今回もインスタライブでの公開収録です!
「子どもとの約束の仕方」をテーマに話しました。
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【今回の内容】子どもが言うこと聞かなくなるメカニズム / ルールを守ることは当たり前ではない! / 約束する前に契約すべし
【お悩み】
子どもが6年生になり、間もなく1学期を終えようとしています。(ちなみに、3学期制とのことです)子どもから話を聞く限り、クラスの一部が先生に対して反抗的な態度、暴言や、授業中にウロウロする、授業中にタブレットでゲームやYouTubeを使う。いわゆる学級崩壊?に近づきつつある?様子です。そこでお聞きしたいのですが、学級崩壊はなぜ起きるのでしょうか?やはり誰かに何かしらの目的があるのでしょうか?解決に向かう方法もありますか?
【参考文献】
【お便りはこちらから】
https://forms.gle/DG3hFTdqo4cWNaBb6
【番組概要】
世界を回る先生はるかと、ラジオ番組プロデューサーひとしが子育てについて納得するまで考える番組「Teacher Teacher」
はるかのInstagramに届いたお悩みをテーマに語り尽くします。
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InstagramへのDMも大歓迎!
💡毎週火曜日、朝に配信!
00:01
スピーカー 2
はい、ということで、ちょっと雑談は終わりにして、すいません、長々と喋ってしまいまして、今から本題に入りますので、よろしくお願いします。
スピーカー 1
始まりました。Teacher Teacher、ひとしです。 はるかです。
スピーカー 2
この番組は、世界中を回る先生のはるかと、ラジオ番組のプロデューサーをやっているひとしの2人で、子育ての悩みを納得するまで考えていくポッドキャスト番組です。
スピーカー 1
よろしくお願いします。
スピーカー 2
よろしくお願いします。
今日も前回に引き続き、インスタライブで公開収録をやっております。
スピーカー 1
はい。あ、桜咲くさん、いい番組だ。ありがとうございます。
ありがとうございます。今回は学級崩壊のお便りをいただいたんですけど、学級崩壊のお便りから、子どもがどのようにしたら言うこと聞かないのかみたいな話をしていきたいと思っております。
うん。
スピーカー 2
やっぱ学級崩壊と関係してるよね。
うん。
スピーカー 1
子どもへの接し方やもんね。
もう密接も密接やね。
うーん。
学級崩壊についてのお悩みをいただいて、端的に言うと、学級崩壊の原因はありますか?みたいな話だったんですよね。
うーん、なるほど。
で、この学級崩壊については、もう要因が複雑すぎて、絡み合いすぎて、ここはあえて学級崩壊というよりは、子どもがこうして言うこと聞かなくなるっていうメカニズムとうまいいい関係を作れるようになりますよって話をできたらなと思ってて。
スピーカー 2
いやー、いいね。興味があります。
スピーカー 1
お願いします。
スピーカー 2
はい、じゃあ行きたいと思います。
初めまして。いつもラジオを聞かせてもらっています。小学校6年生の子を持つ母親です。ありがとうございます。
スピーカー 1
ありがとうございます。
スピーカー 2
毎回ハッとさせられたり、助けられたり、勇気づけられたりしています。ありがとうございます。子どもが6年生になり、間もなく1学期を終えようとしています。
はい。
ちなみに3学期制の学校です。
うんうんうん。
子どもから話を聞く限り、クラスの一部が先生に対して反抗的な態度、暴言や授業中にうろうろする、授業中にタブレットやゲームやYouTubeを使うなど、いわゆる学級崩壊に近づきつつある様子です。
うんうんうん。
息子さんの通っているクラスが学級崩壊、マジか、マジかというかもうしちゃっているのかもしれない。
スピーカー 1
いや全然そんなことないけど。
スピーカー 2
そこでお聞きしたいのですが、学級崩壊はなぜ起きるのでしょうか?やはり誰かに何かしらの目的があるのでしょうか?また解決に向かう方法もありますか?というご質問でした。
スピーカー 1
はい、ありがとうございます。
これ今インスタライブの方もいるから、インスタライブの方に向けて話をしてもいい?
うん。
今フィンランドにいて、フィンランドって教育めちゃくちゃ有名で世界一だって言われたりしてるんですけど、
してるね。
これ全く同じようなお悩みがあるみたいです。
スピーカー 2
学級崩壊してるってこと?
