1. 食の未来を冒険する たべものフォレスト
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2023-12-06 1:07:39

#8 石川幹浩さん 後編(石川製茶株式会社)

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▼強火日々茶180g https://maruishi.ocnk.net/product/1112 石川製茶株式会社は静岡県島田市にて、島田、牧之原、川根のお茶を使い製茶、販売を行っています。その他、直売店&カフェとして「日本茶ひといき。」を営業中。 https://maps.app.goo.gl/F2BpdEr78Tcf8D5q8 ▼当店オリジナル茶葉(石川製茶製造) https://stores.kacha-muto.com/items/59828074 ▼出演:----- ● 石川 幹浩 (石川製茶株式会社) https://maruishi.ocnk.net/ ●武藤 太郎 (掛茶料理むとう 代表取締役 / たべものラジオ) ⁠https://twitter.com/taro_muto⁠ ●武藤 拓郎 (掛茶料理むとう 副代表 / たべものラジオ) https://twitter.com/taberaditaku⁠  ——— ▼石川製茶オンラインショップ  https://maruishi.ocnk.net/ ▼掛茶料理むとうと石川製茶コラボオリジナル緑茶  https://stores.kacha-muto.com/items/59828074 ——— 【お知らせ 】 ▼番組への出演お申し込み ⁠⁠ https://tabemonoradio.com/forest/moushikomi/⁠⁠ ▼メインポッドキャスト: 食を面白く学ぶ たべものラジオ ⁠⁠https://tabemonoradio.com/prf⁠⁠ ⁠https://twitter.com/tabemonoRADIO ▼店舗: 掛茶料理むとう⁠ ⁠https://kacha-muto.com

サマリー

石川製茶株式会社は、石川幹浩さんをお迎えしている後編では、お茶の職人や茶師の話があります。 お茶の生産では、作り手の人にフォーカスを当て、人物を売りにするマーケティング戦略について考えています。 AIの進化により、香りや味を再現するのが難しいと考えられています。味覚や嗅覚は人間の個人差があり、数値やカテゴリーで再現することは困難です。したがって、AIが完全に人間の味覚を再現するのは難しいと思われます。 石川幹浩さんは自分の仕事にこだわりを持ち、技術面でも細かいところにまでこだわります。彼のものづくりは絶対的な美味しさや美しさを追求するものであり、相手の好みや顔を考慮しながら調整しています。 お茶のマーケティング戦略について考えています。 石川幹浩さんは、お茶を通じて世の中を楽しくすることができると考えています。お茶を飲むことや食べることで新しい価値観や美味しさが生まれる可能性を感じており、お茶の世界がまだまだ未来が広がっていると話しています。 今回のエピソードでは、石川製茶株式会社の代表取締役石川ミキヒロさんが登場し、中の話でできた商品開発について話しています。

00:14
はい、たべものフォレスト、石川製茶株式会社 石川幹浩さんをお迎えしての後編です。
ということで、乾杯をしたいと思います。
では、乾杯。
はい、乾杯。前半のお話でした。はい、ご飯に行きましょう。
いただきます。
おいしい。
うまい。
職人論の話
さあ、前半の終わりに職人論の話をすると、酒がいると。
そうですよ。
まあ、あの、飲み出したらいつもの調子だよね。
まあ、そうですね。
どこまでボロを出せるか。
ボロは出さん。
出さないの?
出さないよ。
出さないんだ。
故郷の電波にね、ボロは出しちゃだめだよ。
だけど、そんなに聞かれないって。
まあね。
そこは否定してほしかった。
まあまあまあ。
まあ、事実ですが。
まあある程度のとこまではね、面白くするためのね、話題はね。
必要かもしれないですね。
そうだね。
ちょっと。
いや、前半振り返ってみてね。
あの、でも、みきろはこんなの面白いの?みたいな話をさっき休憩の間もしてたんだけど。
うん。
いやね、面白かった。
本当ですか?
うん。
面白いね。
だって、知らない話なんだよね。
うん。
で、こういう裏側の話ってあまり表に出てないんで、多分聞いてる方々も、あ、そういう目でお茶を見ると面白いんだってことが。
うん。
私ね、気づきがあったような気がするんだよね。
うん。
そうですね。そうあっていただければいいな。
あくまでも自然が作るものでもあるけれども、人の手を介して生まれてくる創作物でもあるんで、そういう目で見てもらえるとね、同じ色のクリエイターの一人としては嬉しいかな。
うん。
ありがたいですね。それは本当に嬉しいな。
茶師のイメージ
いや、今ちょっと話戻っちゃうけど、茶師っていうのは、まあ僕の感覚ではね。
僕って言っちゃったら気持ち悪いな。
まあ茶師っていうのは、俺の感覚では、なんかクリエイターのイメージがあるんだよね。
うんうん。クリエイター。
ちょっとね、アーティストっぽいところもありつつ、ちゃんと職人っていう。
うんうんうんうん。
このまたがってるような感覚があるんだけど。
そうだな。
うん。
そうだね。ちょっとまあ、なんとも言えないけれども、なんだろうな。食感に頼るところもあれば。
うんうん。
まあその、いわゆる自分の方程式みたいなものをみんな持ってったりとかして、っていうのもあるので。僕はどっちかっていうと直感型なんですよ。どちらかというとね。
うんうん。
その、毎年同じようにお茶を組み立てるってことあんましないです。
あーそうなんだ。
ある一つのAという商品に対して、同じものを使えばAになるっていうわけじゃ絶対ないから。
うんうん。
でもやっぱりそれって、過去の実績っていうのがあるじゃんね。データっていうのがある。
うんうん。
だからくらい作ってても、大概同じにはならない。もちろんだけど。
うんうん。
まあ思いっきり違うもので作ったら思いっきり違うものになっちゃうけど。
うんうん。
まあでも、どちらかというと、僕はそういう意味では直感型というか。その時型。
あー。
かな。
いや、ほら家でお茶を仕入れるときもさ、みきろが持ってきてくれるじゃない。
うんうん。
その時に必ず一言二言注釈入れるんだよね。
あーはいはい。
うんうん。
今回のロットはこんな感じっていうのがね。
うんうんうん。
変えたよとかこういう風に見せてみたよ
っていうの絶対言うもんね
あれ言い訳だな
言い訳
そんなことないけど
それぞれ少しずつやっぱ
特徴が変わったりするし
なくなっちゃったものはなくなっちゃったで
売れないので新しく作ると
どうしても同じようにはいかなくて
ちょっとだけ
焙煎が強くなっちゃったりとかさ
ちょっとだけこう
味の濃度が強くなったり弱くなったりとかさ
あるからねやっぱり
あれだね前編の話もちょっとあったんだけど
季節によって
飲む人の環境によって
同じに感じるけど
実は違うみたいな
あるじゃないその辺もやっぱ考えてるわけ
これはでもね別に
僕自身が考えたわけではなくて
多分どこのお茶屋
清茶どん屋さんも
代々そうなってるというか
誰が考えたんだろうこれ
わかんないけど
そうまあ
そういうのもあるもんだから
まあそういったところのその経験とか
そういうものが
代々こう伝わってきて
秋冬の方が
こう焙煎が馴染むからってのもあるのかもしんないですけどね
秋冬の方がちょっと強いってのはね
焙煎ってその三木野君的には
香りをつけるとかそういう意味?
そう基本的にお茶屋さんって
焙煎って表現しないですよ
その火入れって言って
いわゆる水分量を
とるため
長持ちさせるための方法なんだけれども
まあそれを強くすれば強くするほど
こう焙煎価がついちゃうじゃんね
それはもちろん欠点っていう人もいるし
茶師さんによってはね
まあ売り手もそうだけど
じゃなくてそれは個性だと
まあ一つの個性なので
まあ僕はそう捉えてるんだけど
ほうじ茶とは違う?
