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2024-12-13 07:20

207 日記 | 授業の録音をAIに入力したら

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2024年12月13日金曜日の声日記。今日の授業の録音をGoogle NotebookLMに入力してみたら,予想以上にきっちりまとめてくれて驚きました。

AIによる書き換え

今日は午前中に授業を2コマ行い、昼食後は研究室で仕事をしていました。主に明日土曜日の授業準備などに取り組んでいましたが、急に寒くなったせいか頭がぼんやりして、作業はあまりはかどりませんでした。それでも、生成AIを使ったさまざまな実験を進めています。その一環で、先ほどGoogleのNotebookLMというサービスを試してみました。

このNotebookLMは、さまざまな資料を登録すると、それを活用して文章を生成するAIです。今回は、今日行った授業の録音を利用しました。授業の講義内容そのものはすでに録画して学生に視聴してもらっているため、授業中は主に学生とのやりとりを中心に進めています。その内容をZoomで配信し、録画の音声ファイルをNotebookLMに入力しました。

NotebookLMは音声ファイルを文字起こしするだけでなく、それを基に文章を生成してくれる機能があります。試しにmp3形式の音声ファイルを入力したところ、想像以上にしっかりとしたまとめが出力されて驚きました。私の授業は講義以外の部分では自由に話すことが多く、内容的には余談の寄せ集めといえるものでした。それにもかかわらず、AIは私の意図を的確に捉え、非常にわかりやすい形にまとめてくれました。自分でも「こんなことを話していたのか」と感心するほどです。

こうした機能を活用すれば、大学教員が講義録を簡単に作成できるようになります。自分で文章をまとめるのは手間がかかりますが、AIが代わりにまとめてくれるため、結果的に学生にとっても分かりやすい資料を提供できます。音声で聞くよりも文章として読むほうが、復習にも役立つと感じました。昔は先生の話をノートに書き写し、それを後で整理することが必要でしたが、今ではAIがその作業を自動的に行ってくれるので、学生はその内容を読むだけで理解を深められるようになります。

さらに、教員にとっても、自分の話をAIがまとめたものを読むことで授業内容を整理できるため、次の講義に活用できます。こうした生成AIを授業に取り入れることで、授業の質が大幅に向上する可能性を実感しています。ただし、これらの仕組みをシステム化し、効率的に運用する方法はまだ模索中です。

もしこの技術をうまく活用できれば、少ない労力で大きな成果を得られるでしょう。学生自身も生成AIを活用して学習を進められるようになれば、学習効率は大きく向上すると思います。こうした技術が今後どのように発展していくのか楽しみですね。新しい方法をいろいろと試し、その経験を共有する場が広がることを期待しています。そんなことを考えた1日でした。

#声日記 #AI

00:02
ただいまの時刻、2024年12月13日金曜日午後3時を過ぎたところです。田中浩朗です。声日記をちょっと収録しようかと思います。
今日は午前中2コマ授業をやりまして、昼食を取った後、午後は研究室で少し仕事をしようかなと思って、明日土曜日の授業の準備などをしていました。
ちょっと急に寒くなって、頭の働きが鈍ってきていて、ちょっとぼーっとしているので、あまり仕事ははかどらないんですけれども、
生成AIの実験をいろいろ試していますので、先ほども一つの実験を行いました。
GoogleのNotebookLMというサービスがあるんですが、これにいろんな資料を放り込むというんでしょうか。
登録すると、それがいろんな文章などを生成する人工知能に変わるんですけれども。
試しに、今日私が行った講義、講義というか授業の録音なんですけれども、講義自体はもうすでに前に録ったもの、講義ビデオで聞いてもらっているので、授業中は講義以外の学生とのいろいろなやりとりだけなんですけれども、
それを録音していまして、録音というかこれをZoomで配信していて、その録画が録れているので、音声のみ、Zoomは映像と音声と2つファイルをレコードしてくれるので、音声のほうをですね、NotebookLMに入れてみました。
このNotebookLMは文字起こししなくても、音声ファイルそのものを入れてやると自動的に文字起こしして、それをもとにしていろいろな文章を生成してくれるんですけれども、そういうことでmp3のファイルを入れて、どんなふうにまとめてくれるのか試してみました。
そうしたらば、私が想像した以上にきっちりとまとめてくれていて、ちょっと驚きましたね。
03:07
かなり私の授業は、思いつきでいろんなことをしゃべっているような、講義以外ですから、ある種の余談の寄せ集めみたいなものなんですけれども、学生がいろいろ書いてくれているものを取り上げながら私がコメントするというような形のものなんですけれども、
それでもかなり私の意図を的確に、私が思っている以上に、私が自覚している以上にうまくまとめてくれていて、そういうことを言っていたんだなと自分で感心するぐらいのものなんですけれども、
これですね、本当に何でも自分がしゃべったものを録音して、それでこのNotebookLMに放り込むと、いろんな大学の教員であれば講義録ですね、これがどんどんできてしまうということがわかりましたね。
結構いい加減にいろんなことをしゃべっても、ちゃんとまとめてくれるので、自分で文章をまとめるのは大変なんですけれども、で、このまとまったものを学生に提供すればですね、
まあ耳で聞いてもいいんですけど、耳で聞くよりもはるかに読んだほうがすっきりと頭に入るんじゃないかなというふうに思うようなものだから、復習なんかにとてもいいですね。
耳で聞いたものをもう一度頭で整理するときに、昔だったらば先生が言ったことをきちっとノートにとってですね、それを自分なりに後で整理するっていうことをやるようにと言われてやってる人はそんなに多くなかったと思いますけれども、
でもこれが自動的にできてしまうので、あとはそれを読んで頭の中を整理するだけという感じですね。
で、教員もそれを見て自分の頭が整理されるということで、また次の授業や講義にですね、役立てることができるということで、本当にこの生成AIをうまく授業に使いますとですね、
授業のクオリティが今までよりも何段階も上がるだろうなということが少しずつ実感できています。
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ただ今はそういったさまざまなことができるということはわかってますが、それをシステム化してですね、うまく運用していく方法がまだ見つかっていませんね。
これ、何かうまい方法を考えてきちんと学生に提供していければですね、少ない労力で多くの成果が得られるという。
教員もそうですけど、これ学生自身もですね、いろんな情報をこういった生成AIで整理して学んでいくということが当たり前にできるようになればですね、学習効率はものすごく上がるんじゃないかなというふうに思いますね。
どうなっていくんでしょうか。こういうのはですね、いろいろ試すのが一番いいんで、みんなで試してですね、その経験を共有するような場があればいいなと思うんですけれども、そんなことを考えた1日でした。
それではまた。
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