スピーカー 1
学級崩壊してるというよりは、日本って先生が厳しい国って言われるよね。
03:03
スピーカー 2
そうなんよね。
言われるんだよね。
スピーカー 1
だけど逆にフィンランドはすごい先生が優しいっていう印象を持たれてる。
うんうんうん。
これ本当なの?と思って聞いてみたら、フィンランド人の方に聞いたりフィンランドの先生に聞くと本当だって言うんよね。
スピーカー 2
先生が優しい。
スピーカー 1
先生に怒られた記憶はないし、先生どんな人だったって聞くと本当にみんな口を揃えて先生最高だったって言ってるんよ。
スピーカー 2
でも日本と同じ。
スピーカー 1
だけど先生が怒ったりしないもんだから、まさに今言ってるように授業中にウロウロしたり、授業中にスマホ触ったりとかして、
先生の言うことを聞かなくて、なんかそれが問題だって言われたりもしてるんだって。
スピーカー 2
じゃあやっぱ子供から見て最高だって思われるだけではダメってことだよね。
スピーカー 1
言いたいこと言ってくれてありがとう。もうそうなんよ。
子供にとって優しいとか、子供にとって最高だねって言われる大人がいい教育者かどうかっていうとまた違う指標もありますよって話をできたらなぁと思って。
スピーカー 2
なかなか難しいね。なんか俺からするとやっぱ優しかった先生とかの思い出が多くてさ。
なんかそういう先生がいい先生っていうイメージをどうしてもしてしまうところがある。
スピーカー 1
いやでもめっちゃ大事と思うそれは。
とにかくあのトラウマを植え付けるような叱り方して人格を否定するような人よりは最低限その人を傷つけてないから人権的な問題ではいいんじゃないかなっていうふうに思うけど、
一方でさ、子供が言うこと聞かなくなると例えばいじめを止められなかったりとか暴力を止められなかったりあるいはルールのない状況になると
弱肉強食の集団になってしまってさ、発言力のある子供が伸び伸びできて、逆に言うとそういうのに我慢しなきゃいけないような子が生じてしまうっていうのも一つあるよね。
スピーカー 2
じゃあ今日はどこら辺から話していこうかね。
スピーカー 1
そうね、だから今日はまず子供との関わり方っていうのが一つと、あとはもう一個はそういう集団とか子供との関わる時にどういうふうに約束っていうものを成立させれば子供とうまく関わることができるのかっていう話をできたんだと思って。
スピーカー 2
約束をどうしたら成立させられるのか。
スピーカー 1
これって結構難しくてさ、これフィンランドって優しい国って言われるけど、一方でね例えば暴力とかしたり暴言をしたりとかをした時に出席停止にしたりできるっていう制度があったりするわけよ。
だからきちんと先生がそういった権力を持ってる状態ではあるよね一応。
でも日本ってそれができないよ。
そう、言うこと聞かないから出席停止にしますとかっていうのができないから、これは本当に約束っていう契約の一個言ったら、この契約をうまく使わないと本当に難しくて。
06:11
スピーカー 1
だから厳しくなっていく先生もたくさんいるんだろうなっていうふうには思うよね。
スピーカー 2
なるほど、約束ね。
じゃあ子供がまずじゃあなぜどうやったら言うことを聞いてくれるのか。
そのメカニズム的な話かな。
スピーカー 1
そうね、逆にじゃあまず子供は何で言うことを聞かなくなるのかっていうメカニズムを話していっていい?
