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働き方ラジオ始まります。このラジオは、誰もが情熱を持って働く、それを実現するために働くということの改造度を上げていくポッドキャスト番組になります。
今日も働き方エヴァンジェリスト、田中健士郎が、皆さんの眠りを刺さうゆったりとしたトーンでお送りさせていただきます。
いつもお聞きいただきありがとうございます。
今週は勤めているクラウドワークスという会社でキックオフがありまして、
ちょっと司会的なことを一部やったりもしたんですけども、その時にラジオを聞いているみたいで音がつく、みたいな声をいただきましてね、
毎週やってますからねって心の中で思ったんですけど、実は社内でこのラジオを知っている人はほぼいないと思います。
もし聞いている方がいたら、あなたは非常にレアな方です。
ということで、今日は話をしていきたいんですけれども、
ちょっとクラウドワークスのキックオフでも感じたところから話をしてみたいなと思うんですけれども、
世の中に大きなインパクトを残していくような会社、あるいは経営者、
あとは優れたリーダーみたいな人に共通して持っている要素っていうのがあるんじゃないかなと思ったんですよね。
皆さん何だと思いますか?
はい、それがですね、強さと優しさ、この両方を兼ね備えている会社、
あるいは経営者っていう方が大きな世の中にインパクトを残すんじゃないかなっていうのが結構明確に見えてきたんですね。
まず強さって何かというと、強い意志を持って達成する力みたいなところですよね。
目標を掲げて達成する確実にやりきるだったりとか、結果とか成果を出すみたいなものだったりするかなと思います。
皆さんの周りにも結構いるんじゃないですかね。
この人目標を掲げたら絶対達成するなみたいな、しかも結構高めの目標を立ててどんどん達成していく人、どんどん動いていく人、
自分はそうなれないななんて思うこともありますけども、そういう強さを持った方っていらっしゃいますよね。
一方で優しさっていうのはどういうものかっていうと、寛容さとか、あと多様性を大事にするみたいなところですよね。
こう組織とかにおいてもチームの関係性とかを大事にしたりとか、場合によっては弱い人の立場にしっかりと立てる、
今だとね、より多様性が重視される世の中っていうのになってきてますけれども、そういったものをしっかりと考えて、
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多様な組織を作ったりとかっていうのができる人、それが優しさですよね。
弱者の立場に立てる人っていうのも優しさなのかなと。
この強さ、達成する力みたいなところと優しさ、多様であり寛容である。
この2つを兼ね備えている企業、そして経営者っていうのはやはり大きなインパクトを残せるんじゃないかなと。
クラウドワークスっていう会社って、もともと非常に強さのある会社だったと僕は個人的に思っているんですね。
ただ会社がやっている事業っていうのは、すごく世の中の多様性を生んでいくような、ある意味優しいというか、
そういった事業を持っていて、それこそ社内でも右を曲折がある中で、より今この強さというものと優しさ。
優しさの方は本当に社員一人一人の個性とか自主性を大切にする文化だったりとか、
一人一人が個として尊重されるよっていうことをすごく重視しているっていうのが、ここ数年すごく出てきた文化で、
それともともとあった達成カルチャーみたいな、高い目標を立ててそれに対して達成していくっていうこの強さ。
この2つを今クラウドワークスって会社もすごく持ち合わせているし、
代表の吉田さんっていう方も、もともとめちゃくちゃ強い方なんですけれども、
現体験としては学生の頃成績がなかなか良くない中で、コミケだったかな。
そういった自分が力を発揮できる場所で輝くことができたっていう体験から、
より多様な人、あるいは場合によってはマイノリティー、そういった方が活躍できる世の中にしていきたいという結構思いがある方で、
最近も災害支援の団体を立ち上げたりとか、そういった弱者を救っていくみたいな動きも結構やってるんですよね。
ある意味代表のパーソナリティとしても、この強さと優しさを兼ね備えているっていうところですね。
最近ですね、リボーンの方でもいろんな経営者の方と会うんですけれども、
やっぱりすごく魅力的な経営者っていう方は、この強さと優しさっていうものをすごく両方兼ね備えているなと。
僕が10年来知っている株式会社アグレスっていう、一度このラジオにもゲストで代表に出ていただいたんですけれども、
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その代表の土屋さんという方も、もともとすごく優しい方だったんですけど、
最近ですね、話を聞くと、もう代替わりして自分が社長になってやっていく中で、すごく強さみたいなものを持つような人になっているなと。
ある意味、社員にも強くメッセージをしていく、要求をしていくっていうことをやりながら葛藤しているみたいな話を、
最近長野に行って聞いてきたりとかもして、やっぱりそういうところがすごく魅力的だなというふうにも感じたし、
こういう人が優れたリーダーなんだなっていうのを感じる機会っていうのは結構たくさんあったんですよね。
僕は自分自身は、僕のことよく知ってる人だったらわかると思うんですけど、
結構優しさはあるんですけれども、なかなか強さがない人間だったりするので、
今は強さをいかに持っていくかっていうところを意識していたりとかはするんですけれども、
大体多くの人、あるいは会社もなんですけども、どっちかに偏っちゃうんですよね。
これが非常に難しいところで、めちゃくちゃ強すぎる人とかって上司とかで言いませんでしたか?
