、コンテンツ・イズ・デッドっていう講演をしたんですけど、
その中でもほぼ同じような話が出てきて、
生成AIによって物書きとか、ネット上にコンテンツをアップロードするという行為が殺されたみたいなことをおっしゃる人がいるんですけども、
それって今に始まったことじゃなくて、
その承認欲求とか小遣い稼ぎ目的で同期をハイジャックされた状態でネットに作品をアップロードする行為、
それ自体がWebを殺しているというか、殺すとか滅ぶという言葉自体もあってないかもしれないですけども、
Webにおける誰が情報を作って、誰がアクセスして、
その関心というのは誰が分配して、誰が報酬を得るのかという戦い、綱引き、領土争いみたいなものが何十年も起こっているわけですけども、
その常に起こっている変化の最新型にしか過ぎないんですよとか、だから生成AIが出たから急に嘆くというのはちょっとナイフすぎますよみたいな話をその時もしたんですけど、
この記事も最後の結びの部分はそういうような話になっています。
本当最後の最後はどういうことを書いているかというと、
その後の新しいシステムが現在より優れているという保証もありません。
新しいWebは誕生するのに苦労しており、私たちが今暮らす決定がそれがどのように成長するかを形作ることになりますというふうに書いています。
これはポジティブに言えば、自分たちが今生きている状態で、
これがポジティブに言えば、自分たちの行動次第で結果が変わりますよということでもあるんですけど、
そうそう一人一人の行動で変わらないようなこともありますから、これはかなりポジティブな前向きな言い方ですけれども、
こういう文章は元気な時に読むと前向きに変えられるんだと思うけど、朝疲れている時に読むと、
あ、疲れてはない。こうやって一人でボソボソ喋っている時に読むと、いや、そんな簡単にはいかないよとか思っちゃうんですけれども、その手の記事です。
こういうのは長い長い戦いの途中経過なんで、こうやってたまにブックマークしておかないと、定点観測しておかないと、
あの時みんながどういう気分だったか忘れちゃうので、水をかき割りで取り上げました。
とかってやっていくと、8個喋るのに何十分かかっちゃうんで、もうあと何個かでやめようと思うんですけれども、
マジック・ザ・ギャザリングのカード発見とMIRRORのアップデート
これはちょっと変わった話題で、トレーニングカードゲームのマジック・ザ・ギャザリングの世界に1枚しかないカード、
1つの指輪が遂に発見される3億円近い懸賞金がかけられているカードというのがあるんですけれども、
これはマジック・ザ・ギャザリングの最新の商品の中で指輪物語とコラボしたタイトルがあるんですけれども、
その中にシリアルナンバー入りの本当に世界に1枚しか印刷しないですよというカードを作ったんですね、その1つの指輪。
それが普通のパックに紛れ込んでいるんですけれども、それを発売前から、
それをもし見つけた人、パックから開封した人がいたら買い取りますよということをいろんな人が名乗り出ていて、
その一番高い額がだいたい2億円にして2億9千万円くらいだったんですけれども、
そのカードが遂に見つかりましたというニュースです。
もちろんね、これ誰が見つけたとかいうと身の危険がありますから、
誰が買い取って、誰が売ったかなんて情報は出ていないわけですけれども、
無事発見されたということを喜びたいと思います。
これ1枚作ったけど見つかんなかったとか、
見つかったんだけどひどいことになっちゃったとかあったと思うので、
ちゃんと無事見つかって大事にしてくれるコレクターのところに行ってよかったなと思っています。
ちなみにこの1枚で3億円というのはトレーディングカードゲーム市場で一番高いカードですね。
1枚3億円ですからね、すごいね。
あともう1つがIntroducing Lighting NFT 2.0というやつなんですけれども、
これはですね、私が好んで使っているMIRRORというWeb3ブログとかやったりしますけど、
MIRRORの新しいアップデートのお知らせです。
これはもともとLighting NFTって去年既にリリースされていたものなんですけれども、
それがもうちょっと読みやすくなる。
その記事、文章のNFTなんですけれども、
それが読みやすくなるというのは、
NFTの状態で、例えばOpenSeaとかいろんなNFTのウォレットの中で、
その文章作品が読みやすくなったりする工夫がいくつかあって、
書き物、書かれたものをコレクションするという楽しみというか、
が簡単に楽しく、うるわしくなってますよみたいなやつですね。
NFTと言うとビジュアルとか画像とかがすごく相性がいいので、
そういうイメージを持たれるかと思うんですけれども、
書いたものを個数が限定されている、所有者がわかっている、
譲渡できるみたいな、それってどういう状態なのっていうときに、
一番刺激を受けやすいんですけれども、
それにチャレンジし続けているサービスの新しいお知らせです。
これ良かったら是非、監視屋の人は見てみて欲しいなと思います。
あとはですね、今週で言うと、
ブックオフ関連の話題、
ブックオフで買ったというのは無駄な情報だから、
作者本人に伝えなくてもいいというロマン有効さんの記事が話題になってたり、
あるいは新任地になった杉並区の議員、
私が住んでいる杉並区の議員なんですけれども、
その議員さんに対して内沼慎太郎さんが
ツイッターで長文のメッセージを出したりとか、
この本とかブックオフをめぐる、もう何週目だ、みたいな議論が
再び繰り返されていたんですけれども、
私大好物なんだのでそこを持っていきたいんですけれども、
これはね確実に、
なんていうか、この水曜回帰ファイルでやる内容を超えてますので、
これは私が別途やってるメディアヌップっていう番組とかで、
なんか3回シリーズくらいにしたような内容ですね。
あの、ちなみにこの中で、
禁煙を吐いてる。禁煙を吐いてるって言ったらいいのかな。
というのが評論家とか周評家の豊崎由美さんなんですけれども、
豊崎由美さんは本の文化とか読書とか小説とか、
そういうものを大事に思うあまり、
逆に本の文化を狭めて息苦しくさせてる人だと私は、
発言を見て、発言は見るとそう思うんですけど、
私はどちらかというと、本のファッション性とかっていうものを
大らかに捉えたらいいじゃないかってことをずっと言ってる人なんで、
そこがいつも気に入らない意見だなと思って聞いてるんですけども、
一方で豊崎由美さんの村上春樹作品の書評はいつも面白くて喜んで見てるんで、
人がどうこうじゃないですね。その時の発言とか評論ってあれがどうかって、
人じゃなくてことに向かっているとは思ってほしいんですけども、
目が離せない人です。
というわけで水曜回帰ファイルでは、
リスナーの皆様からのお便り、メッセージ、何でもお待ちしております。
概要欄にリンクがありますので、どしどしお寄せくださると嬉しいです。
ちなみにこれはいつも朝撮ってるんですけど、朝だとみんなの活動し始める時期なんで、
ノイズが多いですよね。ゴミ収集とか、家の中動き回る音とかね。
ちょっとお聞き苦しいところあったかもしれませんが、ご容赦ください。
それでは良い一日を。