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はい、始まりました。佐々木亮の宇宙話。こちらのチャンネルでは、天文学で博士号を取得した私が、毎日最新の宇宙ニュースをお届けしております。
この放送は、中村祐一さんの提供でお送りしております。中村祐一さん、どうもありがとうございます。
ということで、早速、今日の本題をお先に紹介させていただきたいんですが、今日の本題は、
2週間前ぐらいに話題になった、宇宙資源法というもののお話をしていきたいと思います。
これ、宇宙資源法、簡単に言えば、宇宙とか、宇宙空間で見つけた物質ですね。採掘したものだったり、水だったりとかっていうものの、
所有権を民間に認めますよっていうような法律が日本国内でできたと。
これが参議院で可決されて、っていう状況があり、これが世界で4カ国目とかなんですね。
なので、そんな宇宙先進国として、昔からいる日本の中で、こんな法整備がされているというお話をしていきたいと思っております。
この宇宙開発を技術とか天文とかの面だけじゃなくて、こういった法律の面でも見ていけたらすごい面白いなと思っているので、
ここからいろいろ紹介していきたいと思っておりますので、ぜひ最後までお付き合いください。よろしくお願いいたします。
そんな感じで、今日の緊急報告、先に紹介させていただきたいんですけど、
今日ですね、6月26日土曜日は、何をしてたかというと、僕今、歯科矯正をしていて、
それのメンテナンスのために、歯医者さんに行っていたっていうのが一番大きいかなというか、
これ、去年の12月とか、去年というか一昨年というか、1年半前ぐらいの12月にスタートしたんですよ。
で、もともとものすごい歯並び悪くて、で、そこから歯4本とか抜いて、歯科矯正ずっとやってるんですね。
で、なので、これをやりながらポッドキャストを撮ってると。
なので若干こう、なんて言うでしょう、聞き苦しい部分があったりしたらすごい申し訳ないなと思いつつ、
これ月に1回必ずメンテナンス行かなきゃいけないんですよ。
なんか歯並びちゃんと動いてるかなとか、あとワイヤーの調子どうでしょうみたいな感じでやるんですね。
で、これをやると漏れなく数日やった後数日間は、ものすごく歯が痛いんですよ。
基本的にはずっと力を当てて歯を動かし続けてるので、
それのせいで本当に物を基本的にあんまり噛み切れないみたいな状況になったりするんですね。
で、歯が痛いと、これ不思議なもんで、
滑舌もものすごく悪くなるんですよね。
なので、その滑舌の悪さがここ数日目立つ可能性が非常に高いというところなので、
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この数日間はちょっとご容赦いただけたらいいなというふうに思ってます。
ちょっと甘やかして聞いていただけたら嬉しいです。
それなのにですね、今日この後、今21時といつもよりかなり早く撮ってるんですが、
この後ですね、ワクワクラジオっていうコメディ系のポッドキャストチャンネル、大人気のチャンネルがあるんですが、
そこのお二人とコラボ収録をさせていただいて、で、それ来週放送予定なんですね。
なので、滑舌、今のところは大丈夫なので、もともとそんなに良くはないんですが、
っていうのをちょっとコラボの中でたくさん話すので、
そこら辺のちょっと滑舌の悪さなんていうのも楽しんでいただけたら嬉しいなと思ってます。
で、お互いのチャンネルについて話したりとか、
このチャンネルではワクワクラジオのお二人が宇宙について、
お二人とも宇宙少年だったらしく、そこら辺のこの宇宙少年目線での宇宙への質問というのをしていただけるようなので、
そんな感じで皆さんにはまた別の視点で楽しんでいただけたら嬉しいなと思ってますので、
来週のコラボ会は本当に要必見という感じですね。
その後も様々なゲストが来ていただく予定ありますので、
ものすごく言いたいんですが、ゆっくり発表していけたらいいなと思ってます。
そんな感じで、歯の矯正でものすごく滑舌が心配な上に、
この後、ポッドキャストのコラボ収録があるといったような感じでお届けしております。
そんなこんなで、今日の本題に移っていければと思いますが、
今日の本題は、2週間前ぐらいに話題になった日本で成立した宇宙資源法。
資源というのはものですね。
うわ、すげえ雑な話し方になりましたけど、
宇宙資源法っていうのが成立したお話をさせていただきたいと思います。
これは冒頭にも話した通り、ざっくり言うと宇宙空間、
例えば月だったりとか他の天体だったりとかで採掘したもの、鉱物であったり、
水であったりっていうところの所有権を民間に認めますというような法律ですね。
これが6月の15日に参議院で可決されたと。
