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和田おはまです。今日は、親が子どもにできることというテーマでお話ししてみようと思います。
私はですね、今NHKの朝の連ドラですね、テレビ小説のドラマを見てるんですけど、
今週はですね、主人公の幼馴染の男の子が就職したんですけど、仕事がうまくいかなくて、
退職届を出して行方不明になっちゃった、みたいな話をやってました。
お父さんお母さんはそんなことになって、全然帰ってこなくなって、すごい心配して探し回るんですけど、
結局その男の子は、自分のお父さんお母さんではなくて、その幼馴染の女の子に電話をしてきて、
ということで、親の心配する気持ちとかがすごいわかるので、何とも言えない気持ちになったんですけど、
私も子どもが2人いて、長男の方はね、今ずっと大学を出てから同じ職場で頑張ってるんですけど、
長男の方は最初に就職した会社を半年で辞めてしまって、それを最初に聞いた時はすごい心配しましたし、
その後もね、いろいろあって、今もなかなか連絡取れないみたいな感じで、
親としてはやっぱり心配なことも多いんですけど、
ただやっぱりね、ちっちゃい時って、親が全部子どもの面倒を見るっていうか、
親のわかる範囲の友達と付き合ったり、食べさせるものとかも親が全部決めて、全部世話をしてっていう感じなんですけど、
だんだん大きくなるにつれて、友達付き合いだったりとか、いろんなことでだんだんと親の手を離れていって、
家を出るっていうことになったら、そこから先っていうのはもう本当に子どもの人生なので、
親が全てにおいて管理をしたりとか、こうしなさい、ああしなさいっていうことはできなくなってしまうので、
そう考えるとやっぱりですね、本当に子どもがちっちゃいうちはやっぱり親の責任というか、
親がちゃんとしないとこの子はちゃんと育たないみたいな感じで思っちゃうんですけど、
実はそういう期間っていうのは本当に人生の中では短いんじゃないかなって思います。
親としてはやっぱり子どもにできるだけのことをやってあげたいっていうことを思って、
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一生懸命頑張ったりするんですけど、ただやっぱり子どもの立場からすると、
そうやって親の思いがあったとしても、だからといって親の思う通りの人生を生きたら、
それで本人が幸せかって言ったら、そういうことも限らないので、
いずれは自分で自分のことを決めて、自分で人生を歩いていくっていうことを考えると、
やっぱり親が子どもにできることっていうのは本当に限りがあって、
なのでお互いに背負いすぎないというか、この子を幸せにするのは私しかいないっていうのも違うかなって思いますし、
逆に親の思う通りに自分は生きていかないといけないんだっていうのも、
やっぱりそれも子どもの選択肢を狭めてしまうかなと思うので、
そのあたりの関係性っていうのが、私もちゃんとできてるかどうかって言ったらあんまりできてないかなと思うんですけど、
やっぱりその辺のいい距離感っていうのが大事なんじゃないかなっていうことを思いました。
ということで最後まで聞いていただきましてどうもありがとうございました。