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今晩は、たまここと今井陽子がお送りする3分フリートーク。
本当に毎日皆さんのスタイルを聞いていると、話題が豊富。
そして知らなかった情報がいろいろ入ってきて、いやー勉強になるなって感じてます。
その一つに、この前ヤスさんが、日本って貧乏だよねっていう話をなさってました。
日本がこの失われた10年の中で、どうしてこんなに低迷してしまったか、このちょっと調べてみました。
何かというと、日本企業がせっかく儲かった収益を自分の会社の投資とか研究に、本来回すべきところを配当金に回しちゃった。
株式の配当金に回しちゃった。それが低迷の一因じゃないかっていうような話をしてくださったんですね。
なんでじゃあ配当に回して、自分の会社に投資をするっていうことをしなかったかっていうことなんですけど、
どうも日本の企業というのは、お金を貯め込む癖があるらしいんですね。
それはどうしてかというと、様々な荒波がきますよね。
いろんな状況に耐えて、会社って存続しなければいけない。
そういう様々な不安材料が起こる可能性に備えて、手元に資金を貯めるっていう、そういう傾向があるらしいんですよね。
そうすると、要はお金が手元にあるわけですから、結果的に純資産額は上がっちゃうんですね。
資産額が上がってしまう。株価純資産倍率っていうのかな、PBR。
それは自家総額、株価の自家総額を純資産で割った時に、1とか1.何とかって数字が出るじゃないですか。
それが1倍を下回ってしまうと、要はマーケットにおいて会社の価値が資産価値よりも低いっていうことになっちゃう。
それはまずいよね。ということで、PBRを回復させるために配当として出して、純資産額を減らすっていう、
そういう操作をしていたんじゃないかっていうことが見えてきました。
ここから分かることは、やっぱりリスクに備えて手元にお金を持っておくだけじゃダメだってことですよね。
ある程度、投資をして前向きな新しい分野に飛び込むということもやっていかないとこうなっちゃうんだなっていう、
いい勉強になったはずじゃないですか。中でもICTの投資なんかは多分あまりしてこなかったんですよね。
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だからどんどんアメリカの大きな企業なんかにやられちゃってるっていう、アジアでも台湾とかにも負けてますよね。
そういう実態になっちゃったのは、リスクに備えよう、備えよう、備えようっていう一見いいとこなんだけど、
そこが裏目に出てしまったっていうことなんだと思いました。
そんなわけで、石橋を叩いて渡るようなことだけじゃなくて、新しい領域に飛び込んでいくっていうことも必要。
私たちも同じなんだなということを学びました。難しい説明するの。
タマコこと今陽子がお送りしました。おやすみなさい。