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2022-11-02 12:37

758. 月表面の環境は小天体に左右される!?【web3FM出演してきました】

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1日10分、宇宙時間をテーマに毎日お届けしております、宇宙話。
今回は、月の表面の環境に関するお話をしていきたいと思います。
2009年から、月の周りをぐるぐる回っているNASAの人工衛星が捉えた画像によって、
月の表面には、細かーい天体の衝突が実は大きく関係している。
そんなですね、ちょっとこれから月面に人が住んでいる状況とかになってきたら重要になってきそうな、
月の表面の環境に関するお話をしていきますので、ぜひ最後までお付き合いいただけたら嬉しいです。
2022年11月2日始まりました、ササキ寮の宇宙話。
このチャンネルでは、1日10分、宇宙時間をテーマに天文学で博士号を取得した専門家のりょうが、
毎日最新の宇宙ニュースをお届けしております。
ということで、本日でエピソード1のお届けです。
1日10分、宇宙時間をテーマに天文学で博士号を取得した専門家のりょうが、
毎日最新の宇宙ニュースをお届けしております。
ということで、本日でエピソードが758話目を迎えているというところで、
今回紹介するのは、月面、月の表面の環境に関するお話をしていきたいと思います。
こちらですね、今後、月面探査っていうところがどんどん活性化していく。
これも本当に10年、20年っていうスパンで考えたときには、
人が常に月面にいるっていう世界が広がってくるというふうに考えられている中で、
じゃあ、その地表の状態ってどうやって変化していってるのかなみたいな、
そんなお話を今回はしていこうかなというふうに思っております。
でですね、アルテミス計画っていうところで月面探査進んでるわけじゃないですか。
ただ、ちょっとやっぱりまだ遅れ気味な、宇宙関連のね、
宇宙開発にとって遅れっていうところは結構もう常というか、
どうせ遅れるもんだっていうところでみんな思っているので、
そこまで大騒ぎになることはないんですけど、
アルテミス1っていう月面に着陸するような、
宇宙船みたいなところを打ち上げるっていう予定も今のところまだずれ込んでいて、
一体いつになるんだろうみたいなところじゃないですか。
ただ、その中でもやっぱり月面探査に関する研究っていうのはどんどんどんどん進んでいてですね。
で、今回名古屋大学から公表された、発表された研究によりますと、
月面ってクレーターとかでボコボコボコボコしてるじゃないですか。
あのクレーターの表面っていうところがどういうふうに変化していってるのかみたいなところを研究した研究があったんですね。
これどういうことかっていうと、月面のクレーターって、
何か小さな隕石みたいなところがぶつかってボコってへこんでみたいな、
ああいうクレーターって地球の表面の見えたりするじゃないですか。
で、その地球の表面とかに例えば見えたクレーターとか隕石の跡とかも、
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なんとなく表面っていうのはなだらかになっていく。
で、このなだらかになっていくのは、例えば地球の表面に風が吹いてるからだとか、
外的要因が多かったりするんですけど、
いざ月面っていうところに注目してみると、
風とか、大気がないので、風とかがそういうふうに起きるわけではないと。
ただただ、クレーターをいろんなのを見ていくと、古いものになっていくと、
より表面がなだらかというか、境目の部分がきれいになっていたりするっていうような傾向が見えるので、
そこって何でなんだろうみたいな、そういったところの研究が今回進められたんですね。
で、これどういうふうに研究したかっていうと、
2009年頃から観測を続けているNASAの月探査機、ルナーリコネッサンスオービター、LROってやつがあるんですよ。
実はこれ僕もちょっと仕事とかで触ったことがあって、
このLROっていう人工衛星、月の周りをぐるぐる回りながら、
月の表面の写真を常に撮り続けているというような状況になると、
じゃあ2009年から稼働していたら、そこから5年とかっていうスパンで、
表面の変化っていうのがどんどん見えてきたりするっていうところがあるんですよね。
で、そんな中で、表面の変化どんどん見ていったら、
じゃあクレーターの端っこの部分のところが、なだれが起きるみたいな感じで、
例えばクレーター深い穴ができましたってなったら、
その穴の縁の部分っていうところが、だんだん崩れていくような、
そんな傾向が見えてるっていうのが観測的に明らかになっていて、
じゃあその砂が崩れていくような、岩が崩れていくような姿っていうのは、
一体どうやって、何の要因によって崩れていくっていう傾向が見えるのか、
そんな研究が行われたんですね。
で、これ、元々の過去の研究によると、月で起こる地震、月震って言うんですけど、
これ月震で合ってるのかな、呼び方。
多分誰にも指摘されたことないから合ってるはずなんですけど、
その月の地震が発生して、その表面にある岩とかを、
一種崩してなだらかにしていってるんじゃないか、
なんていうところが、先行研究ではよく指摘されていたみたいなんですね。
ただ今回、その月の地震によって、この山が崩れてるみたいなのって、
実は違うんじゃないの?っていう研究がバンって出されたんですよね。
じゃあなんで崩れたのか、それ崩れた要因っていうのは、
小天体の衝突なんじゃないかっていうところが指摘されて、
で、今回そっちの方が実は確からしいよねっていうところの研究なんですよね。
そもそも月の表面、ああやってクレーターボコボコしてるのって、
もちろん代償あったり、時期とかの差も全然あったりするんですけど、
そんな中で、月に小天体がぶつかるっていうことは、
何度か起こっている事象ではあるんですね。
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あんまり多分注目されないし、
ポッドキャストでもあんまり話したことないかなと思うんですけど、
そういうふうにぶつかる現象が存在してると。
じゃあ、そのぶつかった時の振動みたいなところと、
月の地震みたいなところを見比べて、