もう本当に数字数字みたいなことばっかり言っていて、結果が全てだみたいなところで、
個人の、例えば暮らしみたいなところとか、プライベートのことなんてそんなの知ったことじゃないよとかね。
今だとパワハラみたいな言葉にもなったりもするかもしれないですけども、
やっぱり本人としては達成したい目標があって、強い意志があって、それを何とか達成しようと、
それをチームに要望しているのになかなかついてこないっていう辛さを抱えていたりとかっていうのもあると思います。
一方で優しさだけを持っているっていうね、みんな多様でいいよと尊重しますよみたいな、
人それぞれ価値観も違うし、そんな中で関係性をよく仲良くやっていきましょうみたいな、
そういうリーダーシップっていうのも全然あるとは思うんですけども、なかなかそれだけだと組織として成果が出なかったりとか、
個人事業主の方でもやっぱり一定パワーを持って、意思を持って目標達成していくみたいなことって必要なフェーズもあると思うんですよね。
やっぱり優しさだけだとなかなか成果が出ないっていうこともあると思うんですよね。
本当にですね、どっちかに偏ってしまうっていう、これを両方兼ね備えるってことは基本的には難しいと僕は思っていて、
そんな中でもそれを成し遂げた人、あるいは会社としてその両面の文化をちゃんと持てた会社っていうのが大きくなっていくじゃないかなというふうに最近すごく思うんですよね。
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会社単位の話で言うと、それこそ昭和平成っていう時代であれば、結構この強さ側だけがあれば成長できた。
それこそね、上場を目指すところとかってすごいこの強さみたいなものが重要になってきたりするんですけれども、
ただですね、やっぱり最近文化の時代なんていうふうに呼ばれるの聞いたことある方いますかね。
分かりやすく言うと、いろんなことが複雑に絡み合いすぎていて、答えがなかなか見えないっていう時代になってるんですよね。
人材紹介業で、とにかくこのマーケットが広がっていくから、そこに対してどんどん人を増やしてやっていけば必ず成長するよみたいなものはなかなかない。
どうやったらうまくいくか、跳ねるのか失敗するのか全然見えないビジネスとしてもですね。
そういった時代になっているっていう中で、やっぱり強さだけだと立ち行かなくなってきている。
高い目標を立ててそれに向かってやっていても、その向かっている方向がやっぱりずれていたらなかなか成果ができないとか、
だからこそリーダーだけが行く方向を決めるんじゃなくて、現場にいるチームメンバー一人一人の意見をしっかり汲み取って、その時その時で最適な方向に軌道修正していきながら進んでいくっていうね。
アジャイルみたいな言い方もしますし、それをするためには現場のメンバーが声を上げやすくするような心理的安全の組織っていうのもすごい大事だっていうのも最近言われているんですね。
だからこそ優しさが大事だというところですね。
心理的安全性とかっていう話って優しさの方だと思うんですよね。
だからこそ、少し昔だったら強さ一本足だ方で結構成長できた会社っていうのも多かったんですけれども、今はやっぱりこの強さとそして優しさ、多様性、人種とかジェンダーとかそういったものに関わらず働きやすい環境を作っていくだったりとか、個人の個性みたいなものをすごく大切にしていく。
あるいは仕事だけじゃなくて一人一人の暮らしみたいなものも大事にしていく。
僕も働くと暮らすを近づけるみたいなマイミッション持ってるんですけど、多分これって強さと優しさのバランスをいかに作っていくかって話に結構近いと思うんですよね。
社会的な弱者にどう手を差し伸べるのかみたいなところとか、こういった優しさみたいなものを企業としても持っていかないといけない。SDGsなんてまさにその領域だと思うんですよね。
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今はその会社が大きくなるために、あるいは企業として出資をしてもらうためにもこの優しさみたいなものも強さと合わせて求められている。だからこそそんな時代に必要なリーダーシップ像っていうのはこの強さと優しさを兼ね備えている人なんじゃないかなというのが結構最近腹落ちしてきたというところですね。
しかもこの強さと優しさの触れ幅ですよね。大きければ大きいほど経営者としての器が大きいみたいな感じが最近してますね。
これ経営者っていう言い方をしたんですけども、個人事業主でも多分同じだと思うんですよね。しっかりと高い意志を持ってやり遂げる力っていうのと、誰か周りの人に優しく常にいれるみたいな心の余裕とか温かさみたいなもの。これを両方兼ね備えている方ってすごく魅力的だし、そういった方と一緒に仕事をしたいって思うような企業って多いと思うんですよね。
だからこそその強さと優しさの触れ幅みたいなものは人の魅力にもなっているんだろうなというふうに最近感じています。
皆さんの周りでこの強さと優しさを兼ね備えたような方はいらっしゃいますか?もしかしたら未来の会社の経営者になるかもしれないなと思ったりしますし、
僕もね、やっぱり割と優しさみたいなところに偏ってしまいがちな人間だったりするので、今、強さっていうところの触れ幅をいかに作っていくかっていうのはすごく考えています。
強さを持つためにはやはり高い資産を持って、それこそ最近のエピソードで話した最終目的ですよね。このプロジェクトあるいはこの会社の最終目的は何なのかっていう高い目的をしっかり定めることができて、
そこから日々自分たちが達成するべき目標とかね、あるいは本当に日々の一つ一つの業務、実行項目みたいな言い方もしますけれども、そういったものを落とし込んで、それを一個一個確実にやる、あるいはチームメンバーにやってもらうっていう意思。
そこを持つっていうことが強さにつながるんだろうなと思っていまして、そこを意識してやってみたりしています。皆さんはいかがでしょうか。というところで今日は以上としたいと思います。また来週お会いしましょう。おやすみなさい。