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たねと くらす living with seeds
さて、きょうは、かんろのしゅうろくです。 Today, we're going to record a video of our house.
じゅうがつのようか、さむいつゆ。 It's October 8th, a cold rainy day.
さむいつゆ。 A cold rainy day.
うん。 Yeah.
けさはじゅうよんど。 It's 14℃ this morning.
あ、そうなの。 Oh, is it?
はい。 Yes.
もうふがないと、このむらはもうねれない。 Without a blanket, we can't sleep in this village.
そう。 Yes.
あめがふってます。つめたいあめが。 It's raining. It's cold.
でも、こよみどおり、ほんとに、さむいつゆがおりてっていう。 But, as you can see, it's a cold rainy day.
でも、ちょうどせんしゅうまつに、だっここが、おわりましたね。 But, just last weekend, we finished our camp.
いねかりのね。 Inekari.
いねかり。 Inekari.
いねかりは、そのまえね。 Inekari is before that.
前回は、いねかりのはなししてないよね、たしか。 We didn't talk about Inekari last time, did we?
だって、まだやってるね、たぶん。 Because we haven't done it yet.
あれ、しゅうぶんのすぐあとぐらいに。 It was right after we finished our camp.
9月25日の日曜日かな。 We did Inekari on Sunday, September 25th.
いねかりをして、1週間、そして、10月2日にだっこくを。 We did Inekari for a week, and we left on October 2nd.
そうなんです、ぜんぶ手さぎょうでやりました。 We did it all by hand.
いねかりもかまでやったし。 We did Inekari with a hammock, too.
もちろん、はざかけをして。 Of course, we did Hazakake.
てんぴぼうしをして。 We did Tenpiboshi.
わたしね、だんぼ初めてやって。 I did Tenpiboshi for the first time.
なぜかあれこれ、いろいろ道具をいただくっていうか、そのだんぼに関する。 For some reason, I got a lot of tools for Tenpiboshi.
ごめづくりのための道具。 I got tools for making rice.
たとえば、はざかけのはざぎとかもいただいたし。 For example, I got a hazaki for making Hazakake.
ものほしざおみたいなやつの下の杭のとこね。 I got a kui for making Monohoshizao.
で、村の友達とか先輩住者の人からは、足踏みだっこくきととうみ、ほんと昔の木製のものを。 From my friends in the village, I got a kui for making Ashibumi-dakko and a towmi.
あしぶみだっこくきっていうのは、はりねずみみたいなのがぐるぐるまわるみたいな感じ? A kui for making Ashibumi-dakko is like a hedgehog?
どう言ったらいいの? How did you explain it?
針金の丸くしたやつがついてる回転式のやつを足でこぎながら、ぐるぐるしてるところに稲穂を当てると、お米の部分がバリバリっと取れて、下に落ちる。 When you put a hoe in the place where it's spinning, the rice part comes off and falls down.
で、とうみっていうのはけっこう民族博物館みたいって言って喜ばれたけど、風を送る機械だよね。 And I was told that a towmi is like a folk museum.
風を送る機械だよね。 It's a machine to send the wind, isn't it?
そうね。米が入ったものと殻のものとか、あとわらごみが混ざったりしてるので、それを風で飛ばすためのとおり。 Yeah. It's a towmi to send the wind because it's a mix of rice, empty rice, and straw.
ハンドルがついてて、上の上後みたいなところにザーッとお米を入れて、ちょっとずつそれを流し、下に落としていくと、風がブワーッと扇風機みたいに当たって、重いものは下に、軽いものはごみとして飛ばされるっていう、なかなかレトロな、手で回すっていうやつだよね。
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でもあれは本当に優れもので、すごいシステムというか、作りになってるなって思ったよね。 Especially towmi.
一人でも動かせるし、二人おったほうがもちろんいいんだけども、それぐらいの重さ、あともちろん電気を必要としない、エネルギーはいらない。
なんと昔の人はと思ってしまうんだけど。
でも今回大絶賛だった打ち出しシステムという、物の並べ方とか作業の段取りみたいなのがめっちゃ褒められたね。
研究したからね。
素晴らしい。
ちゃんと。
研究はどうやってやったんですか?
