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皆さんこんにちは、Video Arts Laboのサクです。
この番組では、神奈川県にある小さな町から、映像制作に関する情報を中心に毎日配信しております。
はい、ということで、8月の24日土曜日となりました。
週末、いかがお過ごしでしょうか。
えー、今日はですね、だいぶ晴れ間がこちらは広がっておりまして、
雲もね、若干ちょっと秋っぽい雲というか、少し薄くね、伸びたような雲が出てきましたね。
なので、まあやっぱりいよいよね、もう秋かという形になってきますが、日中だけぐんとね気温が上がるので、
ちょっと寒暖差注意というところで、今日もやっていきたいと思うんですけれども、
本日はですね、トピックスは、アストロリからですね、マクロ撮影に最適なフォーカススタッキングというのが登場しましたので、
そちらの記事というのをですね、ちょっと皆さんと一緒にシェアしていきたいというふうに思います。
それからメインテーマでは、ダビンチリゾルブですね、同編集ソフトになりますけれども、
こちら19が正式にリリース版となりましたので、
まあダビンチリゾルブってどういうものなのとか、19で何が変わったのか、
まあ無料版、有料版どっちがいいのか、みたいなところをですね、
今日はメインテーマでお話ししていきたいというふうに思っております。
それではまず本日のトピックスからいってみましょう。
はい、ということで今日のトピックスは、アストロリというところからですね、
マクロ撮影に最適なフォーカススタッキングというのが登場しましたので、
そちらを皆さんと一緒に見ていきたいんですけれども、
まずこのフォーカススタッキングって何かっていうところと、マクロ撮影についてですよね。
このマクロ撮影っていうのはですね、何でしょう、顕微鏡みたいに映せるレンズっていうのがあるんですけれども、
マクロレンズっていうんですけど、そのマクロレンズを使った撮影においてですね、
今2倍ぐらい拡大できるレンズもあれば、
そのものをですね、5倍に拡大するというようなレンズも出てきておりまして、被写体をですね。
なのでそうなってくると、望遠の望遠みたいな形のイメージなんですよね。
そこで通常の三脚だったり、それから手持ち撮影みたいなところをしてしまうと、
大きくブレたりとかっていうふうにするわけですね。
細かい部分を映しているので、例えば商品撮影なんか言うとですね、そのブレっていうのは結構命取りなんですよね。
これを編集でどうにかすることもできますけど、できれば撮影時から抑えたいと、その手ブレですよね。
抑えたいというところがあると思うので、そういう時におすすめなのが、このフォーカススタッキング、フォーカスレーシングと、
フォーカシングレールっていうものですね。
なのでこのアストロリーから出ておりますフォーカシングレールはですね、
カメラに取り付けて使うような形になるんですけれども、
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どれぐらいの距離をどれぐらいのスピードで出すだったり引くだったり、
寄るだったり引くだったりっていうところを調節するような器具になっているんですよね。
それをゆっくりやるのか、少しスムーズにやっていくのか、
じわーっと寄っていくのか、じわーっと引くのか、それともある程度一定のペースを保ちながら、
少し寄っていくのか引いていくのかみたいなところをですね、
手ブレ補正を極限まで落として撮影をサポートしてくれるというアイテムになっております。
希望小売価格が、メーカーの希望小売価格が23,500円なんですけど、
Amazonであればもうちょっと安くなるんじゃないかというふうに思っております。
なので、アルカスイスとかにも互換ができますし、
あとはプレートとかもついてるんですよね。
ネジ止めなので、かなり使いやすさはあるかなというふうに思いますので、
値段とかがですね、分かればこちらでもちょっとお伝えしていきたいんですけれども、
ちょっとまだ載ってないのかなっていうところで、
またもしですね、取り上げる機会がありましたら、
ちょっとPodcastでね、取り上げていこうかなと思いますけれども、
そういうアストロリからですね、フォーカシングレールが出ましたよというようなお話が、
今日のトピックスとなりました。
それではメインテーマの方に移っておきましょう。
はい、ということでメインテーマですね。
DAVINCI RESOLVE 19ですね。
いよいよ出てきましたということで、
