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日本酒の聖地から
酒の道
こんにちは、パーソナリティの平田勝です。
この番組は、お酒にまつわるゲストをお招きし、
お酒の道を歩むストーリー、お酒のあれこれを深掘りしていく番組です。
引酒師を目指す佐紀さんと共にお送りします。
佐紀です。
いやー、ミマス祭り、出張版酒の道ラジオでも参加しましたが、最高でしたね。
いやー、盛り上がってましたね。
盛り上がってました。
日本酒業界も盛り上げていくが合言葉の抱き合って、
日本酒業界でご活躍されている女性倉本や奥様、
当時次期倉本さんたちの貴重なお話が聞ける素敵なお祭りでした。
ほんと楽しかったです。
本当にありがとうございました。
我々の出張版酒の道ラジオは7月31日に配信される予定ですね。
そちらもぜひお楽しみにしてください。
さて、今回もミマス酒店の小池美保さん、大久保祥さんにお越しいただいております。
今回もどうぞよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
前回はお二人の社会人時代についてお伺いしました。
今回は現在のお仕事などをいろいろお伺いしていければと思います。
お二人の経歴や今までの経験からすると、たくさんの人との出会いや出来事があったと思うのですが、
中でも現在の道を目指すきっかけとなった出来事、影響を受けた人、どんなことでしょう。
小池さんはやはり大阪からお勤めだったけど、妹さんが
お姉ちゃん戻ってきてというのがある種大きかったと思うのですが、
戻られてきてからどういった形で家業に入っていかれたりしたのでしょうか。
そうですね。もともとは家業というのは親が働いている姿を目の当たりにしているので、
サラリーマンの子どもたちとは違って、見えるじゃないですか、親が苦労している姿というのは。
だからサラリーマンの子どもたちも親は一生懸命働いているのですけど、
親が一生懸命働いている姿を見ていないのですが、
家業の場合というのは大変じゃないですか。銀行に走り回ったりとかそういうのを見ているので。
両親の後姿というのはすごく大きかったのですが、
自分の中でまた大きかったというのは、仕事をしていく中で出会う坂倉さんだったり、
あと同業の手版店さんたち、そういう出会いの中で私自身成長させていただいて、
特に同業の手版店さんたちとお話をしたりすると、うちには最初ないものがいっぱいなんですよ。
例えば分かりやすく言うのが取引グラの数、銘柄だったりとか、
あと従業員さんだったりとか家族でしているので、
あと売上だったりとか、分かりやすく言うとですけどね。
ないものばっかりで、ないもの探しばっかりしていたのですが、
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あるとき考え方が変わって、ないもの探しからあるもの探しに変えていって、
できるところなんだろう、真似できることなんだろうと言って、
真似できることをコツコツしていく中で、今の道に少しずつなっていったのかなというのは感じますね。
やっぱりどうにかしようと、周りの酒屋さん、手版店さんがなくなっていっちゃう中で、
これをどうにか残そうと、それを応援してくれる飲食店さん、お客さんをどんどん増やしていくという作業が一番大変だったと思うので、
それを貫かれたというのは本当に素晴らしいなあって、本当に。
僕自身2009年にお店を始めて、2013年ぐらいに日本酒を扱うようになって、
飲食店ですから11時、12時にお店を閉めて、でも日本酒を飲みたいのにお店がなかなかなくて、
その頃、赤羽に日本酒バーが何軒かでき始めて、そこで店長さんやってたのが実は大久保さんで。
赤羽の2階にあるから2階っていう本当に簡単なネーミングなんですけど、
そこで3年間ぐらい日本酒バーの店長やってた時に平田さんが来てくださって、
2人でよくいろいろ話したり、日本酒の話したり、
本当にどうしようもない話から熱い話もできて、またこうやってお会いできてるっていうのはすごい感慨深いですね。
その2階さんに行くと扱ってないお酒がいろいろ飲める、美味しいお酒を出してくれたりだとか、
僕が出せないようなおつまみ、へしこピザとかでしたよね。
やってましたね。
へしこピザって何ですか?
