なるほど。それは感覚的には確かにわかるんやけど、どういうことが起きてるの子供に。
これはね、スマホ脳っていう本がすごい流行ったのわかるかな。
俺は知らんねえ。有名?
あ、うそ。スマホ脳っていう本がすごい流行ったんだけど、言ったらスマホとかゲームとかっていうのはドーパミンが異常に出ちゃうから、これの依存症になってしまうよっていう話で。
へー。
体にもメンタルにも相当悪い影響が及ぼしますよっていう話なんだけど。
そうそう。
この中でさ、なるほどねと思ったのが、このドーパミンとかが出やすいスマホとかゲームを自分の意思でコントロールできるようになる年齢っていうのがだいたい25歳かららしい。
へー。25歳か。
そうなんよ。だってそうやない?大学生の頃とかさどうやった人?
確かに大学生のときは無理やったねそれ。
よね。
大学生20何歳?
23とかぐらいかな?
23とかやろ?22とかだか。
うーん、それでさ、みんなで集まってさ、スマブラしたりさ、桃鉄したりとかしてたもんね。
やめれんやろそれも。
で、次の日ね、テストなのに。
それでね、辛い思いするもんね。
ね。
そうなんよね。
確かに。25からなんだ。
25歳からでも難しいやん実際。
そう、今も難しいときあるよね。
今も難しいやん。
そう、最近さ、YouTubeとかTikTokのショート動画がさ、やっぱすごい見ちゃうよねあれ。
うーん、あれはもうそういう風にできてるみたいやもんね。
ね。
最近やったらどんな風な動画を見てしまうと?
最近はついついあのね、流れてくるアニメの雑学みたいなのをね、見入っちゃう。
え、例えばどんな?アニメって。
例えばアニメの雑学で、コナンはしんのすけより背が低いみたいな。
あと、のび太は自分の鼻くそを丸めて野球ボールの大きさのものを作ったことがある。
なんかね、マジでしょうもないけどね、ずっと流れてくるねそれが。
疲れとん、ひとし。心配なるわ。
疲れとんね。
特にね、疲れてる時とかやっぱり自制できんよね。
自制できんね。
じゃあ、そんなね、20後半でも難しいことを子供にね、どういう風にコミュニケーションをとっていくのかっていうのを今日は聞きたいわけよ。
そうそうそうそう。
だから言ったら、子供に任せるっていうすごく素敵な意志を持ってあるんだと思うんだけど、
これすごく俺は賛成だし、
もうめちゃくちゃ共感だし、俺も同じような意志を持ってる。
子供に任せたいっていう。
子供が自分で自律的にコントロールしてくれるっていうようなことを期待してしまうよ、どうしても俺も。
遥かの教育方針がね、そっちやもんね。
そうそう、完全にそっちなんだけど、
大事なのは、子供に任せられるべきこととそうじゃないことっていうのがあって、
子供に任せてもできないことを任せ続けると、結局子供が苦しい思いしてしまうっていうことだよね。
それ遥かは経験してきたわけ、そういうの。
そうそうそう。もうこれはね、相当経験してきてて、
もう要は、子供に全部任せてしまうっていう時期があったんよ、俺は逆に。
もう全て子供に任せて、全て子供ができるようになるだろうっていう仮説の下、
もう俺が一切口を出さんとこうとした時期があったんよ。
例えばさ、学級全体での話し合いとか。
もう俺が何か言ってしまうと、もう俺の意見になっちゃうから、
全部任せようと思ったことがあったよね。
だけど子供に全部任せたら相当カオスな状態になって、
えー、どんな?
もう全然話聞かない子がいるとか、あとは人の意見を平気で否定するとか、
で、しまいには司会の子に文句を言うとか。
はいはいはい。
なんかそんなことがあって、結局どうなったかというと、
子供が自信を失ったんよ。
ここ大事なんよね。
結局、子供ができないことを任せるっていうことは、
子供の自信を失わせるってことに繋がるんやと思ってるよね、俺は。
なるほど。
へー。これは学校教育で実際に方針が出されてるものなの?