足踏み打刻機とtowmiを使った打刻の仕方みたいなものを調べた。
去年も一応やったんだけど、去年僕が別に主となってそれを作業したわけではなかったんだけど、去年があまりにもひどかったので。
めっちゃしんどかったって言ってたよね。
しんどいというか、まずtowmiがなかったし、足踏み打刻機だけ。
しかも古いで古いって言ったのかな。
古いとtowmiの部分が一番作業が長引いた原因なのかな。
要はそれでもみすりにいけたよなっていう話なんだけど。
ちょっとどうやったらうまく早くできるかなみたいなことと、道具の使い方を研究した。
やっぱりいろいろ手伝いに来てくれたので、うまいこと作業効率よく回せるような人数それぞれが役回りを持たせんといかないかなと思ったし、
天日干しもいい具合になってくれてたし、水分量も16%ぐらいでこれぐらいだろうと思ったわけなんですけど。
まだ食べてないんですよ、これね。
みんなにどうだったどうだったって聞かれるんだけど、まだこれからお楽しみですね。
できるってわかったのは大きいね。
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この人数でこれだけできるんだっていうのはわかったから、それはすごくこれから参考になったなと思うし。
僕ら別にそんなお米を売るとかそういうことをしてるわけでもないので、
いかに自然な感じっていうかね、エネルギー使わずにお米作りをできるかっていうのは今年そこの一点に関してはすごく考えてやったなと思うので、
その分大変なこともいっぱいあったけどね。
何が一番大変だった?
白柿。
あ、白柿ね。
いくら4瀬とか3瀬っていってもやっぱり手でやるっていうのはそれなりやって、水入れた後にひっくり返すっていうのは2日。
3日かな。
そのくらいやってたね。
2日か。
2日くらいかかったね。
牛みたいに丸太を引っ張ってる姿がね。
最後ならしでね。丸太でならすってことをしたわけ。
でもそこまでが大変やったね。
やっぱ泥の扱いっていうかさ、そういうとこかな。
いや、水を入れてるだけではそんなにぐちゃぐちゃにならないわけね。
あれって白柿してやっぱりトロトロにしてあげることでちゃんと泥になるってこういうことになるなって思ったし、
白柿っていうものってすごく大変。
とんでもない、とんでもない。
手でやるのがすごいなって思った。
牛かお牛。
私の大好きな牛を。
何度も聞いてるけどね。
それはまた今度話しようかな。
私は結構草取りかなって思ったけど、そうでもないの。
あんなもんちゃうと白柿の方がよっぱだしね。
いやいや、そんなことない。草取りも大変やったね。
草取りだいぶ頑張ったね。
まあそれでも草に負けずにいけたよなって思うねんけど、
よく聞くからな、草に負けしまって。
まあそういう広さじゃなかったのもあるかもしれんけど。
あれどういうことなの?草に負けるっていう。
宇田の田んぼとかもそうやって言うてたやんか。
2年目はね。
1年目はかなり素晴らしく上手に草取りできたんですよ。
ちょうどいいタイミングで天気もよかって、みんなも丁寧に草取りしたの。
早い段階で。
だからもうこんなまだ生えてないのにっていうようなところをちゃんと取っておくと
すごくいいっていうのは1年目でわかったはずやねんけど、
広い田んぼだってことと、
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天気が2年目はすごい厳しくって、
やる予定あった日がすごいあれ模様だったりとか、
ずれ込んじゃったんでね。
そしたらもうやっぱ草の種がめっちゃ発芽して、
やってもやってもどんどん生えてくる。
負けるっていうのは草の勢いがやっぱり強いから稲が大きくなんない?
なれないっていうのかな。
栄養も雑草の方に行っちゃう。
だからほのつきも悪いとか。
そういうことだよね。
全然なくなるってわけじゃないんだよ。
一応ちゃんと実るんだけれども。
明らかにも収量が少ないって感じがしたっけ?
でもそんなめちゃくちゃ言うほどひどくはなかったはずだけどね。
それで言ったら1年目の方が品種の問題もあったなって今となっては思うんだけど、
いくつか混じってたんだけど、
主にすごい竹の長い古い品種で朝日っていうものを育ててたんだけど、
作ってる人に聞くと脱流って言って、
稲刈りするときに穂からいっぱい米がこぼれ落ちちゃう。
言ってたね。
だから何するにしてもどんどん米が田んぼに落ちちゃうから、
稲刈りするときは下にビニールシートとか敷いといて落ちても大丈夫?