で、これが世界で4カ国目、この宇宙の資源に対する法律ですね。
これが4カ国目になるらしくて、アメリカ、ルクセンブルクでUAEですね。
これに続いて日本が4カ国目として宇宙資源法を成立させたというところが、
世界的な情勢の背景にあるそうです。
もちろんこれから日本もアメリカも、そして他の国々も月面を目指していき、
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その後は例えば火星に行ったりとか、より遠くの深宇宙探査、深い宇宙の探査に向かっていく宇宙開発のベクトルがあるわけですね。
なので、そういったところに向けてやっぱり法整備っていうのは非常に重要になってくると。
これが各国それぞれが個別でこの法律を整え始めている。
他にもやっぱり世界共通で条約みたいなところを結んでおかないと、
この星は誰のものだ、この星誰のものだみたいなっていう争いになってしまうというところで、
全体のルールと日本国内でのルールっていうところでいろいろ今後調整はかなり入ってくるのかなと思ってます。
この法律、ちょっと法律のお話っぽく文章を引っ張ってくると、明記されている内容の一部を紹介します。
宇宙資源の探査及び開発に関する事業活動を行う者が、
宇宙資源の探査及び開発に関わる許可等に関わる事業活動計画の定めるところに従って採掘等をした宇宙資源については、
当該採掘等をした者が所有の意思を持って占有することによって、その所有権を取得することというふうに明記されてますね。
こういう文章はあまり馴染みがないので、若干噛み噛みになってしまいましたが、
結局は宇宙探査して、それで例えば月に行ったときに、その月で採掘を行ったと。
そうしたらその時に見つけた物質は、私が所有者だと言えば、その所有権を認めますというような法律ですね。
ここでポイントになってくるのが、事業活動計画というところです。
この事業活動計画というのを事前に国に提出して、それが認可された上で行った活動の中では所有権を認めますというような法律みたいですね。
これがもし細かいところ間違っていたら、ぜひご指摘いただけたら、僕の勉強にもなるので嬉しいんですが、こういうふうな立て付けになっている。
つまりですね、いきなり勝手に宇宙に行って、もちろんそんなことはできないんですけど、勝手に宇宙に行って、勝手に物を持って帰っていくみたいなところっていうのは基本的にはNGで、
ちゃんと計画書を出して、さらには日本国内で世界他の各国と結んでいる宇宙条約なんていうところとのバランスを見たりしながら、認可された計画についてはその所有権を認めてくれるっていうところで、
これが厳しい制約なのかどうなのかっていうところはまた別の扱いにはなってきますが、基本的にはそういった所有権認めさせてもらえるというところで、
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例えばこのポッドキャストにゲスト会、5月の頭のほうのゲスト会で来ていただいた、ワイスペースっていう会社ですね、川崎吾一さんという方にゲストに来ていただいたんですけど、
その会社では月面の輸送手段という、月面のインフラみたいなのを整えていきたいっていう事業計画をお話ししていただいたんですね。
ぜひ見逃した方は聞いていただきたいんですが、その中で、ってことはですよ、彼らが人の見つけたものの輸送っていうのになるだけではなくて、
輸送になる一方で、そういった資源の採掘とかっていうところにも手を伸ばせば、これが認可された範囲であれば、その資源っていうのも自分たちのものにできるというところで、
かなり、なんていうんでしょうね、1会社が宇宙開発で結構いろんなことをできる可能性を広げてくれる法律なんじゃないかなと僕は思ってます。
ただ、細かいその法律の、多分法律っていろんなところとの噛み合わせとかバランスとかきっとあると思うので、
そういったところはぜひまた今度、宇宙法とかに詳しいゲストの方、知り合いにいるので、もしお時間があったら紹介していただけたら嬉しいななんて企画してますので、
興味がある方はいろいろコメントいただけたら嬉しいです。
といった感じで今日は宇宙資源法というものの紹介をさせていただきました。
ここから多分いろいろ宇宙に関する法律ってどんどん整ってくるはずなので、そういったところをしっかりとこのポッドキャストチャンネルでもお届けできたら嬉しいなと思っております。
そんなこんなで、今日の話も面白いなと思ったら、お手元のポッドキャストアプリでフォロー、サブスクライブよろしくお願いいたします。
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それではまた明日お会いしましょう。コラボ収録頑張っていきます。さよなら。