違うんですよ
違うんだ
俺がね
ちょっとさ
あの掘り下げたいと思ってて
ではねうちのメニューの中でも
石川製茶の春のしずくというブランドの
お茶に関しては
これは俺勝手に書いてるんだけど
石川流直火焙煎って入れてるんだよね
火入れの技術
それが特徴で
その香ばしさだとか
かなり強火で入れてるんだけど
ほうじ茶にならずに
ちゃんと緑茶っていうところが
結構面白いなって思ったんだよね
でその火入れっていう技術でいくと
今だったら熱風だったりとかね
とかさ光だったりとかを使うところも
結構多くなってきてるよね
けど三木のところはまだ火だよね
まあそうものによってだけど
まあ本当に強火にしたい時は
ほんと直火だな
違う
違うね
要するにあの僕うちで使ってるのは
中華料理屋さんが作るような感じ
要するに強火でこうパパッとこう
ドラムの中を回転させてくようなね
チャーハンを炒めるのには強火がいいとか言うじゃん
ああいうイメージかなうちの強火の機械は
あれ確か中華料理の場合ってあれでね
強火じゃないと刃物とかがしなっちゃう
表面をパリッと火を入れたくて
でも水を出したくないから
ああいう強火でさっと炒めるっていう
でシャキシャキ感を残すみたいな
そうあのまあこれ
喋っていいのかまあでもそのその
強火の機械って水分量はあんまり取れないんだよ実は
同じなんでだからそういうことなんだと思う
ああその大火力っていうのは
そういう良さがあるんだね
そうだと思う
本当にこう直火で炙ってるドラムの中を
回転しながらお茶をとって行くだけなんで
そうね確かにこの辺あの
三木呂君が喋ったとしても
そもそも直火の装置自体が
そもそもそんな聞いたことないから今
真似しようがないと思う
めちゃくちゃ古いよ何年使ってるかな
もう60年ぐらいじゃない
メンテナンスやばいよね
何年にこの前
5,6年前に1回メンテナンスしたっすよ
その1ヶ月ぐらい
1ヶ月じゃないごめん
お盆休み期間に業者に来てもらって
その方も
今にお年なんで
いなくなっちゃったらと思うと
ゾッとするよね
誰がメンテナンスするのと思って
古臭い機械でね
火加減調整するのめちゃくちゃ大変だよね
もう完全にアナログなんで
お茶屋さんだと分かるんですけど
今大体デジタルで
温度とか管理とかして
自動で制御させるんだけど
その機械だけはね
まず温度が外気
要するにそのお茶自体の温度を
測れない
その外気の温度
そのいわゆる横についてる
要するになんだ
空気の温度しか測れない
だから実際の温度は知らない
だから冬場になると下がるし
夏場クソ暑いと上がっちゃう
だからもう勘でしかない
なんかお湯を沸かしてて
お湯の湯気で湯を測ってるみたいな感じ
お湯を測れないみたいな
めちゃくちゃ大変なこと言ってるね
めちゃくちゃ大変でしょ
これね
代々こうねうちの職人さんたちが
守ってきてくれてるんですけど
なかなかね
あの機械だけはね
ちょっとね
なんとも言えない怖さがあるよね
それは変えたいと思うことはあるの
その機械を
機械は
いや思わないよ全然
それが生命線だって言ったら生命線だもん
だからうちのね
もちろんね普通の機械もあるんですよ
いわゆる
普通のお茶屋さんが持ってるような機械で
もうあるんです
あるんだけど
本当の強火だけは
めちゃくちゃ強いのだけはそれでやるっていうね
特殊なやつ
そうなんだ
今直火の話聞いたけど
他のやつって俺ちょっと
生半可な知識でね
風熱風みたいなのとか
光照射式みたいな
見聞きした程度なんだけど
他のやつってどういうの入れてるの
うちね入れてるのは
遠赤外線で
お茶を
中の水分取って
で下は
ドラム式の熱を入れていくっていうような感覚のやつを使ってるんだけど
で昔はねもっとあったらしいんだ
だから俺もそれちょっとごめん
よくわからん
そうそう
でもみくるくん
順に飲んでもらって間が空いてもカットするだけなの
気にせず普通に
全く無言の時間はじゃあ本来はあってもないような感覚になる
うちの番組は珍しく
ずっと喋ってていらないところをカットしてるんだけど
他の番組でね
結構無言なんだよ
そうか
まあまあめんどくさいでしょうね
カットいちいちするの
大変なのよカット
いや皆さん今日はねノーカットでお伝えしますんでね
勝手に言ってみたな
じゃあもうあのオフレコのところも全部カットせずに
そこはカットしようぜ
だって今自分で言ったじゃん
カットしないって
喋るの難しくなったよ今
ハードル上がっちゃったよ
俺のハードル上がってないよ
だから逆に
全然むしろ俺は楽できるからね
楽できるよ
楽をしな
うん楽をした方がいいよ
それで良ければ
まあまあまあいい話がねできれば
カットする内容がなければそれでいいことなんで
まじね
あれさ
あの茶師
茶師っていう言葉がいつ頃生まれてきたのか
近年だよね本当に
最近だよね言われてるのは
ただその全国的に茶審査技術競技大会っていうのがあって
それでこういい点を取ると
何球何段と
っていうふうに与えられる場があるんですね
1年に1回
なのでそれはねもう66回だったかな今年
67回9回8回9回
作り手の人にフォーカス
これ分かんないですけど
でもその辺やってるんで
そのくらい前からあるんだろうけど
その茶師何段みたいなものを売りに出してきたのは
実は最近かもしれないですね
ちょっと分かんないですけど
やっぱ世の中が作り手の人にフォーカスし始めたってことなのかな
かもしれないね
あとはその通信販売を主にこう強い会社
あの製茶丼屋さんとかは
割とそういうのを売りにして
彼が何段取りましたよとか
やっぱそうするとやっぱこう一つの説得力にはね
なるから
そういうのはあるのかもしれない
食べる側の選び方
ただ太郎言ったように
人にフォーカスをしてくれないと
僕ら製茶丼屋って下ろすだけなんで
基本的には何のそのなんていうのかな
僕が作りました的なものとか
そんなものは何も世の中には公表されないわけじゃん
だからそういう意味では
一つのいいやりがいにはなってんのかもしれないですね
なんかね
例えば外食しましょうって
一杯飲み行きましょうとかってね
居酒屋はある
かけがなんか居酒屋がすごく多いので
歩きながらどこするみたいなことを言うわけよ
この時に
店の名前で話をしてる
どの店がいいどの店がいいって話はするんだけど
何を食べたいじゃなくて
何を食べたいじゃなくて
どこでとか誰のっていう方が
優先順位高かったりするんだよね
なるほど
あいつの飯食いたいとか
確かにね
それ面白いね
確かに料理に変わると
変わっちゃったからやっぱ味が違うよね
やっぱ仙台の方がとか言ったりするもんね
確かにあるな
例えば和食だったらさ
煮物も焼き物も揚げ物も刺身も色々ある
和物とかも全部ある中で
彼の作るこの系統のジャンルが食べたいみたいなのが
あったりすると思う
そういう選び方をもっと他のジャンルでもやったらいいと思うし
それこそちょっと歴史の話になっちゃうけど
江戸時代のグルメブックね
店の名前のことももちろん言ってるんだけど
江戸の噂話で飛び交ってるのが記録されてる本があって
それ見ると俺誰それの寿司食ってきたぜ
誰それの料理食ってきたぜっていう自慢をするんだよね
そうなんだ
人なんだよ
俺はその時代感その感覚に
全体的に寄ってくといいなっていう感覚がある
そうだねまあでもそれは面白いな
でも本当はそこだよねきっとね
それをこうブルゴーニューワインみたいにさ
畑にそのキューをつけてさ
しかも作り手はこれですこの人です
っていう風にやるのはやっぱ分かりやすいよな
だから選べるよね
例えば
今日はね和食煮物食いたいけど
無糖太郎じゃなくて無糖卓郎のが食いたいよと
作り手がね
ドメイヌ卓郎の
ドメイヌ卓郎がね
ドメイヌ卓郎の
ジャガイモのニコルガシーみたいなね
ワインがね
言い方だけしか分からない
みたいなのが
やっぱ分かりやすいのかな
そうだね
なんでワインとかってさああいうこう買いに行くと
生産者さんのね一覧表があったりするのにさ
お茶ってないんだろうねあんまり
多分途中で無くなったんじゃない
だって分かんないじゃん
だってさ生産者
だってさっきシングルオリジンの話
太郎がちょっとね前編にしてくれたけど
シングルオリジンだったら生産家さんは分かるじゃんね
そのAアラチャ工場の誰々さんが
私が働いてるんだよなと
その畑を作りました茶葉を育てました
ただそこにじゃあ
僕っちの仕事で言うと
その比例換装をして
ココナトで棒とってとかやる
間隔でやる仕事がついてきちゃうから
そこに僕の名前が今度ついてくるじゃない
そうすると
生産者2人みたいな
確かにあのあれだよね
あの料理屋
結局料理人の名前を売っているけど
使ってる野菜の生産者さんの名前って
出しているところもあるけど
ほとんどないよね
それと同じなのかな
やっぱ二次加工っていう過程が入ると
やっぱ別物になりやすいっていうか
そうかもしれない
その人をキャラクターをね
売り出していくっていう観点で言ったら
日本料理で言っちゃうけど
Aさんのじゃがいももと一緒に売り出していくっていう観点で言ったら 日本料理で言っちゃうけど Aさんのじゃがいももと一緒に売り出していくっていう観点で言ったら 日本料理で言っちゃうけど
日本料理で言っちゃうけど
下ごしらえをタクがやって
仕上げをタロウがやりました
みたいな見せ方があって
このチームで出来上がりましたよみたいな
あーそうね
そうかも
そういう世界観は面白いかもしれないね
うんうん
これをね
食べる側が
見たいかって言われると
見れたら面白いんだろうけど
全員が全員見たいかって言うと
なんかどうなんだろうなっていう
伝えるのは難しくない?