拾えるようにっていう風にやらなきゃいけないらしいんだけど、
稲刈りのときにやっぱりそんなことできなかったし、
で、端掛けするからどんどん落ちちゃうね。
端掛けできんって言ってたもんね。
長すぎてやりにくいっていうのもあるし、
まあだからいろんなこと知らないでやってて一生懸命やって良かった部分もあるし、
思ったより終了ないっていうのもあって、
ちょっとがっかりしたっていうのもあったな。
毎年なんかいろんな条件が違うからやっぱり難しいなとは思ったけど、
でも美味しいなって思った。
香りがすごい良いお米だなって思ったから。
そうか。
1年目のが好きだったな私は。
ねえ、なんかそういうこと聞くと、
あ、今年ちょっとうまいこと言ったよな。
それやったらとか思ってしまうな。
本当に毎年いろんな違いがあると思うから、
そうね。
やっていって楽しいんじゃないかなと思う。
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で、やっぱり人がいないと多分できなかったことだし、
お手伝いたくさん来ていただいて、
そうですよ。
ありがとうございました。
2、30人いたのかしら。
うん、それは何?田植えからってこと?
そう、草取り手伝ってもらっていましたし、
そう、田植えから。
まあ本当にね、なんかその道具とかを譲ってくれた人もいるし、
そう、お借りしたりとかね。
本当にやっぱり農業って物はいるし、場所もいるよね。
場所がいるよね。
そこの辺の計算ちゃんとして、
分からんものもやっぱり。
どんだけいるとか分からへんし、
で、どんだけ取れるかが分からなかったら、
それの算段も結局できないもんね。
できないし、
手作業ってことはやっぱり藁も出てくるからね。
藁もさて、じゃあどうしようかって。
それも交換しておく場所があるとかさ。
まあ幸い、うちの行ってるコンポスト学校のクニちゃんが
藁が欲しいって言うから、じゃあちょっと渡せるなとかさ。
そう、畑やってる人はね、結構これからの季節、
藁があるといいことがいっぱいあるし。
意外と藁ってもらわれへんのだろうかって思ったのも一つやし、
コンバイン使うとどうしても粉砕してしまうっていうのが大体ね。
なんか今年ね、犬狩り、犬狩りじゃなくて、
脱穀を手伝ってくれた人の中に、
エビ子ちゃん。
エビ子ちゃんって言うんだけど、
彼女はシメナー用の藁が欲しいんですって言って、
たくさん持って帰ってくれて、
普通よくね、もち米を使うって言うんだけど、
でも先生、ウルチの藁でも。
そうね。
さーってその場でね、粉砕してくれて。
そう、なんかひゅひゅっていうあっという間にこう、
綺麗な手つきで。
ちっちゃいシメナーみたいなものが出来上がって、
すごい藁細工かっこいいと思って。
藁細工いいよ。
私も大好きなんですけど、
また今年はじゃあ我が家のシメナーがね、
我が家のお米で出来るという。
一応ね、薬も何も、
肥料も何も使ってないものだから、
もし欲しいっていう人が言ってもらえたら、
まだありますね。
はい。
そしてそこで吐けなかった分は全て直売所で売るという、
藁ビジネスに売れるんだろうか。
売れるんだろうか。
でもね、なんか買ってくれる人がいたら嬉しいけどね。
そうね。
藁細工とかにも出来ると思うし。
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その納豆みたいなものとか、
別にそういう食べ物なんて扱っても全然問題ないし、
動物のベッドにするとか、
ベッドかな。
猫つぐら作るとかね。
そういうことも出来るよね。
いいですよ。
そうね。
クッション作るとかね。
クッション?
