日本酒の聖地から酒の道
こんにちは、パーソナリティーの平田勝です。
この番組はお酒にまつわるゲストをお招きし、お酒の道を歩むストーリー
お酒のあれこれを深掘りしていく番組です。
菊酒賞を目指す佐紀さんと共にお送りします。
最近買っているお酒が横置き現金なので、冷蔵庫の扉の内ポケット部分がちょっと最近肥免を上げてきています。
日本酒セラーを本格的に買おうか悩んでいる佐紀です。よろしくお願いします。
これ、次のボーナスで買えばいいんじゃないの?
そうですね、もう本当に買おうかな。
ちっちゃいのも今あるからね。業務用の大きい、例えば中田秀俊さんがプロデュースしているようなのは大きいし、なかなか価格もあって。
でもあれ、上にワインセラーもついてるから実は良かったりもするんですけど。
色々調べてみて、買ったらまたFIXに報告お願いします。
ということで今回のゲストは先週に引き続きまして酒林ラジオのパーソナリティーでもいらっしゃいます、杉玉さんにお越しいただいております。本日もどうぞよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
前回はラジオを始めたきっかけや影響を受けた人、反響のあった会などなど色々お伺いしてきましたけれども、
今回はコミュニティイベントやオリジナルタンクプロジェクトなど様々な取り組みをなさっているということで、そんなお話を聞けたらなと思っているんですけれども、
まずはお酒のコミュニティ酒林についてもう一度お話をお伺いしたいんですけれども、
そういったきっかけで始めたとかお伺いできればと思うんですが。
ありがとうございます。酒林はお酒のコミュニティということで、
日本酒、ワイン、ビール、ウイスキーのスペシャリスト4人で運営しているオンラインコミュニティになります。
ディスコードっていうアプリを使ってチャットとかができるアプリですけど、それで無料で入っていただけるコミュニティになっていて、
毎日これ飲みました、本当に美味しかったですみたいなとか、これおすすめですよとか、
あとはこれってどうですかとか、こういうの飲みたいんですけどおすすめありますかみたいなのをチャンネルに投稿すると、
僕らからも返信できるんですけど、僕らが見る前にもう皆さん勝手におすすめのやつが出てきているので、
僕らが入る隙がないくらい皆さん本当に色々教えてくれる、よく知っている方もいっぱいいらっしゃるので、
僕は福岡に住んでますけど、全国各地沖縄から北海道まで、あと海外の方もちらほら入ってきていただいたりしているので、
それぞれの土地のイベントのこれ言って面白かったとかっていう情報とかも入ってくるので、そういった気軽なコミュニティになっております。
ということで収録終わったらすぐ入りたいと思っているんですけど。
どうやって参加できたりするんですかね?
ほんとにDiscordをダウンロードして?
そうですね。各配信者の、例えば基本的に運営メンバーってみんな音声配信だったりYouTubeで配信しているので、
そこの概要欄とかにサカナバのリンク入ってあったりするので、
Discordは先にダウンロードしていただいて、簡易登録はしないといけないんですけど、
その状態であれば押したら入ってこれます。
わかりました。
押すだけです、ワンタッチ。
あとそのもう一個オリジナルタンクプロジェクト。
リブロムさんとのコラボなんですが、これどういったことなんでしょう?
そうですね。これは3年前だったかなぐらいに、
福岡のクラフト酒の醸造所のリブロムさんができた時にたまたま知り合って、
クラファン的な感じで、僕もやっぱり商品開発とか、
自分のオリジナルなお酒を作ってみたいなっていうのは前々からあったんですけど、
ちょうどそのご縁があって、クラファンを個人でやったみたいな感じですね。
クラウドファンディングのそういうプラットフォームを使わずに、
自分のコミュニティというか、温泉配信を聞いてくださっている方とか、
そういう方からお金をお預かりしてというか、買うみたいなもんですけど、
何本分支援しますみたいな形で支援していただいて、
その出資してもらった方たちに一緒に復元料を考えましょうみたいな。
復元料の話をするとあれなんですけど、
クラフト酒って存在の醸造酒というものになるので、
日本酒の仕込み方をして、最後に復元料を入れて完成という感じなんですね。
その復元料を何にでもできるっていう感じなんですけど、
その復元料を何にしましょうかみたいなのを、
その出資してくださった皆さんにアンケートを取ってバーって並べて、
それをリブロムさんとライブ中継しながら、
どれにしましょうかみたいな話をしたりっていうのをやって、
それで決まったのが一番最初は天王のお酒というので、
福岡だから。
それの名前もイロハっていう名前にして、お酒のイロハだったり。
そのオリジナルタンクプロジェクトの作ってる酒づくりの様子を全部僕が動画撮りに行って、
工程別に1000枚とかそれを全部編集して、
イロハを全部わかってもらいたいっていうのもあって、
そういう動画をコンテンツとしてリターンみたいな感じで皆さんに提供したり、
そういう作戦会議みたいなのをライブ中継したり、
そういうのをセットで知ってほしいっていうのがイロハっていう名前でリリースしたのが
オリジナルタンクプロジェクトですね。
それ別に本業ってわけじゃなくですよね?