スピーカー 2
面白そう。
スピーカー 1
子供が言うことを聞かなくなっていくっていうのは本当に大人にとって恐怖な感情だよね。
そうか確かに。
これ今学校の先生がいたら反応してほしいんですけど、僕の知り合いの学校の先生が絶対に見る夢があって。
スピーカー 2
夢。
スピーカー 1
これ絶対に見る夢があって、それがいくらこっちが怒ろうといくら叱ろうと子供が全く言うことを聞かないっていう夢を見るんですよ。
スピーカー 2
それ教員あるあるな。
スピーカー 1
これ教員ほんとみんなあるあるなんよ。
親御さんとかももしかしたらあるかな。
子供に何を言っても聞かれないっていう夢を見ることがみんなあって。
それぐらい子供との接し方とか関わり方っていうのはある種間違えてしまうと取り返しのつかないことになるなっていう恐怖感もあるんよね。
もし教員の方がいたらわかるとかコメントいただければ嬉しいです。
スピーカー 2
メカニズムよね。
スピーカー 1
子供がどうやったら言うこと聞かなくなっていくのかっていう話をしたくて。
この時に僕だけの意見だと説得力も薄いので、大学の教授の資料とかを持ってきたよね。
これ上越教育大学の教授赤坂慎二さんという方の資料を持ってきたんだけど、一部抜粋するんだけどね。
学級崩壊する方法っていう記事を書いていて。
学級崩壊させる方法ということで、こんなふうなことをしたら子供言うこと聞かなくなっていきますよっていう話をしていて。
学級崩壊しますよっていうメカニズムはこれです。一部抜粋して読みますね。
まず気になる子を見つけてください。
気になる子。
スピーカー 2
反抗的な子、非協力的な子、授業中によく死後をする子、立ち歩きがちな子、勉強のできない子、甘えん坊の子、どんな子でもいいです。
自分が教師ってことよね。この子全然授業に協力的じゃないなーみたいな子を見つけました。
スピーカー 1
まず見つけてください。ご家族でもいいです。ご家族の中で兄弟がいたとして。そういう気になる子を見つけてください。
あなたは最初は優しく声をかけます。しかしその子は言うことを聞きません。
09:05
スピーカー 1
そこから何度か声をかけてみてください。
あなたは声を大きくしても語気を強めてもその子は言うことを聞かないでしょう。
このままでは周囲の子に示しがつきませんからちょっとどなってみましょうか。
スピーカー 2
ひょっとしたら渋々言うことを聞くかもしれません。
スピーカー 1
そこまでは言うことを聞かないからどなりましょうって。そしたらどうなるのっていう話を今からしていくね。
その子は日を変え場所を変えて同じようなことをするでしょう。つまりどなっても言うことを聞かないよってことね。
スピーカー 2
そうしたらぜひ同じことをやってみてください。
スピーカー 1
前回どなったらうまくいったではありませんか。
どなるのが苦手な方は声をかけ続けてくださいね。
どなってうまくいったからもう一回どなりましょうってことね。
そうしたらどうなるのかっていうとやがてクラスは少し落ち着かなくなっていきます。
一番気になる子ではありませんがまあまあ気になる子が授業開始時刻を守らなかったり授業に集中しなかったりします。
もちろん気になる子同様その子も見逃さないでくださいね。
しっかり注意してください。
注意して聞かなかったらもっときつく言ってあげましょう。
もし授業時間に遅れたら少し長めにお説教してあげましょう。
こうした地道な努力をしているとそれまでしっかりと授業を受けていたりしたノーマークだった子たちがルールを破ったりうつろな目で授業に参加したりするようになります。
こうして学級崩壊は起こっていきますよ。
っていう話ね。
ホラーやね。
でもねこれねなんかそんなことあるって思うかもしれんけど学校現場でこれはめちゃくちゃあるよ。
スピーカー 2
これがメカニズムなのか今俺まだあんまり繋がってないけどさ。
スピーカー 1
こうやって学級崩壊していきますよって話。
スピーカー 2
だからどうなるとダメだよっていう話はまあなんとなくわかったけど。
スピーカー 1
はいはいはい。
スピーカー 2
なんで他の子が他の子まで落ち着きがなくなるのかがわかってないね。
スピーカー 1
いい問いだねほんと。
いい問いだ。
今からここを説明したくて今の話がなぜ子供が言うことを聞かなくなっていくのかっていう説明をしていきます。
まず最初にね今の話の中でのポイントは子供のダメな部分を見つけて言葉をかけたよね。
はいはいはい。
なんで立ち歩いてるの?なんで施行してるの?とかっていうダメな部分を声かけていきます。
そしたらその子供ってどんな感情になる?
スピーカー 2
ああダメなんだやめなきゃな。
スピーカー 1
ああいい子だね。
スピーカー 2
ああいい子だったか今の。
スピーカー 1
たださその自分のダメな部分を見つけられたりとかネガティブな言葉をかけ続けられたらどんな感情になる?