縁座?縁座っていうね。
縁座とか。
うん。
藁、藁座布団。
うん。
それ。
まあ楽しみですよ。
ねえ、なんかあの、
そう、僕はその、
今まで別に畑をしたりとか、
なんかこういう農作業みたいなことを別にしなかったっていうか、
まあちょっと自分の仕事がすごく忙しかったし、
修行のみっていうのもあったりとかして、
植木屋さんの仕事っていうのがすごく忙しかったので、
どうしても、
まあやってみたいなと思いながらも、
今までちょっとあんまり携わってこなかったことだなと思うんで、
なんか改めて今回、
お米を自分で出来るっていうのはやっぱりすごく自信にもなったし、
うん。
あ、これはなかなか楽しいものだなと思うし、
なんかこう、
ねえ、田舎暮らしじゃないけど、
まあねえ、田んぼしたいっていう人がいたら、
やっぱりぜひやってみるべきだってお勧めしたいことだなと思った。
うんうん。
ねえ、チャンスがあったらぜひ。
そう。
まあ機会がないととかさ、
いろいろこう、条件としてあったりするしね。
ちっちゃいほうがいいね。
おすすめは、ちっちゃめをおすすめします。
手にも得るっていうかさ、
手作業で出来る範囲のほうと。
うちらがやったのは一旦の3分の1ぐらいだね。
そうだね。
大体。
4世あるかぐらいの。
うんうん。
小さいところで。
そう。
それぐらいだと、
まあ、
メインで頑張る人と、
お手伝いがいて、
あとなんかこう、ちょっと大きめのイベントというか、
そのタウエとかイネカリとか、
そういうのを手でやるんだったら、
やっぱり何人か、
うん。
手伝ってくれる。
5、6人はね、いてくれるとめちゃくちゃ助かるって感じかな。
そうだね。
なかなかちょっと2人だけでやるってなったら、
多分2日3日かかってきたりするし、
まあ、それも一つやねんけども。
時間かけてやるっていうのは、
どっちにしろ昔ながらかもしれないし。
そうだね。
まあ、それでもね、
やりたいなって思う人を受け入れてっていうのも、
楽しかったなと思うので、
18:00
なんか改めて、
なんかとてもいい、
体験をしたなと。
うんうん。
ありがとうございました。
私も。
私も。
まあ、ちょっとこれはね、
食べてからのお楽しみってとこもあるけど。
まだ全然味見してない。
そうそうそうそう。
ちょっともみすりはまだ進めてないので、
事情があって。
来週さ、来週。
近いうちに行けるかと思ってるんですけど。
ダメの回で食べたいな。
それは間に合うように行くんちゃう?
ぜひお願いします。
10月19日だったかな。
はい。10月19日食べれたら嬉しい。
そうね。
あの、
今年ね、初めてその、
お米を作ってみて、
で、
ね、こういうふうにいろんな人から手伝いいただいて、
で、なんかこう、
僕にとっては初めてっていうかさ、
なんかうまくできたなっていう感触があり、
なんか改めてこう、
畑とか田んぼ、
なんか食べるものを作るっていうことをね、
ちょっと一度話をしてみたいなと思ってて。
食べるものを作る。
そう。
僕はこの村に去年引っ越してきてから、
ようやく時間ができて、
で、
いろいろご縁があって、
畑をお借りするとかさ、
場所があるとか、
ね、田んぼやってみんかとかね、
そういうふうに誘いをいただいたので、
なんかそういうので、じゃあちょっとチャレンジしてみようかとか、
今までちょっとやってみたいなと思いながらも、
なかなか時間もなく、
なんかそれ以上にやるべきことがたくさんあったので、
できなかったことなんだけどもね。
なんかもうちょっとね、
これからもうちょっと本腰入れてやってみたいなとかっていうのもあるし、
この村に来たことで結構その、
農業的なことっていうのはすごくいっぱい情報もあってくるし、
そういうことされてる方もたくさん、
もちろん農家さんが多いっていうのもあるし、
家庭菜園でもすぐ都内にね、
風味とかも別に家庭菜園に当てたりもするし、
コンポスト学校といい。
そう。
食べるもの作っていくって、
なんか当たり前の営みのようなのも感じんねんけど、
どういう意味というか、
どういうことがあるんだろうなーとかって思っててね。
おっちゃんを見てるとね、
なんか来るべくして近づいた道かなーって気もちょっとしたんだ。
というと?
なぜかというと、
21:00
うちだけはものすごく食べることに関してね、
お母さんが大切にしてあるなって思うんや。
で、その食べ物が、
自分の健康をつくるよっていうこととか、
おいしいものをたくさん、
っていうすごく健康的な、
イタリアのマンマンみたいな感じの教えだな。
そして実践してるなっていうのを、
みるにつけ、
おいしく楽しくたっぷり食べるということをね、
大切にしてきた文化なんだなと思うんだわ。
そうね。やってた。
それはちょっと楽しみはあんまなかったね。
やらされてる感じ。
全然興味なかった。
玉ねぎ100個みたいな。
スルスみたいな。
芋掘るみたいな。100個みたいな。
大量やったもん、野菜が。
すごいな。どれもすごいな。
そんなん作ってたなと思うけど。
あれ?節で作っておったの?