そうだな確かにそうだ
くどい気がするな
押し付けがましいなちょっとな
選ぶ時の情報量が多すぎる
そうそうそうそう
まぁある意味その
顔写真かなんかでね
パッとチームだけ表現するとか
っていう感じがいいのかもね
加減としては
そうだよね下ごしらえもあるもんな
料理ってね
あるある
もうなんか
タロウばっか
いい顔してる工夫でも
実はタクロウがね
下ごしらえしてる時だってあるでしょ?
あんまない
うちは割と
うちはパートごとなんだよね本当に
思いっきりね段階をやめちゃったんだよ
初手から順番にっていうのを全部やめて
パートに分けて
もう大親方である
親父ですら下ごしらえの
一番最初の魚をおろす
鱗をかくからやるんだよ
そうなんだ
その魚を自分が調理する
だったらそれをやるんだってこと?
そう
っていう風にして
たまに俺が手が回る時はやるんだけど
こっちが忙しい時は
こんなもん自分でやれって
俺投げるからさ
野菜の下処理なんかも俺が
お父さんに手伝ったりするぐらいで
兄ちゃんのやつは基本的に
これいいの入ったから
いっぱい置いてあるから冷蔵庫にあるよみたいな
仕入れはね
野菜に関しては僕が自分で行くから
野菜に関しては詳しいからってことで
行くだけで
冷蔵庫入れたらその先は仕入らない
そうなんだ
勝手に消えていく
在庫管理だけしかしてないから
自分が使う分と多分みんながこの辺で
この野菜だったら使いやすいかなと思って
ちょっと多めにいいやつがあったら入れとく
みたいな感じだけで
なるほどなるほど
割とうちは特殊
そうかもね
あんまないと思う
普通は下ごしらえしたらみんな大体
同じような下っ端の人がやるみたいな
そうかそうかそうか
まあそうだな
まあでもうちもね
だって取引先がさ
何社もあるわけだから
その担当のその例えば僕のおじさんがね
今二人いるんだけど
あのその合組ブレンド
粗茶でブレンドする時とかは
まあその担当のね人が作るっていうのが一応基本なんだよね
基本うん基本
だからまあそれと一緒かなうちも一緒だ
無統計と一緒だね
似てるねほんと似てるね面白いな
そうでもねあれなんで大きな会社さんになると
あのもう粗茶を例えば掛川
うん
東山地区みたいなところで粗茶を全部囲っちゃうらしいんだよ
年間だから東山に何社かね
あの大きなあの有名な生産家生産粗茶工場があるんだけど
まあ東山をこうブレンドすることないかもしれないけど
一応そういって地区ごとにもうまとめちゃうらしい
で東山で1トンみたいな東山で10トンあります
みたいなことを囲っちゃって
全国的なブレンド
そこから少しずつ焙煎をかけてくるらしいなあ
東山の中のA社B社C社は区分してない
まあ大きな会社になるとそうそう
年間その東山地区が例えば1万キロあるんだったら
じゃあ東山をそこから2000キロ
で例えば菊川のC地区っていうところが2000キロ
これ2対1で合わせて4000キロにしましたみたいな
そんな感じで作ってるらしい
まさにボルドーのシャトーだね
そうだね大きなシャトーだよね
あの俺が前の仕事にコーチにいたときに
一緒に働いてた人が
これ言っていいのか知らんけど
イエモンのブレンダーの方
3人くらいしかいないんだって基本的には
そんちゃん1人の人で
でその人やっぱ鼻すごいやっぱ良くて
本当何千人に1人とか何万人に1人の合格者みたいな感じなんだけど
すごいね
その人に聞いたらやっぱ全国で
いろんなアラチャをわーっと集めて
数百キロか数千キロで集めて
同じ味になるようにその時々で地域を組み替えて
で同じ味を作るって
なるほどそうだね
すげーなと思って
同じ味を均一化するために全国からいろんなものをブレンドして
同じ味を作り出すっていう
そうだよなすごいよね
そういうことやってるわけでしょ
まあそんなに大変したことではないですようちではね
まあまあちょっとねそうね
ペットボトルみたいな感じではないですさすがに
ウイスキーとかもそういう世界だもんね
今タフが言ってたのも花でしょ
花とかだね
センサーじゃないんだよね
花とかみかん食うとかだね
そうなんだよね面白いよね
それだけ大きいとこでも最後の最後やっぱ人の感覚なんだよね
そうなんですよ
もちろん高知の島とはアラチャを作る産地なので
あんまり有名じゃないけどそこでやっぱり地区ごとのね香りを嗅ぐんだけど
俺には全然わかんないんだけど
うんうんうん
一般の人からしたら花はいい方だと思ってるんだけど味覚とか
いいと思う
そうなんだけど全然わかんなかった違いが
けどその人がすごいはっきりはっきり
俺なんかもっとわかんねえよ多分
おいおいあのね
無糖大丈夫か
これね正直に言うと俺のねその味覚とか嗅覚の感性っていうのは訓練なんだよ
努力
もう何回も何十回も何百回もやって
記憶してその差分で把握していくっていう感覚
もちろんセンサーがバカだったらどうしようもないけどそれが基本なのね
タクはもうそもそもセンサーがお量がいいのよ
ただその年齢差が10以上あるから絶対数が違うんでなんとか俺の方が判断ができてるだけで
同じだけの絶対量こなしたら多分タクの方が上になるはずセンサー的に高いから
でこの話をするとね俺必ずこれ触れたいなと思ってるのが
三木呂の親さんね先代の社長が俺からすると化け物みたいに下のいい人なんだよ
長い付き合いだから親さんに飲みに連れてってもらって
人間の味覚の難しさ
道中で三木呂いないけど俺と写真飲んでるとかって何回もやってんだけど
とんでもない感性と感覚を持ってる人だなと思ったんだけど
ある時ねえっとどっかで飲んでる時に俺と三木呂がその店に入ってたらたまたまおやすさんがそこのカウンターに座ったら
たまたま
たまたまこう3人で飲み始めたって
はいはい
ミキロが席を立ったか他の人と話をしてる時に
親父さんと俺が
二人で話しててだろいいか
俺の息子だけどミキを大事にしろよ
こいつの舌と嗅覚は
俺は絶対叶う気がしない
って
俺からするとすげえおっちゃんの
認めてる舌と嗅覚
っていう認識なんだよね
そんなこと絶対ないからね
ただ
みんなセンサーとか言う言葉は使うけど
全部そうっす音楽もそうっす
耳もそうだけど
全部記憶力なんだよ
はっきり言って記憶自分のイメージ
自分のイメージがあって
そこに近いかどうか
それだけ記憶だけ
センサーってそんなに必要かな
って思うな
デザイナーさんとかで
文字を揃えたり
するわけじゃない
いろんな制作物をしてると
文字の幅とか高さとか
位置とかを微調整して
やってるじゃない
あれってやらないと