スピーカー 2
私はダメな子なんだってことか。
スピーカー 1
私はダメな子だっていうのもなるし言ったら注意じゃん。
これがどうなるかっていうとその言葉を投げかける人自体にネガティブな感情を抱くようになる。
12:04
スピーカー 2
ああ先生にね。
スピーカー 1
そうシンプルなこの人の言葉は自分にとってネガティブだ。
今度はこの人は自分にとってネガティブだ。
この人の言うことを聞きたくないんだっていう風にもうダメなことをずっと言い続けたらそれはこの人の言葉自体がもう嫌な言葉になってくるよね。
スピーカー 2
うーんそういうことか。
先生のことをどんどん嫌になるよっていう話か。
スピーカー 1
うん。これまず最初そうね。これが1個目。
スピーカー 2
ああこれが1個目。
スピーカー 1
1個目1個目。
でねだからダメな部分を見つけるんじゃなくていい部分を見つけていきましょうっていうのがまず1つなんだけど
そうすることによって本当に大事なことを伝えたい時に子供は言うこと聞いてくれるから。
耳を傾けてくれるから。
いつも嬉しい言葉を言ってくれると。
これが大前提として。
でねここに落とし穴が1つあるんよ。
これね本当にみんな忘れがちなのがきちんとルールを守っている子供が当たり前って思われてる状態だよこれって。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
本当はね学校の中でルールを守って過ごすってすごいことなんよ。
だってまずさ時間守らなければならない。
すごすぎる。
まずきちんと時間守るでしょ。
でその時間通りに勉強しなければならない。
いやすごい。
でしょ。でそれで喋りたい時に喋るの我慢しなければならない。
すごい。
で毎日持ち物を準備しなければならない。
でそしてそれを宿題までしなければならないとかもう普通に過ごしてるだけで相当すごいことなんよ。
でも学校で過ごしてる子供って本当すごいなっていうところなのにきちんとルールを守ってる子供が全く認められていない状況なんよこれって。
だってさずっと悪い子ばっかりに声かけてるから。
普通にしてるのが当たり前でできなかったらそれが叱られてるっていう状態が生じてるわけよこれは。
つまりルールを守ってることに価値がないわけよ。
きちんと過ごしてることに価値がない状態が生じてしまってるわけ。
そしてネガティブな言葉ばっかりこの教室に飛び交うから子供たちはネガティブなイメージがクラスに植え付けられるわけよ。
このクラスってこれができないクラスなんだ。だから先生が怒るクラスなんだっていう風に自分のイメージもクラスのイメージも悪くなっていくわけ。
そうなるとどんどんどんどん子供っていうのは普通にしてること当たり前にできたことができなくなってくるし。
なぜかというとそれは自分たちができないんだっていうイメージを持っちゃうから。
スピーカー 2
本当は十分普通に過ごしてるだけでできてることが多いのにできないと思っちゃう。
スピーカー 1
まずルール守ってるだけですごいのよ。
いいことしてるのよ。そのおかげでこのクラスは気持ちよく過ごせてるのにそこに目を向けないで悪いところばっかりに目を向くと
その悪い言葉が自分たちのイメージになっちゃうわけ。
スピーカー 2
じゃあとはいえ最初に言ってたように今回はその約束の決め方みたいな話だったよね。
15:02
スピーカー 2
いいことを言うだとまあヨイ出しみたいな話だろうけど約束の作り方守り方みたいな話よね今回は。
スピーカー 1
僕が子供と接するのが苦しくなくなったというか子供が自分が言ったことを聞いてくれるようになったのはこの考え方を知ってからなんだよね。
それまではどうしてたかというと約束なんてせずに例えば図書室行くじゃん。
図書室行ったら子供普通に喋るわけよ。
喋ったら他の人に迷惑かかるじゃん。そしたら怒るみたいなことをしてたよね。
スピーカー 2
普通よねでも。
スピーカー 1
まあそうよね子供が何かやらかしたら怒るっていうことばっかりしてたらいくら何回注意しても聞かなかったよ子供って。
でもこの正しい約束の仕方に出会ってちゃんと子供と関わることができたからぜひ皆さんにこの話を聞いてほしいなと思って。
スピーカー 2
何でしょう。
スピーカー 1
これはね一度話はしてるんだけど約束を守った時そして約束を破った時にどうなるかという結末を先に約束しておくっていう。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