今までずっとファブリックベータ版ということで、
ベータ版だったんですよね。
なので、ちょっと不具合があったりとかですね、
そういうのもあったわけなんですけれども、
今回正式にリリースされたというところで、
一部によるとですね、リリースされた後、
直後にもう19.1でバージョンアップかかるんじゃないかというようなお話が出ておりますが、
とりあえずは19でスタートというところになります。
今回ですね、DAVINCI RESOLVEってそもそも何なのかというとですね、
ブラックマジックデザインというところが出しているソフト、
映像編集のソフトになります。
このブラックマジックデザイン社は何やってるかというとですね、
カメラとかですね、
あとはカラーパネルっていって、カラリストさんがよく使うパネルとかですね、
それからエイテムとかっていって、
スイッチングをする人のためのスイッチャーとかですね、
そういうの後はバッテリーとかモニターとか、
そういう映像放送機器っていうのを主に出している、
そういう企業になるわけですけれども、
そこが取り扱っている無料でも使える映像編集ソフトっていうのが、
このDAVINCI RESOLVEになっております。
一応有料版もあるんですけど、
基本的に無料版と有料版では、
だいたい無料版だと有料版の8割ぐらいの機能が使えるよというように歌っております。
実際本当に使えるんですよね。
一部本当にプロフェッショナルとかが使うような機能とかツールに関しては有料ですよというような形なので、
基本的に何かカット、テロップ入れたりとかですね、
そういうことに関してはもう無料で全然問題ないと。
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ただ合成とかですね、それからAIでトラッキングって言って追尾していくような映像を作りたいとかですね、
あとはカラーですよね、色味を調整したいとか、
そういう方に関しては有料版をお勧めというようなソフトになっております。
今回ですね、バージョン19になって何が変わったかっていうところですね、
本当にさらっとですけど、ちょっとおさらいしたいなと思うんですけれども、
まずですね、クラウドから見ていきましょう。
このブラックマジックデザインの場合は、このブラックマジッククラウドっていうのがありまして、
これでですね、クラウドに映像っていうのを上げて、
いろんな方で編集を一緒にやっていけるというようなシステムが組まれております。
こちらについてですね、ちょっとバージョンが少し変わったというか、
アップグレードされたよというものになっております。
プロキシとかをアップロードして、その軽い状態で編集をできるとか、
オンライン上で編集できるとかっていうことにもなっております。
あとですね、ブラックマジッククラウドによるカメラの同期ということで、
複数のブラックマジックカメラからプロキシファイルとかカメラ、
オリジナル順にブラックマジッククラウドにアップロードできるということですね。
なので、ワークフローが高速化しますよとかっていうのがあったりします。
これが他にもあるんですけど、一応クラウドコラボレーションというのは
こういうところで終わりにして、次はカットエディットの部分ですね。
それからカットエディットからフュージョン、フェアライトという形ですね。
この5つ、4つぐらいのカテゴリーに分けてご説明させていただくんですけれども、
続いてカットエディットですね。
このカットエディットは基本的に放送系が結構今回はアップグレード強いなと思っていて、
マルチカメラでマルチソースといういろんなカメラから撮った映像という
1つのスクリーンで見ることができると。
タイムコードを同期させておく必要があるんですけれども、
そのタイムコード同期のクリップですよね。
それを表示してどこを映すかというのを決めることができるというところですね。
この辺は本当にスイッチングをやっている方はかなりいいんじゃないかなと思うんですけれども、
それからリプレイパレットといって、
テレビの生放送ですね、ペースが非常に速いので、
リプレイコントロールというのは明瞭かつナビゲートしやすい設計になっていますというところですね。
POIといって、ポイントオブインタレストですね。
マーカーみたいなのがあるので、それをキャプチャーといって、
押さえておいて、そこをもう1回出すと。
みたいな形がキーボード操作でできるというところですね。
それからですね、あとはテキストベースのタイムライン編集ということで、
