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2024-11-18 05:38

【SPECIAL EDITION】特別無料公開4!代表前川が上司力®実践ケーススタディ14を解説!

特別無料公開4!代表前川が上司力®実践ケーススタディ14を解説!

これまでアップした中で再生回数が多かった「上司力®実践ケーススタディ」について、人を育て活かす上司力提唱の第一人者である、FeelWorks代表前川孝雄本人による解答と解説をお届けします!

今回は第14問「非常時の方針変更に戸惑う部下」の解答解説です。

サマリー

このポッドキャストでは、前川孝雄氏が非常時における部下へのサポート方法を解説しています。特に、突発的な天変地異が発生した際の上司の役割と対応について詳しく説明しています。

非常時の対応
皆さん、こんにちは。FeelWorks代表取締役の前川孝雄です。
今日のですね、この上司が元気になるラジオですね、
僕がnoteで連載している、上司力の実践ケーススタディですね、
比較的ページビューが高かったものでですね、上司の皆さんが困りがちな問いに関してですね、
このポッドキャストラジオをですね、聴いている皆さん特別にですね、解説を僕がしたいなと思っています。
取り上げるのは、クエスチョンの14番目ですね。
非常時の方針変更に戸惑う部下というケースについて解説をしたいなというふうに思っています。
まずですね、問いの設定はどんなものだったかを少しご説明しますと、
突発的な天変地異が起こってですね、部下が取引先に発注した部品が会社の都合、
自社の都合でですね、キャンセルせざるを得なくなったんですね。
その取引先はですね、既に製造を開始しており、部下は大変困惑している。どう対応するかという問いでございました。
もちろんこれ絶対的な正解はないんですけども、選択肢を2つ設けています。
答えの1つ目ですね、アンサーの1番はですね、非常事態なので経営判断もやむなしなんだと、
先方への影響が最小限に済むようにできるだけ早く事業を説明にいく必要があるねと教えてですね、
その上で急いで部下と一緒に取引先を訪問して部下の対応をサポートするということで、
部下にですね、フロントを任せてサポートするというのがアンサーです。
アンサーの2番目はですね、取引先を誰に説明し、お詫びする必要があるのかを部下に確認して、
部下にアポイントメントを取らせて、一緒に訪問先を訪問して自分が相手先と話をするということで、
フロントラインをですね、部下ではなくて上司である自分が巻き取ってやるというふうな考え方でした。
さて、どちらの方がお勧めなんでしょうかというような問題でしたが、
アンサーでですね、僕がお勧めするのはアンサー2番ということになります。
上司である自分自身がフロントラインに立ってですね、動くということになります。
基本的にはですね、部下に任せた仕事の当事者は部下なので、
フロントラインの仕事は部下に任せて、それをサポートに徹するというのが上司の基本的な考え方です。
ただ、今回のように突発的な天変地異が起こってですね、
会社の都合、自社の都合で、部下の仕事ぶりは別に誤ってはいないんだけど、
会社の都合によってキャンセルせざるを得なくなったというのと、会社としての対応姿勢が求められるということですね。
上司の役割
ここに関しては、特にB2B、企業対企業の取引の場合は役職者である自分を中心として対応するということが大切だというふうに思います。
昨今はですね、コロナ禍があったりとかですね、地震もしょっちゅう起こりますし、
もっといえば世界ではもう戦争があちこち勃発しているわけですよね。
日本もアジア太平洋地域のですね、リスクを考えていくと、いつそこに巻き込まれるかもしれないというふうな、
非常に不安定な社会、時代になってきているわけです。
人によればですね、100年に1度が10年ごとに起こっている時代なんだというふうな論があったりするわけですね。
そうなると、やっぱり平時の契約通りにビジネスを続けられなくなるということが起こり得るわけですね。
だからこそ、そういう時には上司自らが現場に出る必然があるんだというふうに思います。
取るべき段取りはですね、とにかくまず足を運んで誠意を見せるべきだというふうな考え方がありますね。
もちろんこれはこれで大切だというふうに思うんですけども、
特に法人対法人の取引のときは、いかにその会社としての対応をしていくのかということが、
ある程度算段付けた上でお会いしないとですね、あまりその事態の打開ということになりにくいんじゃないかと思います。
かつ、その事態の打開に向けて、自社が取り組むべき段取りと、それを誰が説明するかということなんですが、
フロントラインは上司である自分が担当した方がいいんですけど、会社の規模感とか階層、
相手方の企業の階層とか規模感なんかを考えながら、自分だけでは役不足ということがあるのであれば、
自社のさらに上層部、場合によっては取締役とか経営層、社長みたいな方々を巻き込んで対応するということが重要なんじゃないかなというふうに思います。
ちなみにこの上司がフロントラインに立って非常時の対応をしているということを、
上司だけがやるということではなくて、もちろん段取りとか行動は上司がするんですけども、
その行動を担当である部下にしっかり見せておくということも実は意識しておくべきことなんだと思います。
これによって、想定外の事態が起こった際の社としての対応とか、もっと言えば、
その部下自身がステップアップして会社の中で管理職になったりとか経営層になったりしたときに、
B2B法人対法人と取引でどういうふうな緊急対応が必要なのかという学ぶ機会もあるんだということですね。
ということで、僕がお勧めする妥当解は、上司がフロントラインに立って対応するというのがアンサー2番ということになりました。
さて、いかがだったでしょうか。お役に立てましたでしょうか。
皆さんの普段のお仕事に活かしていただければなというふうに思っております。よろしくお願いします。
05:38

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