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和田おはまです。私は関西に住んでるんですけど、ちょっとずつ桜が咲き始めてきました。
桜を見ていたら、80歳で亡くなった父親のことを思い出したので、そのことを今日はお話ししようかなと思います。
私の父親は80歳で10月に亡くなったんですけど、
結構ですね、それまですごい元気で、本当にもう毎日お散歩で、近くの、近くのというか結構遠いところにあるんですけど、山まで散歩に行っちゃうような、すごい元気な人だったんですけど、
亡くなる年の3月に、最初にちょっと倒れてしまって、しばらく入院してということがありました。
確か4月の初めに1回退院をして、その時にちょうど桜の季節だったので、私と母親と、私の幼かった子どもたちと桜を見に行ったことがあったんですね。
その時に、病室でも父は桜が見たいなっていうのをすごい言ってたので、出かけた時にすごく喜んでて、桜綺麗だなとか、来年も見たいな、みたいなことを言ってたと思うんですけど、残念ながらその年の10月に亡くなってしまったんですね。
桜ってやっぱり年に1回咲く、特に日本人にとっては割と象徴的な花というか、パッと咲いてパッと散るみたいなところがあって、お花見って毎年やっぱりしたくなりますし、桜が咲いたって聞いたら見に行きたいなって、
私も毎年思うんですけど、竹内マリアさんの歌に人生の扉っていう歌があって、満開の桜や色づく山のもみじを、この先一体何度見ることができるだろう、みたいな歌詞だったと思うんですけど、
やっぱり年を重ねるにつれて、桜が見られるありがたさとか、来年ちゃんと桜見れるかなとか、そういうことをやっぱり意識するようになってきました。
父親も本当にその前の年まではすごく元気だったので、まさかその次の年に自分がもう桜が見られないっていうのは思ってなかったと思うんですけど、やっぱり人には寿命があって、どこかでそれは終わってしまいますし、
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自分が元気だったとしても、一緒に見られる大切な人がいなくなってしまったりっていうことは、私も本当に何回も経験をしてきたので、やっぱり何でもそうなんですけど、今この瞬間を楽しむというか、お花見とか本当にどっちかというと象徴的な感じだと思うんですけど、
やっぱりお花見に限らず、いろんなことをその時を味わうというか楽しむっていうのをやっぱり意識していきたいなということを思いました。
ということで最後まで聞いていただきましてどうもありがとうございました。