1. 現役リフォームプランナーの業界裏話
  2. 京都の古民家のリフォームを受..
2025-04-01 15:13

京都の古民家のリフォームを受注しました #346

4月から、木造戸建ての大規模リフォームのルールが変わります。

#リフォーム
#リノベーション
#インテリア
#インテリアコーディネーター
#ミャンマー
#大規模リフォーム
#建築確認
---
stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。
https://stand.fm/channels/6566a0d64db2e7bbf594a948

サマリー

今回のエピソードでは、ミャンマーでの大地震の映像や被害状況を振り返りながら、日本の建築技術について考察しています。また、明日から施行される新しい省エネ基準やリフォームに関する法律改定についても説明し、建築確認の重要性を強調しています。京都の古民家のリフォームプロジェクトが始まり、地震対策や断熱性能が求められる中、難易度の高い作業に挑戦します。従来の工法や規制に基づき、住みやすく安全な家づくりを目指しています。

ミャンマーの地震の影響
お聞きの皆様、おはこんばんちは、現役リフォームプランナーの寸尺かんなです。
ニャンマーの地震が、すごいね。
これはちょっとね、自分の目を疑うような状態ですね。
まず一番最初に、私がこの事故、事故とか地震を知ったのが、たまたまXを見ていたら、
だんだんポスト、タイムラインにどんどん映像が上がってくるようになって、
動画でですね、この高層ビルが、サラサラとね、本当に綺麗に、
綺麗という言葉はあれですけれども、ふわーっとね、崩れ落ちるように、
倒れるというより、本当にサーッと溶けるように姿がなくなっていくという動画だったので、
最初ね、これ何かうまくできたCGか何かなのかなと思うほどだったんですよね。
で、あと、この高層ビルの上の方のプールで、
くつろいでいるとすごい揺れて、慌ててね、このプールから出る人たちの映像であったりとか、
あとこの遠景から、高層のマンションというかタワーの上から水が落ちてくるというんですかね。
上にプールがあるんですね、このミャンマーとかの高層ビルというのがね。
この上のプールの水が、わーっとね、下にバラバラと落ちてくる映像とか、
もうびっくりするような映像がどんどん上がってきて、
いよいよ2日経って、どんどんどんどんね、甚大な被害が出ているということが、
速報に出てきている状況ですよね。
私は大きな地震、阪神大震災も体験しましたし、
その後3.11、東日本は私が住んでいる関西からは遠かったんですけれど、
やはりものすごく関西は関西で揺れたんでね。
当時勤めていた会社は、関東の日本社がある企業で働いていましたので、
同僚たちがすごく被害に遭っているのも生々しく記憶にあるんでね。
あと、このビルが崩れ落ちていく姿を見ていたら、
なんとなく9.11のことも思い出しましたね。
旅客機が高層ビルの中に突っ込んでいく映像が、
最初、映画を見ているような、とても自分の目が信じられないような、
そのような感覚をまた久しぶりに思い出しましたね。
それで今は、いろいろ被害の状況がだんだんわかってきて、
先ほどまでニュースも見ていたんですけれども、
粉々に、ビルが原型をまったく留めないくらい粉々になっているのが、
ちょっと信じがたくて、
本当に貧弱なワイヤーみたいな鉄筋が貧弱なんですよね。
鉄骨が入ってないんですよ、どうもね。
これくらいコンクリートが粉々になっているってことは、
鉄骨が入ってないんですよね。
ミャンバーというのは私も詳しくなかったんですけれど、
それほど今まで自信がなかったんですかね。
でも過去に自信がなかったわけじゃないんですよね。
これでこんな建て方してたのかと思って、
ちょっとそれも驚きだったんですよね。
ちょっと結構前、10年以上前ですかね、
四川、中国の四川で地震があった時も、
ぽろっぽろに建物が壊れているのを見たんですが、
これは阪神大震災って今からもう、
これこれどれくらいになるんですか、
もう30年以上ですよね。
あの時でさえ、やはり全壊している建物であっても、
