数学支援GPTの概要
こんにちは、テキトー教師です。現役教師をしながら、フリースクールやぶこ木のスタッフをしたり、教育AIコミュニティの運営をしたりしています。
本題に入る前に告知をさせてください。11月30日に、また教育AIコミュニティの勉強会を開催させていただきます。
そこでは、僕はGPTsをさらに、前回の意見を踏まえて改善したものをまた報告させてもらおうかなと思っていますし、
他の方も、いろいろ現場で使えるマニアックなアプリを開発しようとしていますので、
もし興味のある方は、自分もちょっと作ってみたいという方はもちろん、AIに興味があるけれどもまだ手を出せていないという初心者の方もお待ちしていますので、ぜひご参加ください。
概要欄にリンクを貼っています。それでは本題に入らせていただきます。
今日のテーマは、数学支援GPTsを作ったよという話です。
何で作ろうと思ったかというと、数学って結構いろんな子どもが様々な疑問を抱えて思ったりして、授業をしていてもやっぱり最終暗記になっちゃうんですよね。
自分が普段疑問に思っていることもそういうもんかと思って暗記に入っちゃうと。
その原因は、まず教室の中の教師は1人なので、30対1で授業をしていると、各々の疑問に答える時間がない。
そこを一つ一つ取り上げていたら、間に合わない、進まないということがあります。
例えばグループ学習をしていると、そこがちょっと和らぐんですけれども、そのグループ学習をできる学校もあればできない学校もあると。
最近は自由進路学習といって、自己調整学習というのもありますし、一定子どもたちが単元の中で自分で目標に行くように自分のペースで進んでいくと。
そういう実践も結構増えてきたと。
そこでやっぱり教師の手が足りなくなると思うんです。
そこで例えばAIで一番そういうのが困りが多いのは数学だと僕は思っているんですけど、数学でそういう疑問を解決できるAIがあったらいいなというのが何で作ろうかなと思った理由です。
さらに何回か僕も試しているんですけど、答えを教えてしまうんですよ、すぐ。これはこうですよ、この問題を教えて。
答えじゃなくて、自分がペースで最終的に自分で解きたい。あるいは試行錯誤する中でちょっと手助けをしてほしい。
そういう支援がやっぱり力に最終的に自分で解けたという実感とか、自分で理解できたという実感が力になるんじゃないかということも思うので、今回作ったのは答えを教えない数学支援GPTということで、答えを教えてって言ったらすぐ答えを教えてくれるんですけど、答えを教えずに手助けをして。
という設定も作ったので、そっちの方が結構僕は使えるんじゃないかなと思っています。
使い方と利点
使い方は簡単で、そのGPTSで答えをすぐ教えてっていうボタンと答えを教えずに支援してっていうボタンがあって、答えを教えてっていうボタンだと簡単です。
分からない問題があったらそれを打ち込むかスクショして入力するだけで教えてくれると。
これはこうですよ。答えを教えない支援する方は、まず段階的にここからここまで。
分かりましたか。
例えば二次方程式の問題だったら、この文章はこういう設定ですとか、立方体の縦の長さはXプラス8です。
ここまで分かってますかとか。
そんなふうにちょっとずつですね、ここまで分かりましたか。
もしそこまで分からなかったら、そこをさらに聞いたら教えてくれると。
こんな感じでちょっとずつ教えて支援してくれて、自分でできそうになったらあとは自分で解いて、最終答えを教えてくれると。
そういうものをちょっと作ってみたので、今回は公開モードにしていますのでリンクを貼っておきますので、
もし使ってみたいという方はぜひ使っていただけたらと思います。
学校の先生とか子どもが使う以外にも、学校の先生とか家庭教師の方、あるいは親御さんも使う場面があるかなと思いますので、
もしそのGPETSの中身、自分でオリジナルを作りたいという方がおられる方がおられましても、
コメント欄で聞いていただけたら、中身に関しては教えますので、ぜひぜひ興味のある方はコメント欄にもコメントください。
それでは今回は以上です。ご清聴ありがとうございました。