やっぱ見えるようにならない
っていう感じだ
そこにセンサーを
アンテナを張ってるかどうか
張ったことがあるかどうかによって
鍛えられる
ものではあるなと思ってる
確かに
記憶だと思うよ
いいものを見るとやっぱそういう
いい料理を食べる
と漠然と
食べて美味しいなだけだと
やっぱりうーんってなるけど
他に
普段美味しいものを食べてれば
自分の中で
これはこれより美味しい美味しくない
風味があるないっていうのが
多分分かるようになっちゃうんじゃないかな
と思う
ちょっと料理の世界の話になっちゃうんだけど
ついてた親方とかが
親さん味見お願いしますって
お椀でもなんでも
こうおチョコに入れて持っていくわけじゃん
でほんと下酒でぺろって飲んで
人によってはガブって飲む人もいるんだけど
そうすると塩がもう一つまみと
酒ちょっと足してくれみたいな
指示をするわけで
化け物だなと思ってて
なんだなんて
そんな割合までわかんのみたいな
感じだったんだけど
いざ自分がやり始めて
もう10年くらい経って
もう10年以上か
経ってくると覚えてるんだよね
その感覚とイメージなんだよね
これを足したらこうなるってのはもう
ゴールで見えてるからっていうのがね
これいけるんだなっていう感覚が
そうだよやっぱさ
自分がしたい味とか香りってあるじゃん
でそのイメージにするためにはって
考えるっていうか考えないじゃん
もう直感じゃんね
こうちょっとね味がぼやけてっから
塩入れようとかさ
そういう技術はもうあるわけじゃんね
あとはそのイメージに
どうだけ近づけるかみたいなとこが
それはやっぱ実績とさ
感覚のこう積み重ねのさ
掛け算みたいなとこがあるじゃんね
一緒だと思うな全部
本当に
それでいくとその
だいぶぶっ飛ぶけど
機械が今こういろいろ進化してきて
じゃあこの先
お車主さんをAIがやりますってなった時に
その何をこう変わるというか
人との違いって何だろうって思って
一つパッと思いつくのは
やっぱりその人って味覚あるじゃんね
味覚とか嗅覚とかあるんだけど
一つに焦点を絶対的なものってないじゃん
相対っていうのかな
塩分が強くとも
例えば酸味があるとか
いろんなバランスってものを
人間って見るじゃんね
で何だろうな
それを例えば塩分を同じ数値にするみたいな
数値でやると
やっぱどっかね多分ね狂ってくると思う
だから全然違うように人では感じるものを
AIだと同じものですっていうような時が
来ちゃうんじゃないかなと思う
これうまく説明できないと思うけどね
説明できないけど
数値だけど
その風味とか細かいその余韻とか
その数値だとちょっと分かりづらい部分を
そうだね香りとかねやばいよね
人間やっぱ香りで
ほぼ香りだからね
同じ味を食べたとしても
香りが違うだけで
別物に感じるっていうのを
多分まだまだ再現するには
はるか研究が必要なんだろうね
嗅覚のその香りの感覚ってのは
やっぱ人間がその味を
判断する上でめちゃくちゃ重要じゃん
味を判断するなんとも言えないけど
ほぼ僕味覚ってか
味よりも香りだと思ってるから
そうなの
いろんな意味で
お茶も食べ物もね
と思ってる人間だからね
印象を決めるのがね
実際ね鼻つまんで食べると
味分かりにくいってことね
同じやね
これちょっと本で読んだんだけどさ
いわゆる舌で感じる
未来で感じる味覚の数って
そこそこ上限まで
やりやすくて
まだ100%は解明されてないけど
結構進んでるらしいんだよね
っていうのは
未来が感じられる味の種類っていうのが
上限が決まってるから
ところが香りに関しては
数が多すぎて
もう分類できないレベルなんだ
そうだよね
数百とも言う人もいれば
数千っていう人もいれば
1万っていう人もいるぐらい
分別ができないんだって
どこのカテゴリーまたいじゃうでしょ
だから結局香りのカテゴリーが
カテゴリーってさ
もうそれこそ
元素と比率画とかいう話まで持ってかないと
もう無理じゃねえのみたいな話なんだってさ
確かにこの間ね
全然自分ごとなんだけど
花粉症っていうのも
香りの再現性の難しさ
なんか分かんないんだけど
鼻のアレルギーが再発して
鼻は通ってるんだけど
匂いを感じないっていうことが起こって
医者に行ったら
匂いを感じる部分だけが炎症を起こしてるの
鼻の方にあるんだって
鼻の上の上の方
目の近くの方に
そこだけ炎症起こすと
ちょっと海のような匂いを
常に感じてるような感じになるんだけど
その状態で味見をしたの
自分の仕事だから料理をするけど
塩気すら分かんないっていう
普通分かると思うじゃん
舌で塩気を感じるもんだけど
鼻が詰まって
風味を感じないだけで
こういうもんだと思って食べてるけど
でも実際塩あたり
うちらあたりはね
こさあたりっていうけど
確認しようと思ったら
それすら分からんっていう
やっぱ大事なんだな
塩舐めても分かんない
全然
なんか刺すような感じはするんだけど
痛い感じとかね
そうそうそうそう
辛い感じとか
刺激だねもうね
塩味じゃないのよ
だからそんだけ今話を聞いてて
香りって影響するんだなと思って
そうだね
それを再現するって
多分至難の技だよね
そう思う
AIの進化と可能性
そうだからそこら辺はね
なかなか
まあでもそれされちゃったらさ
本当に人間やることなくなっちゃうからね
そうね
それができるってことは
大体の技術はもう大体
開発されきってる時代だと思うね
そうだね
でもさまだサントリーとかさ
大手がさ
まだねその
ブレンダーさんとかさ
いわゆる決める人はさ
数人しかいないっていう話がちょっとあったけどさ
そういうまだ
大手が人に頼ってるんだったら
まだ大丈夫かな
確かにね
いずれさAIがすごく進化して
再現性が高くなった状態になったら
それはそれで俺はね
面白い世界だなと思うし
その時は
誰々さん風の
ゴーグミやってくれっていう
そのサンプルになっていくんだと思うんだよ
だからみきろがゴーグミをするとしても
何百キロ何千キロ作るのではなくて
ほんとね
1キロ作る
これがサンプルですって
新しいクリエーションです
あとはもうAIに任しとけみたいな
まあまあまあ
データ入力だけしとけばいいっていうので
そこに価値ができる
それが面白い世界かもしれんよ
誰々さん風って言うけどさ
僕らめちゃくちゃ作るからさ
もう俺風もクソもない
なるほどね
俺風って何っていう
お前の人格ってなんだ
みたいなとこと一緒でさ
そういうさ
人格とか思想とか
考え方みたいなものってやっぱ
チャーシーによって出るもの?