すごいよね。
近くにだって樫の園。
あれだって道路渡ってすぐぐらいに樫の園があったよね。
すごいな。
何しろそういうのが、
みやくみやくとうっちゃんの下地としてあったんじゃないのって思う。
そうなのかしら。
そうかもしれないね、でも。
かもしれない。
私の方はというと、
母が、自分はすごい町っこでね、
福井やけど市内やったからね、
その町の方で虫とかすごい苦手やし、
全然自然に親しまへんかったっていうのを悔やんでいて、
悔やんでんね。
全然興味がないと思ってた。
あんねん。あんねんけど、なんか苦手意識があって、
で、子供はそういうの好きにさせたいと。
なんで私をこう、えっと、なんだろう、自然教室みたいなんていうかさ、
うちらのときはさ、キャンプのリーダーみたいなさ、
自然と親しむ合宿みたいなのがあったりして、
そんなに私は行ってたんや。
だからなんかこう、アドベンチャーみたいなこととかさ、
好きだったわけ。
なんだかんだ。
知らん人のとこバーって言って、
自然の中で遊んでまくらなって、
バーみたいなこととか、
うん、好きやってんの。
うん。
だから、なんかそのおかげもあるのかなとか、
24:00
大人になってから突然自然学校に勤めますみたいなこととか、
そうなんだ。
で、その流れでこう、田んぼの学校っていうのも同僚の人がやってたし、
自然の中でガイドするとかさ、
なんかそういうとこにも続いていった部分があるのかなって、
忘れてたけどね、ずっと。
そんなに好きとか。
畑は結構ずっとやってるもんね。
そやな、結構。
そうね、大阪にいたときもそうやし、
外国から帰ってきてからかな、でも。
そうちゃうかな。
奈良に暮らしてたときも畑借りてたしね。
で、もちろんこっち来てから。
ずっとそういうことはしてたね、洋ちゃんは。
たぶんね、バランスが取れるんやと思うね、自分の。
バランスとは。
なんかこう、どうにもならへんことを、
ああ、どうにもならんねんって思えるのが、自然との付き合いな感じがする。
それは、えっとね、
私、コンピューターの会社を辞めて、
自然学校、八ヶ岳の自然学校行ったときに言われたことの一個に、
もうなんか人付き合いでめちゃくちゃしんどかったり、仕事うまくいかへんかったりしても、
ちょっと外出て、夜空見上げてみとか言って、
あそこの山のすっごい星空見たら、まあどうでもよくなるでっていうことを言ってくれた上司がいたの。
ほんで、本当にそうで、自然に近いほうが自分は楽やなっていうことを感じたし、
そこにいる人たちが気持ちいい人たちが多いということにも気がついたのが、
その八ヶ岳の自然学校時代だったかなと思ってて、
それ以来、やっぱし、どうなんやろ、
ちょうどいい距離感に自分が積極的に関わる自然があるといいなというのはあった。
でもそのさ、自然学校もそうやし、ずっと続けてるパーマカルチャーとかもそうだ。
必ずやっぱり片わらには農業があったよね。
必ず何かこう自分たちで、食べるものを作っていく、少しでもねっていうような、
なんか自然にそれが埋め込まれてるような感覚もあるなと思ってて、
そういうとこって何か意識したことあるのかな。
そうやな、なんか私もともとは環境教育に興味があって、
27:00
だからどうやったらその環境を汚さずに生きることが可能かなっていうことに興味があったんだけど、
で、実は農業って両面あって、環境を変えていかないと、
そのままでは野菜とかもできないし、動物の世話もできないし、
そうやね、人工的なものやからな、全てじゃないけどね。
うん、ほんでなんかこう規模が大きくなっていくと、やっぱりすごい汚れも出るし、管理が大変になってくる。
で、ゆがめないといけないものが結構大きくなるという気もして、
きっとね、大規模な農業とかでも環境の負荷を少なくする方法もいっぱい開発されてると思うけど、
自分の手に負える範囲で環境に悪くないし、動物たちもそんなに傷つけないというか、
最低限の人間が生きていける付き合い方とかさ、
そういうもののあり方っていうのには興味があったかなと思う。
作ったものとかに関してはあんまりそんなに興味がなかったってことじゃん。
例えば、トマトがとれるとか野菜がとれるって実際あったわけよ。
うれしいね。
目に見えてわかるところでね。
すごくうれしいのだが、そこにこだわる、こだわりはすごい私ゆるいなって思ってて、
本当にきれいなトマトを作る人とか、ものすごいたくさん収量とれる人とか、
研究を重ねてね、すごくそういうところをちゃんとしていく人がいる中で、
私やっぱりそこへの執着がちょっと弱いなと思っていて、
それはでもあれんじゃない?