へしこっていう魚を煮か漬けしたものがあるんですけど、
それを切り身を結構練って、ピザの生地に伸ばして焼くっていう、あとはチーズ乗せて、結構簡単なんですけど、
塩味もあって、プラスチーズの甘味もあるんで、どんどんどんどん食べてもらえるような、お酒にもすごい合いやすいですね。
そうですね。
何年から何年やってた?2017年の春にはカンボジアに行ってたから。
そうですね。2015年ぐらいから2017年とかそのぐらいだと思いますけどね。
他お酒、西口の日本酒バーの女性のお店とかも出てたりだったり、そんな時期ですもんね。
そうですね。ちょうど10年前ぐらいなんですね。
そう、それで多分2016年の末とかに2回を辞められるって言って、カンボジア行くっていうタイミングで、
僕もちょうどその頃日本酒学校をしとったり、その仲間の中国人の方が、香港で日本酒フェスをやるって言うんで、
野田さん遊びに来ない?みたいな話があった時に大久保さんに連絡を取って、
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僕が行った時期がちょうどカンボジアのゴールデンウィークみたいな時期だった。
そうですね。ちょうど長期休暇取れるみたいな。4日間ぐらい取れるって言うんで、じゃあぜひ行きますって。
僕も4泊ぐらいしてたけど、実は幼馴染が香港にとついてたり、香港行くんだって話をしたら常連さんが
有給取って香港まで遊びに来たりとか、香港なのになんで平田さんそんな知り合いがいるんですか?みたいな。
ブースのお手伝いで。倉本さんがいないブースのお手伝いとかをしたり、セミナーをちょっとやらせてもらったりとか。
それでもう香港の日本酒居酒屋、あちこち行ったよね。
行きましたね。
ジンさんとか日本酒バー行ったりとか。
行きましたね。とっても衝撃的でしたね。
すごいんですよ。香港のセントロって今だいぶちょっと変わっちゃったっぽいんだけど、
一回ね、なんかすごいEDM鳴ってるような。
もうそんな感じです。
そんなその飲食店街、歌舞伎町っていうのがなんていうんだろう。六本木の裏の方みたいな。
六本木の裏の方な感じみたいな雑居ビルの5、6階かな。
それぐらいだったと思いますね。
おしゃれな日本酒バーがあって、女性がやられてて。
ジンさんっていった。そんな経験もあったりとか。
それこそ前回のゲストの藤井さんですね。
藤井社長と一緒に回らせていただいて。
いい経験でしたね。
こういう感じで海外は日本酒を飲んだりするんだなっていうか。
しくしくと飲むというか、そんなイメージあったんですよ。
ただかっこよくではなくて、いつもどこにもある居酒屋で飲むみたいな。
っていうイメージがあったんですけど、香港に行ったら、
ちょっと違う形でやっぱ飲まれてるんだなっていうのを
改めて思いましたね。
あとは、九龍のあたりの空中会のまた日本酒屋さんが、
僕らが手に入らないような日本酒がダーって、
冷蔵庫5、6階、酒屋かここみたいな。
あそこ一緒に行ったよね。
行きましたね。
こんなにあるんだと思って。
オブセの1号から6号のあれとかもあっちにあって、
なんでこんなのあるのここにみたいな。
すごい話、台本から脱線してる。
思い出話がね。
戻そうって戻そうって。
そんな大久保さんを従業員として抱えたきっかけとかって何なんですか?
抱えたって。
就職なさった。
荷物みたいに。
そうですね。見ます酒店も2号店目とかを考えていまして、
うちは少数生なんで1人1部署みたいな感じなんですよ。
ですので次売上げのことを考えたりとか、
あとは日本酒を普及するんだったら限られてるわけですよね。
今ご存知の方もいらっしゃると思うんですが、
霧ヶ丘って赤羽川徒歩20分くらいなんで、
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そんな中で皆さん来ていただけるのでそれはありがたいんですけれども、
やはり美味しいお酒の発信基地みたいなものを作っていきたいなって思った時に、
駅前なのか都心なのか、それとも帰宅に目指すっていうことだったら、
帰宅のどこかでお店を作るのかっていう話が。
でもじゃあ誰がそのお店をするのかってなった時に、
うちの義理の弟が営業部でいるんですけど、
元同僚でいい方がいるっていうことで、
私も2階3口卸してたんで、
ショウさんのことは前から知っているんで、
ショウさんならいいねっていう感じでみんなで一致しまして、
ショウさんを口説いた。
口説かれたんですね。
こんな綺麗な社長から口説かれた。
本当にそれはもう2つ返事でお願いしますと。
じゃあより楽しい仲間が増えて、
より楽しい酒屋さんになっていくっていう。
そうですね。人が増えるとやっぱりできること可能性っていうのが広がっていくので、
どんどんどんどんミマスもカラフルになってきてますね。
カラフルいい言葉ですね。
結構今楽しい話の方に行ったんですけど、
逆にやっぱり辛いとかっていうこともあったりしたと思うんですけど、
個性の強いお父さんということで先ほどからも出てるんですが、
なかなかここまで来る道のりがお父さんを納得させるの大変だったりとか、
いろいろあったと思うんですけどいかがでしょう。
そうですね。事業生計っていうのが一番大変だったかなっていうのがありまして、
父の場合なんですけれども、
父の場合というのはボロをまとえる心は二色なんですよ。
だからいかに店がボロボロだったとしても、
そこに美味しいお酒、本物のお酒があれば、
そのお酒が持力になってお客様が来られる。
だから極端な話、店が雨漏りしていても、
壁に穴が開いていても、
