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2022-07-17 10:47

648. 日本が誇る宇宙ロボット会社GITAIが宇宙での実証実験を行う

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今回は、日本が誇る宇宙ロボットスタートアップGITAIが、なんと国際宇宙ステーションの外側、
つまり宇宙空間での実証実験に入るというお話をしていきたいと思います。
時給が500万円以上もすると言われている宇宙飛行士に代わって、ロボットが外での活動を行っていくというところで、
次世代の宇宙開発にとって、とても重要なプレイヤーとなってくる宇宙ロボット、この開発の最新の状況について、今回はお話ししていきたいと思います。
3,2,1, Ignition.
Space to the black hole.
Japan to the black hole.
佐々木亮の宇宙話。
2022年7月17日始まりました佐々木亮の宇宙話。
このチャンネルでは、1日10分宇宙時間をテーマに、天文学で博士号を取得した専門家の梁が、毎日最新の宇宙トピックを届けしております。
ということで、本日でエピソードが648話目を迎えるというところになっておりまして、本日紹介するテーマは、日本が誇る宇宙ロボットスタートアップ、擬態が、なんと国際宇宙ステーションの外、つまり宇宙空間での実証実験に踏み切っていく、そんなお話をしていきたいと思っております。
こちらですね、ちょっと前に出たプレスリリースを元にお話させていただきたいなというふうに思っているんですが、このポッドキャストを聞いてくださっている方、擬態という会社はなんとなくイメージつくようになってきているのかなと思いますが、
これ簡単に言えば国際宇宙ステーションだったりで、宇宙飛行士の方が宇宙空間でやっている作業をどんどんロボットに代替していきましょうっていうような発想で、ビジネスに取り組んでいっている会社になるんですね。
世界中でもやっぱ宇宙空間でのロボットといえばぐらいのところになってきていて、この宇宙業界でのプレゼンスは相当上がってきている、そんな会社になっております。
これまでもポッドキャストでお話ししてきた理由としましては、その注目度の高さは去ることながら、どんどん順調にその実証実験っていうのをこれまでクリアしてきているんですね。
具体的に言うと、例えば2021年には国際宇宙ステーションの船内、宇宙空間とは言いつつも気圧とかが、気圧というか圧力とかがしっかりと制御された空間の中で実証実験を行うっていうところに成功しているっていうところがまず一つありますね。
これは宇宙空間でロボットを動かして、その時はスイッチだったりとかケーブルだったりっていうところの組み立てだったりとかっていう作業を実施したというようなところになってました。
これに加えて、今年2022年の2月には地上での実験にはなるんですけど、真空チャンバーと呼ばれる、いわゆる宇宙空間の大気を模擬した状態を作り出せる装置っていうのがJAXAにあるんですね。
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そのJAXAの施設の中で、今回使おうとしている船外用のロボットみたいなところの実証実験に成功している。つまり、地上で作り出せる厳しい環境っていうところでの実証実験はクリアして、このロボットは後は宇宙空間で使えるか確認するだけですよねっていうような状況まで持っていってるというところで、
それらのお話っていうのをこの宇宙話でもさせていただいていたというような状況でした。で、なぜそもそもこのロボットに人間の力を代替させていく必要があるのかっていうところで言うと、いくつか理由はあるんですね。
まず一つは宇宙飛行士の時給っていうんですかね。宇宙飛行士が活動していく上で宇宙空間で一体どれぐらいのコストがかかってしまうのか。もちろん一概にいくらっていう換算の仕方はできないし、宇宙飛行士の方がそのお金をもらっているということではないんですが、時給換算すると500万円以上とか1000万円ぐらいするなんていうふうに言われていたりもするというところで、やっぱり人間を活かせて、
その人間に活躍してもらうみたいなところっていうのは、宇宙開発を今後どんどん進めていく上ではなかなかコストに見合っていかないっていうような課題が見えてきていると。で、実際にやっぱり地上でもロボットに切り替えられる部分っていうのは人間からロボットに変えていきましょうっていう動きはずっと起こり続けている。
何なら機械化させていくっていう面だけで見たら、産業革命以降もどんどん続いていっている流れとしてあるので、宇宙空間でそうやってロボットが活躍していくっていうのも一つ必然的な流れなのかなとは思っております。
あとは人がやっぱり活動するってなってくると、リスクだったりっていうのをすごく考えなきゃいけなかったり、健康面ですねっていうところも考えなきゃいけなかったりするっていうところで、単純にロボットを使って作業をするっていうところ以外にも健康維持とか体のことを考えた上で必要な措置っていうのも存在してくるので、そういったところももろもろ含めてロボットに代替できる方が
みんなにとってハッピーな結果になりやすいというような状況からこの取り組みが進んでいるというふうに考えられるわけですね。
そんな中で去年、そして今年の頭っていうところでどんどん実証実験がスタートしていって、そしてクリア、順調にクリアしていったという中で今回は、じゃあもう最後、宇宙、最後ではないですね。