そう。
あ、そうなの。
もともとはね、欧米でこれは少し前からされてるんだよね。
へー。
そう。だけど、日本ではずっとさっき言ったような、情報モラル教育っていうちょっと怖がらせるような教育がたくさんあったけど、
もう今何が変わったかっていうと、一人一台タブレット持ってるよね。
はいはい、そうよね。
子供たちが全員パソコン持ってる。だからいくらこっちがルールを作ろうと決まりごとを作ろうと監視しようと、もう子供たちはすり抜けてしまうっていう時代なんよ。
うん。
だからもう子供たちが使うのが前提。
うん。
そして子供たちが本当にコントロールすることができるように、
はいはい。
少しずつ少しずつその考え方とコントロールする方法を一緒に作っていくっていうのがこの教育なんよ。
へー。
具体的に子供に何を教えてるのかがいまいちまだ分かってないな。
いいねいいね、そう。まさにこの教育って何が違うかっていうと、今までは心にアプローチしとったよね。
うんうん、怖がらせるってことか。
モラルっていうぐらいだから道徳。そう、心にアプローチしてたんだけど、この教育の何がいいかっていうと行動にアプローチしてるんよ。
へー。
だからこういうことしましょうねっていう具体的な方法まで提示してくれてるのがこのデジタルシティズンシップ教育なんよ。
おー、すごいどういうことたち。
例えばね、具体的に言うと、俺が小学校2年生の子供たちを持ってるときにした授業なんやけどね。
授業したときに子供たちがそれぞれ自分のスマホとかゲームの時間とかテレビの時間っていうのを書き出してもらったんよ。
そしたらもうとんでもない時間子供たちはやっぱりメディアに触れとったんよね。
おー、何時間とか?
もうね、1日3時間から多い子はね、もう5、6時間とかおったよ。
へー、学校の日に。
学校帰ってからすぐゲームを始めて。
はー。
それこそオンラインで友達とやるからついつい長引いちゃってとか。
まさに今回の方やん。
そうそう、まさにそうなんよ。
でね、もうこれは深刻だからお母さんお父さん本当悩んでたんよね。
そうそう、だから授業参観も読んでさ、これ。
えー、この授業で。
お父さんもお母さんも一緒にそう考えてもらう時間を作ったんやんだよね。
え、めっちゃいい先生やん。
もうこれは本気で取り組んだ、これは。
あれ?なんかめっちゃいい先生がおるな、ここに。
大事よね、やっぱりもう家庭と学校が連携することは。
いやー、大事やね。
そう、でそれで、まごめん、具体的な策に戻ると、
これね、最初みんなどういう風に考えたかっていうと、利用時間を決めようとしたんよ。
あー、でも正しそう。
そうなるよね。
例えば、1日2時間しかしませんとか、
もうこの時間とこの時間しかしませんとかっていう風に利用時間を決めようとするよ、みんな。
だけどこれどうなりそう?
例えば1日2時間って決めました。
あのね、1時間55分経った時に、あと30分ってなる。
なるよね。
ごめん、今キリが悪い。
そう、まさに今キリが悪いって言ってくれたけど、
友達と通信しとんよ、これ。
あー、じゃあもうあれやん。
このステージクリアするまでちょっと待ってっていうやつになる。
ってなるんよね。
そうそうそう。
だから利用時間決めるっていうのはかなり難しいっていうことが一つ。
はいはいはい。
で、しかもそれは管理するのもこっち側も難しいやん。
はい、2時間したねとか。
ずっと測っとかなきゃいけないとか大変じゃん。
だからこのデジタルシティズンシップ教育の具体的に言うと、リンク貼ってほしいんだけど、
コモンセンスエデュケーションっていうアメリカが無料で提供してるこのデジタルシティズンシップ教育の教材があって、
それを使ったら出てくると思うんだけど、利用時間を決めるんじゃなくて、利用しない時間と場所を決めるっていうのが大事。
はぁー。
つまり、ご飯食べてる時と寝る前の22時以降はゲームやめようねってことか。
っていうのが大事。
で、さらにはよ、この前も話したけど、論理的結末の話したよね。
えー、論理的結末ね。
えっとね、なんだっけ、えっとね。
いや、そうだステップに分かれてたやつで。
うん。
まず、なんでゲームを家でしすぎると良くないのかっていうのを論理的に伝える。
うん。
で、それをゲームをしないっていうことを達成できるようになるために子供に意見を出してもらって解決策を考える。
うんうん。
で、3つ目にそれを実行してみて一緒に振り返る。
素晴らしい。
あ、あってる?