いや出るよ
だってさやっぱこの前ね
東京にね
営業に行ったんだけどさ
初めて行くとこだった
うちも世帯交代をしなきゃいけないっていう話で
受け継いでね
初めてじゃあ
ミキヒロですってよろしくお願いしますって言ったら
マスクを外せと
まずマスクを外してくれと
僕は顔を見れば
大体その人がどんなお茶を作るかわかるんだって
言われて
この人すげえなと思って
緊張してさ
でマスク外してね
喋ったんだけど
そういう風にやっぱ言われるぐらいだから
そういうことがあったし
あとねもう一つはね
今ね
僕の友人が
小売店というかね
お茶の新しい会社を建てて
じゃあ生産家に一緒に会いに行こうかって話になって
作ってくれそうなね
生産?
お茶を作ってくれそうな人に会いに行こうと
でやっぱ僕も
同じような感覚ってあって
社長
友達ね
友達は社長だから
社長ここはやめましょうと
ろくなお茶作んないですよと
で多分こんなお茶が出てくるよ
多分こんなのが出てくるよって言って
それをその社長が飲んで
お前のゆとりやと
そういうのってやっぱあるんだよね
人格とか人柄とかで
作るものってさ
大体わかるっていうかさ
わかんないもう今ね
聞いてらっしゃる方石上さんとかもね
絶対お茶絶対飲まねえみたいな
あんなね
第1回からこんなね
喋りまくりやがってみたいなね
あいつのお茶なんか絶対飲んでやるかみたいな
絶対いらっしゃると思う
真面目です僕は
真面目な
お茶作ります
真面目な人は真面目って言わないんだけど
まあでも一緒に
三河君に関しては俺は
真面目なところを混ぜて四角いなと思うよ
そう四角い
四角いものをちゃんと四角く
十箱の隅まできちんと
例えば色を塗るんだったら
きちっと塗りたいでしょ
そういうのは雑だよ
雑だけど
細かいこだわり
自分のやる仕事とかに対しては
結構もう本当に
やばいぐらいこだわっちゃう
逆に言うとあんまり社長不向きで
職人肩着になっちゃうので
責任感強いよね
まあそうだねそういうのはある
なんかいろんなスケジュールとかでも
割とピチピチって決めたら
その通りにやるみたいなそうそういうの
そうそうそう
嫌なやつなんだよ
周りからするとめんどくせえの
それこそ30年来の付き合いの中で
いくと
ものづくりをやり始めると
もういいよって言っても
まだ気に入らないって言って
ずっとやってる感じかな
音楽で例えば
作曲をしますとか
音量調整して収録したものいじりますとか
打ち込みしますって言っても
わかんねえよそんな
ほんの何デシベルずれるのって
人間の耳じゃわかんねえよなんだけど
気になるってずっと調整してる
完璧にしたい
理想が
これねあんまり言うとさあいつ
そんなにお前女性の理想も
高いんじゃないかみたいな思われちゃうかもしんないんだけど
やっぱね
理想ってやっぱあるじゃないですか
作り物に対してやっぱそれにやっぱり
近づけたいっていうのは絶対あるね
そのどうにもならない
美味しさと美しさの追求
範囲があるじゃん
自分の手ではどうにもならない
今年の茶葉の出来が良し悪しっていうのは
これはね
天の運みたいなところがあるから
けどその範囲内で自分のできるところは
絶対妥協したくない
そうだね
俺学生時代で今でも覚えてるのが
サンプルの音楽やってたからね
サンプルの音源を聴かされて
テンポがいまいちしっくりこないと
たぶんちょっと聴いてみてくれって
どっちのテンポがいいと思う
そのねクリック数が1分間に
例えばだよ120と123聴かされて
どっちがいいみたいなね
えー
もっとゆっくりのテンポだった
そのぐらいの美さを聴かされて
いやーなんかこっちの方が
俺は心地いいけどな
うんわかったみたいな
俺はざっくりしか言えないんだけど
すげー細かいところやってんだよね
やりたくなっちゃうんだよね
そういうとこがあるよね
そうですね
ほんとそういう性格なんでしょうね
でも料理で
自分が作った料理で褒められて
一番嬉しいのはミキロ君なんだよ
ちょちょちょやめてそんな
今言わないでよ
俺もうれしいなそのとこ
なんだろうね
普段突き詰めるってことに
長けてるというか
あんま妥協をするってこと
知らない人だから
だからその評価とかも他でも
つくし
やっぱそうやって聴いてくと
なんだろうね
なんか妙に嬉しいなっていつも思ってる
いやーマジあれだね
いつもさ酔っ払っていいかげん
言ってるかもしんないからさ
そのギャップがいいねまた
普段ゆるっとこう
ふわふわって生きてるようで
カチッとするところはね
かなりカチッとのほうじゃないからね
グイっていくからね
そこまで行く
今のものづくりで
この先もうちょっと
踏み込みたいなと思ったんだけど
例えば料理の世界だとね
原材料の見極めと調整
特に俺たちみたいな解析のコースみたいなの
やってるとその
料理一品完結じゃないわけじゃない
はいはいはい
コース全体のバランスもあるし
一皿の中に5品並んでますとか
いうこともあるし
一方で食べてる方も
何を飲んでるかっていう
この相対的な関係性の中で
バランスをとっていく
だから前半は
前菜はねある程度
来る前に味も決めていくから
あまりコントロールはできないんだけど
お酒が進んでいったから
焼き物煮物でちょっとこういう風に
していく
一品一品も大事にするけど
それを多少犠牲にしてても
どちらかというとこの全体感で
まとまりを作っていく感覚が
俺は強い
ただみきろが使ってるお茶っていうのは
一品なわけだよね
それを究極的に突き詰めてるじゃん
そうだねそこまでやったらかっこいいけど
でもそうだね
お茶を作ってる方が
一緒に食べるご飯や味噌汁のことって
想像つかないわけで
ただそれを想像しながら作るのか
それとも
とりあえず一回全部排除して
シンプルにお茶を突き詰めていくのか
感覚的になんか
ある?そういうの
僕っちの場合は
相手の
取引先の主人
社長の顔
味の好み
であとは
そこの
そのイメージがまずあって
これね
そうですねこれもね話せば
いろいろ考えられるんだけれども
自分とはさ
違う好みの社長って
多いじゃん
当たり前だけど
料理の世界も同じだと思うんだけど
口に合わないっていう
あるじゃない
そういうのに
僕っちは
一品一品勝負だから
それにならないようにするしかないんだよね
ある意味
だから相手の時間とかの軸は
そういうところにはないんだけれども
ただその
相手の社長の本筋だけは
外さないようにする
多少のアレンジ感はね
どうしても
出来不出来もあるし
あるけど
社長がこの方向が好きだなっていうのだけは
しっかり覚えとかないと
なんだお前って言われるからさ
なるほどね
そうそうそういうのはやっぱあるよな
そこさやっぱすごく
僕ら自身も悩みのところ
っていうか考えどころで
お客様に寄せていく
ビジネス上でもそうだし
お客様が喜ぶっていう観点
って言ったらそうなわけじゃん
けどそっちばっかに行くとさ
つまんないじゃん
作り手としてもつまんないし
食べてるお客様からしても
なんか無難な味
面白さがない
だからどこまで自分の画を
何パーセントくらい織り込んでいくか
なるほど
でもそれって本当に面白い話だと思うんだ
結局
僕も自分でお茶を作るときにさ
振り幅が結構あって
逆に言うと
思いっきり振ってやろうって思うんですよ
思いっきり
こっちに寄せよう
思いっきりこっちに寄せよう
みたいなつもりでいつも作るんだけど
なんていうのかな
例えばさ
日本酒ならいいか
例えば雑菜とか磯島みたいなさ
本当にきれいにして
本当に軽い飲み口で
お酒だと思わせないみたいなものもあれば
もううちはね
木本の室岡で生の原酒ですよ
ごめんなさいね
そういうところもあるじゃん
どっちかに振ってやろうと思って
お茶作ってる
それしか俺はできないからさ
その時間軸はないから
今こういう
あの方あれ飲んでるから
ちょっとここは柚子を効かせようとか
そういうことはできないからさ
だからとにかく振り切って
振り切った上で
いや振り切りましたっていう方が
そこであとは
なんて言われるかみたいなことは
やってるかな
