キャリアの迷いと転職

こんにちは。このTFCチャンネルは、エグゼクティブコーチ根本Deacon雅子とMCのマティがお届けします。
本日は、人生に迷ったときの答えは、実は自分が持っている、おテーマにお届けします。

はい、皆さんこんにちは。皆さん、ご自分の人生で迷うときってありますか?
迷ったときにどう答えを考えるか。ご自分の中で分かっているより分からない。
だから、迷うということになってしまいますよね。
人生で迷うときっていうのは、いくつかのシーンがあるかと思いますけれども、
特にキャリアの面だったら、会社に10年以上いるから、転職する時期かな。
あるいは、ご自分でこの事業を、この分野のことを、それなりに自分としては積み上げてきたから、
そろそろ私でも独立っていうことが可能なのかなっていうことを考えられたり、
あるいは、最近いろんなことで起きている、副業も私もしてみようかしら。
はたまた、ご自分の意図とは関係ない、ご自分の希望ではないようなところに、
社内移動、事例が出てしまって、どこか違うところに行かなきゃいけない。
そんな時のシーンというのは、皆さん多くの方が迷われる。
そういったことに起きて、そんな状況になってしまうのではないでしょうか。
その迷っている状態を、ご自分の頭一人の中で考えていると、
自分の中で問いをどんどん積み上がってしまって、
頭の中でモンモンとする日が続いちゃう。
そんなことありませんか。
そうすると、大にしておきがちなのは、周りにいる人にお友達にご相談したり、
同僚の方にお話ししたり、先輩の人にお話ししたりしていくと、
皆さんにご相談なされる、皆さんのことを考えてお話を聞いてください。
そうすると、当然皆さんに寄り添って、いいアドバイスをしてあげようと立ち位置として。
そうすると、どうしても皆さん寄りですから、大変心強いのと同時に、
だんだんお話が、特に社内の方、お友達の方だとお話ししやすいが故に、
愚痴に転換していってしまう。
つまり、ネガティブな方向の話になっちゃう。
愚痴によるネガティブな方向転換

愚痴が悪いわけではないんです。
愚痴を言って、なんかすっきりしたっていうすっきり感をもらえることもあります。
それはそれでいいんですけれども、愚痴というのはもう一つの特性として、
言い始めると止まらないっていうようなことありませんか。
そうなんですよ。このネガティブなその愚痴というのは、なぜか知りませんけれども、
どんどんどんどん愚痴のスパイラルを引き寄せることが起きてしまうんですよね。
せっかくの皆さんの頭の中で考えていた、あれどうしようというふうにして、
悩んでいる、迷っている、その状態を何かポジティブな方に、
有益な方向に転換できるといったことで、このコーチングが使えるということもあります。
実際にその方は企業でのコーチングのセッションをさせていただいた方だったんですけれども、
その方は直接上司というのが、CNOの方と役員の方が上司というぐらいのポジションの方だったんです。
彼女の中でとても一生懸命な方ですから、頑張っていらっしゃって、
結構規模も大きな会社の中でポジションがそこまで上がっていくと、
何が起きてくるかというと、どうしても社内のポリティックスというか、
権力闘争みたいなことにも戦わなければいけないということが起きてしまったんですよね。
ご自分の中では部下のことも考えているし、そして自分のできる能力のすべてはなさられる。
それから自分がリーダーシップを磨きたいというようなところがテーマでずっとコーチングをしていたんですけれども、
セッションを重ねれば重ねるにあたって、ご自分の中ではひょっとしたらこの権力闘争がだんだん激化してくる、
この組織文化の中にいることに疑問を強く考え、思われて、
そこでご自分の心に従う決断を最終的になさった。つまり何が起きたかというと、転職をなさられるということだったんですよね。
転職先はご自身が興味がある分野の中で、そしてご自分の中でも納得がいくようなポジションで転職をなさられたんですけれども、
コーチングを通して自分の中では知っているようで知っていない自分、知らないようなフラストレーションといったところが見えてきた。
だとしたらそのフラストレーションをどんなふうに消化できるのか、自分の未来にとってどんなふうにより良い方向に転換できるのか、
自分を生かす方向に見えてきたというところなんですよね。
マティさんも会社員であった、そんな時代があったということでしたけれども、何かピンとくるようなことってありますか。
自己理解と未来への転換

今日のタイトルが人生に迷った時の答えは実は自分が持っているというタイトルなんですけれども、私はまさにそのタイトル通りの気持ちで最後の会社は辞めたなって思いながら聞いていました。
私は転職を5回しているんですけれども、いつも転職をするときには次の会社を決めてからしか絶対に辞めなかったんです。
当然辞めるときは誰にも相談しなかったんです。本当に辞めるときって誰にも言わないって言うんじゃないですか。まさにそれで。
企業塾みたいなところにはちょっと通った時期もありましたので、そういうところのお友達には相談をしたりしてたんですけど、
でも社内の人には誰にも言わないで決めて、パッて辞めたんですけど、その時は次の行き先も決めないで辞めた理由っていうのが、さっき根本さんのお話にもありましたけど、
自分の意にそぐわない状況が会社の中に生まれてしまっていたので、じゃあ自分がやりたいことってなんだっけっていうのを見直して転職するっていう選択肢を取ろうとしてたんですね。
でも結局転職してもまたさっきのお話の方とはだいぶレベルが違いますけども、社内のいろんな何て言うんですか。
力権力争いというか、あなたはここだよねって決められたらその中でしかお仕事ができないっていうのがちょっと自分がやりたいことと違うなっていうことに気がついてしまったので、
自分の中で自分と相談した時に、次の会社が決まっていることよりも自分がやりたいことが明確にこれだっていうものが最後に会社を辞める時にはあったので、
行き先が決まらなくても辞めて必ず何とかできるし、何とかするっていう腹が決まったんですよね。
辞める時はやっぱり怖かったっていうのは当然あったんですけども、自分の答えが明確にわかっていたので本当に迷いなくその時は辞めました。

素晴らしいです。ということはやっぱり迷った時の会っていうのは自分が持ってるんですよね。そこをそんなご自分を信頼してほしいなというふうに思います。
そして誰に相談するかっていうのがポイントなんですよね。今マティさんがおっしゃったように誰にも言わずに辞めたって言ったところ、結局誰かに相談しちゃうとそれこそ
スパイラルで愚痴が山盛りになってしまう。そうしてくると逆に自分が見えなくなる。ですから今日皆さんにお届けたい問いは
皆さん今ずばり迷っていることはありますか?この迷いっていうものが少しでもあったらその時点でキャッチしてあげることなんですよね。
その迷いをキャッチするって言った時に転職とかそういう大きなことではなくても、例えば夜ご飯何にしようかなっていうようなその迷いを自分がキャッチした時に
どんなふうに自分が決断をするのか、その回転のトレンド自分の中にあるわけなんですけれども、その迷いをどうキャッチできるかっていうのもポイントですから
ご自分をちょっと収穫。ありがとうございました。