00:01
皆さんこんにちは、ビデオアートラボのサクです。この番組では、神奈川県にある小さな町から、映像制作に関する情報を中心に、毎日配信しております。
はい、ということで、8月の29日、木曜日となりました。いかがお過ごしでしょうか?
えー、今日はですね、こちら天気があまり良くなくてですね、朝から結構、スコールのような雨が降っておりまして、風はね、まだ出てきてないんですけれども、
これからね、雲もだいぶ暗いしっていうところで、これから結構ね、台風の影響が来るんじゃないかなというふうに思っております。
なので今日は、引き続きですね、限界な、限界なというか、注意をですね、払っていきましょうというところで、
今日もですね、ポッドキャットから始めていくんですけれども、本日ですね、トピックスでは、ナンライトというメーカーから、フォルタというですね、新型のまたライトがね、登場しましたので、
そちらについて詳しく触れていきたいというふうに思います。それからメインテーマでは、スキルのお話ということで、スキルのお話、上手な構図の作り方基礎編ということで、
上手な構図って何なんだろうっていうところからお話をするんですけれども、映像撮影をするにあたってですね、構図ってどうやって決めればいいんだろうとか、どういうふうに作ればいいんだろうとか、
結構悩まれる方いらっしゃると思うので、私の見解をですね、ちょっと今日はお伝えしたいなというふうに思っております。
それでは、まず本日のトピックスからいってみましょう。
はい、ということで、今日のトピックスはですね、ナンライトというところから新しいまたライトが出てきましたので、そちらについて触れていきたいと思います。
今回ですね、ナンライトが発表したのは、フォルザというシリーズ、ナンライトの場合はですね、FS、FC、そしてフォルザという形で、3つジャンルというかカテゴリーがあるんですけれども、
FSというのが一番安い、安価なライトですね。FCというのが最近で始めたばっかりの、中間の位のハイエンドモデルっていうんですかね、のライトになっていますね。
フォルザというのがフラグシップモデルになるんですかね。なので、かなり値段も高いんですけれども、ライトの質もいいというところで、光の質も高いというライトになっております。
そんなフォルザシリーズから、今回60CR RGBラックというものがですね、出てきました。スポットライトになりましたね。なので、ブロックとしては60Wという形で、そんなに大きい数が出せないんですけれども、
その代わり、いろんな機能が搭載されているライトとなっておりますので、こちらをちょっと紹介していきたいと思います。
今回ですね、このライトが出てきたんですけれども、これがワイヤレスで制御できるものなんですけれども、ルーメンレディオという風に読むのかな、これは。
03:01
CRMXというのを搭載しているという形で、このCRMXって何なのかというとですね、エンターテイメント向けとかに発売というか、積まれているチップみたいなものなんですよね。
舞台とかイベント、テレビ撮影、映画撮影などの現場で、照明制御のプロトコル、DMXというのがあるんですけど、これをワイヤレスで伝送可能ですと。
数多くの照明機具メーカーの製品に搭載されるものとも互換しますというところですね。
CRMXの製品というのはもう10年以上国内の現場で実績があるということなんですけれども、2.4GHzを使うんですけれども、安定性も高いし、他の電波との干渉も受けないというところですね。
また他の電波に干渉を与えないという特許技術なんですけれども、そういうのがあるというところで高い評価を得ているという風に言われております。
そんなCRMXを積んだライトということで、ワイヤレスでコントロールが可能というところで、かなり使用の幅というか広がるんじゃないかなというライトになっています。
なおかつ60Wなので、多分複数運用していくような形になると思うんですよね。
ライブ会場とかでも複数で運用していくと。
ポートレートとかそういう単独での使用というのはあまりないのかなと思うんですけれども、
例えば、CM、ウェブ広告みたいなのを作るとかいうときは、小さいスタジオでこういうライトを1灯2灯挟んで撮るということも考えられなくはないかな。
そういうときにワイヤレスコントロールがかなり有意性というか出てくるかなと思うんですけれども、基本は複数運用かなという風に思っております。
今回ですね、重量もわずか1.16キロということで相当軽いんですよね。
なんですけど、12,816の高照度を実現しているということで、かなり60Wなんですけど明るいライトという風になっております。
その他諸々ですね、制御できたりとか特徴とかっていうのもあるんですね。
15の照明エフェクトが搭載されていたりとかですね。
あとはマウントシステムですね。
こちらがFMマウントっていうマウントなんですけれども、付属の防炎スマウントアダプターっていうのがあって、それをつけると防炎スマウントに対応できるというものになっております。
そんなところですかね。
ホルダシリーズはライトの質が高いという風に有名なんですけれども、私もちょっと持ちたいなと思ってるんですけど、FS、FC止まりなんですよね。