ここからじゃあ宇宙空間での実際の実証実験に踏み込んでいきましょうというのが今回プレスリリースとして上がっておりました。
具体的には宇宙船外用自立ロボットっていうもの、この今年の2月にJAXAの宇宙空間を模擬した真空チャンバーと呼ばれる中で行った実験のネクストステップというところで行うので、宇宙空間の外側でいろんな作業をしていってもらうというのが今回の取り組みになっていて、
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実施時期っていうのが具体的な日にちとかっていうのはまだ出ていないようなんですが、2023年っていうところを目途にここがどんどん動いてくるというふうになってます。
こういった動きがどんどんもうじゃあ実際に進めていけるよねっていうふうになった場合にはやっぱり宇宙飛行士が例えば今まで4人で動いていたものを3人に切り替えるということもできるし、
4人で動いていたところのマンパワーっていうか人的、人を使ってた時間っていうのをもっと別のすごい細かい作業だったりとか人間にしかできないところにしていって、
地上から操作するロボットとしてこの擬態のロボットがどんどん使われていく。そうすると一気に宇宙開発とかそういった部分も進んでいくだろうし、
よりいろんなことにチャレンジできるっていうところで非常に面白い未来が待ってるんじゃないかなと思って今回はこちらのお話を紹介させていただきました。
ということで今回は宇宙ロボットスタートアップ、擬態が宇宙空間での実証実験を今後スタートしていくというところのお話をさせていただきました。
ということで本日の本題は以上ぐらいにさせていただいて、近況報告とかさせていただこうかなと思うんですが、
まず一つお知らせというか皆さんいかがでしたでしょうか。このエピソードの前と前の前でポッドキャストチャンネルとのコラボ会をお届けさせていただいたんですよ。
毎日僕がネタを選定して毎日僕が一人で話してるっていうところとは結構毛色の違う内容になってたんじゃないかなと思ってて、
僕は編集しながらやっぱり聞き手の人がいるっていうのはすごい大事だなと思ったのと、あとは僕一人が興味を持つっていう内容以外の角度からもお話できる
みたいなところっていうのは今後も結構聞く側としても面白いなと思ってもらえるのであれば、ああいう立て付けでいろいろやっていきたいなというふうに思っているので、
もし結構面白かったなって思った方いらっしゃいましたら是非コメントとかいただけると嬉しいです。
もしまだ聞いてないよっていう方いたら是非、昨日おとといというかエピソードで言うと646、647とかですね聞いていただけたらと思います。
ポッドキャストで日本一をガンガン取りに行きたいっていうところを散々話しているだけでは、なんかこう黙ってればいけるわけじゃないぞっていうところは十分あると思うんですね。
やっぱりものすごいチャンネルって上にたくさんあるんですよ。芸能人のチャンネルも含めですけど、そういったところに勝っていかなきゃいけないわけなので、僕ができることはたくさんやっていきたいなというところで、
いろんなポッドキャストをやってる方とコラボとかもしながら上を目指しつつ、あとはポッドキャストやってる人と仲良くなっていくことで、
なんか皆さんにもポッドキャストの面白さって伝えられるんじゃないかなっていうところをちょっと目指して頑張っていきたいなというふうに思っているところでした。
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はい、そんな感じでですね、いろんなポッドキャストのチャンネル多分どんどん出てくるんで、特に7月なんていうのはもう結構いろんな方出てくれるの決まっていくつか収録も終わってるものもあったりするしですね、
あとは8月ぐらいにやりたいなと思ってるのは、スポーティファイの独占配信に切り替わったタイミングでいろいろ、僕以外のチャンネルもいくつかスタートしてると思うので、
そういったところとポッドキャストの独占配信コラボみたいなところもやれたらめっちゃ面白いなと思っているんですよ。
ただですね、まあやっぱどのチャンネルも人気のチャンネルなので、そこはこううまくお互いの良さが出せるような状況を作っていかないと相手の番組にも失礼だしっていうところがあるんで、
もしリクエストとかあれば、そういった部分のご質問ご要望を受けたまわっていきたいと思うので、そういった方はTwitterだったりスポーティファイのQ&Aコーナーからお寄せいただけたらと思います。
ということでですね、ポッドキャストいろいろ頑張って取り組んでますよっていうところをお話しさせていただきました。
ちょっと最近話したいことたくさんあるんで、毎日の緊急報告の中でなるべくお話しできればなと思ってますんで、明日からも引き続きよろしくお願いいたします。
はい、ということで今回の話も面白いなと思ったらお手元のスポーティファイアプリでフォロー、そしてフォローボタンの横にあるレビューよろしくお願いいたします。
番組の感想や宇宙に関する質問についてはTwitterのハッシュタグ宇宙話またはスポーティファイの宇宙話Q&Aコーナーからお寄せいただければ、こちら質問答えさせていただきますので、ぜひよろしくお願いいたします。
それではまた明日お会いしましょう。さようなら。
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