2022-04-10 04:18

#398 「あきない世傳金と銀」〜知恵を絞って商いを広げていく

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和田おはまです。今ですね、高田香織さんという方が書いた、「あきない世伝金と銀」っていう本を読んでいます。
これ全部で12巻まで出てて、まだちょっと4巻目までしか読んでないんですけど、ちょっとすごくね、面白い本なので、ブログにも書いたんですけど、このスタイフでもちょっとお話をしてみようと思います。
これ主人公がですね、最初9歳の女の子として登場するサチっていう女性なんですけど、
いわゆる豊皇に出て、五福祥のお店に豊皇に出て、本当に最初は女中というか女子という立場から、
才能を買われて、お店の店主のお嫁さんになって、商売を切り開いていくっていうお話なんですけど、
その中ですごく面白いなと思ったのが、江戸時代なので、もちろんそういう広告とかってないんですよね。
もちろんそういう今のようにネットで簡単に拡散するとかないですけども、その中で自分のお店を知ってもらうためにいろんな工夫をしていくんですけども、
それがすごく面白くて、例えば江戸時代って、いわゆる本ですよね、書物っていうのはもうあったみたいなんですけど、
印刷技術で、どうしても最後に余白ができるっていうことに気がついて、
じゃあその余白に自分のお店の名前を掘ってもらおうっていうことを考えついたりですとか、
あとは雨の日に挿す傘に自分のところの名前を入れて、それをお得意さんとかに配ったら、
その傘をみんなが挿してもらったら、それで名前を知ってもらえるとか、あと風呂敷を作ったりとかですね、
あとは人形使い、人形劇っていうんですかね、そこの衣装を自分のところから、自分のところでその衣装を作って、
主人公もそこの場所に同じ衣装を着て出かけていって、あの衣装はということで、それで評判になったりということで、
本当にこの物語の時代って結構物が売れない不況の時代だったみたいなんですけど、その中でいろいろ工夫を凝らしていくんですね。
これって今は本当に時代が全然違うんですけど、でもやっぱりそういうノベルティーグッズ配ったりとか、
あとはやっぱりタイアップして何か使ってもらったりとか、なんかそういうふうに広めていく、
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秋内を大きくしていくために、自分のことを知ってもらうためにいろんな工夫を凝らしていくっていうのが、
その考え方がやっぱり、みんながやってることをやってたら、なかなか目立つことはできないから、そこで知恵を絞っていろんなことを考えていくっていうやり方がすごく面白いなって思いました。
本当に江戸時代って今よりずっと女性の身分っていうのは制限されてて、その中でやっぱり本当に工夫をして、
現状を少しずつ変えていくっていう、主人公の心意気というか、そういうのがすごく面白いなと思って、
今4巻までなので、これから読み進めるのがすごく楽しみな本です。
ということで最後まで聞いていただきましてどうもありがとうございました。
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