なので、価格がまだ発表されていないので、価格が出次第気になる方はチェックしていただけるといいんじゃないかな。
私も価格が出たらまたポッドキャストで取り扱っていきたいと思うんですけれども、そんな形で今回はトピックス、ナンライトから新しくホルダシリーズが出ましたというようなお話でした。
それではメインテーマの方に移っていきましょう。
06:00
はい、ということでメインテーマですね。雨がだいぶ強くなってきまして、今結構スコールのような形になっておりますけれども、引き続きメインテーマ話していきたいと思うんですけれど、メインテーマですね。
スキル的なお話ということで、上手なコードの作り方、基礎編ということで、基礎なんですよね今回は。
なので中級編ぐらいまではちょっとお伝えできるかなと思うんですけれども、上級編というのはちょっと私はおこがましいかなと思うので、
上級編はですね、本当に各映画作られているプロフェッショナルとか、それこそ制作実績10年20年業界でやられている方がお話ししていただくのがいいかなと思うんですけれども、
今回は基礎編ということで、そもそも上手な構図っていうのは、今回ちょっと定義をしますけれども、どういう構図なのかというところですよね。
でこれ、人が見て上手い構図っていうのはちょっと私は違うかなと思っていて、バズる構図が上手な構図なのかっていうと、そうではないかなと思っております。
で、この上手な構図っていうのは、要は被写体じゃないですね。
視聴者、見ている方に、あ、なんかこう上手いな綺麗だなっていうわけではなく、何かメッセージが伝わればそれは上手な構図だなというふうに言えるかなと思います。
要はストーリーテリングみたいなところなんですけれども、その構図を見たときに何か読み取れるものがあれば、それは上手な構図、いいと思った構図として成立するのかなと思います。
なので、例えばよくSNSであるですね、映える写真みたいのをポンって載せたとして、そこを見たときに、あ、すごいなっていう感想しか出てこなかった。
これは上手な構図ではないかなと。
ただ、それを見たときに、自分で何か感じるものがあった。
あの、まあその意図ですね。
例えば、被写体さんが小さくて、何か何でしょうね、花火と被写体さんだったりしましょう。
で、その時に被写体さんの小ささ、花火の大きさっていうのを対比させて撮っている写真があったとして、それがものすごく反響があったらですね、それは意図を持っている。
自分が意図を組んだ写真という形になるので、それは上手な構図が撮れているのかなというふうに私は思うわけです。
なので、この影響力がある写真とかっていうわけではなく、自分がその構図を見たときに何か意図を感じられればですね、それはその方の撮った構図が素晴らしかったなと言えると思います。
なので、今回上手な構図っていうのはそういう意味ですよね。
で、それが定義できたところで、じゃあ構図ってどう作っていくかっていうところなんですけれども、まず早いのは自分の好きな画角帯っていうのを探すところから始めた方がいいかなと思っています。
というのも、画角って本当にいっぱい種類があるじゃないですか。
で、例えばですね、広角10ミリから始めるとして、例えば300ミリぐらい望遠があったとしたらですね、これ全て画角帯ですよね。
09:00
で、例えば10、12、14、16、18とかっていう形で、この広角でもですね、さらに5つとか6つとか画角帯があるわけですよね。
一度刻みにしていけばもっとあるわけです。
なので、この10から300までの、例えば本当に290いくつの構図から自分の好きな構図っていうのを一回探すんですよね。
構図というか画角ですね。
なので、この画角帯を探した後にその画角帯をひたすら取りまくるというようなものが一番構図を上手に作れるかなと思います。
で、これなんで自分の画角帯、好きな画角帯を探さなきゃいけないかというとですね、数ある画角の中でやっぱりどこかを絞って、まず自分の基準というのを作るんですよね。
で、自分はこういう見え方が好きなんだなとか、自分の見え方ってこういう見え方が標準なんだなっていうものを作った後に、いろんな構図を試していく方が早いからですね、上達が。
はい、なのでまずは自分の好きな画角帯というのを1個作る、2個でも3個でもいいんですけど、その数ある広角ね、何ミリから望遠300ミリ500ミリの中から1つでも2つでも好きな画角帯を1個作るというところですね。
その画角帯が作れたら、その画角の中でいろんな構図を取りまくるですね。
はい、ここに尽きるかなと思います。
で、よくある例えば三角構図とか、三分割とか日の丸とかっていうのは、あれはもう後付けにしかならないので、まず自分が安心する、安定する、何かいいなって思う構図をひたすら取っていって、その法則性っていうのを見つけた後に、
実はこれは三分割になっていたとか、逆三角になっていたとか、そういう形ですね、放射状になっていたとかっていう形はあるんですよね。
うん、あれはでも本当に自然の形でああなっていったので、はい、まあ絵画からねっていうようなものではありますけれども、なのでまず先に構図、何でしょう、一般的な三分割とか日の丸とか気にせず、自分がいいなと思う、水平位置ぐらいは多分取った方がいいと思うんですよね。
