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和田おはまです。久しぶりに映画を観に行ってきました。ちょっとその話をしてみたいなと思います。タイトルが、ジョゼと虎と魚たちというアニメ映画なんですけど、もともとこの田辺聖子さんという、もう亡くなられた小説家の方が原作で、私その本実際読んだことあるんですけど、
ジョゼっていう、これ本当の名前じゃないんですけど、っていう車椅子の女の子と大学生のツネオの恋愛、ラブストーリーなんですけども、原作では結構なんか大敗的というか、ちょっとなんか儚い感じの終わり方をしてるんですけど、
映画はすごい映像も綺麗で、音楽もすごい感動的な音楽で、小説よりもちょっともっといろんな出来事があって、最終的にその主人公のジョゼ、
あとツネオもですね、前を向いて歩いていくみたいな終わり方で、結構やっぱり小説とはかなり違う結末になってました。
その映画を見て、ちょっと思い出したのが、先月ですね、日経新聞に私の履歴書っていうのがあるんですけども、それ私結構好きで見てるんですけど、そこに先月、堀プロの創業者の堀武雄さんという方が書いてらっしゃったんですけど、自分の履歴書、歴史みたいな感じですね。
堀プロって言ったら和田亜紀子さんとか山口桃江さんとか、あと坂木原育恵さんとかですね、たくさんのスターを排出してるところなんですけど、
実際にどうやって売り出したかとか、いろんな話がその時に出てて、例えば山口桃江さんとかって、本当に大スターのイメージが、もう私も子供の頃から桃江ちゃんって言ってた世代なので、
そういうイメージが強いんですけども、実際には桃江ちゃんって最初にデビューした頃って、そんなにキラキラした感じの女の子ではなかったので、なかなかすぐにどんどん売れていったわけではなくて、
堀さんが伊豆の踊り子っていう映画の主演に使ってみたりとかですね、そういういろんなやり方で、言ったらプロデュースをしていくんですね。
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例えば和田亜紀子さんとかでも、背の高い女の人は売れないって言われてたところを、いろいろプロデュースして売り出したりですとか、結構いろんな人出てて井上陽水さんとか、
やっぱりそのスターのいいところを引っ張ってきて育てていくみたいなのが、すごい面白いなと思って見てたんですけども、やっぱり私も今、自分でビジネスをするようになってすごい思うのが、
どこを見せてどこを見せないかっていうのがすごく大事だなと思って、嘘をつくとかじゃないんですけど、やっぱり同じ物事でもこっちの面を切り取るか、反対から見るかみたいなところで、やっぱり印象ってだいぶ変わってくると思うんですね。
最初のジョゼの話、ジョゼっていう女の子を一言で表すとしたときに、この女の子は車椅子に乗ってて、全然自由に動き回ることのできない女の子ですっていうのも事実だし、
この女の子は想像力豊かで絵が上手で、とてもキラキラした女の子ですって言ったら、どっちも嘘じゃないんですよね。だから、どこを切り取るかによって、やっぱり印象ってだいぶ変わってくるし、
例えば、自分自身のことを思うときでも、ひっこみ事案であんまり前に出ていくことが苦手な私って思うのか、周りの人をうまく引き立てて、
自分はきっちり盛り立ててあげることができる性格だって思うのかによって、やっぱり変わってくると思うので、そういうのってなかなか自分だけの力っていうわけではないですけれども、
どこを見るか、例えば相手に対しても嫌な面ばかりクローズアップしてみるのか、それとも、この人こんな良いとこあるなっていうところを探しに行くのかっていうので、やっぱりだいぶ違ってくると思うので、そういうことを今回この映画を見て感じました。
ということで、ちょっとだいぶ話しそれちゃったんですけども、ジョゼット、トラと魚たち、ただ残念ながらこの映画もうすぐ終わってしまうので、ちょっと私もギリギリに行っちゃったんですけども、映画について今日はお話をさせていただきました。最後まで聞いていただきましてどうもありがとうございました。