振り切ってくれた方が
うちみたいにドリンクとして緑茶を
提供してる店からすると扱いやすいよね
分かりやすいじゃんね
振り切れば
入れ方
お茶でいうとさ
こうやって入れれば美味しくなる
みたいなことは太郎は分かるだろうからね
そういうのはやっぱ
分かりやすさとして大事かなとは思う
なるほどね
こういう難しい
一見するとパッと聞いた感じだと
難しそうなことやってるな
だからお茶って難しいのかな
じゃなくて難しいことは
職人側がやるから
飲む人はもっと気楽に飲んでくれ
みたいな
料理もそうじゃん
懐石料理の手の込んだやつは
こっち側で裏でやっとくから
食べる人は何も考えずに食ってくれっていう
それもあるよね
隠し包丁とかさ
よくやるじゃん
意味は分かんない
どういう効果が出るかは
食べる方は分かんないけど
でも食うとうまいとかさ
それでいいんだよねきっとね
柔らかく感じたりとかさ
醤油のノリが良くなってるとかさ
いちいち考えながら食べられたもんね
そこで美味しいかどうかを
フォーカスしてほしいのに
そんな技術の部分ばっかりね
そうだね
これがさ日本人好きなんだよ
全体としてね
美術館行くじゃない
美術館行くと
あんなに近くに行って
筆の運びを
じーっと眺めてるのって
日本人が一番多いんだって
ヨーロッパ人って
それも多少楽しむんだけど
どちらかというと
弾いて全体を楽しむ方が多いらしくて
イメージ的に捉える
これ両方行き来できるといいのかもね
まあでもそういう
両方な自分がいるからこそ
作り手としてはね
面白いかもしれんね
そうだね
だって細かいこと気づいてもらったら
よくぞ気づいてくれましたってことあるからね
嬉しいときはあるよね
いやいや面白いな
今日のこれ
すげー職人論だな
じゃあちょっと最後
究極のめんどくさい質問なんだけど
見切るにとって
美味しさとか
美しさとかある
何だろうね
価値観の中の良しと思うもの
基準とか世界観っていうのは
何か見えてるものがあるのかな
いや分からないんだけど
太郎知ってるように
僕音楽やってるじゃんね
だから音楽って結構
構築美が好きなんだよね
なんていうのかな
ジャズでセッションして
その場で直感的に
ボーンできたすごいねっていうよりは
一つ一つ丁寧な仕事を
重ねた上で
美味しいものを作るっていう方が好きなんだよ
どちらかというと
自分はそういううちに
方が向いてるかなと思ってる
なので
そういう意味ではやっぱり
一つ一つの原材料を
しっかり見極めて
特徴弱点も長所も
分かった上で
不思議とさブレンドするときって
美味しいものだけ集めても美味しくなんないんだよね
ちょっとした欠点があるもの
スポーンと入れると
なんか要するに塩を振ったように味が
お茶のブレンドと新しい価値観
具体的に甘く感じるとかそういうこともあるもんだから
そういう一つ一つの
良さを見極めた上で
最終的にはアンサンブルですね
僕が好きなのは音楽もそうだけど
一人でやる音楽
シングルオリジンを否定するわけじゃないけど
シングルオリジンって材料の質で
ほぼ決まるから
僕らの仕事にとってはあんま面白くない
確かに
刺身を出すようなもんで刺身の切り方とかあるかもしれんけど
それだけや
料理する楽しさって
アレンジする楽しさだと
思うしそういった意味では
ブレンドをして
新しい価値観をつけていくっていうことが
僕は好きだし
そういったものに対して
美しさとかは感じるかな
ごめん
多分リスナーさんに伝わってないかもしれないけど
伝っていいか
使ってたらいいなと思うのは
アンサンブルしかも
緻密に計算されたっていうと
数字のロジックみたいに聞こえるかもしれないけど
この緻密な計算を
全部感性で積んでいく感じなんで
そうだね
昔若い頃にミキロに聞かされたのが
このバイオリンの
この一音消したらどうなると思う
いやわかんねえよ
俺想像できねえよなんだけど
そういうところの積み上げのみを
必要なところに
スパーンとはまってる気持ちよさを
作っていくっていう
そういう感じなのかな
そうかもしれない
今の話ですっごい面白いなと思ったのが
一瞬
全部Aクラスの中にあえてB級C級を
全体のアンサンブルがまとまるっていう
話ね
親父からなったんだけどね
お茶の話だけどね
これ言っちゃだめだな
まあいいや
C級を入れるというよりは
弱点があるものを入れるっていう
感覚かな
完璧ではないものを
数パーセント
大福に塩をかけるじゃないけど
真逆のものを入れたりすると
そっちの長所が引き立つみたいな
そういう感覚
僕らもあれだよね
塩の種類もさ
生鮮塩からさ
文字用だとかさ
天日塩とかあるけどさ
天日塩しか使わないかって言われるとさ
あえて生鮮塩を使う時もあるわけじゃん
なるほど
だって丸すぎちゃうとかさ
このニュアンスではないみたいな
そういうことでしょ
そういうこと
多少鋭利なものをあえて入れていくみたいなね
際立つためにね
だからそもそもそうかもね
渋みを抑えたお茶とか
苦みを抑えたお茶っていうのを
よくねCMとかで聞くんだけど
いや待てよと
渋みも苦みも
味覚の一つだぞって思っちゃうわけ
そこがささっきのAIの
話で面白いなと思うのはさ
苦みも渋みもさ消せないんだよ
だから
感じにくくさせるためには
どこを増強すれば感じにくくなるとか
あるわけじゃん
それは感覚
機械でやれば早いかもしれないけど
そういうのをやるのが面白いよね
渋みなこのお茶って言われたら
渋さは絶対消せないじゃん
時間とかしか
解決してくれないから
だったらじゃあ何を足せば
その渋さがいい意味で
塩になってくれるか
みたいなことを考えることが
面白いかな
渋み苦みが強いのに
例えばお茶の作り方もそうだし
出し方もそうだし
飲む時の温度もそうだし
例えば
食べ合わせだよね
ちょっと油分を含んだ
甘味と合わせると渋みが心地よいとか
そういうので
バランスをとってくる
まさにアンサンブル
それは面白いよな
アンサンブルの美的感覚
そうだな
今ミキロから言語化されて
アンサンブルが美的感覚の
核になってるって聞いて
めちゃくちゃしっくりきた
一貫してるなこいつと思った
一貫してるよ
ここだけの話なんで
ソロでギター弾いて歌ってる人って
あんま好きじゃないんだよ
確かにそんなもんね
わかる?それはめちゃくちゃいいものを
それでやってくれればいいんだけど
飽きちゃう10分くらいで
別に否定するわけではないんだけど
好みね
それよりもいろんな人の個性が
混ざり合って
このバンドとかこのユニットは
こういう味が出てるんだなとか
そういう方が好き
そういう話よく聞いてたわ
言われてみれば
昔からそう
この間もちょっと飲んでた時にさ
俺は飲んでないけど
ごめん怒らせて
散々聴かされた音楽談義
散々聴かされたってすごい
あれ尺3時間くらいあるからね
あるね
余裕だよ
結構あったよ
2時間以上ある
あれもあえて僕
帰らなきゃいけなかったから
決めたからね
僕の感覚だとあれですよ
長い時6時間とか8時間だったんで
平気だよね
スタートがおかしいからね
11時半23時半以降のスタートで
出来上がってから来てるからお酒で
だから本当申し訳なかった
一緒に出来上がればもっとね
6時間8時間あれだけど
出来上がった状態で2時間利かすっていうのは
たくろうにとってはしかもたくろう
しらふだから
俺は飲んだからいいけど
しかも翌日ね忙しいっていう前日でね
翌日私グロッキーでした
ガチ二日酔いでした
無言で仕事しとったもん
それもあったんだけど
この間聞いたトトとかさ
なんだっけ
エアプレイ
有名どこだね
これおすすめって流せって
あの時かけながら飲んでた
俺が好きな
アンサンブラーだね
テールミとか
ペイジーズだね
マクサスだね
その辺はもうねマニアックだから
マクサスは俺も聞いたことなかったもん
今回初めて知った
ルックアウェイは誰だっけ
あれはジェイソンシェフでしょ
シカゴのね昔の
この辺ね
聞いてもらえば
どれがアンサンブルに近いの
お気に入りのこういう
いやそれはあれだよ
洗練具合にもよるじゃん