水平位置とフレームのインアウトのところですかね、何を入れて何を入れないかっていうところは自分できちっと取った方がいいですけど、それ以外は特に気にせずひたすら取り続けるというところですね。
そうすると自分の見え方っていうのがわかってくるんですよね。なので今私がやっとたどり着いた焦点距離というか画角帯に関してはやっぱり40ミリなんですよね。
この40ミリっていうのはすごく好きなんです。なんで好きかって言ったら大体人間の片目の視野角って60度ぐらいなんですよね。なので両目で大体120度、人間って見えるんですよ。
なのでこれを普通の視野ですよね。視野というかカメラの画角帯に合わせるとですね、もうちょっとだから20ミリとかか倍ぐらいになるので、なので広角20ミリとか10何ミリとかそれぐらいの画角になってしまうんですけど、でもその中で全てにピントが合うことってないじゃないですか。
12:16
なので片目で見える範囲っていうところがやっぱり人間の中でピントが合っているような場所なんですよね。それを両目にしたところで立体感は出るものの、そこまで画角は変わらないんですよね。その見えている範囲というか、認識できている範囲と見えている範囲というのはやっぱり違うわけで。
なのでピントが合っている範囲というのはそんなに大きく変わらないんですよね。2つの目でピントを合わせているわけですから。なので片目でピントが合っている部分というのが大体60視野ですよね。60度ちょっとぐらいなので、ここが40ミリ相当というところになるので、私は結構40ミリが好きなんだなと思います。
なので自分が見ているものっていうのを撮るのが好きというところですね。これが例えば広い画角帯が好きって言うとですね、自分がやっぱり見えない範囲まで見たいっていうところの欲求みたいなところが強いのかなと思うんですけれども、私はどっちかっていうとやっぱりドキュメンタリーとかを撮影する上でも、この40ミリって画角がやっぱり自分の中では最適なんじゃないかというふうに思っているね、40ミリ。
そしてこれ望遠域なんですけど、今のはね標準域ですけど、望遠域だと85よりねやっぱり105ミリが好きなんですよね。もっと寄っていきたいというところですよね。で、105ミリでちょっと離れて撮るのがすごく好きですね。
85ミリ、一般的にポートレート用とかって言われたりしますけど、私はねやっぱり105ミリでもう少し引いてポートレート撮るっていうのが結構好きでしたね。なのでその辺も人によってかなりまばらなので、まずは自分がどういう画角帯、どういう絵が好きなのか、どういう距離が好きなのかっていうのをつかんだ後にそれをひたすら撮りまくる。
いろんな角度からいろんなフレームを入れて撮ってみるというところをやると上手な構図の作り方になってくるんじゃないかなと思います。
一応オススメの書籍としてはですね、基礎を学ぶための書籍としてはその2冊ちょっと紹介させていただきますけれども、1冊目が名画から学ぶ写真の見方撮り方というものですね。
これはやっぱりあの絵から構図っていうのは来てますから、この絵を見た時になんでこの絵が安定しているのかいいのかみたいなところがですね、正解はないんですけれども一つの基準として身につけることができるかなと思います。
この絵がよく見えるのはなんでなのかというところ、こういう計算をされて作られているからこの絵はよく見えるんだというところですね。
なぜそこにスポットが当たるのか、なぜそこを見てしまうのかっていうのはちゃんと計算して作られているんですよね。
なのでそれを写真とか映像にも応用しましょうよというようなお話ですね。
それから2冊目に関してはフィルムメーカーズアイ、これもう何度もこの2冊何度も紹介してますけど、フィルムメーカーズアイに関してはシネマの世界ですよね。
15:01
シネマティックな絵作りの秘訣ということで構図の基本を説いたベストセラーということで、構図っていろいろありますよね、ローアングル、ハイアングル、アイレベルとかですね。
あとは肩越しのショットですよね。それからPOVという形でそういう手法みたいなところがあるので、それが真似するというか自分の中に取り入れてもいいかなと思うんですけれども、三角構図とか放射状とか対象とかそういうのは要らないと、ここでは要らないというところなんですけど、
映像を見てもらうための手法としての構図、絵作りっていうのは知っておいた方がいいので、こちらをぜひ見ていただければというふうに思います。
はい、というわけでいかがでしたでしょうか。本日はですね、トピックスはナンライトのお話、そしてメインテーマではスキル、上手な構図の作り方、基礎編ということでお話をしておきました。
この放送では小さな町から映像制作に関する情報を中心に毎日配信しております。
気になるトピックスに対する質問や感想はメールフォームやSpotify、YouTubeのコメント欄から随時募集しております。
エクスやInstagram、ブログ、ノートもやってますので、ぜひ遊びに来てください。
それではまた明日お目にかかりましょう。