原型を留めないくらい、
粉々に壊れているような建物がなかったはずですよ。
やはり倒れて、それとか1階がピシャッと潰れたりとか、
そういう大きく負荷がかかったところが潰れるような倒れ方をしてますけれど、
今回のこのミャンマーの地震で見るみたいに、
こっぱみじんというか、
ダイナマイトでぶっぱなしたくらい粉々になっているというのは、
ちょっと驚きましたね。
だから、地震が多いということで、
日本は本当に災害大国というか、
そういうすごくマイナスな面があるんですけれども、
何かこの日本のゼネコンというんですかね、
建築において何か世界に貢献していくことがあるんじゃないかなというのを、
この映像を見ていて、つくづく思いました。
三振大震災の頃の日本の技術でさえも、
このミャンマーのビルの建て方を見ていたら、
ここまで当時の日本の建築技術でさえも、
全然この今のミャンマーの状態よりは進んでいたんじゃないかというふうに思ってみましたね。
ちょっとあまり軽はずみにそういうことを言うべきじゃないのかもしれませんけれど、
とにかくちょっと胸を痛めているという状態です。
新しい建築基準の導入
すいません、ちょっとマイクの上にかぶさってしまっていて、
音がこもっていました。申し訳ございませんでした。
今直したんですいません。聞き取りづらくて。
続けるんですけれども、いよいよ明日から4月になりますよね。
今回このミャンマーの地震の話をした後なんですが、
いよいよ建築というか、いろいろ新築住宅もリフォームも、
ルールが改定されるんです、明日から。
例えば新築住宅の場合は、全ての新築が省エネ基準を満たした家じゃないとダメになるんですよね。
リフォームの方もものすごく厳しくなってですね、
今まで延べ面積が500平米までだったら建築確認が必要なかったんですよ。
2階建ての家って木造で、あとは平屋の家とか、こういったところに建築確認が必要なかったんですが、
今度からかなり狭い家、200平米以下じゃないと建築確認が必要なんですよ。
ほとんどが対象範囲に入っちゃうんですよね。
平屋建ての家でも延べ面積が200平米を超えている場合は、建築確認が必要というふうに、いろんなことが厳しくなっているんですよ。
だから代々的なリフォームをする場合には、
必ず1級建築士とか2級建築士とかで、ちゃんとこういった人の建築確認をして、ちゃんと申請しないといけなくなるんですよね。
これが結構面倒くさくてですね、
だから今後は、今まではこれは入れなくてよかったものが、こういった作業に費用が発生するということですね。
お客様の側から見るとね。
だいたい建築士さんとかにもよるんで、地域とかそういったところにもよるので、一概に言えないんですけれども、
だいたい20万から30万くらいは費用がかかります。
その代わりですね、ちゃんと耐震診断とかができる人が、しっかり家を見てくれて、
ちゃんとこの耐震基準を満たすために、どこを補強しなきゃいけないのかとかね、そういったことをしっかり見て、
ちゃんと図面も作ってくれるんですよね、書類も作ってくれて、それをもとに我々リフォーム会社が工事をするんですよね。
さらにこういった書類をまとめて、この行政に申請出したりとか、提出したりとかって、
そういう一連の作業とかもしなきゃいけなくて、そこは別途でまたお金がかかってきます。
ちなみにこれはマンションは関係がありません。
これはあくまでも1戸建ての家のリフォームの場合の話をしていて、
さらに例えばこういった家の中で手すりをつけるとか、段差があるので段差解消のためにスロープをつけましたとか、
この程度の軽微なリフォームの場合は必要ないんですが、これが大規模なリフォームになると、
大きく間取りを触るとか、屋根を変えるとか、外壁を改修したりとかね、
そういったことになってくるといろいろと確認申請が必要になるということなんですよね。
リフォームにおける確認申請
私も今慌てていろいろ勉強中なんですけれども、いろいろどういうところが改訂されたかというのを見ているんですけれど、
かなり細かいですね。屋根の仕上げ方とかですね、外壁の仕上げ方もね、