どっちの方が確からしいかっていうところを今回新たに、
名古屋大学の研究チームが行った結果、
少なくとも今回研究の対象にしたいくつかの流れみたいなところに関しては、
小惑星、小惑星というか小天体がぶつかったことによる振動によってできたというふうに考えられるというところで、
あんまり地上から見ていて月っていうところで考えもしないような現象が多分連続で今話されてると思うんですね。
小天体ぶつかるとか、月で地震があるとか、
そもそも月の表面で石がゴロゴロと転がるような、
なだれみたいなのが起きてるとか。
僕も多分そんなに実感しながら喋ってるわけではないんですけど、
そういう状況があると。
20年とか経った時に月の表面に人がいるっていう状況になったら、
こういう地表の変化っていうところも一種身近な現象として、
それこそ川の氾濫、川が氾濫しそうかどうかみたいなのを生活の中で確認するみたいな、
そういったところで実は気にしなきゃいけないことですみたいなことになる可能性もあるので、
こういったところの研究っていうのは、
今後実際に身近な環境っていうところに月がなった時に変わってくる部分かなと思うので、
そのあたりはですね、また続報があったりしたらお届けしていきたいなというふうに思ってます。
ということで、2009年から動いてる衛星のデータ使っても、
やっぱりまだ新しい研究、新しい発見っていうのはあるなっていうところは、
結構面白い部分だと思うので、
これからもこういう研究紹介していきたいなって僕は個人的には思っていたりします。
というところで今回は、月の表面のなだれについてのお話をさせていただきました。
はい、ということでですね、本題はこんな感じにしておこうかなと思うんですけど、
簡単に近況報告しておくとですね、
なんかまあポッドキャストを毎日毎日こうやって更新しているわけじゃないですか、
で、最近ちょっと更新のタイミングが朝からずれてしまってる。
これね、結構いろんなリスナーの方からメッセージいただいていて、
もうとにかく更新してくれればいいね、みたいなところが結構言ってくれるんですけど、
ここはやっぱ自己満の世界ではあるんですが、
なるべく朝更新したいと、で、みんなに朝聞いてほしいというふうに思っていたりするので、
ちょっとね、またこうリズムをつかんでいけるように頑張っていきたいなと思ってます。
で、こういうふうにちょっとリズムずれちゃってるのは、
9月から本業の仕事が変わってみたいなところもあったり、
あとはちょっとやっぱりポッドキャスト日本一位にしたいなってすごい思っているので、
いろいろこう考えていたり他の作戦練ってたりするとですね、
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どうしても収録画をしてしまうみたいなところがあってっていう状況なので、
なるべく早めに引っ張っていきたいなと思っているところでございます。
そんな中で、最近こうポッドキャストが上手くいっているっていう状況があるからこそ、
他でやってる仕事にも結構良い影響を与えてくれるっていうことがあって、
これも結構ポッドキャストドリームというか、
ポッドキャストやっていて良いことだよっていうところで皆さんにアピールしておきたいなというか、
伝えておきたいなって思うんですけど、
今回は例えば僕、今本業とかそういうところの別の角度で、
ブロックチェーンっていうのを分析する、
ちょっとWeb3ってよくワードとしては聞くと思うんですけど、
そういう関連の仕事の方にもちょっと今頑張って食い込んでいっている状況なんですね。
これは未来っぽい話が好きっていう僕の完全な趣味の延長みたいな感じで、
この話ちょっとまた今度しておきたいなと思うんですけど、
宇宙の研究してたらすごい未来面白そうだなって思ってやってたし、
宇宙の研究やりながらAIを入れ込むみたいなところもちょっと未来っぽいなみたいな、
そういう結構ミーハーな気持ちでどんどん進めていって、
ポッドキャストも実はそのうちの一つだったりもしてたんですよね。
それで今Web3って言って、データサイエンティストっていうのをやっていた関係から、
なんか空想的な、そしてなんかポンジスキーム的に、
あのなんて言うんでしょうね、詐欺っぽい流れとかは全然そういうのはあんま好きじゃなくて、
単純に現実的にWeb3の業界どうなってるんだろうっていうのをデータ分析するっていうのをやっているんですよ。
で、そういうのをやっている中で、
で、ポッドキャストでの配信をされているWeb3FMっていうのがあるんですよね。
で、その番組に実はご招待いただきましてゲスト出演をしてまいりました。
で、これやっぱWeb3、その分析だけをやってたらどうしてもポッドキャストとかに出て、
その業界の人とゆっくり話すっていうことができないことはもう大いにあるんですけど、
で、その中でポッドキャストもうまくいっている。
で、他の方でも実は分析でこういうのできるんですよみたいな話をしてたら、
じゃあポッドキャストで話しましょうみたいなことができるっていうのはめちゃめちゃ面白い流れだなと思って掛け合わせじゃないですか。
なのでそういう感じでちょっと出てきて、いつもの宇宙の話とは若干違う毛色ですけど、
僕が普段違うことやってるのってこんな感じなのかなみたいなのも感じ取っていただける気もするので、
ぜひこちらちょっと聞いてみてください。
Web3FMっていう番組でね、概要欄にリンクも貼っておくので、
そちらちょっと覗いてみたりしていただけたら嬉しいなというふうに思っております。
そんな感じで日々いろんなのチャレンジしながら頑張ってますので、
で、最近ちょっとですね、いろいろ目標とかが定まりつつあったり、
ちょっとこれだっていうのがね、だんだん見えてきたので、
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このあたりはまたみんなでポッドキャストで話してね、
応援するよって言ってくれる人が現れてくれたら嬉しいなと思ってたりするので、
近々のポッドキャスト楽しみにしておいてください。
ということで今回の話は以上にしていきたいと思います。
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それではまた明日お会いしましょう。
さようなら。
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