文字起こしがAIでできるようになっているので、文字起こしされたテキストに基づいて、
クリップをタイムラインで直接編集できるようになりましたというところとかですね。
あとはカットページの編集というのがやりやすくなりましたよとかですね。
あと字幕の自動作成というのもできますよ。
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そういうのがカットエディットになっております。
それからオーディオとビデオのスプリット編集ということで、
カットページでクリップの下部ですね、下の部分をドラッグして
オーディオトラックのみを調整することもできるようになったとされています。
これは本当に便利だと思うんですよね。
それからAIベースで音声分離ができたりとかですね。
音声分離のトラックが音声を分離できるということですね、トラックのね。
これは本当に便利。
あとはですね、それから会話レベラーを搭載ということで、
クリップのゲインとかオートメーションカーブでレベルを繰り返し調整する必要はないと
録音された会話というのを処理して滑らかにするというのが
この会話レベラーというふうになっております。
自然に聞こえる会話音声を簡単に作成できるというものですね。
この辺がカットエディットですね。
それからカラーに関して、ここまで結構変わったんですよね。
フィルムルッククリエイターという機能がですね、新たに追加されました。
フィルムルッククリエイター、これ一回見ますね。
これ何かというとですね、ハレーションとかグレインとかフリッカーとかですね、
シネマライクなルックっていうのを追加可能というふうになっています。
これフィルムルッククリエイターをオンにしたときに、
もうエフェクトがかかった状態になるんですね。
ここから減算または増加みたいな形でパラメータを調整していくというものになりますね。
通常は映画でしか見られないようなルックっていうのを、
このツールでは実現できますよとされています。
それからですね、あとはウルトラノイズリダクションみたいなところですよね。
ノイズを劇的に低減できますよというところとかですね。
あとカラースライス、これもめっちゃ便利なんですけど、
色味っていうのの調整をできるというところで、
色の濃度とかパイドとか色相とかっていうのを調整できるんですよね。
これで自分で、自分好みの色をですね、
よりやりやすくカスタマイズできるようになっています。
それからですね、あと自動振動マップっていって、
これ多分有料なんですけど、前景と背景ですよね。
だから被写体さんと背景っていうのをさらに分けやすくなって、
そこでカラーコレクションだったりグレーディングだったりですね。
背景を目立たせたりとか、それから前景ですよね。
被写体を目立たせたりとかっていう調整も容易になったよというところですね。
はい、この辺がカラーですね。
それからフュージョンいってみましょう。
フュージョンはですね、フュージョンちょっと私あんまりいじらないのであれなんですけど、
かなりですね、マルチレイヤーツールとかですね、マルチポリツールとかですね、
いろんなところで、ちょっとこれ抽象的すぎるのでもう少し細かくいくとですね、
ユニバーサルシーンディスクリプションっていう機能があるんですけど、
これはですね、VFXとかを使ったコラボレーションとかより簡単になりますと、
ジオメトリとかライト、カメラ、マテリアル、アニメーションなどのUSDデータっていうのを
DaVinci Resolveで読み込むことができるというところですね。
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そこからの調整もできますよっていうのがこの機能になりますね。
なのでフュージョンはそこまで大きい、何でしょうね、なんか項目としてはそんなに多くはないんですけど、
かなり一つ一つがでかい内容なのかなというふうに思いますね、アップデートとしては。
それからフェアライトですね、これは音楽の音ですね、音声の調整になるわけですけれども、
これ1個すごかったのはですね、ダッカーとかもすごかったんですけど、
このアンビソニックサラウンドサウンドということで、どこにどういう音を配置するかみたいな調整ができると。
なので3D音源になるか2D音源になるかとか、右から聞こえる、左から聞こえるとかですね、
空間オーディオを調整する機能ができています。
これ本当にすごかったですね。
ベータ版でも使った時にもですね、こんなふうに聞こえるんだみたいな。
これが本当にすごい。