だから契約よね最初に。
契約って言葉を使うとちょっとね固いイメージだけどでもそういうことだよね。
システマティックな話に聞こえるけどでも契約せずに後出しじゃんけんはずるいよ。
大人がさ急にさあのルール破った人を見つけてこんな罰を与えますとかずるいよ。
スピーカー 2
聞いてないよっていう話だもんね。
スピーカー 1
そうそうそう子供からしたらえー何それみたいな。
そんなの大人ずるいやんってなるけどそうじゃない先に約束を実行する前に約束を守った場合はこうなるよ約束を破った時はこうなるよって結末を先にさ合意形成しとけば子供は納得するやん破った場合。
なんかわかりやすい具体例で言うとどんな感じになるんやろ。
まず3つステップがあって約束の作り方には。
これは以前も紹介したあのアドラー心理学の論理的結末っていうものなんだけど。
おー1個あったね論理的結末。
そうそうそれをちょっともうちょっとわかりやすく説明しようかなと思っていて約束を守るための3つのステップがありまして1個目が約束を作る理由を論理的に説明しましょうっていうところなんだよね。
まず理由を説明しよう。そしてここが大事でこっちが一方的に約束作ってそれを守れんかったら罰を与えるぜみたいなこと言ったら子供ええやん。
子供しょぼーんってなるやん。大人強ーって大人早くなりたいなって。
スピーカー 2
そこまでなるかもね。
スピーカー 1
そうそうなっちゃうやん。大人ずるーってなっちゃうから。そうじゃなくて子供と一緒にルールを修正する時間を取ると。
これだったら納得できるかなってお互い納得できる状態を作ると。
そして最後に約束を守った場合と約束を破った時の結末はこうなるよね。それでもいいかなっていう事前の契約が重要なわけよ。
でこれ具体的に説明すると子供になんか小学校の時思い出してほしいんやけどなんか子供が並んで教室移動しとったの覚えてる?
18:03
スピーカー 2
音楽室とか?
スピーカー 1
そうそうそうそう。並ぶやん。
スピーカー 2
なんとなくわかるか。並んで移動するね。
スピーカー 1
並んで移動しとったやん。俺あれ嫌やったんや。
スピーカー 2
あ、そうなんや。
スピーカー 1
なんかみんなに並ばせてさ移動するってパレードじゃないんやからと思ってたんやずっと。
スピーカー 2
あ、先生側でね?
スピーカー 1
あ、そうそう先生側として。
先生側としてなんか1回1回移動教室する時に並ばせるの嫌だなってずっと思ってたんや。
でそれでちょっと並ぶのやめんっていう提案をしてみた子供に。
スピーカー 2
遥か側からね。
スピーカー 1
そうそう並ばんでもう行こうぜっていう。
でそうなるとどうなるかっていうと子供騒ぐんよ。
で喋りながら騒ぎながら走りながら移動されると危ないやん。
スピーカー 2
しかもなんか他のクラスに迷惑みたいなことになるよね。
スピーカー 1
そうそうそうそう。他のクラスに迷惑がかかるから並んで行ってるんだけど
でも俺はねこの子たちは賢いからもう俺の目がなくても並ばんでも行けるって思ったんや。
でそこでこんな提案をして並ばんで行こうとみんな自由に行こうと。
で自由に行く代わりに約束をしてほしい。ここで約束が出ます。
約束どんな約束をしたかっていうと最初ねもし喋って他のクラスに迷惑をかけたり
あるいは走ったりとかしたら危ないからもしそんな人がいたらまた並ぶのに戻そうって言ったんや。
でそこで約束を作る理由としては他の人に迷惑かかるからしかも危ないから歩いて
そして喋らずに移動するっていうのが条件だよって約束をした。
でこの約束を破った場合はもう一回並ぶのに戻るからねってみんな嫌やろっていう風に話をしたわけよ。
そしたら納得するだろうなと思ったけどある子がこんなこと言ってきて
なんで私は喋ってないのにその破った子に会わせなければならないんですかっていう。
深井・確かに。
むちゃくちゃまっともやねこの子。
深井・よう言えたね。
そう。でねそういう子たちの意見を聞いてルールを訂正するわけ。
確かにと。守ってる人が馬鹿らしくなるルールっていかんねって。
でどうするかっていうとわかったわかった。
じゃあもし喋ってる人がいたり走ってる人がいたらその子たちは先生と一緒に歩いて並んでいこうねって。
スピーカー 2
これだったらいい?って。
スピーカー 1