これも耐震はもちろんですし、断熱性能も一定の基準を満たさなければいけないので、こういうふうに仕上げてくださいということが全部書かれているんですよ。
これを満たしていないと、この調査に来た建築士から指摘が入るわけですね。
こここうしてくださいと。だからこの辺も手が抜けないということなので、いい言い方をすればすごく安全で、
そのリフォームした後はすごく住みやすい、安全な家になるという一方でですね、こういった工事にすごくお金もかかる。
で、先ほど言った調査費、申請のためのお金も数十万見ておかなければいけないとなるとですね、
皆さんが本当はこだわりたいね、中のね、例えばもうここの床はタイル張りにしたいんだとかね、
お風呂はこの最上級のね、TOTOのユニットバスにしたいんだとか、そういったところにお金をたっぷりかけたいところがですね、
こういった家周りの土台自体にもっともっと予算を見なきゃいけないというね、なかなか大変だなと思って、
本当に厳しくなってきたんですけれど、こういったミャンマーの地震とかを見ると、
日本なんかもいつ何時またどこで大きな災害が起こるかもわからないような国なのでね、
やむを得ないのかなと思ったりして、ちょっと慌てて私もこういったことを頭に叩き込んでいるところなんですよね。
というのもですね、ちょうど今日も現地調査に行ってきたんですけれども、
ついにですね、京都の公民化の仕事が入ってきたんですよ、嬉しいことに。
もうね、難易度が高ければ高いほど嬉しいんでね。
地区、これはね、もう接種もわからないって言ってました、いつ建てられたのか。
建てたのはもちろん有利100年以上を超えた古い町屋なんですけれども、
本当にね、昔のね、昭和の増改築をしてね、汚い、何て言うかな、杉ハギだらけのリフォームで、
中はね、ぐちゃぐちゃなんですよね。なんかもう上から上から張ったり、変に建てましたりね、いろいろしてめちゃくちゃなんですけれど、
これをすっきりさせた上で、この今言ったようなね、新しく改定された木造の大規模リフォームの建築確認にね、
ちゃんと条件を満たすようなリフォームをしなければいけないということで、なかなかにこれ難易度の高い仕事が入ってきたなと思って、
むしゃぶるいしているというところであります。
地震対策と規制の重要性
京都は本当にね、地震は少ないエリアだとはいえね、
実は何年も前に、北海道が安全だっていう説があったんですよ。
例えばね、神戸の震災を体験された神戸のお客様とお話ししていて、この方すごくお金持っておられて、
どこでね、地震が来るかわからないっていうね、阪神大震災の教訓があって、
もうね、九州と東京と、あとね、いろんなところに分散してね、物件持ってらっしゃったんですよね。
で、北海道にもね、物件を買ったところだっておっしゃってたんで、いろんなところ、どこでね、地震が起こっても、
どこかに移住して、そっちでまた安全に暮らせるみたいにして、なんかすごいなと思う。
その間ね、普段いらっしゃらないときの管理とかどうしてるんだろうとか思ったんですけれども、
日本の中で3,4件の物件に分けて、所有されてるっていう人がいたんですけれど、
そんなこと言ってた直後にね、北海道でも地震が何年か前にありましたよね。
だからもうどこも安全じゃないなと思って。
だからね、でも京都、私知ってる限りはそんな大きな地震は、ここ何百年ないふうに起こったことないと思うんでね。
とは言っても、ここはね、警官にもうるさいところなんでね。
建て方も、外観は街並みの警官を損なってはいけないとかね、ありとあらゆる厳しい規制があるんでね、
ここの街をリフォームするっていうのは相当に大変なことだと思うんですけれど、
ちょっと一生懸命今から勉強して、頑張ってこれに臨もうかというところでございます。
ちょっと本当にいろんな嫌なニュースが入ってきますけれども、
こういう大きな災害が起こった時の無力感というか、何もできない一瞬の揺れでここまで甚大な被害が出るという現実にね、
ちょっと打ちのめされたりもするんですけれども、とにかくね、希望を失わずにやっていくしかないんですよね。
はい、というわけでね、今日はこれで終わろうと思います。ごきげんよう。
15:13

コメント