まさにやね。
おお、嬉しいわ。
そうそうそう。
だから、もうなんで利用しない時間を決めるのかが大事なのかっていうのを一緒に話し合うことが重要よね。
はいはい、そうね。
そう、例えば寝る前1時間、この時間はブルーライト浴びないっていうことが睡眠の質にすごく重要で、
で、睡眠の質が落ちちゃうと身長が伸びにくかったりとか、あるいは勉強が身につきにくかったりとかするっていうような話も大事やん、ここは。
で、その上でこういう知識を与えた上で、いきなり子供に何時から何時までしないって決めるっていう風に振っても分からんけ、判断基準がないから。
これ補助倫ね。
1時間前はブルーライト浴びると睡眠の質が落ちちゃうよねとかっていう話をする。
ハウツーはねコモンセンシアエディケーションっていう教材の中に提案されてたものなんだけど三つあって一つがさっき言ったインターネットとかゲームを使わない時間と場所を決めるっていうこと。
もう一つがペアレンタルコントロールって言って親が管理できるようなアプリとかソフトとかはたくさんあるからそういうのも活用していくことも大事だよねっていう風な話はしてあった。
それぐらい依存症になってしまうと大変だよっていう話もあった。
で三つ目がこれはもうかなり難しいと思うんだけどアウトドアとか読書の魅力を一緒に経験するっていう。
ゲームじゃなくて一緒に図書館とか博物館とかキャンプに行ったりとかしてこのネットとかゲームじゃない世界の面白さとか刺激を伝え続けるっていうのも一つ重要だよねっていう話は提案としてあった。
ゲームじゃない楽しさ。
これはちょっと難しいだろうけど具体的なハウツーとしてはこういう風なまとめがあったけん紹介しておこうかなと思って。
なるほど。
ぜひ少しでもお役に立てると幸いでございます。
幸いでございます。
なんとちょっと今回珍しくいただいた感想をご紹介するコーナーなんかしようかなと思って。
いいね。感想を言ってくださった方をもうすべてね嬉しすぎてまとめてるんよね。
あれそうだね。
そう。宝物にしてるので。
そうやったね。ノーションか何かにあの二人の共有するやつに。
そうノーションにね。
確かにいっぱいまとめてあるね。
うん。
その中から一つ紹介します。
ニックネームさかりささんから。
はい。
お久しぶりです。世界を回る先生。いつもためになる投稿ありがとうございます。世界を回る先生から見える景色をいつも楽しみにしています。
はい。
以前の投稿で子どもの行動プラス力があるねの投稿を1ヶ月実践してみたのでご報告させていただきます。
うん。
あれやん。コンプリメントじゃない?
そうコンプリメントだ。これ結構感想をいただいてるね。
すごい。しかも1ヶ月実践してみて報告ってめちゃくちゃ嬉しいね。
そう。それがすごすぎる。本当にすごい。
うちの子ども2人は物を作ったり絵を描いたりすることが好きで時間があれば何かしら作ったり描いたりしています。
今までは子どもが作った作品を私に見せてくれた際に丁寧に描いてるねや発想がいいねなど褒めていたのですが、
私の褒め方のバリエーションが乏しくもう少し具体的に言語化できないか悩んでいる時期もありました。
そこで先生に教えていただいた方法で、私なりに頭で考えていることを作り出す力があるねとか、
物を作る時一生懸命諦めない力があるねとか、物作りを通して行動に移す力があるねなど、
具体的に言語化することで子どもたちの反応も徐々に良くなっていることに気づきました。
すごい。
具体的に子どもたちに自分には〇〇の力があると伝えることで、子どもたちも自分にはそういう力があるんだと自信を持てるようになった気がします。
行動プラス力があるねを通して感じたことは子どもだけでなく大人も必要な要素だと思いました。
今後は周りの大人たちも巻き込んで伝えてみようと思います。
いつもためになる投稿ありがとうございます。
これからも投稿とラジオ楽しみにしています。
すごいな一言やね。
お便り、感想を読み上げる回やりたい。
やりたい。
ずっとニヤニヤしてね。
ずっとそれの回やりたい。
これでねビールが進むもん。
飲み会したいね。感想飲み会。
二人でね。もうありがたい。
てかすごすぎる。
すごいね。
1ヶ月実践してバリエーション作り出して。
しかもこういうほにゃらの力があるねって褒められると大人でも嬉しいって本当に俺も思ったことで。
これをしてくれるとなんか普通に好きになりそう。その人のこと、その上司とか。
その友達を。
そうね。
すげーわ。
やっぱ結局俺たちもこの時間短いけんさ、なかなか具体的に踏み込めないところをさ、こうやって実践した話をしてくれると具体化されてね。
よりいいよね。
すごい。
ありがたい。
こんな感じでたまにご紹介していければいいなと思います。
はい。
では今日はこんなところでしょうか。
はい。
最後までお聞きいただきありがとうございました。
ありがとうございました。
ぜひApple PodcastやSpotifyのPodcastの評価とかレビューをめちゃくちゃチェックしているので書いてくれたりするとすごく喜びます。
喜びます。
そしてこういう感想をいただけるとさらに嬉しいです。
嬉しいです。
ではまた来週。
はい。
さよなら。
ありがとうございました。
さよなら。
はーい。
バイバイ。
さよなら。