それはやっぱり、たとえばプロフェッショナルというかさ、
こだわってガッてやる人、もちろん仕事としてやってる方とかいらっしゃるわけ。
でもあくまで別にそういうわけでもないよね。
家庭祭園というものなのか、趣味なのか、ちょっとその辺も曖昧なところがあるけど話聞いてて。
なんか単純に、なんかね、アーバンパーマカルチャーのそうやかやくんとかが言う、
消費者から生産者へみたいなところがあるわけ。
なんかちょっとプランタでトマトを作ってみましたとかさ、
それだけでもやっぱり都会ででも生産者となり得る?
クリエイティブとなり得る?みたいな考え方みたいなところ。
そういうところがあるのかなと僕は思ってたんだけど。
30:00
あんまりそのものが取れること自体っていうのはそんなに興味がないというわけじゃないけど。
ないってことはないんだよ。
だけど絶対こうやったらうまくいく。もっと良くしたい、もっと良くしたいっていうところ。
そこの辺の欲求は別になかったってことだよね。
そうやね。なんか取れたらすごい嬉しいし、
でもそれはなんか自分のおかげじゃない感じがありすぎてね。
その時にやっぱりなんでもさ、私料理もさやねんけど、
たまたま美味しいものできましたって、もう一回美味しいもの作ろうっていう気合が足りないんだよね。
だからなんか毎回実験で毎回新しいことしたいみたいな、
そういうことができる場が畑だし、
まあ毎日生きることもそうなんやけど、
それで満足やねんか結構。
なんかうまくできたらもっけもんやし、できなくてもまた頑張ればいいかみたいなとこでの、
なんかすごいこう執着が弱いねんなっていう気はする。
だけど関わっていたいものとして、自分が楽しいものとしての畑とかさ、
で保存食とかもそうだし、はあるんだよ。
だから近くにいたいのずっと、そこの。
それを奪われたらなんでってなるし、みんなやったらいいのにとも思ってる。
そうね。
だからなんだろうな、なんかそういう意味で食べ物を作ることっていうよりは、
そういうよりはなんか、想像的なものの近くにいつもいたいみたいなぐらいの距離感なんだよね。
まあ僕はちょっと違うかもしれない。やっぱりおいしいもの食べたいよなっていうのがまずあるから、
なんか作ったんやったらできれば食べたい、食べれるようにしたいみたいなところは感じるよね。
っていう、なかなかうまくいかへんねんけども。
そうなんですよね。
近くでおもしろいことやってたり、なんか作っておいしいもの作りたいなっていう人が集まってるといいな。
そういうのありかもしれないね。
なんかここの畑やったら、ものすごくきゅうりやトマトがたくさんなるとかさ、
でもうちはピーマンとか得意やねんとかさ、なんかわからへんで。
得意分野によってそれをシェアしていけるっていうのもひとつかもしれないし、
でもとにかくあれやな、ここ来て特にやっぱり野菜いただくことがすごく多いから、
なんかある種こう通貨じゃないけど、金の代わりのようなものになってるんだろうかとかって思ってしまうけどね。
33:03
そう思うよ。
そう思うよ。
なんかさ、私はその野菜作りがすごい得意なわけじゃないんだけど、
すごい得意じゃないっていう言い方はちょっとずるい。
ほぼ下手くそなんだけど、でもなんか種は集められるなっていう感じなんだよ。
野菜が通貨だったらもうそれは最高なんだけど、
野菜ってやっぱり旬のもので保存きかないから、そのとき食べるかどうかやん。
で、保存食作ったとしても、まあ持って半年とかさ、なんかそうやん。
で、種はもう少し長い寿命のものもあったりして、
そういう意味でそこでの活動をやるのは全然苦じゃないし、
楽しいから、ここでやっていこうかな。
いやいやいや。
種はどうぞって、できたものはくださいみたいな。
種取るにしても、まあそれはさ、今みたいにコミュニティできあがってるから、
回ってきたりもするかもしれんけど、やっぱり自分でも作らなあかんわけ。
いいものはいい種できるからね。
でもいいものは食べちゃうと種はお腹の中に入っちゃう。
そういう意味で結構ややこしい部分もあるんだけどね。
でもまあ種取りよっていうところを作るわけや。
だからお米もね、種を取っといてね、来年の種っていうのをね、ちゃんと守っていく。
そして食いつないでいくってことだよね。
だって今回も一応ね、種をいただいてそれを使ったので、
また今後も繋いでいきたいなとかって思うし、ありがたいことにね。
結局中西さんっていう方からいただいたけど、中西さんは種を譲ったのは僕ともう一人で、
うまいこと言ったのは僕だけやったんかな、なんかそのこと言ってて。
そうなんすかと思って。
分けてあげたらいいね、そしたら。
もし必要であればな。
今年の、あ、今年の言うか、もうあとちょびっとで開催の10月19日の種の会は、
できればみんないろんな村の地域、村の人だけじゃなくていいけど、
お米できたのを持ち寄ってなんか味見してみようよって言っていて、
そこでうちのお米が試食できたら、なんかやってみたい人がいたらね、
食べ物にも、余ったらちょっと分けてあげられたらいいし。
逆にね、他来てくれた人のお米がよかったら、その種もいい、もらってもいいかもしれんし。
36:07
ね。
山彦っていう名前のお米、尾崎君たちが作ってるやつ、気になるね。
どういう、どういうっていうか、なんか説明あった?