深井・ああはいはいはい。
そしたらいいっすねってなってそれを実施したわけ。
スピーカー 2
深井・あったんやろ。
スピーカー 1
そしたら子供たちはそうなんやって言って。
あの本当に静かに生きる子たちは言って。
どうしても喋っちゃいますとかいう人たちは先生と一緒に並ぶようになった。
スピーカー 2
深井・おお成功したんだ。
スピーカー 1
そうそう。でそんな風に約束を破った場合と約束を守った場合に
どんな結末があるのかっていうのを先に契約した上で
これだったら納得できるっていうことを言った上で実施したら
約束を破った子たちも喋っちゃったから並んでいかないかとかって言って
21:03
スピーカー 1
行くわけよ一緒に。
スピーカー 2
深井・はあなるほどね。システムになった感じあるね。
スピーカー 1
そうそうそうそう。
スピーカー 2
深井・怒られた感じないわ。
スピーカー 1
うんうんうん。
そうなんや。だから先に契約していたんだから子供たちは納得するよね。
ああもう言っとったけんしょうがないよね。
これがないくて後出しじゃんけんにしてしまうと急に先生が怒って
急にこんな罰をしますとかだったら子供たちは言うことをどんどん聞かなくなっていくけど
先に合意形成して約束を破ったらこうなるよっていうことを踏まえた上で
約束をするといいのかなっていう風に思うわけよ。
スピーカー 2
なるほど。いいね。約束の決め方ね。
まとめるとなんだ子供たちが言うことを聞かなくなるっていうのは
大人の人の言葉によって大人にネガティブなイメージを持っちゃうから。
スピーカー 1
そう、ダメなところばっかり指摘続ける。
ダメな人を見つけてその人ばっかり指摘してたらネガティブなイメージを持つし
スピーカー 2
約束を守ることに価値がなくなっちゃうと。
スピーカー 1
そう、約束守れてることが価値があるのに守れてる子たちは何もメリット表示できなくて
破ってる子に対して時間が割かれてる状態を作ると
子供は約束守るの嫌じゃないって。
スピーカー 2
そうね。なんで呼び出しを行って大人の言葉に対してちゃんといいイメージを持ってもらうことっていうのと
約束を守った時にどうなるか破った時にどうなるかっていう結末を明確に最初に契約しておく。
契約という言葉を使うと固いけど契約しておく。
スピーカー 1
はい、契約が大事です。
スピーカー 2
大事やね。
スピーカー 1
契約っていう考え方のおかげで僕は子供との約束が上手になったかなっていうふうに思うので。
先に契約です。
スピーカー 2
最後にもう本当に時間めっちゃ経っちゃってるんですけど最後に感想だけまたご紹介させてもらいます。
スピーカー 1
はい、お願いします。
スピーカー 2
自転車に乗っている時、車の運転中や家事中に聞けるラジオという形が本当にありがたいです。
スピーカー 1
ありがとうございます。
スピーカー 2
夫がラジオって面白いよーと話していて、じゃあ私もスポティファイで興味ある分野を聞いてみるかとアドラーと検索してトップヒットのものからいくつか聞きたどり着いたのがティーチャーティーチャーでした。
検索で珍しいのかな?あるあるなのかな?
スピーカー 1
そうか、結構アドラー心理学ばっかり紹介してるからね。
スピーカー 2
アドラーで見つけてくれたんですね。
ちなみに夫がラジオって面白いよーと聞かせてくれたのはコテンラジオでした。
スピーカー 1
コテンラジオ、ひとし君との繋がりがある。
スピーカー 2
そうね、超歴史オンチの私でも、歴史ってすごいな、面白いな、今に繋がるんだなと感じていた後にコテンラジオとティーチャーティーチャーの繋がりがあるということをラジオ内で知って、なんだか嬉しくなったのを覚えています。
導かれた感が半端ないです。ありがとうございます。
スピーカー 1
ありがとうございます。
スピーカー 2
嬉しいです。
スピーカー 1
はい、それではすごい長くずっといっぱい聞いてくださってありがとうございました。
スピーカー 2
ありがとうございました。
スピーカー 1
じゃあ皆さん、インスタライブの皆さんありがとうございました。サブスクの方はアフタートークでお話をしましょう。何でも答えます。
24:04
スピーカー 2
はい、さよならー。
24:19
コメント
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