洗練具合
たまま食べられてたから
女ごっこだと思うけど
ある程度のポップ感
凶酔酔っ払ってきたな
AKBのよさって
誰からでも
吹ける何かを彼らは発信してるわけじゃん
彼女らは
そういうポップ感が好きなのか
いやそうじゃなくてさ
ある程度こう何つっとかな
うまい表現ないけど
まあ僕らの世代で言うとコッコとかさ
まああれポップじゃねえか
しながらある程度売れるものを作るみたいな
椎名林檎とか
いいこと言うねそういうところが好きなのかによってもやっぱりおすすめは変わるしお茶も一緒ですけど
今強引に言ってるけど
三木郎の今まで聞いたのだと今挙げられた中ではプレートかととか一番とっつきやすく分かりやすく綺麗かな
まあまあポップス感があるよね遊び心があるというかね
そうなんだ
余裕があるというか
かつアンサンブルがきちんとこう計算してるのかどうか分かんないけどまるで緻密に計算されたかのように
かのようなね
穴がないし余計もないみたいな
すごい面白い音楽だったよね
飽きない音楽っていうのかな
僕その辺でね育ってきたので
音楽の話と商業向けの顔
福岡福岡僕がライブとか一緒に三木郎とバンドやってたせいもあって
もう思いっきりエアプレート
元からは影響を受けまくってるんで
そうだな70年代後半から80年代のね
今でも好きな音楽ジャンルがやっぱり7080年代に寄っちゃうもんね
影響は三木郎のせいで
その辺でさちょっと緻密感があふれるとスティーディダンとかね
あの辺の緻密感はやばいっすよ
そうなんだ嘘つきケイティとか聞いてほしいですねあの辺の
放題で言ったら嘘つきケイティ
ややこしいね放題がね
放題の
放題って謎だよね全然さ
え何その曲みたいなのあるじゃん
現代と違いすぎる
そうそう誰が考えたんだって思うのあるよね時々放題
放題どういうこと
日本用の日本語のタイトル
そうそうそう
元の英語で付けられたタイトルは全然別だったりする
そうそうそう
直訳ならまだしも全く違うのは結構あるからね
あるあるそうなんだ
そうそうそう
へえ
あれね考えた誰があれ承認すんだろうね
どんだけ
へえ
まあいいや
あれ意外とね音楽の世界だけじゃなくて本の世界にもあるんで
ああそっかそっかそっか
うんうんうん
なるほど
まあ映画のタイトルもあるけどね
ねだいぶ違ったやつだ
そうそうそう
タイトルちゃんやんっていう
まあまあそれと一緒や
ああそういう感じなんだ
へえ
まあまあまあということでちょっと最後音楽の話になったけど
ごめんなさい
えーと音楽の話はどっかね絶対出てくるから
オールカットでいいオールカットで
いやオールカットだっけノーカットでって言ってた
ああそうだっけ
自分で
いやちょっと恥ずかしいな
今どのくらい行ってんの
今ね56分だよ
56分かもう長いね
あの完全にあのお茶の話あんま出てこないかもしれないけど
ここでお茶の話はもう終わりで
あの聞きたい人だけ次の話でね
音楽談義だけ聞いても
あのずっと喋ってられるからねこの2人で
そうねはい
いやまあそんなことはないですよ
そんなことないの
うーんはい
いやまああの2人で飲んでる時割合黙ってる時間もあるよ
そうだよ
そうなの
そりゃそうだよ
横で飲んでりゃそれでいいって時もあるから
今あれでも商業向けの顔でも俺今
商業向けの
商業向けです
なんか熟年夫婦みたいな
もうあのね差し向かいの時ではあんまないけどカウンターだとね
なんかぼーっと飲み食いしてかかってる音楽聞いたりテレビ見たりしてぼーっとしてる時あるね
あるよそれはありますよ
ただ横に座ってる人
で不意になんか会話が始まるとか
まあちょうどねお酒も尽きたのでおかわりをするのか継続するのか
そうっすねじゃあ次行くのはあれなんで最後これだけちょっと聞いて収録終わりにしようかな
はい
お茶を通じた人と人のつながり
今音楽とさその話その前に職人の話お茶の世界の話をずっと聞いてきたんだけど
このお茶というツールを使って世の中を楽しくする
例えば
音楽というツールを使って
音楽
世の中を楽しくするとか楽しいものを作り出すとか何かの価値を満たしていくっていうので
ちょっとこんなことができたら面白そうだなとかなんか妄想することあるかね
いやーちょっともうビールもう一杯飲まないと無理だな
妄想できません
そうだななんだろう
じゃあじゃあちょっと呼び水になるかどうか
これは俺の考えというよりは過去見るとこうだったよねみたいな話なんだけど
はい
お茶とかコーヒーついた思考飲料っていうのは
人と人と人をつなげる場を作りっていうのをやってきた経緯がある
例えば日本の煎茶の世界で言ったら
バイサオみたいな人たちが
辻々でお茶を売り始めるとそこに集った人たちがいつの間にかにサロンになって
芸術や政治の世界の人たちがコミュニティを作っていく
でヨーロッパに行くと例えばロンドンのコーヒーハウスもしかり
イスラム文化圏の中にあるカフェハーネチャイハーネっていういわゆるサロンだよね
そこでお茶を飲むっていう体を取りながらいつの間にかにコミュニティができて
そこから政党が生まれていったりとかチームができていったり会社が生まれていったり
友達ができたりっていうように見ていくと
お茶って人をつなげる力があるのかなっていう気がしてるんだよね
お酒にもあるけどお茶にもあるんだろうなと
それ今言いたかった
それ酒だろみたいな
俺の考えももうちょっとあるんだけど過去を見るとそういう場作りみたいな
ある意味の言い訳作りみたいな
言い訳作りみたいなところがあって
というのも一つ呼び水になればなと思って今知識をひけらかしてみたんだけど
そうだなでもちょっと話ずれるかもしれないけど
その太郎がねさっきまで言ってたようにさお茶をね人で選ぶっていうような感覚
ぐらいにお茶が成長すれば面白いかなとは思う
だから世界中でワインがねいろんな産地のワインが出てきて
いろんな産地のワインを僕らは選んでるわけじゃん
でも飲んでも飲んでも一生尽きないわけだその銘柄って
だからそれぐらいいいなものになればそれだけでそのお茶の世界っていうのはやっぱりこう
お茶の地位みたいなものはね高くなってるはずだし
場をつなぐかどうかはまあもちろんねその歴史から見ればそうかもしれないですけど
そこまでは僕は分かんないけどでもなんかお茶という今ね日本でただ同然で飲まれてるような場も
あるわけでそういう中でいやいやあのワインはね1本例えば普通に10万20万取るものだってあるわけで
まあそこまでいけとは言わないけれどもそういったなんだろうな一つの飲み物としてその今ねこう普段飲まれる回数が少ないならば
余計にこうなんかそういう価値がねついていけば面白いのかなとは思う
面白いね
お茶をさあのいろいろ
食べる方にも振ってることがあるじゃない最近消費量を上げるためにとかねあれについてはどう感じてる
食べ物としてのお茶の可能性
その結局今あのお茶の問題ってすごく社会的な問題なんだけどまあお茶の価格が低迷して生産家さんがとても苦しいとか
いろんなまあ継ぐ人が若い世代がいないとかまあそういう中でやっぱ出口を増やさないと
その消費量を上げないと
何にせよ終わりだよねっていうのがちょっとやっぱあって
個人的にはお茶を食べ物にかけたところで本当に美味しくなるのっていうのは?だけれどもそれによってなんかすごく色合いがいいねとかなんかちょっとこう変わったフックになって新しい価値観が生まれるとかだったら万々歳ですよ
だって生産量も消費量も増えてしかもみんなが楽しんでいただけるんですよ
だったらだからそれでそういう意味に関してはそのいやお茶は急須で飲むものだみたいなことを押し付ける気は一切僕はないけれども
ただ急須で飲むお茶の美味しさってのはやっぱ格別なのでそういった意味ではやっぱり最終的にはそこに落ち着きたい落ち着いてほしいっていうのは絶対ある
けれども入り口としてねまあもちろんあのお茶のその世界を縮小させないためにも食べ物で使ってもらうとかそういうことはすごくいいことだと思います
はい
お茶のふりかけなんかは割と美味しいなと思うんだけどね
お茶のふりかけ?