全然わかんない、ごめん。これからです。
これからです。
どういうところが魅力的なの?
名前が素敵です。山彦?みたいな。
みたいな、こうね、ニーハンな感じで。
浅いな。
浅いよ、もう。全然考えてないからね。
山彦君みたいな、早いっていう。
だから名前って大切なんですよね。
この扶養っていうのも、名前の意味が全然わかんないところが、ちょっと魔性な感じでいいよね。
そうね、誰も知らないっていう。
もう全然出てこないからね。
調べても出てこない。
もうかなり農業研究所みたいなところではあるんかもしれんけど。
送ってみるか。
これ、
あんまり送る意味もあんまりね。
知りたくない。
そこまで、これはもう扶養っていうものだっていう認識でいいなと思って。
で、何の話だっけ、あの、食べ物を作ることについてみたいな。
そうだね。
私のせいやね。
すぐ種の話に持っていかれる。
根源的なものに触れたいんですよ、私は。
で、触れるだけで満足なんですよ。
綺麗に言い過ぎじゃない?
なんか根っこに近づいていけたらいいな、みたいな。
何かあった時、やっぱり食べるものがあるっていうのは安心できるなと思うし。
少なからず。
そういう意味で、保存しておける穀類っていうのはね、さすが世界中で育てられてきたものだなって思う。
穀物ってそういうところがすごいんだよな、保存できるっていうところっていうのは。
ほんとすごい。
確かに。
人間の側が穀物に近寄っていったっていう気がする。
身体もそこに合わせていったんじゃないかなとか、生活とか空間も。
なんかほら、今堀さんとこの学生来たやん。
卒論書きたいって言って。
棚田を保存したいとかって言ってた。
そうね、そうね。
なんかあの子とかもそうやけど、なんか僕があの時に話したのが、できればやっぱりお米作り?野菜もやけど。
できる限り、やっぱり田舎にいるんであればやったらいいんじゃないかとは思ってるって言った。
その一家に1枚田んぼがあるっていうのは、なんか仕事じゃなくてもね。
39:10
なんかすごくこれから大切なことなのかもしれないなと思ったし、機会がなくてもシェアするとかさ、手伝ってもらうとか。
周りのコミュニティーの中でそういう風に食べるものを作っていくっていうのがいいなと思って。
やることいっぱいあるなっていうのがね、野良仕事のすごいとこだなと思う。
そうね。
関わる人が増える方が豊かだなと思う。
でもなんか畑ってさ、ちょっとプライベートな感じがするよね。
そうやね。
自分の城じゃないけど。
特にね、そう。
そんな感じがある。
なんていうの、キッチンみたいなものっていうか、別にルールが共有できるならいいんだけど、
なんていうの、目に見えないルールとかさ、
特に苗踏んづけるみたいなこととかさ、
お庭もそうでしょ。
結局そういう意味ではね、言われたことをやってほしいってのがあるんだけど、
言わないことをやんないでほしいっていう、そういう勝手な部分もある。
すごいね。
でしょ。
だからね、怖かったのは畑見たらその人がわかるって言われたし、
多分田んぼもそうやんか。
でもお庭もそうやけどさ。
そういう意味ではプライベート丸見え空間でもある。
いい指摘ですね。
田んぼとかあんまりそんな感じがしない。
なんか規模が広いっていうかさ、あるけど、
なんかみんなでやりたいなとか、草抜きもできればいろんな人とやりたかったかなとかさ。
畑と田んぼの違いでもあるのかもしれない。
なんかこれからこうしたいみたいなことはある?
自分の畑とか。
畑?
いっぱいあるよ。
例えば。
えーとね、
重害対策をしたい。
ずっと言いながらやれなかったので、やりたい。
で、それもこう、
42:00
なんかこう檻に入ってるみたいなのがやっぱ嫌だから、
なんか美しい形でできたらいいなと思っていて、
それの研究がしたい。
かな?