会社の一事業ってやったわけじゃなく、杉山さん個人のプロジェクト?
そうです。
第2弾、第3弾まで色々と?
そうですね。第2弾、第3弾はオリジナルタンクプロジェクトは1回目。
本当にリブロンさんができて半年ぐらいの時とかだったんで、
色々協力してもらって、
逆にリブロンさん自体を色んな人に知ってもらうきっかけになればいいなと思ってやったんですけど、
第2弾、第3弾は今度はサカラバのコミュニティができた後だったんですけど、
1回目結構面白かったって言ってもらってて、またやりましょうねって話をしてたので、
サカラバリカープロジェクトは一旦は今、日本酒とかクラフト酒しかできてないんですけど、
他のメンバー、例えばワインだったりそういうのも含めて色んな人とコラボしてできたらいいなと思って、
まずサカラバリカープロジェクトっていう名前にしてやったんですけど、
これはリブロンさんの面白いことを普段できないけど、
タンク丸っと1本作ると失敗したら怖いってなるんで、
失敗してもいいから僕らが書いてるから小さいタンクで、
少量タンクでお酒作りましょうっていうプロジェクトを立ち上げて、
それがヒントって、ヒントってちょっとっていう意味もあるんですよ。
お酒のヒントっていう意味と、少量で作るっていう意味でヒントって名前をつけて、
第2弾、第3弾、2回ですね。
サカラバリカープロジェクトは2種類お酒を作らせてもらったっていう感じです。
この北区大路駅のスタジオがある反対側に、
滝野川醸造試験場っていうのがあって、
観光協会で渋沢くん、エフェルノとちょっといろいろと昨年、
コラボしてイベントもやったりして、
どうにかあそこを観光資源にしていこうって思ってる最中の、
我々のすごいヒントになるようなお話を聞かせていただけたような、
その醸造免許なかなか難しいんですよね。
そうですね。
その他の醸造酒だったら比較的取れるけど、
やっぱり聖酒の免許っていうのがなかなか。
はい、そうですね。
ただ、リブロムさんも最初は聖酒免許とかも含めて、
もともとイタリアで酒蔵をしたいっていうのが有名である醸造所なんですけど、
コロナもあって、自分たちの地元の福岡でまずは作ってから、
落ち着いてから行くっていうのは、
今ちょうどイタリアでどうやって作るかっていうのを
奮闘されてるところだったりするんですけど、
日本は日本でそのまま継続して作るので、
そこは今は結構聖酒免許を取るっていうよりは、
どちらかというといろんな人とコラボしたりとか、
福岡の地のフルーツとか、
そういうのをちゃんと活かしてどうやって酒造りしていくかっていうのを
研究してるというか、楽しみながらされてたりするので、
聖酒免許っていうよりはこのまま行くんじゃないかなっていう感じではありますね。
すごい。
遊び心もあってね。
そうなんですよ。
だから本当にコラボが多い酒蔵さんですね。
リブロムさんって。
いろんな方とコラボされてますね。
今後企画してみたいイベントとかあったりしますか?
そうですね。
フェスみたいなのをやってみたいなって思ったりして、
せっかく酒呂場やってるので、
いろんなジャンルをまたいでやるフェスみたいなのは、
いつかやりたいねって話はしてますね。
フェスいいですね。楽しみ。
我々もフェスやりたいって言ってて、なかなか実現しないんですけれども、
ぜひ一緒に。
日本酒イベントなどで通じて、日本酒のファンを増やしている杉玉さんなんですけれども、
最近やっと海外でも日本酒が高く評価され始めた、
一部ではあるんですけれども、言われてきたりだとか、
伝統的な酒造りがUNESCOの無形文化遺産に登録されたんだけれども、
今後より、ここ10年15年、日本酒ブームではあるんだけれども、
ブームに飛びついた人を飛びつき切ったなって、僕はある部分では思ってて、
それを継続とか維持じゃなくて、より発展させる、
日本酒業界をよりみんなでもっとブラッシュアップしながら盛り上げていくというか、
どういったことをしたらいいと思いますか?
そうですね。めちゃくちゃ難しい質問だなと思ったんですけど、
率直なところで言うと、
例えばラベルとかも以前お話ししたときに、
筆文字で書いてたらすごいゴツそうみたいなイメージ。
ロマンなんて可愛いラベルだって40歳のおじさんは思ってたけど、
20代半ばのさきちゃんはあれでゴツいって思っちゃう。
でも最近ラベルが可愛かったり、デザイン性がある見た目だったり、
味も軽やかで飲みやすいものももちろん出てきたりするので、
飲み方とか接しやすさみたいなのが出てきたんだろうなと思うんですけど、
一方で日本酒を飲む人っていうのが憧れの対象とかかっこいいとかオシャレみたいな、
なってるかっていうとなかなかなってないなと思ってて、
結構女性とかも言うんですけど、
日本酒飲めますって言ったら酒豪みたいな思われちゃうから、
そういうのが嫌だみたいな方もまだまだいるなと思ってるんですよね。
だからそういう日本のお酒だからこそ文化的なところも含めて、