本当に茶葉のいいところを細かく裁断したやつをご飯にふりかけるんだけどそのお茶漬けと違って茶葉を食べるからもっと香りが豊かでお茶の旨味を直に感じやすくて俺は割と好きでたまにこういい茶葉とかあるとかけたりするんだけど
そういうのはぜひねカチェローギムトーさんで開発していただいて
はい
ぜひそういう案件いただければ
案件ね
じゃあコラボやりましょうか
うちはうちである程度その茶葉を食べるっていうレシピはいくつもあるんで
なんならこれは飲む用の茶葉よりも先もっと早い時期に収穫しないとダメだなとか言って茶葉だけちっちゃいの借り始めたからね
本当に
うち今茶葉だけある
すげえな
食べる用の茶葉の方が一般的なお茶屋さんの収穫よりもちょっと早いんだよね
まあね
食べにくいからね
柔らかいうちにね
そういうのもあるよね
じゃあ別にうちいらないじゃん
いやいやそういうことじゃないんだよ
手摘みで僕ら行くからそんな量作れない
やっぱ乾燥して加工するっていう揉み込むとか
やっぱね全然手作業では真似できないところがやっぱあるから
そこまでちゃんとやらないと食べる茶葉って難しいなと思う
難しいかもね
天ぷらとか和え物とかいいよね
そうだね
生派で
いいもんね
じゃああれご飯に乗っけたらちょっと無理だって
細かくしてってやるとやっぱ飲み茶用の茶葉を一回加工してやった方が
すごく美味しく感じるので
その辺はいろいろ協力してやりたいなとはすごく思う
ぜひぜひやりましょう
いいですね
面白いね
面白いね
お茶の世界まだまだ未来が広がってるイメージがある
ぜひ
いけますか
それはあれだよね本当に
本当に
そう思ってないと今やってないしね
確かにそりゃそうだ
確かにねお茶の豆って特殊なのはもちろんだけど
昆布
昆布をいろいろこう食べたりするわけじゃんいろんな加工をして
あれと同じような感覚がやっぱ近いからね
お茶か
お茶自体が
出汁と昆布の出汁と一緒でね
そうそうそう
昆布があんだけいろんな佃煮とかになるんだったら
絶対お茶もたまにいけると思ったって
ただそれは何がネックで広がらないのか
でもあれ茶葉自体食べたほうがいいんでしょだって
ほとんど成分は出ないんでしょだっていい成分は
そうだねもちろんもちろん
水に溶ける量って限らずだから食べたほうがいいって言われる
体には
なんとか広げていきたいね
実際うちでお茶で出汁を取ったお吸い物出したりとか
お茶の葉っぱを使った
つくだ煮のようなものだったり和え物だったりとか
もちろん天ぷらも出すと結構たくさんの人が
えーこれでお茶でこんな味出るんだすげーおいしいみたいなこと言ってくださるんだけど
他にやってるところもなくてあまり
一般普及するかと知ってもないし
そうだよな確かに旨味のね持ったものだしね確かに
なんかもうちょっとうまく普及する術があるといいなというふうに思ってますけどね
昆布にとって変わるようなね
確かにそれはいいかもしれないな
お茶の未来に向けて
昆布もね取れなくなってるしね今ね
そうだね
食文化の中ではお茶っていうのは昆布以上に長い歴史を持ってるものだし
それだけ長い間うまいと思われてきている
昆布以上にワールドワイドに広がってきた食品でもあるんで
それだけのね底力あると僕は思ってますよ
だいぶ壮大な話になったけど
でもそれぐらいの魅力はあるということだね
それを担ってる人たちの
僕は友達だし代表としてミキイロに来てもらってるんだけど
他にもたくさんこういうね突き詰めていろんなことを考えて作ってる茶師さん
職人さんがいらっしゃるので
その一人一人を楽しんでいく感覚があるといいかなと思いました
ということで後編1時間超えで話しました
何か言い残したいとか伝えておきたいこととかありますか
そうですね
いろんなねすごい
打つこととか
美しい話をしたけど
美しさが好きだみたいなことを話をしたけど
でもやっぱり基本的には毎日飲んでもらえるような寄り添うようなお茶を作ってるつもりなので
飲み飽きないというかね
そういうお茶をねやっぱり毎日飲んでいただきたいし
僕は気取った男ではないので
それだけは言っておこうかなと
素朴です
そうね
確かに
そうね
日々茶だっけ普段飲みでこう開発されたお茶
そうですね
そうそうそう
ちゃんとまだ飲んだことがなくて
いやいやうちでしばらく売れてたよ
しばらく売れてたけどその時期ってあんまり俺そこまで飲んでなくて
ああそっか
バタバタしとったから
それも売ってるそうなので
多分ねポッドキャストのリンクにも貼っておくので
はい
オンラインサイトがあるもんね
丸石オンラインってカタカナで調べれば出てきます
ようやくだけどね一応ねクレジットカード決済もできる
ようやくなんだ
ようやく
だってあそうね数年前にあるって見たときなんか商品1個か2個しかなくて
まあまあだねそんなに拡充してないんだけど
ああそうなんだ
まあでも日々茶は必ず中に入ってる
よかったら試していただければ嬉しいです
じゃあうちにも卸していただいてうちのサイトからも買える
ああぜひぜひ
そうですね
日々茶ね利益が少ないから卸せないかもしれない
それこそ
今うちで入れてもらってるオリジナルブランドで作ってもらってる春の雫
これなんかはもうミキロが一から全体を監修して作ってくれてるものなんで
他で売ってるわけじゃないから
ないね本当に似てないね
うちのラインナップを見せて全部味わってもらって
じゃあこれにかぶらないミキロらしいお茶作ってくれってお願いして
分投げで作ってもらったやつだからないんだよ
なかなかないよ飲食店で
手間かかってっかねあのお茶ね手間かかってんだよマジで
あそうだな
僕の結婚式もね引き出物で使わせてもらって
ありがとうございます
スコブル評判で
よかった
なんでそれもうちのオンラインサイトで買えるようにできたらいいね
まあ一応あるわ
石川製茶株式会社の紹介
あるかはいじゃあそちらもリンク貼っておきましょうか
ちゃんと貼っておきましょう
こういうとこでちゃんとね混ぜたりしないとね
そうですねはい
ということで今回は石川製茶株式会社の代表取締役石川ミキヒロさんでした
またあのこの話
中の話
中の話でできた商品開発ともし進展があればまたぜひ出ていただいて
その進捗もね話していければ面白いなと思いますのでよろしくお願いします
では今回はこの辺で終わりたいと思いますありがとうございました
ありがとうございました
01:07:39

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