そこにお金をかけるんだったら仕入れ先に一本でも多く仕入れて、
取引先を増やすっていうのが父の考え方だったんです。
私はそれは否定はしないで、
それがある上で今飲みますがあるっていうのが根底にはあるんですが、
でも私の代になったらブランド力のある酒屋にしたいなっていうふうに思って、
でも当時私が戻ってきた当初っていうのは、
いくら父に言っても考え方が違うんで、
すごい衝突をしてしまうんですよね。
例えば綺麗なスーツを着て、
美味しいお酒を買いに来られても雨漏りしてて、
その雨漏りがそのスーツに汚してしまったこととかがあったので、
そうするとそのお客様っていうのは、
せっかくうちにいいお酒があるのに、
もうたぶん二度と来ないんですよね、スーツ汚してしまって。
そういうのってせっかくいいお酒を取り扱っているのに、
すごいもったいないなっていうことを、
一つの一例ですけどね、
それを父に言うんですけど、
考え方が違うんで、
店の階層一つとか、
例えば扉にひびが入ってたとしても関係ないんですよね。
笑
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ガムテープ貼って。
ガムテープ貼って、でも恥ずかしいじゃないですか。
こっちはもう20代中盤くらいで、
年頃ですごくお化粧とか綺麗にしているのに、
店がボロボロとかすごい恥ずかしいじゃないですか。
そういうので結構大変で、
自分でDIYをして直せるところは美馬ホームに行って直したり、
ということで事業生計の在り方っていうのは、
父の気持ちも今だとわかるんですけど、
でも大変だったなっていうのがありますね。
そうか、それがあって、
生計してそれをお父さんに納得させた上で、
今は事業も伸びててということで、
貴重なお話、今回もどうもありがとうございました。
ありがとうございました。
今回は現在のお仕事のやりがいや大変なことなどをお伺いしました。
次回は皆さんお待ちかねのお二人のオススメの日本酒は
これからの酒の道についてお伺いしていこうと思います。
また次回もよろしくお願いします。
どうもありがとうございました。
ありがとうございました。
さあ、ここからは皆さんお待ちかねの大人気コーナーに参ります。
クイズどんどん答えて!
イエーイ!
このコーナーでは聞き酒師を目指す佐紀さんに
お酒にまつわる問題に答えてもらいます。
リツナーの皆さんもぜひ一緒に考えてみてください。
はい。そういえば今週末っていよいよ公開収録がありますよね。
そうなんですね。
7月20日の土曜日。
スケジュールには入ってるんですけれども
何をするかドキドキワクワク。
コラボコーナーもあるとかないとか。
そうなんですよ。あるっぽくて。
で、ちゃんと私たちの枠もあって
その枠で一応クイズをやっていただくという予定になっておりまして
やっとこのクイズどんどん答えてが
世間の皆様の目に
どうしよう、前のコラボコーナー終わってみんなさーっていなくなっちゃった。
2人で結果酒飲んでるだけのコーナーとかになったりしないかな。
大丈夫だと思います。
はい、わかりました。
じゃあこれは北区にもまつわる問題にもなるのを持ってきましたんで。
はい。なんだろう。
ちょっと難しいかな。大丈夫かな。
行ってみましょう。
北区滝の川1丁目には日本浄土協会の本部があります。
そこで培養して販売している協会工房というのがあるんですけれども
ほんと協会1号工房は桜正宗で
6号工房は原政さんから培養してとか
7号は増美さんとか
9号は熊本の甲羅さんとか
いろいろあるんですけれども
今1号から19号工房まであるんですけれども
日本酒作りに最も多く使用されている協会工房を
選択肢より選べ。
① 協会7号
② 協会9号
15:01
③ 協会1501号
④ 協会1801号
答えて大丈夫ですか。
大丈夫。
なんかわかった気がしました。
答えます。
正解は2番の9号工房。
ファイナルアンサー?
ファイナルアンサー
ブンブーン
正解は協会7号工房でした。
7号工房か。
7号工房が
前小倉さんに聞いたことがあるんですけど
比較的扱いやすくて
香りも立ちすぎず
キレのある出質になりやすい工房という風に
やはり9号工房になると
サクサンイソーミル系のフルーティーな梨とか
ややバナナというかメロンというか
そっちの香り
りんごとか桃とかそっち系よりは
そういった香りを出しやすい工房で
結構個性的
フルーティーなお酒に仕上がるので
どちらかというと香りやや抑え目で飲みやすい
お酒になりやすいのが7号工房。
万人受けしやすい。
なので一番使われてるんじゃなかろうかと。
なんかテキスト見てると
私もお酒作りたいなって思っちゃうんですよ。
その工房によって匂いだったりとか
どういう感じの香りか。
香りはもう工房由来。
先月もちょっとお話ししたけど
工房菌が糖を食べて
それで生成される後期成分と
アルコールと二酸化炭素に分類されるというところですね。
実験してみたくなりますね。
実験しちゃってアルコールを生成すると
犯罪で逮捕されますので
水防止ですから今やろうとしたことは。
危ない!
今お酒作ろうとしましたよね。
お酒は免許がなきゃアルコールを生成しちゃいけないので
酒の道から牢屋の道になっちゃいますので。
やばい!
そりゃやばい。ありがとうございます。
また色々勉強できたということで
今日もこの辺りで縁も竹縄でございますが
お開きといたしましょう。
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それではまた次回。さよなら。
さよなら。