そして自動バイノーラルレンダリングといって、この機能もすごいですね。
バイノーラル出力のレンダリングっていうのはサポートされたということで、
バイノーラルって自分の耳で聞いているような、あたかもその場にいるような音声っていうのが
パソコンの編集でできてしまうというところがすごいですよ。
こんな感じでですね、かなり今回の19のアップデート濃い内容と、毎回濃いんですけど、
今回も結構濃い内容となっているので、全部ですね、追うのはなかなか難しいというところで、
今回19で変わったところですね、私の目線でピックアップさせていただきました。
最終的にこれ、有料版か無料版かどうすればいいんだってところなんですけど、
今現在ですね、有料版がいくらかというと49,980円になってるんですけど、
私買ったときね、4万円弱、3万円台だったかな、4万円いってなかった気がするんですよね。
っていうぐらい値段がどんどん上がってはいるんですけど、
このダヴィンチルドロブの場合は買い切り版ということで、サブスクではないんですよね。
ここが非常に嬉しいところですね。
やっぱりプレミアプロとかアドビの製品とかと比べると、
やっぱり買い切り版というのは一回買ってしまったら追加料金かからないから、
ここがすごくいいところ。
そしてアップデートも無料でやってくれるっていうところで、
どうせ何でしょう、いずれは映像制作として仕事をしたいなという方はですね、
今買っておいても全然問題ないんじゃないかなと思います。
どの道買ったら有料版機能を結構使うことになるので、
もし今ちょっと5万円は高いなという方はですね、無料でダウンロードできるものでもありますから、
無料版を使っていってですね、
この機能有料なんだ、この機能も有料かっていう形で無料版を使っていながら、
有料版の機能を使いたくなる時っていうのが編集をしてて必ずあるんですよね。
そういう時は買い替え時というか、有料版購入時かなというふうに思いますので、
そこがタイミングでいいのかなと思います。
私も3年ぐらいずっと無料版を使っていて、編集には特に困ってなかったんですけど、
やっぱり自分で仕事をしていくってなった時に、
この機能は有料版なんだっていうのが自分で分かってからですね、
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さっきのデプスマップでシンドマップですね、
電系と光系をしっかり分けるものとかですね、
そういうものを使っていくってなると有料版なのかなと思って、
3年目、4年目ぐらいから有料版を買って、
今だいたいそれで買って3年ぐらいかな、
有料版買っといてよかったなと思いましたね。
なので、初心者の方とか映像編集駆け出しでやっていくという方はですね、
全然無料版で問題ないと思いますので、
そこから一歩ね、もう少し込んで映像のことをやりたいな、
調べたいなとか腕を磨きたいなと思ったら、
有料版の購入でもいいのかなというふうに思います。
一応ですね、DaVinci Resolve Studioの公式のホームページのリンクとですね、
それからAmazonですね、こっちの方がちょっと安いんですよ。
このリンク、ちょっとアソシエイトリンクになってしまうんですけれども、
こちらはちょっと安いので、もし安い方がいいなという場合はですね、
こちらからチェックしていただけるといいなというふうに思います。
それからこれもAmazonアソシエイトのリンクになるんですけれども、
Blackmagicのポケットシネマカメラですね、
BMPCCというカメラですね、これ4Kなので、
マイクロフォーサーズのセンサーになりますけれども、
こちらのカメラを買うとですね、DaVinci Resolve Studio、
有料版がですね、セットで付いてくるという、
ちょっとよくわからないシステムになっているんですよね。
DaVinci Resolveじゃなくて、Blackmagicのカメラを買うと、
DaVinci Resolve有料版が付いてくるというようなシステムになっておりますので、
カメラも欲しいなという方はこっちもね、
検討していただいてもいいのかなというふうに思います。
はい、というわけで本日は以上となります。
今日のメインテーマはDaVinci Resolve 19の正式リリースということで、
お伝えさせていただきました。
この放送では、小さな町から映像制作に関する情報を中心に毎日配信しております。
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それではまた明日、お耳にかかりましょう。