あと何か作りたいものとか?
こんにゃく上手になりたい。
今年なぜかすごい失敗したかな。
なんかね、こんにゃくに今関わってて結構面白いし、
もっと昔は村中の人でやっていたと。
そんなにでもこんにゃくって世話がいらんだろうか。
世話はいらないはず。
だけどもっと工夫できるやり方とか、
整えてあげることはできるのかなと思っている。
もっと作る人を増やすとかね。
何が原因でその失敗だったのかちょっとわからへんけど。
なるほどね。
まあ、差し当たってはそうかな。
もっといろいろトライしたい作物とかもあるけど、
そうかな。
そんなんでもいいんですかね。
そういうこと聞いたんじゃない感じ。
まあ、ちょっと違う感じだけど。
どうしたらいいかな。
ちょっと待ってね、いっぱい切れちゃうので。
私は結構、今年は畑で何かやりたいっていうよりも、
種の会を続けて毎月やるということと、
それからこんにゃくづくりっていうところに関わらせてもらって、
村のずっと続いてきたこんにゃくの会の保存だし、
ビジネスでもあるしっていうところに関わるっていうことと、
さらにその直売所を盛り上げていこうっていうことを、
結構ガッツリやり始めていて、
そことのつながりを畑でもやり始める。
めっちゃ過渡期にいて、
畑で絶対こういうふうにしたいっていうよりは、
いろんなそういう要素に関わりながら、
まだ作られていないものを畑で何かやったりとか、
ツールとしての畑みたいなところを、
多分これから模索していくのかなって思ってね。
45:00
ちょっといろいろ他にも手を出してますっていうところで、
今すぐ畑、こうしたいなっていうのはちょっと出てこなかったんだけど、
なるほど。
ぶっちゃんはどう?
僕の方は、一応コンポスト学校に行ったので、
その習ったことも含めて、一応野菜作りとかも習ってはいるし、
それをちょっと実践していきたいし、
大秘を使った畑、
そういうものも少しずつはやってはいるけどもね、
これからちょっと季節ごとにちゃんと本腰入れてやってみたいなと、
思ってます。
やっぱりいろいろ食べれるもの作りたいなと思うしね、
それを使って保存食なりとか料理なりっていうのは、
やっぱこれからも続けたいなと思うので、
来年も田んぼはちょっと検討したいなと。
ちょっと今年の田んぼはもう来年使えなくなったので、
また新しいとこになってくるんだけど、
新たな場所で再出発。
そうですね。探していきたいなと思ってます。
楽しみですね。
そうですね。
やっていきましょうぜ。
ということで、次回予告を。
次回は10月の23?
23。
走行。
冬の手前の感じがするね。
そうね。
それまでに結構いろいろなイベントがありまして、
うちだけの縁側市というのをやります。
10月の16日の日曜日に、
うちの縁側を使って、
捨てない暮らし、とっとこさん、いくらちゃんです。
いくらちゃんのはかり売りのお店と、
それから今度は本屋さん、
宣称してくれるかな?何してくれるのかな?
とにかくもうとっても素敵な本をいろいろ知っている、
山の上の本棚さんが来てくれるのと、
48:00
あと種の図書館もやりますし、
まだまだまち子のおよふきゅ。
古着といっても、ほんとにね、いろんな人に匂い素敵なものが出るんじゃないかと思ってます。
風味ショップもね、ちょっとあずかりものがあるんで。
という、実はうっちゃいいない中、行われる。
僕はちょっと県守旅行がありますので、いません。
それか10月の16日の日曜日、
11時から4時ぐらいまでやってる予定です。
インスタとか見てもらったら情報が載ってます。
そうですね、はい。
あと何かあった?
そうだよ、19日に種のガイド。
さっき言ってた。
はい、言いました。すみません。
大丈夫。
お米、お米作ってる方がたくさんいるので、
そうそう、今回はね、
お米の試食会をちょっとやるみたいですね。
お米がある人は、お米持ってきてもらってます。
そうですね、自分で炊いて、試食できる部分を。
お願いします。
食べ比べをしたいなと。
山中のランチ会の日なんで、
もし予約しておいてもらったら、
ランチも食べれます。
で、10月23日が、
次回の種と暮らすポッドキャスト配信日ですね。
はい。
じゃあそんなところですか?
ゲストとかないんですね。
まだちょっと見てかもしれない。
まだちょっと検討したいなと思ってるんですけど。
はい、ほんならまた次回まで。
またねー。